歌 と こころ と 心 の さんぽ

歌 と こころ と 心 の さんぽ

2018.06.11
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カテゴリ: みそひともじ

♪ 振り向くな、後ろなんかに夢はない。今すべきことして夜が明けぬ






 年を取るとついつい過去の事ばかりを考えるようになる。老い先短いと思えばこその哀しき性と言ってしまえばそれまでだが、歳をとっても現在を生きていることに変わりはないし、人生100年時代となって老い先はけっこう長い。

 そんな時代にあって、元気なうちは夢を持って生きたいもの。そうでなければ、いくら自由時間がたっぷり有ったとて幸せな状況とは言えない。大きな夢はもたないにしても、悔いは残したくない。 悔いを喰いつぶして 、楽しく朗らかに活きたいもの。

 そういう思いもあって、今自分に欠けているものを探り、それを如何に補修していくかを知るために「コミュニケーション心理学」の体験受講に行って来た。40の設問によるチェックシートでコミュニケーショングラフを作成。その折れ線グラフによってそれぞれの項目のの値がどの位置にあるかによって、自分のタイプがわかるというもの。


 これによると、私に欠けているのは「(保護・愛情・教育的)愛情表現能力」で(世話好きかどうかを探る設問から導き出されたもの)、その性格的資質を端的に表現すると「一匹狼」。ズバリ看破された。
 そのニヒルなところが損なところで、人を寄せ付けず自分の世界に逃げ込んでいるような性格の人に、周りは距離を置いて接するほかなく、必然的に孤立するという訳だ。


6人共全く違う。右の上二人は他人に好かれるタイプとか。

 その事に自分も気付いているので、そこから何とか脱出できれば自分のこれからの人生、バラ色に包まれて楽しく過ごせるというもの。私と真反対の評価をされた人は、私とは逆に自然に人が寄って来るタイプだと。それでその人と私を足して割ったのが理想的な人物像らしい。

 ともあれ、その私の欠点をすぐさま改善するなんてことはそう簡単な事でもない。明確に自覚したことで努力目標が出来たのだから前向きにさえ思っていれば向上して行くでしょう。
 それよりももっと素晴らしい、人と接する時の応対の仕方を教えていただいた。これは、リーダーが何千社、何万人とのカウンセリングの中から体得した、相手の話を聞く時の究極の秘術。相槌の打ち方合いの手の入れ方で、相手がどんどん話しをしたくなる魔法の言葉。



 普通、人は相手の話を聞きながらついつい自分のこと・意見を挟み込みたくなる。私もそうだ。相手に気持ちよく話させることよりも、自己顕示の気持ちが全面に出てきてしまうわけだ。
 そうではなくて、しっかりと相手の話を聞いてあげ100%かそれ以上のものを引き出してあげる。そうされた相手は十二分に心が晴れ、悩みも雲散霧消して、よく聞いてくれたとばかりに感謝されるという。感涙されることも多いとか。

 学校で虐めがあり、カウンセラーが派遣されたりするが、それを受けた子どもたちは口をそろえて「何にも分かっていない」「何の効果もない」「あいつらはアホだ」と言っているとか。つまり、「聞くことが大事で、それが全て」とばかりに、ただ黙って聞いているだけらしい。そんな事で心が伝わるはずも無いし救われるわけがない。
 「聴くということ」の本当の意味が全く分かっていない、というわけだ。



 相槌の「そ段活用」そして「魔法の言葉」。ロールプレイをやってみて、確かにこれらの「ことば」が会話の潤滑油、話を引き出すスパイスになって、話に弾みがついてつぎつぎと言葉が湧いてくる感じ。話す方も、一方的にならないようにゆっくり間を取りながら話すとその合いの手も入れやすいというところも、ポイントかなとも思う。

 自分の事ばかり言わずに相手の話をじっくりと聴き、本音を吐き出させる。シンクロ(共鳴)し、共感し、オウム返しし、話を要約してあげる。大きなアクションで、「そ段活用」「魔法の言葉」でつなぎ、内容を確認してあげることで聴いてもらった方は、大いに満足する。

 私の欠点を補う一手。聴き上手になること。これを身に付ければ恐いものなし。人に好かれ、人が寄って来てモテる様にもなるとのご宣託。
 夢みたいな話だけれど、私には実感として捉えることが出来た。
 ありがとうアミーゴ、ありがとうBOSS.






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最終更新日  2022.11.25 07:17:02
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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