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2004年12月11日
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カテゴリ: 美術館・博物館
上野都美術館で12月19日まで。なんと言っても、彫刻の人ミケランジェロの小品「磔刑のキリスト」が素晴らしい。十字架からはずされ、木製で彩色されたキリストは裸体。ミケランジェロらしい。十字架上の姿をどう描くか、彫るかはきっと難しいテーマであったと思う。今に残る作品でも、なかなか納得するものに出会うことは少ない。この作品はみな注目し、みながイメージするキリストに沿っているように思える。

映画「ジョバンニ」で木製の大きな十字架を人々が暖をとるために燃やして、木に吊るされてしまう場面があった。人々は貧しい者のために生きたキリストだから、貧しい者が寒くてたまらないので、許してくださると思っていた。あのキリストは荒削りの中世っぽい怖いお顔をしていた。

キリスト教が権力だった時代の、今からみれば??な9コマの絵「アントニオ・ディ・ジュゼッペ・リナルデスキの物語」も印象に残る。賭けに負け、悪魔にそそのかされて聖マリアの受胎告知の絵に馬糞を投げ、投獄、死刑になってしまう男のお話。当時実際に起きた出来事だったとか。魂を天使と悪魔が奪い合っている絵で終わっている。

そのような時代を経て、現代があり、ミケランジェロのキリストはその姿が心に沁み、キリストのエッセンスのみ伝わってくる。

青い背景に白い聖母子の浮き彫りも、人々を慰める。

織物や金工ももっとじっくり見たかった。メディチ家の富がフィレンツェを華やかに育てた。育ったセンスは失われないと思う。富や権力が去っても。





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最終更新日  2004年12月13日 12時02分45秒
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