歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2008.12.24
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テーマ: 短歌(1696)
カテゴリ: 短歌





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昨夜見た映画「地球の静止する日」は1951年のリメークもの。前作は知らないが、本当に伝えるべきことが描き切れておらず、消化不良で観ていて納得できない部分が多かった。
観客が原作や前作を知っているものとして制作したのか、肝心のところがあまり具体的に描かれていないため、胸の奥にずんと来るような感動がない。
特に、尻切れトンボのラストシーンが頂けない。原題は「主人への告別」で、ここが一番重要なんだけど・・・・

CGの画面は確かに良くできてはいるが、その映像に全エネルギーを使い果たしてしまった感じ。
優れたシナリオ作家がいない最近のハリウッド映画は、押し並べて”映像は凄いが中身が薄い”ものが多い。以前にもそんな事を書いた覚えがあるが、CGにあまりにも製作費と時間を費やし過ぎているため、どうしてもそれらのシーンが映画の中心となって、描くべき人間がちゃんと描かれずに済んでしまっている。

そんな風だからどんどん観客が離れていくのは必定の事。封切り間もないと言うのにガラガラだった。いくらTVで宣伝しても観客はすでに見限っているんだね。
世の中(特にアメリカ)が恐慌となり、バブリーな映画なんてもう作れなくなるでしょう。
本当の人類愛と人間の在り方を問うような作品が、生まれてくる土壌が整っていくことを期待するしかない。
シナリオ作家の優秀な人材が育つには、もう少し時間がかかるのでしょう。CGという便利な道具を脇において本当の映画作りが出来る日がくるのをじっと待つか。
もう当分ハリウッドCG映画は観ないだろうね。





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最終更新日  2008.12.24 17:09:55
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