歌 と こころ と 心 の さんぽ

歌 と こころ と 心 の さんぽ

2021.10.24
XML
カテゴリ: 周辺の変化

♪ 秋となり宅地の草は実をこぼすよこ波ふたつ描きて鶺鴒


 21日、ようやくモデルハウスの基礎工事が始まったようで、重機が敷地の中をを掘っている。建つ家の大きさと位置のあらましが見えてきた。


平らにして固め、周囲をごく浅く掘り下げてある。
 ここにコンクリートを打って、その上に基礎のコンクリートがベタ打ちされるのだろう。基礎全体がコクリートで一体化されるので、昔と違って深く掘る必要もないのだろう。

 夕方近くになって草の実を食べにハクセキレイやセグロセキレイがやってきていた。遅れて見慣れない地味な鳥が来が、遠目でよくわからない。気付いて慌ててカメラを構え、とりあえず写真に撮った。


別の日に撮ったもの。

止ろうと羽ばたいている。かろうじて、その特徴的な茶色が見える。

 PCにアップしてよく見ると、あの腹がオレンジ色で羽が濃い青色の、本来は磯にいるはずの「イソヒヨドリ」だった。八王子で繁殖しているというあれだ。たまに見かけることがあるので、近くに生息しているのだろう。

 翌22日、その掘って固めた場所全体を、ビニールで覆い始めた。基礎のコンクリートを打つ前の下準備らしい。何のためにそんなことをするのか、聞きに行こうかと思っているうちに終わってしまい、聞きそこなった。



 『防湿シート』とやらで、生コンを砕石(ここでは土)等の上に直置きすると砕石(土)などに水分を取られ硬い物がさらに硬くなって、上手く平らに仕上げる事が出来なくなる。それを防ぐためにシートで縁を切るためのものらしい。
 コンクリートといえども穴だらけで、下部の土から湿気が上がってくればコンクリート表面が濡れたり水分が浮いたりもするのを防ぐ意味もあるらしい。

 そして早速にミキサー車がやってきた。どの程度のコンクリートを打つのかと思っていたが、溝の部分だけに敷き詰めて帰っていった。



 23日には型枠業者がやってきて、基礎の外周を型で囲っている。型は両側にあって成立するものなのに、片側だけしかないが、高さも一定ではなく出入りの変化もある。

外側だけで部屋と部屋の仕切りも区切りもない。


 このままベタでコンクリートを打つはずもない。鉄筋も入っていないので、後から別部隊がやってきて仕切りを作り、鉄筋を入れるのだろうか?




♪ 穿たれて覆われゆきて囲われて下部を支えて見えざりしもの



 最終的には分譲で販売されるモデルハウス。いったいどんな家が建つのか楽しみにしていた。たまたま来ていた販売業者に聞くと、コロナの影響で木材が手に入らずモデルハウスの建設は来年になるとのこと。取りあえず基礎工事だけやっておくとのだという。買っていただいたお客様優先で、木材を回し、こちらは後回しになるらしい。
 2年越しのコロナ禍は、様々なところに影響を及ぼしているのが、このことからもよくわかる。

 モデルハウスは来年までのお預けになっが、すでに売れている二つの宅地は今年中に着工するらしい。どんな家が建つのか興味津々。高みの見物だが、在来工法の家なんて期待していない。巷には似たような窓の小さな無国籍な家が建ち並んでいる。それとは違う注文住宅ではあるが、さてどうだろう。それより家の周りの植栽とかの方に興味がある。木を植えず空いたスペースをコンクリートや砂利で埋め尽くすようなものだけは避けてほしい。

 「草をはやしたくない、管理が楽な方がいい」というのが今までのトレンドのようだけど、コロナ禍を経験して価値観もライフスタイルにも変化が出ている。建売でもない高い買い物をして、これからずっとここに住むということなら、“よくよく考えないと後悔するぞー” なんて勝手に思っている。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021.10.24 09:13:40
コメントを書く
[周辺の変化] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

sunkyu

sunkyu

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

サイド自由欄

◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

◎たまに見るページ

一減一増。捨てネコを保護 2011年9月19日
胸は男女の象徴としてあり 2015年2月12日
好きこそ何とか、ものを創るとは好きを極める事 2015年4月22日
文字の持つ多様な姿 2015年7月27日
他人を寄せ付けるか、あるいは自分が寄っていくか  2015年10月8日




コメント新着

sunkyu @ Re[1]:★ 雨上がりの緑陰の中を歩く 短歌10首(05/08) rankoさんへ おはようございます。返信が…

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: