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2007年06月16日
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カテゴリ: バブとの思い出
とても悲しいお知らせなんですが…


一昨日の夜は元気に動いていました
昨日はいつもの時間に動いていなかったのですが今日が検診でエコーが見れるしバブが寝ているんだろうと思っていました
今朝も胎動を感じませんでしたがまさか6ケ月の後半で…しかもこの前まで元気に動いていたので…

今日からしばらく入院です
お友達にはこんな形でお知らせするのは心苦しいのですがブログ見てくれた人には今の状況が伝わるかと思って入院先から更新しました
元気になったら連絡しますから心配しないでね
今は気持ちの整理をしたいと思います



ここあちゃんへ
旅行までには元気になっていると思います
また連絡するね



ここからはバブの検診を受けてからのことを綴って行こうと思います
今は自分の気持ちの整理だけで精一杯だし、書くことによって気持ちを閉じ込めておかないで前向きに進んでいけるように。。


この日は旦那しゃんの大学時代のお友達の結婚式でした
会場が電車で20分くらいのところなので、午前中はバブの検診予約を入れていました

旦那しゃんは二次会の司会を頼まれているので、朝からはりきって練習をしていました
私はある程度小奇麗な格好で検診へ行くことにして後は会場で身支度をすることにし、旦那しゃんに荷物を託して病院へでかけました

尿検査を済ませ、待合室で順番を待っていました
産婦人科はいつも予約時間通りに診察してもらえないので、今日はそんなに遅れないようにしてもらいたいなーと思いながら順番を待っていました


尿検査の結果は問題ないようでした
エコーでお腹を見てもらうためにベットへ
1ヶ月ぶりに見るバブのエコー
元気な姿をママに見せてね♪

まずは頭のようなものが映りました

奥しゃん「先生、これは頭ですか?」
先生「そうですよー」

そして先生はよく分からない映像を食い入るように眺め何枚か写真を撮影していました
奥しゃん「それはどこの部分なんですか?よく分からない映像ですね」
先生「。。。そうですね」
先生「すみません。ちょっとこのままお待ちいただけますか?」
先生は私の「わかりました」という返事を聞くか聞かないかのうちにバタバタと診察室を出て行きました

不安がよぎりました
もしかして先天性の奇形がみつかったのかしら?
うまく育っていなかったのかな?
なにか治療が必要になってくるのかな・
。。。。まさか。。。死んじゃって。。。ないよね。。。

悪いことは最後まで考えてしまうものです
でももう7ヶ月になるし、安定期だし。。。
昨日は動いていたか確認できてないけど、一昨日は元気に動いていたし。。。

10分くらいしてから先生が帰ってきました
先生「お待たせしてごめんなさい」
奥しゃん「はい。。。??」
先生「今お待たせしてしまっていたのは。。。先ほどのエコーで心拍が停止していることを確認いたしました。他の先生方にもご意見を聞きに言っていたので、こんなにお待たせしてしまいました」
奥しゃん「。。。どういう意味ですか?」
先生「。。。。よしどりさん、赤ちゃんの心拍が停止しています」
奥しゃん「え?だって一昨日の夜はすごく元気に動いていましたよ?昨日は確認はできなかったけど、赤ちゃんが寝ているだけかなって夫と話をしていたんですけど。。。」
先生「一昨日までは動いてらっしゃったんですね。。。昨日は確認できていないと。。。そうですか。。。残念です」

なんだ?
なんだこれは?
悪い夢を見ているのかな?
先生の言っている意味が、飲み込めない
心拍停止って。。。何?
どういう意味???
バブ、、、死んじゃったってこと?
どうして?どうして?
出血もお腹の痛みもなかったのに
なんで?なんで?なんでーー?
理解しようとしても理解することができなかった

先生「別室を用意いたしましょうか?どうしますか?」
奥しゃん「。。。あの。。。ちょっとまだ理解できないので夫を呼んでエコーを見てもらってもいいですか?」
私は別室への連れて行かれました
待合室の前を通るのだが、お腹の大きい妊婦さんが何人か診察待ちをしていました

この人たちのためにもここで泣くわけにはいかない

私は別室入り、旦那しゃんに電話をしました
旦那しゃんのいつもの優しい声に気持ちが解けたのか
バブのことを話さなければならないのに、うぁんうぁん泣いてしまいました
「バブが。。。バブが。。。死んじゃった。死んじゃってるんだって」

家から近いしもしものことがあったら安心だからということでこの総合病院で出産しようと思っていました
ただ「もしものこと」は出産時に何かあったらのつもりでした
まさか妊娠7ヶ月で「もしものこと」があるなんて。。。

旦那しゃんはすぐに来てくれました
私は血液検査をして、他の方の検診がすべて終わるのを別室で旦那しゃんと待ちました
楽しみにしていた結婚式は大変申し訳なかったのですが、2人ともキャンセル
おめでたい日なので理由は後日伝えるということにしてもらいました
2時間くらい待ったでしょうか?
私は旦那しゃんに甘えて泣いてばかりいましたが、旦那しゃんは泣かずにずっと私を撫でてくれていました

先生から呼ばれ診察室へ行き、旦那しゃんにエコーを見てもらいました
もしかして。。。動き出していないかな。。。
そんな淡い期待は叶えられず、さっきみた「よく分からない映像」が映し出されました
先生「これは心臓の部分のエコーです。心拍が確認できませんでした」

