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白昼夢.

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2004年06月20日
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この春から 彼の娘は電車通学を始めている。


「君ですら嫌なのに それが娘だったらなおさらだよ。」
「ふーん。心配なわけだ。」
「あたりまえだよ。どれだけ大事だと・・・・。」

そこで彼は ようやく気付いたらしい。
はっきり位置付けられたその順番に 
あたしが思いっきり不服な様子だということを。

「いや 君だったらまだまし とか言ってるんじゃないよ。」





わかってる。
もしも彼が 父親らしからぬ手前勝手な幼い男だったとしたら
あたしは彼を好きにはならないだろう。

わかってる。
あたしの中でも 彼は常に一番ではない。

守るべきものがいるということは そういうことだ。



それでもあたしは ときどき 物分りのいい顔を捨てたくなる。

嬉々として 父の日の贈り物をひっぱり出してみせつけるコイビトよ。
あたしは そんなに出来た女ではないのだよ。











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最終更新日  2004年06月22日 00時32分47秒


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