♪ いとけなき躯(むくろ)はいささ動かざり夢を枕の愛(は)しき肉球
こんな可愛いペットが毎日食べている餌(ペットフード)が、発ガン性が問われているものや抗生物質の含まれた肉や4D(Dead(死んだ),Dying(死にかけ),Disabled(不具),Desease(病気))といわれる動物の肉、添加物だらけの安価な安い食品によって作られたものなど、これまでに多くのペットが病気などで悲惨な眼にあって来ました。
余りに酷いということで最近漸く規制強化が図られ、以前の様なひどい状況ではなくなりつつあるようです。
ペットフード について。
現在国内では、ドッグフードで1800種類以上、キャットフードは1300種類以上が販売されているらしい。
2009年(平成21年)6月 「愛がん動物( 犬・猫 )用飼料の安全性の確保に関する法律(ペットフード安全法)」 が施行 されています。これにより、ペットの健康に悪影響を及ぼすペットフードの製造、輸入又は販売は禁止されています。
消費者に対して適切かつ十分な情報を提供するために製造業者名や賞味期限などの表示が義務付けられます。
また、国は国内に流通するペットフードを監視し、問題が起きた時はその廃棄、回収を事業者に対して命令することができます。罰則規定も有ります。
下記のような化学物質の明確な基準が設けられました。
★Ethoxyquin: エトキシキン
EQなどとも書かれます。肝臓ガン,胃潰瘍、膀胱ガンなどを引き起こすことが報告されています。ゴムの安定剤、除草剤として開発され、現在では殺虫剤、除草剤、防カビ剤などに使用されています。枯れ葉剤の成分として知られる。使用禁止への指定が問われていますが、規制には至っていません。
米国でのペットフードへの使用規制は75ppmまで、人では5ppmまでです。日本では人の食品への使用は一切認められていません。家畜用飼料としてはエトキシキン+BHA+BHT<150ppmまで認可(ペットフードにも摘要)。
★ BHA :ブチルヒドロキシアニソール
ペットフードによく使用される合成保存料です。BHAの摂取により胃ガン、膀胱ガンや胃の扁平上皮細胞に悪性腫瘍を引き起こすことが報告されており、このタイプの腫瘍は進行が早く致死率も高いとされています。その他、催奇形性もあることが知られています。
ヨーロッパでは、BHAの使用は禁止されています。日本では油脂(特にパーム油)、バター、魚介乾製品、魚介塩蔵品、乾燥裏ごしいも、魚介冷凍品、鯨肉冷凍品など、人間の食品に使用されています。
★ BHT :ブチルヒドロキシトルエン
代表的な合成保存料のひとつです。BHT摂取により膀胱ガンを引き起こすことが報告されている他、肝臓・腎臓の機能障害なども起こり得ます。発ガンプロモーターとして、甲状腺ガンとの関連性も考えられています。人の食品では油脂、バター、魚介乾製品、魚介塩蔵品、乾燥裏ごしいも、魚介冷凍品、鯨肉冷凍品、チューインガムなどに使用されています。食品での規制濃度はBHAと合わせて合計200ppmまでです。
★ プロピレングリコール
半生タイプのフードの保存料として使用されているが、赤血球破壊などの害や、肝臓、腎臓への障害が報告されています。しかし、人間の食品には使われている。
■製造の方法の基準
(1)有害な物質を含み、若しくは病原微生物により汚染され、又はこれらの疑いがある原材料を用いてはならない。
(2)販売用ペットフードを加熱し、又は乾燥するにあっては、微生物を除去するのに十分な効力を有する方法で行うこと。
(3)プロピレングリコールは、猫用の販売用ペットフードには用いてはならない。
■表示の基準
販売用ペットフードには次に掲げる事項を表示しなければならない。
(1)販売用ペットフードの名称(犬用又は猫用)
(2)原材料名(原則的に添加物を含む全ての原材料を表示)
(3)賞味期限
(4)事業者の氏名又は名称及び住所
(5)原産国名(最終加工工程を完了した国)
■経過措置
成分規格及び製造の方法の基準 については 平成21年12月1日以前 、 表示の基準 については 平成22年12月1日以前に製造された販売用ペットフードには、適用されない 。
これによって以前の様に、人で発ガン性が問われているものや抗生物質の含まれた肉、また4Dといわれる肉など、原材料に何を使ってもいいという状況では無くなってきています。
