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まっさらで不似合いなほど透明な傘をさすシシリア風黒いスーツの男たち
January 31, 2006
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新しく楽器を始める時から拡がる見渡す限りの緑の大地離れられない日常にオーバーラップして見えてくる総天然色の夢の世界緩やかな丘陵地に続くワインディングロード遙かかなたの白い峰へあの峰に挑むことはたぶん無いけどいつも楽器をたずさえて裾野を歩き回る楽しみ
January 31, 2006
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少し暖かい日が続くと寒さが懐かしいこのまま春になっては嫌だもっと寒くてもっとつらくてもっと寂しい冬をまだ体験していない沈丁花の蕾を見つけたもう春が来てしまう雪も解ける人々も笑い出すみんなが私と同じ厳しい顔で過ごした季節が終わってしまう
January 27, 2006
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まだ解け残る 雪は 一番南はし 太陽に一番近い 塀の内側
January 23, 2006
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一番新しいポスターを 一枚剥がすと ことごとく剥けて 光沢のない トタン板 貼り重ねた広告は 同じ箇所ばかり 剥け残り 大看板の 大きなかさぶた
January 23, 2006
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こんなに綺麗な模様が出来たよ遠い空から見せに来てあっという間に融けて逝く子私が見る子は必ず消える手のひらの上でガラスの窓で道端で誰にも見られず雪原に積もっている子はまだ六角形のレース模様
January 21, 2006
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January 19, 2006
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冷たい土のぬくもりが指先から浸みてガーデニングは私の癒し私が世話をしなければ枯れる子がいるへこんだ私を立ち直らせるどうしても仕事をする気がおきない時も花を植え替え稼ぎにしちゃえ
January 17, 2006
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私は今光っているのだろうか先行く人の後ろ姿が少し明るい私は今笑っているのだろうか向かい合う人の笑い顔に映されているか私は今燃えているだろうか周りの人は私より暖かい
January 14, 2006
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この雪さえなければと怒りをたたきつけてもスコップの形にへこむだけ悲しみを全身で刻む新雪に私の形でさらに積もる新雪にいくつもいくつも拳をうずめる雪をむちゃくちゃ踏みつけた晴天に唾する行為と止められた春になれば軒先の3mの上空を見上げて家族で祈るだろう大雪に埋もれて死んだその前から既に彼は空にいた
January 12, 2006
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頭の中を這い回る したたかな虫がいて 神経回路の繋がりを 食い千切っていくのです 嫌いな事から都合よく
January 7, 2006
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生まれて初めて読みました レストランの待ち席で 涙が出て 困りました 子育てで 親が成長させてもらえる なんていう発言を 差別のように 聞いていた 皆が 絵本を読んでる間 私は 何を してたのだろう
January 7, 2006
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寝る前には珈琲です 覚醒作用より今までの リラックス経験で ゆったりと眠りに 入って行けるのです 体への 警鐘のはずの 苦味が好きです コーヒーもビールもゴーヤーも 経験を積めば積むほど
January 7, 2006
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January 4, 2006
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あの白い 光は嫌いだ 私たちの系の 太陽に 少しも似ていない あれは 天狼の星の色 安置室の蛍光灯 新しい車の連れて来る 偽物の昼 暖かそうな 看板の 内側で光る 白い 骨
January 4, 2006
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人の決めた 区切りを越えて まだ秋を 歌い続ける 銀杏の黄葉
January 3, 2006
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消息を 聞いても忘れて いつまでも 私の中で生きている 近所の人や同級生
January 2, 2006
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いつまでも 私だけが成長しない 林の下草のように 狭くなった空を見ている 親戚一同に混じって
January 1, 2006
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