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2012年08月03日
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テーマ: 鉄道(27181)
カテゴリ:
知る人ぞ知る方に、お目に掛かる機会をいただきました。
元名古屋機関区機関士の川端新二氏です。

「蒸気機関車EX」で往年の情熱が復活してしまってから、
外形だけでなくメカニズムまでも、しゃぶり尽くすように
隅から隅まで読んでおりますが、メカニズムになってくると
単に情報を吸収するのではなくて、ときには原理も含めて
理解することが求められますので、時おり「難しい」と頭を
抱えながら時間をかけておりました。

そうこうしているうちに、当の雑誌の方は大盛況の様子で

中は時間のスピードに遅れを取って停止寸前、加減弁を引き
たくとも引けず、砂をまきたくとも撒けず、ただ逆転機を
前進フルギアにするばかりで、疑問・質問が5つも6つも
頭の中をグルグル回っているばかりでした。

そんな折りに、彼の雑誌の最新号に東京にお見えになるとの
情報があり、もしかするとお会いできるかもしれないと思っ
て出掛けると、会場で目の前にいらっしゃって夢が叶い
ました。

雑誌に執筆されている原稿は、個性なのかテープ起こしなのか、
とても難しく、国鉄機関区の厳しい労働環境の内容や、である
調で書かれていることもあって、強面な印象を持っていたの

ような鼻垂れ小僧にも敬意を表して下さる、大変素晴らしく
優しいお人柄に惚れてしまいました。

蒸機についてお聞きすると、当時の逸話も含めて十二分にお答え
いただけます。私は蒸気から弁装置、走り装置まで8つもの
質問を抱えて次から次へとお尋ねしたのですが「加減弁を

君が初めてだよ!」とニコニコしながら、1時間ものあいだ
1対1で答えて下さいました。

やはり原稿は原稿、口伝は口伝です。文章では表記に縛られる
ことも、話し言葉なら現場での生きた言葉が出てきます。蒸機が
単独で動くことを「単機」といいますが、現場では「単コロ」と
呼んでいたそうです。

その他、いまや名古屋のリニア鉄道館で保存されているC62 17
のことや、美しい機関車のこと、最も良い機関車のこと等々、
キャブのなかでカマを焚き、加減弁を握った方でしか分からない
お話を伺うことができました。

氏は御年83歳とのことですが、原稿を執筆されたり、NHKの
ラジオに出演されたり、毎月1度の保存蒸機の清掃をされたり、
バリバリの現役機関士のようにお忙しくされています。

記念に、ご著書にサインをいただきました。

ある機関士の回想.jpg

ある機関士の回想3.jpg


ある機関士の回想/川端新二

感謝!






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Last updated  2013年05月22日 11時54分02秒
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