しかし、悪徳業者は存在するでしょうから安心はできません。あまり安価なものは止めた方がいいのは言うまでも有りません。内容表示をしっかり確かめてから買うようにしたいものです。
ハッキリ言って、これらの規制に比べて人間の食べているものの方が遥かに劣悪なことを改めて思います。嘘だと思ったら、人間の食べているもの(外食産業のもの、ファストフード、コンビニで売られている様々な食品、弁当類)を、ペットに毎日与えてみてください。
果たしてどんな結果がでるのか・・・・。
我が家では、「キャラット(5つの味)」1.2kg450円などを買い与えています。5種類の味が楽しめて、飽きずに食べられるのが良いようです。
おまけ ペットには食べさせない方がいい食品
特に危険とされている食べ物
◆カカオ類(チョコレート、ココアなど)・・・カカオの香りの成分のひとつ、デオブロミンが中枢神経を刺激する興奮物質となり、血圧上昇、不整脈、心拍上昇、興奮、けいれん、おう吐、下痢などや、食べた量によっては急性心不全を引き起こすこともあります。
◆ブドウ・レーズン・・・ブドウやレーズンは、アメリカの調査機関(ASPCA)によると犬と猫に有害性があると報告されていますが、犬の方が危険性が高い食べ物です。猫には今のところあまり被害が報告されていませんが、腎臓に障害を与える可能性があるとのことです。特にブドウの皮が危険とのこと。
◆アボガド・・・アボカドは、葉、種子、樹皮に含まれているペルジンが、おう吐や下痢などや胃腸に障害を与える可能性があります。
◆マカデミアナッツ・・・猫にはどれほどの影響を及ぼすか、まだ未解明な部分がありますが、ブドウ・レーズンと同様に有害とされています。神経や消化器、筋肉に影響を及ぼし、おう吐、ふるえ、無気力、心拍上昇などの症状が見られます。
◆香辛料や塩・・・香辛料は肝臓障害を引き起こすことがありますし、塩分は腎臓疾患を引き起こす可能性がある。
◆ニンニク(ガーリックパウダー、ガーリックオイルなど)・・・タマネギと同じアリルプロピルジスルファイドなどが含まれていますが、タマネギほどの量は含まれていません。しかし、多量に接種すると、おう吐、血尿、血圧上昇、心拍上昇などが起こり、ひどくなると溶血性貧血やハインツ小体性貧血を起こします。
◆鶏や魚の硬い骨・・・特に鶏の骨は割れたとき鋭く尖った状態になるので、喉や消化器官を傷つける可能性があります。腸で詰まってしまい腸閉塞を起こすことがある。
◆スルメ、生のイカ、タコ、貝類、甲殻類(エビ・カニなど)・・・スルメは腸の中で膨れあがるので、胃拡張になるおそれがあります。生の貝類、甲殻類を多量に食べると、酵素チアミナーゼ (アノイリナーゼ)がビタミンB1を分解するため、 ビタミンB1(チアミン)欠乏症になる可能性があります。チアノミナーゼはイカだけではなく、生の魚介類にも含まれています。加熱すれば大丈夫ですが、消化が良くない食材なので消化不良やおう吐、下痢を起こしやすい。
◆青身の魚(サバ、アジ、イワシなど)・・・多量に食べると、青身の魚に含まれる不飽和脂肪酸により体内の脂肪が酸化して 「黄色脂肪症(イエローファット)」になります。皮膚の下にしこりができて、痛いので触られるのを嫌がるようになります。不飽和脂肪酸は身体にとって必要な栄養素ですが、長期にわたって青身魚ばかりを食べ続けると起きやすくなる。 ◆牛乳などの乳製品・・・多くの猫は、乳糖(ラクトース)を消化するためのラクターゼという酵素を持っていませんので、牛乳を飲むと下痢を引き起こすことがあります。牛乳を飲んでも平気な猫もいますが、猫には猫用ミルクを与える方が無難。
◆その他・・・人間用に加工されたピーナッツ、煮干し、海苔、カツオブシなどマグネシウムが多い食品は、下痢やFLUTD(猫下部尿路疾患/尿路結石など)、腎臓病、糖尿病の原因となりやすいので与えないでください。ほうれん草、ゴボウなどシュウ酸が多い食品も、FLUTD(猫下部尿路疾患=尿路結石など)の原因となりやすい。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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