Inkyoのたわごと

終了目前にして、なぜ？　と思う記事がニューヨーク・タイムズに・・・

開幕前に、祈祷師を頼んで『雪乞い』を依頼したのはご紹介済ですが

温暖なソチで、山の雪を維持するには塩はマストアイテムなのですが、

「アルペンスキー用に塩は、19トン発注しとけ」という専門家の助言を

五輪主催者が無視したため、先週後半には雪のコンディションが悪く

とても競技が行えない危機に陥ってしまいました・・・

4ヶ月前に塩を大量にストックするよう助言したのは、、、

世界的権威ハンス・ピエーレン氏。開催が危ぶまれた競技はいずれも、

ぐさぐさに溶けた雪、ある程度表面が固まってないといけない種目。

塩を撒けば雪の一番上が溶けて固まるので、アルペンスキー競技に

ちょうど良くなるんだそうですが、この肝心要の塩が...ない・・・

スイスの創業160年の塩会社「Schweizer Rheinsalinen」の

営業マンに電話したら、ちょうど倉庫に「24トン」分の塩があるという

「それ今晩のうちにソチに送れるなら全部3500ドルで買ったる！」

と掛け合ってOKをもらい、国際スキー連盟がブルガリアの首都ソフィア

からチューリッヒに飛行機回して塩拾ってソチに空輸した、と・・・

荒業にも程があります・・・　一事が万事、このようで・・・

工事がまだ終わってない宿舎の話題、、、

野良犬を救うミッション（五輪で大量処分されたと不憫に思った選手が

犬を拾って帰っている。ソチという名前をつけたりするようだと・・・

成犬になると捨てる習慣に加え、工事の出稼ぎの人が番犬として

連れてきて捨てて帰ったのも爆発的に増えた要因）

などモラルを問うような波乱づくみのソチ・・・

次の平昌冬季五輪に、フィードバックできることがあるのか・・・

閉会式まで２日。。。終わればいいという問題ではない