これからの治療方法の話になりました
診断は「子宮内胎児死亡24週3日」
胎児が死亡しているためへその緒を通して「死胎児症候群」の危険性があるため早急に分娩する必要があるということでした
「死胎児症候群」
初めて聞いた言葉でした。そのときはボーっとしていてよく話を覚えていなかったのですが診療説明書を改めて読むと
「死亡した胎児組織が母体内に流入し凝固系異常を引き起こし様々な合併症を引き起こす」
と書いてありました。

処置としては簡単に書くと子宮を広げてから陣痛促進剤で陣痛を起こし自然分娩で胎児を出産するということでした
安定期での胎児死亡なので子宮が広がるのに時間がかかりそうなこと、処置によっては感染症や子宮破裂、子宮内感染症、頸管損傷(他にもたくさんかいてあったけど省略)などの可能性があることも説明されました

健康優良児だった私は始めての入院だし、なんだか怖いことになりそうな可能性もあることを聞いて少し不安になりましたが、それよりもバブがなぜ死んでしまったのか。。。ということで頭がいっぱいでした
旦那しゃんが手続き等を進めてくれ、即入院でしたが家が近いこともあり一度家に帰って自分で入院準備をすることの許可をもらいました

一番の理由は着替えたかったことです
結婚式にいくつもりだったので、小奇麗な格好をしていました
そんな幸せいっぱいの格好なのに、人生のどん底に落とされているのです
旦那しゃんがいてくれたから、なんとか正気を保っていただけなのです

家で入院準備をして旦那しゃんと一緒に玄関をでました
大事に大事にしてきたバブを今からお腹から出しにいくなんて。。。
お腹から早く出さないと自分が合併症を起こすなんて。。。
お腹をかかえて泣きました
どうして?どうして?
旦那しゃんに支えられながら病院に向かいました

パジャマに着替えてしばらくするとすぐ処置室へ呼ばれました
子宮を開く処置のはじまりでした

子宮に水で膨らむ風船を入れてすこしずつ子宮の入り口を開かせるそうです
出産までの目標は5cm
私は24週でしたので、出産間近の妊婦さんの半分くらいの大きさでいいようです
機械を入れるとき痛みを伴いました
痛いので自然と強張り力が入ってしまい余計に痛さがでてしまいました
リラックスするように何度も先生に言われました

なんとか処置が終わり、病室にもどりました
大部屋だと他の妊婦さんと一緒で辛いだろうから個室の方がいいのでは?と進められいろいろ融通も聞くようだし個室にしました
旦那しゃんの泊まりの付き添いをどうするかと聞かれたが、旦那しゃんは家も近いし帰るということでした
旦那しゃんはリリース(仕事の山場のようなものです)が近いので、平日はお見舞いに来れないということでした
寂しいけど仕方ないのかな。。。
奥しゃん「朝だけでも顔を出してから会社に行けないの?」
このお願いは聞いてもらえました

夕方になり、義母がお見舞いにきてくれました
土曜日なんだし泊まっていきなさいと旦那しゃんに話をしてくれました
旦那しゃんは一晩泊まってくれることになりました
正直、安心しました
今日、一人にされたら潰れそうだったから。

看護婦さんに宿泊に変更することを伝えました
簡易ベットは明らかに旦那しゃんの身長では小さいものでした
。。。これじゃ足首から先がベットからでるだろうな。。。
自分の荷物を持ってきた旦那しゃんがベットを広げると案の定、足首から先がベットから出ていました(笑)

夜、寝る前に助産師さんが睡眠薬を持ってきてくれました
「眠れないようだったら飲んでね」
そして少し話をしてくれました
ときどき私のように安定期に入ってから赤ちゃんが突然亡くなってしまう人がいること
原因はへその緒がねじれていたり損傷していたりする理由が多く、その他の理由は不明であることが多いこと
ママの責任ではないこと
ママが自分を責めてはいけないこと
旦那さまが支えになってあげて欲しいということ

助産師さんが旦那しゃんに「ずっと宿泊してもらえるんですか?」と聞きました
旦那しゃん「一応今夜だけは宿泊しようと思って。。平日は無理だと思います」
助産師さん「お仕事いそがしければ、個室だし面会時間内に帰ってこなくても、夜中でも一言教えてくれれば、大丈夫だから。融通は利くから。奥さんの側にいてあげて。こういうときは夫婦で乗り越えないと。一人ぼっちにさせては駄目よ。特に夜は一人で乗り越えるのはキツイから。お願いだから、できることならここから会社に通って欲しい」

助産師さんの熱心な説得に私自身も驚きました
旦那しゃんの仕事がとっても忙しい時期なのは理解していたし、朝だけでも来てくれるというので、その朝を楽しみに入院生活を乗り切ろうと気張っていた自分
助産師さんの言葉で自分自身も目が覚めました
「私、一人では乗り切れない」
助産師さんと一緒にずっとお泊りしてくれるよう旦那しゃんにお願いしました
旦那しゃんは少し考えてから「夜中になってもいいのなら」とOKしてくれました
徹夜になるかもしれないのは理解していたので、帰ってこようとしている旦那しゃんに感謝しました

こうしてよしどり家の入院生活がはじまりました









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最終更新日  2007年06月22日 22時07分55秒
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