♪ をちこちにくま出没の里山はやがて自然に返りゆくかも
山中湖村山中の陸上自衛隊北富士駐屯地の演習場内で、富士五湖猟友会員の富士吉田市大明見、無職、宮下政史さん(63)がクマに襲われた。
金沢市丸の内の金沢城公園で9日午前5時半ごろ、園内の清掃に訪れた造園業者の作業員がクマとみられる動物1頭を目撃し、県金沢城・兼六園管理事務所を通じて110番通報した。
福島県では、今年4月1日〜9月18日の管内のクマ目撃件数は51件で、昨年1年間の目撃件数の39件を上回る。車との物損事故や、ニワトリ小屋、養蜂小屋が襲われる被害も出ている。
福島県では6月までに4人がクマに襲われけがをした。クマの目撃も112件(9日現在)で、同時期としては2006年度以降で最多だ。
熊たちは、自分たちの生活圏を脅かしてきた人間の数が減って、近い将来、自分たちの手に戻ることを知っているのだろうか。
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日本の総人口は1億2704万人。ピークの08年から104万人減った。深刻なのは世代のひずみで、15~64歳が400万人弱減り、65歳以上が400万人超増えた。人口減と高齢化が同時並行で急速に進んでいる。先進国で例をみない「人口病」が日本を覆い始めたのだ。消える住民、衰える地域、失われる市場。
農村から都市に広がり始めた人口減の打撃。民間有識者による 「日本創成会議」 が5月に公表した独自の人口推計は、20~39歳の女性が2040年(平成52)までに半減する896自治体を「消滅可能性都市」とした。このなかには青森、秋田、旭川など 279の市 が含まれている。
消滅可能性都市は、北海道や東北地方の山間部などに集中している。ただ、大阪市の西成区(減少率55・3%)や大正区(同54・3%)、東京都豊島区(同50・8%)のように大都市部にも分布している。
30年までに市町村の3割は人口が2割以上減る。この間、現役世代は1千万人近く減り、国民の3人に1人が引退世代になる時代が到来する。世界に例のない人口の病だ。
人口減が招く危機は社会の傷みだけではない。内閣府の分析では人口が集積する地域ほど交流を通じてイノベーションが生まれ、経済成長力が高い。人口密度の低下は経済活力を損ない、さらなる人口減を招く悪循環にはまる懸念がある。
*日本経済新聞「人口病に克つ」9月24日 より
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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