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2013年01月18日
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カテゴリ:
明日公開される山田洋次監督最新作の試写会にお招きを預かり
まして、世間様より一足早く観てまいりました。

東京家族.jpg

一言でいえば「国宝」です。この作品も東京物語も。

あえていえば、日本人の日本人による日本人のための作品、と
でも言えばいいのでしょうか。

作品のサブタイトルになっている「おかしくて、かなしい。
これは、あなたの物語です。」というのは、いみじくもけだし
私や私たちの物語だからです。

当然のことですが、この作品は映画であり、劇場に配給されて

サブタイトルも「山田洋次 監督50周年記念作品」も、東京
物語というモチーフも、小津安二郎監督へのオマージュも、
すべてこの世界の範囲内で語られるでしょう。

しかし、本作はそれらの範囲を超越した存在感をもって、私たち
の前に映し出されます。いえ、むしろ私たちの内面に確かにある
記憶のようなものを描き出しています。

それは、監督がいう「2012年夏の東京」ではありますが、
一方でこれまで時間を積み重ねてきて到達した2012年という
資産的(あるいは負債的)な厚みをもつ2012年なのです。

したがって、この作品を形容するすべての言葉を取り払った後に、
私たちの日常として、あるいは生活として、その機微をひとつ

「侘び・さび」こそが、商業作品の枠を超えた「国宝」と表現
する理由です。

山田監督ご自身は、そこまで言葉にして発しないでしょうけれ
ども、視聴者側からしてそういう作品であると言葉にして表す
ことが求められていると感じました。



感謝!






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Last updated  2013年05月21日 13時14分42秒
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