BRICs(ブリックス)に代表されるこの国は今、上昇中の経済発展の中で電力需要が大幅に伸びている。ここだけで全国の1割をまかなうというもので、2015年に一部が稼働し始めるという。
アマゾンの熱帯雨林は地球の肺であり、野生生物の宝庫でもある。植物は4万種におよび動物は427種の哺乳類、1300種の鳥類、378種の爬虫類、400種以上の両生類、3000種の魚類が発見されていて、今でも新種が次々発見されている。
森林は酸素の供給地であるという考えは間違っているという。実際にはアマゾンの熱帯雨林は極相状態にあり、酸素や二酸化炭素の消費と放出が均衡しているため、大気成分に影響を与えないということらしい。
問題は二酸化炭素の方で、1000億トンという膨大な二酸化炭素を蓄えているという。
森林伐採で、約400万平方キロあった森林の内2011年までの間に約19%の76万平方キロが失われているという。日本の面積の2倍の広さにあたる。
世界有数の食糧生産国となったブラジルは大豆の生産がアメリカを抜いてトップになり、1990年に2700万頭だったアマゾンの肉牛は、’03年に6400万頭に増えている。
2010年2月3日、イギリスリーズ大学、シェフィールド大学、ブラジル・アマゾン環境研究所は、共同研究を通じて、ブラジル一帯に及んだ干ばつがアマゾン一帯の熱帯雨林を二酸化炭素排出源に変えている可能性に言及した。
これは 2005年 に発生した100年に一度とされた干ばつの結果190万平方キロの森林がダメージを受け、膨大な量の枯死木が二酸化炭素の吸収量を相殺してしまう量を排出するという内容である。
干ばつは 2010年 にも2005年を上回る規模で発生しており、今後の気候変動により干ばつが増加すれば更なる影響が生じることを示唆しているという。
今、アマゾンは炭素を蓄える側から排出する側に変わる「過渡期」なさしかかっているという。
また、アマゾン地域を潤す雨雲は、水量にして毎秒3200立方メートルもあり、「空飛ぶ川」とも呼ばれる。アマゾンの森林からは、海面から蒸発する水分の1.5倍もの水蒸気が立ち上っている。これが上昇気流を生み、地上の気圧を下げて、大西洋からの風を新たに呼び込む。巨大な森の存在が、1年を通して風を呼び、雲を生んでいる。
今のままのペースで森林伐採が続けば、アマゾンの雨量は12~21%減ると予測されている。
この大規模な異常気象は地球全体に影響を与え、各地に異常気象を招き、干ばつや集中豪雨をもたらす原因にもなるという。一方で砂漠化が進み一方で異常降水の被害をもたらす。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」と
タイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
PR
カレンダー
キーワードサーチ
サイド自由欄
フリーページ
コメント新着