♪ 客演のピアノ奏者のアンコールを聴く団員の硬き表情
世界でも類を見ない、年末恒例の「第九」演奏。日本各地にある地元の楽団が熱心に取り組んでいます。
社団法人日本オーケストラ連盟の事務局、加納民夫さんによると、戦後の貧しかった時代、オーケストラの運営費稼ぎがその事の始まりだったとのこと。いわゆる“もち代稼ぎ”で始めたのだとか。
第九には、オーケストラのほかにコーラスも参加するので、出演者の総人数がとても多い。その出演者たちの友人・知人が客として来れば、ふだんより多くの来場者が期待できる。コーラスもプロを雇ってしまうとコストが大幅にかさむので、学生などのアマチュアが出演する。そうすれば出演料もあまりかからず、オーケストラの収益はアップするというわけだ。
コーラスが入る楽曲は他にもあるのに、何故ベートーベンの「交響曲第9番 ニ短調作品125(合唱付き)」なのか。年末に演奏され始めた1940年代後半、第九はとても人気のある曲だった。第二次世界大戦直後でとても貧しく、人々は何かと苦労していた。そんな中で、第九の旋律と『歓喜の歌』の大合唱のメロディーが、日本人の心をとらえ前向きなイメージとして定着していったという事らしい。
第4楽章にその『歓喜の歌』が、独唱および合唱を伴って演奏され、歌詞にはシラーの詩『歓喜に寄す』が用いられる。
この第4楽章の「歓喜」の主題は、欧州評議会において「欧州の歌」としてヨーロッパ全体を称える歌として採択されているほか、欧州連合においても連合における統一性を象徴するものとして採択されている。
このほか、コソボ共和国の暫定国歌として制定、ローデシアの国歌としても制定されていた。ベルリン国立図書館所蔵の自筆譜資料は2001年にユネスコの『世界の記憶』(『世界記録遺産』)リストに登録された。初演/初版の版刻に用いられた筆写スコアが2003年にサザビーズで競売にかけられた際には、「人類最高の芸術作品」と紹介されている。(ウィキペディアより)
ヨーロッパでは、通称「ハレルヤコーラス」で有名なヘンデル作曲の『メサイア』がよく演奏されるらしい。
私はまだ一度も生を聴いたことがない。機会が有れば聴いてみたいと思うが、高額なので誰かがプレゼントでもしてくれなければ無理だ。
因みに、「佐渡裕とケルン交響楽団」の東京公演・東京芸術劇場だとS席:¥20,000、A席:¥17,000、B席:¥13,000、C席:¥9,000 となっている。
名フィル
「名フィル ミラン・トゥルコヴィッチ指揮」日本特殊陶業市民会館フォレストホール公演は、プラチナ席:¥9,300 S席:¥6,200、A席:¥5,100、B席:¥4,100、C席:¥3,100、 D席:¥2,100、Y席:¥1,000(24歳以下・当日券のみ)となっている。
「名フィル」では合唱団員を公募しているが、参加するのに13,000円(税込)が必要らしい。手弁当ならぬ手万札で漸く、あの晴れ舞台に立つことが出来るんだね。
「サントリー1万人の第九」 という恒例の行事があって、佐渡裕指揮で大阪城ホールで開催される。今年は12月7日で、すでにチケットは完売とか。演奏も合唱も一般からの募集。観客も当然その知人・友人・家族が大挙押し掛けるわけだ。
何でもそうだけど、「やったもんが勝ち」。さぞかし盛り上がるのだろうね。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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