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2022.01.13
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カテゴリ: 男優
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年末年始にかけて、お笑い芸人にまつわるドラマを観ていたら、これも観たくなってきました。

Netflix限定の配信ドラマ ​『火花』​

言わずと知れた、吉本興業のお笑いコンビ・ピースの又吉さんが書かれた小説が原作となって作られたドラマです。

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Netflixを観るようになってから真っ先に観たのが、イギリスの『セックス・エデュケーション』とコレでした。(『セックス・エデュケーション』については、いつか書く機会があればその時に。とても面白いドラマです。)

小説が発売された当時、お笑い芸人さんの近くで働いていた私にとっては、読まないわけにはいかない作品でしたし、実際に読んで、ホンモノのお笑い芸人だからこそ書けるリアルな描写に、心打たれたことを覚えています。単に、「ピース又吉さんが書いた」という話題性だけでなく、本当に面白い小説でした。

そんな小説がドラマ化されたのだから観ないわけにはいかない!

と思ったのですが、サブスクを始めるのが少々遅かった私・・・・当時はNetflixに加入しておらず、観ることができず・・・号泣

家計と相談して「よし、加入しよう!」となってから、加入をしたわけですが、加入直後にみたドラマがコレでした。

いや~~~。面白かった!泣けた!感動した!!!大笑いぽっ号泣



すみません。随分と前置きが長くなりましたが・・・とにかくこのドラマ、

とてもいいドラマです!

何がいいって、 とってもリアル だからです。売れない若手芸人の苦悩と葛藤が、事細かに描かれています。「若手芸人って売れないときってどんななんですか?」ときかれたら、「あ。『火花』みたいな感じです」と言ってもいいくらい、リアルです。

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そのリアルさを見事に演じていたのが、今回取り上げたい、

林遣都 さん ​​ です。

■​ 林遣都オフィシャルウェブサイト

■​ Wikipedia

これまでにも、お笑い芸人を題材にした映画やドラマ、舞台などあったと思いますが、私が観た中では、林さんの演技は群を抜いてリアルでした。

なんなんでしょう、林さんのあの感じ・・・



なんなんでしょう・・・

揺れ動く微妙な心理描写が、とてもリアルでした。

「かっこいい」だけじゃなく、「かわいい」でもなく、「かっこかわいい」感じの甘めのビジュアルだからこそ、無表情の演技が光るのかもしれませんし、俳優や芸人さんは体格の大きい人が多いのですが、大きすぎず、ゴツくもなく、ちょっと細身な感じで、リュックを背負って衣裳が入ったガーメントケースを持ってる姿もまたリアルで・・・(若手芸人は、本当にそんな恰好で街を歩いています。明らかに会社員じゃないのにガーメントケースを持っていたら、たいてい芸人と思ってい大丈夫です

とにかく どんぴしゃの配役 でしたね!

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漫才のシーン についても触れておかなければなりません。

これは、芸人さんを題材にした作品では、俳優のみなさん苦労されるところだと思うのですが、林さんはこれもまた「ちょうどよく」ピッタリでした。

「え。なんか変なこと言ってます?」みたいな、何事もなかったかのような顔をしてボケるシュールな笑い。

林さんがやるからシュールに見える、というのがあったように思います。

そしてまた、相方・山下を演じた吉本興業のお笑いコンビ・ 井下好井(いのしたよしい) ​好井まさお​​​​ さんが素晴らしかった!!

元々の芸風もあられるとは思いますが、あまり感情むき出しにしないちょっとシュールな徳永(林遣都)のボケに、​けっこう熱めのテンションで突っ込むのが、とてもバランスよかったと思います。

好井さんの配役もどんぴしゃだった と思います。

実際、お笑い好きの方には認知されていて「売れてない」わけではないですが、全国区で「売れてる」とは決して言えない井下好井さんですが(ごめんなさい)、プロの漫才師をしていて、現在までにたくさん苦労もされてきたでしょうし、そのことがそのまま『火花』の山下の演技に反映されているような気がしました。悔しい気持ち、「売れたい」という気持ちが乗算しての素晴らしいツッコミでしたし、徳永のボケがとても活きていたと思います。

好井さんの声が、これまたいい

張りのある、ちょっと低めの、ハスキーというほどではないけどほんのちょっとだけしゃがれたというか鼻にかかったというか、でも活き活きとしたトーンの声。私には大好きな感じの声それもまた徳永とのコントラストを引き立たせていました。

漫才のシーンをけん引していたのは、間違いなく好井さん やと思います。

これが、俳優同士で漫才師を演じていたら、さっぶいことになっていたと思います・・・
(実際に、さっぶいの観たことある・・・)

そして、最終的には徳永と山下は漫才を辞めることになってしまうのですが、これがまたリアルで・・・

実際に、辞めていく芸人を何度か観たことがあるので、現実と重なって涙が止まらなくて号泣

さきほど、漫才のシーンは好井さんがけん引したと書きましたが、徳永と山下の関係性は、リアルに近づけていくために、ドラマの撮影当初からきっと林さんと好井さんでコミュニケーションをとったり、そのまた逆であえてとらずに険悪なムードを作ってみたり、お二人で築きあげられたのではないでしょうか(と勝手に想像)。


こうなってくると、 波岡一喜 さんについても語りたいところなのですが・・・止まらなくなるのでこれくらいにしておきます。波岡さんの出演作はいっぱい観ているので、また他で触れたいと思います。

あと、 とろサーモン・村田 さんにも触れたいですが・・・村田さん、かっこいいですよねぇ”芸歴だけ重ねた売れてない芸人感”の芝居も素敵ですし・・・これもまたキリがなくなるので、今回はやめときます

まだ観てない、っていう方は少ないかもしれませんが、もしいましたら俳優陣の演技に注目して、ぜひ観てみてください!一度観た人も、もう一度、いや、一度と言わず何度でも観てください。何度見ても泣けますし、色んな角度からみると、また面白いです。

あ。小説を読んでない方は、そちらもぜひ

■​ 『火花』Netflix公式サイト​





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最終更新日  2022.05.07 21:51:52
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