2005.01.08
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カテゴリ: 映画
前回に引き続き、ロスト・イン・トランスレーションの話です。
映画 のことですけどね。


この映画は、CUTなどのカルチャー雑誌でさかんに特集(ソフィアってセレブだし、映画もカワイイ!みたいなやつ)が組まれて、単館上映したために女性客が列をなしたみたいです。

私も、東京を中心に全て日本でロケされたビル・マーレー主演の映画というわけで、気になってたんですが、やっとレンタルできました。(本数少ない!)

いやー、1971年生まれのソフィア監督、まだ2作目だそうですが、なかなか達者です。

アカデミーのオリジナル脚本賞まで取ったのは、親の七光りのような気がしますが、とにかく設定が巧いんですね。

それは、ともに人生を見失いかけた中年男と若い女の淡い恋(うー古典的!)を描く背景として、舞台をトウキョーにしたことです。

かつての名作「旅情」のように、恋心を盛り上げるロマンチックな異国情緒は、もう今の時代じゃ映画にならない。



ガイジンにとっては、言葉も通じず、理解しがたい不思議な風俗に溢れる異質の都市トウキョー

主人公達の孤独や喪失感を描写するのに、うってつけの舞台になっていて、あとはふたりをどう動かすかだけってかんじです。


その辺も、また、ハリウッドの古典的な映画手法(ビル・マーレーによるギャグ・シーン多し!)を中心にしながら、時折、隠し撮りのような街頭ロケを入れて、新鮮味を出しています。

また、誘われて行ったカラオケ・ボックスで、ビルが下手な歌を歌わされるところは、まるで素のような表情が撮影されており、印象に残ります。

大物役者に、そこだけ芝居をさせなかった、これは、彼女の演出手腕だと思います。


それから、主演のスカーレット・ヨハンソンは、童顔(ちょっと顔が歪んでる)なのにグラマラスな女優です。

ふたりの恋を描く部分は、ずっと抑制されていますが、その彼女の肢体を強調するシーンが多いのは、女性監督らしい感性でしょうか?

オープニングが、ベットに横たわる彼女のパンティ姿の大写しされて、その後の展開を、つい期待したりして・・・



えー、最後に、ぱっぴーえんどの「風をあつめて」が流れるのは、ちょっと嬉しい。







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Last updated  2005.01.08 20:29:34
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