○田さんからダンボール1箱が届けられた。春に販売をお願いしたものが、返品されたのである。○田さんとは面識がなかったが、紹介する人がいて、展示会をするのでということで、作品を預けていたのである。
『サマー製品』ということで夏物であった。編物教室をやっているとサンプルも必要で作品が貯まるのである。○田さんに送るとき自分の物だけにしておけばいいのに、Kさんも困っていたので声をかけてしまった。
ダンボールを開けて検品する。Kさんから預かったものは全部返品されていた。何ヶ月も借りていて一枚も売れていなくて、さてどうしよう
良かれと思ってしたのだが、○田さんから中間報告もなくて、Kさんも気にかけていたと思う。親切心が仇となってしまった。
Kさんの作品が売れて、自分の作品は売れなくてもよかったのに…
Kさんの作品はそっくり戻って来た。作品の山を眺めながらちょっと憂鬱である。
彼女の作品に一枚だけ好みのセーターがあるので、私が買うことにしようと思っている。、そして事実をありのままに説明して謝ろうと心に決めたが、お世話することの難しさをつくづく感じた。
売れるか売れないか分からないのよと言ってはいたのだが、一枚も売れなかったと言うことは彼女もショックだろう。
お詫びの手紙を入れて早々に送り返さねばとおもっているが、気が重い。蒔いた種は自分で刈るしか仕方ないのだが![]()
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