有本さん夫婦のことが報道されるたびに、僕が、いつも思うのは、元社会党委員長・土井たか子氏の「仕打ち」だ。
有本さん夫婦が、藁をもすがる気持ちで、当時、唯一の窓口のあった日本社会党(国交が無いので、自民党には、パイプが無かった)・・・・・その委員長に会いに行ったとき、土井さんは、「拉致などあり得ない」「拉致して北朝鮮が得るものは何もない」とけんもほろろに対応。しかも、その個人情報を、(自身が信頼する)朝鮮総連に、なんと通報してしまったのだ。
国民を守る立場の政治家が、朝鮮総連を信頼しているからと言って、個人情報をいとも簡単に流してしまったことにより、拉致された有本恵子さんが、北朝鮮で、どんな仕打ちを受けたか・・・不安が一気に広がった。
何と愚かな・・・と、今だから言えるが、当時の社会主義は、厚い(鉄のカーテン)で、情報が閉ざされていた。
限られた(社会主義にとって都合の良い)情報ばかりが伝えられて・・・その中で「判断」を迫られたものだ。それで、我々は、大きな過ちを繰り返した。(社会主義は、こうであってほしい!こうであるべきだ!)という「願望」のもと、彼らを好意的に善意で解釈してきたのだ。向坂逸郎や志賀義雄たちのように。
当時、朝鮮労働党と対立して(交流)の無かった日本共産党とは違って、(人の好い!)日本社会党は、北朝鮮の言うがまま!! うまく北朝鮮の(手玉に取られた)のだ。結果として、取り返しのつかない(大失態)をすることになる。
亡くなる寸前まで、土井元委員長は、悔しくて、たまらない気持ちであったろう・・・と僕は勝手に想像するのだが・・・
ぼくが、皆さんに情報提供する理由の一つが、本来知りえるはずの情報が、意図的に隠されたりして、間違った判断に至る危険性を少しでも除去出来たら・・・という思いもある。
しかし、それでも、自分から「(情報を)送らないでください」と拒否する数人の愚かな新社会党員がいた。いまだに、貴重な情報を、自分から遮断する結果、北朝鮮の言いなりで、自らの機関紙で、「北朝鮮人民は楽しく暮らしている」と持ち上げたり、「あれは、ミサイルではなく人工衛星だ」と強弁して北を弁護するなど、道化と成り果てているのだ。
歴史は繰り返されるというが、歴史から学べない人たちは、何度でも同じ過ちを繰り返すことだろう。
やはり、「人類の未来は、「限りなく暗いと思える。
皆さんは、どう思われるか? (はんぺん)
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「もっと早く日本が国として動いていたら」有本さん両親、北朝鮮拉致謝罪から15年
2017-9-17
神戸新聞
北朝鮮政府が日本人拉致を公式に認めて謝罪し、国交正常化への努力が盛り込まれた日朝平壌宣言から17日で15年。帰国した被害者は5人にとどまる一方、北朝鮮は核、ミサイル実験など、度重なる挑発行為を続ける。娘の帰りを待ち続ける年老いた両親。拉致問題やヘイトスピーチ(憎悪表現)が影を落とす在日コリアン社会。国際情勢に翻弄(ほんろう)されてきた人たちが暮らす兵庫県内にも、かつてなく緊迫した北朝鮮問題が重くのしかかっている。
「ちゃんと北で食べているのか、いつも気がかり」
神戸出身の拉致被害者、有本恵子さん=失踪当時(23)=の母嘉代子さん(91)は、娘の体を案じ続けている。
1983年にヨーロッパで失踪した恵子さん。5年後、北朝鮮にいるとの情報が寄せられ、嘉代子さんと明弘さん(89)夫妻は、何度も外務省に掛け合った。
「職員とはロビーで立ち話しかできなかった。『どうしようもないです』。そう繰り返された」
転機は2002年。小泉純一郎首相が訪朝し、北朝鮮が拉致を認めて謝罪。日朝平壌宣言で、国交正常化の早期実現の努力、核・ミサイル問題とともに拉致解決の必要性に言及した。
「やっと北が認めた」。だが、解決の糸口はすぐに見えなくなった。北朝鮮は、恵子さんについて「ガス事故で死亡」と主張した。
「日本政府が北朝鮮の言い分を認めてきた以上、本当に死んだと思った」と明弘さん。政府に「見せしめのために殺されたんや」とくってかかった。後に、北朝鮮が示した死亡の証拠に信ぴょう性がないことが判明し、明弘さんは「昔からそんな国。今でも何も変わっていない」と憤る。
北朝鮮では11年に金正日総書記が死去し、金正恩体制に代替わりした。明弘さんは「正恩は、若いころに(海外留学経験があり)外の空気を吸ったはずだが、北朝鮮に戻ると、親譲りの恐怖政治を受け継いだ」と指摘する。
強硬姿勢を貫く北朝鮮。嘉代子さんは「(15年前まで)日本政府が全く拉致問題を取り上げなかったから、北朝鮮にしてみれば、日本人を何人拉致しても日本は何も言ってこない、と足元を見ていた」と話す。
「解決しないまま時間だけが過ぎたために、北朝鮮が核やミサイルを開発し、日本だけで拉致を解決できなくなった。もっと早く日本が国として動いてくれていたら」。嘉代子さんはそう悔やみ、国際情勢に振り回される日々にいらだちを募らせる。
明弘さんも嘉代子さんも高齢で健康に不安を抱く。
「今日、明日、生きていられるか分からない。私たちが生きているうちに、恵子に会いたい」(段 貴則)
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