歌 と こころ と 心 の さんぽ

歌 と こころ と 心 の さんぽ

2021.05.09
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カテゴリ: 世相

♪ ありのままの無邪気な鳥が眩しくて二枚重ねのマスクを外す

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 みんなが中流だと思っていたのは昔の話で、今は格差が広がってごく限られた人だけのための社会になっている。コロナ禍がそれに拍車をかけ、ますます貧富の差を広げつつある。
 この記事にもあるように、全世帯の2.5%に過ぎない富裕層のためのビジネスが幅を聞かしているのはTVのCMを観ていても分かる。一体だれが住むのかと思うような広くて高級を謳った住宅とかマンション、高級車や資産運用の案内などなど、経済界のお偉方のためのものと思われるようなCMが目につく。

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拡大します。

 そしてその裏で、政府と大企業が結託して大多数の弱者から、少額と思わせる巧妙な手法で搾取しようとする。通勤時間によって電車賃を変えるというのは、まさしくそれに当たる。大義名分は分散乗車を促すためというが、企業が簡単にそれに合わせて勤務体制を変えるとも思えない。大勢の客が今まで通りに利用すれば値上げされたのと同じ事だ。空いてる時間帯は料金を下げるてバランスを取るみたいなことを言うが、空いてる時間帯に利用する人はごく少数のわけで、懐を痛めずに濡れ手に粟というわけだ。

 コロナ対策にしたってそうだ。底辺で必死に生きている庶民を対象にして、捨て駒にしながら、金持ちには何一つ負担をかけない。それどころか、上昇する株価に便乗し、別世界でのうのうと生きている。まさに弱肉強食のヒエラルキーそのものだ。これが高度な文明社会の姿だろうか。


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スリランカのシーギリヤ
 シーギリヤの遺跡は、5世紀にカッサパ1世(在位477〜495年)によって建造された。
要塞化した岩上の王宮跡と、それを取り囲む水路、庭園、貯蔵施設などの都市遺構からなる。

 国家公務員であるところの自民党総裁・総理大臣とその取り巻き人は、天上人になったつもりで下界を睥睨し、自分たちは別世界に生きているのだと錯覚している。
 昔の王族はその権力で築き上げたものが、後々に文化遺産となって金を生むようになる。皮肉なことだが、この税金で生きている人々にはそんな力も甲斐性もない。ブチハイエナの様な嗅覚で甘い汁が出る部分を嗅ぎつけ、権力を行使してしゃぶりついていく。


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 山の上に無理やり押し上げられ、その足元にしがみつかれるのも大変だろうが、その人の身から出た錆がそうさせているのだからしょうがない。高いところに上がってしまって足がガクガク、しどろもどろの姿を見ているとやはり(目的は別としても)、実力で勝ち取ったものでないとどうしようもないというのが良く分かる。担ぎ上げた本人が今、一番後悔しているだろう。

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拡大します。

 長期にわたった前政権が作り上げた王国の横暴がその権力をひけらかし、自殺者まで出しても尚押し通そうとするこの醜さはどうだ。歴史がどう判断するか知らないが、この情報社会の中でこんな隠蔽工作がまかり通るこの国の陳腐さ。次の総裁選にも担ぎ出そうとか言っている「ゆでガエル予備軍」が、ウジャウジャ生息している霞が関という泥屋敷。

 あのウマヅラをした、都合が悪い時になって墨を吐いて(仮病を使って)トンずらして岩に擬態する生物。舌が何枚あるか分からない、メンツと虚勢、意地と強欲の、思い出しても胸糞悪いあの顔はもう絶対に見たくない。





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最終更新日  2021.05.09 08:17:36
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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