歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2018.05.21
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テーマ: 短歌(1753)
カテゴリ: みそひともじ

♪ 吾(あ)はオランホモウータンと申します今日も樹上で昼寝をしてます






            もし頼まれたら少々無理でも聞いてやれ」




 私自身もすべからくこう在りたいと思って生きて来た。指図されるのが大嫌いで、親は勿論のこと会社の上司でさえ抵抗が有った。どうしてこんな性格になったのか分からない。親の教えでも無ければ誰かの影響を受けたということもない。

 そんな人間がサラリーマンが勤まるわけがない。小さな会社だったが13年間務めたことがあるが、生きるすべを何も持たない青年の選択肢のない寄る辺だった。結婚して子供が生まれた直後に脱サラしてしまったが、それには必然性があったわけだ。

 植物は弱肉強食的な生存競争はあるにしても指図したりされたりするような事は無い。自分の与えられた環境に順応して文句も言わず、ただ必死(いや楽しくと言った方がいいかも)で生きている。

 自分は植物に近い生き物だと思ったこともあるし、まるでオランウータンだとも思ったりもする。「orang(人) hutan(森) = 森の人」を意味するこの生きものは、霊長類ヒト科オランウータン属で人間に最も近い。私は人間以前の、遅れてやって来たオランウータンと人間の間に属する種なのかも知れない。



 昼に行動する霊長類の中で、群れずに生きていくのはオランウータンだけだそうで、生涯の殆どを樹上で、孤独に暮らすという。餌の都合で群れを作らないだけで決して群れることが嫌いなわけではないらしい。そこの所はやっぱり私とちょっと違う。群れたがらない理由はさすがにオランウータンよりは込み入った事情がある。
 オスは年中交尾できて、メスは一ヶ月に一回 排卵があってその2~3日前が発情期で、その期間にオスを受け入れるらしい。やっぱりかなり人に近いなあ。

 子育ては、メスだけで6~9年くらいかけて行うらしく哺乳類で最長の子育て期間とか。オスは交尾が終わった直後にさっさとどこかに行ってしまうという。そうなんだよなあ、男もオスと呼んでもいいから、自由にさせてほしいと思ったりもするわけ。カミさんにだって指図されたくないわけだし。




 言い訳するのも嫌いなので、他人から随分誤解されていると思うが仕方がない。オランウータンだって誤解されてる部分が有るかもしれない。
 自分を殺してまで周りに合わせる必要を感じないし、他人の目を気にして生きていくのも面倒だ。生物は多種多様なところに価値がある。

 近絶滅種に指定されているオランウータンの末裔として、私はこれから自分を「オラン・ホモ・ウータン」略してOHH(オー)と呼ぶことにする。
 この場合のホモは勿論「ホモ・ルーデンス」のホモです。誤解のないように。






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最終更新日  2018.05.21 09:53:13
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
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