歌 と こころ と 心 の さんぽ

歌 と こころ と 心 の さんぽ

2023.09.09
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カテゴリ: 生きものの事

♪ したたかな生物たちに囲まれて空に浮きゆく蜘蛛など思う


 アランの化膿した背中の瘤状の部分がかなり大きくなっている。やはり痛みが出てきたのか一日中寝てばかりいる。ただただじっと耐えている姿がいじらしい。


背中の腰のあたりが大きく腫れている(8日9時半ごろ)

 もう間もなく弾けるだろうと思っていた昨日、ついに破れて膿が噴出してきた。かなり大きくなっていたのでその量もかなりのもの。アランも驚いて舐めているが、臭いし味もかなり不味いだろう。ティッシュでふき取ってやるが、痛がって鳴く。少し間をおいてつぎつぎに噴出してくるのを無理やり拭ってやる。

 何度もやってどうにか収まった。それで気分が晴れたのか、毎晩私のベッドで寝ていたのに昨夜は一度も来なかった。痛みも不安も解消して、久し振りに夜の逍遥を楽しんでいたのだろう。こちらものびのび寝られたし、やれやれだ。
 今は、何時このようにPC机の後ろの本箱の上で寝ている。


 庭では前とは違うカマキリが、宮城野萩に何度目かの脱皮をした成虫前のバッタを狙って距離を測っていた。


 半日経って確認すると、しっかり捕まえて食べようとするところだった。かなり距離があったので、気づかれないように近づくのに時間がかかったのだろう。




 朝顔の苗を鉢に植えてあげた、新住人のうちの一軒の父子が、保育園でもらって来たヒマワリの種を持ってきてくれた。あの子供の頭ほどに大きくなる向日葵ではなく、小花のヒマワリのようだ。


 どうやら「黒ひまわりの種」と呼ばれているものらしく、黒光りしている。「高たんぱく質、高脂肪でハムスターや室内の小鳥には与えないでください」という注意書きを添えて売っているらしい。

 山雀の大好物らしく、確かにハゼの実よりもおいしそうだ。残念ながらわがエサ台に山雀はもう来ない。



実生で育てている百日紅
 長男6歳は植物に興味があるのか、「これは何?」と聞いてきたらしい。私は不在だったので後日教えてあげることに。綿の種も持たせてやったらしい。
 3日後、母子3人が表にいたので声をかけ、「あの花は何か聞いていたよね」「あれはサルスベリだよ。向こうに咲いているのと同じだよ。」


切り詰めたところにふたたび花が咲いている。なんだか不格好な枝ぶりだ。

 妹4歳が「メダカが見たい」というので見せてやる。ホテイアオイが生い茂って見えない。何度も持ち上げて見ているので、お母さんは「そっとして、メダカが驚いちゃうから」と気兼ねしている。



 お父さん、わが庭を見て「すごいなぁ!」としきりに感心していたらしい。朝顔の鉢を回収しようかと声をかけら「いや、自分で何かやりたいので」と。わが狭庭に感化されたのか、庭の人工芝の一画をカットして、植物が植えられるよう改良したいという。

 以前から「欲しいものが有ったらいつでも言ってください」と伝えてあった。そんなこともあって、その気になってくれたなんて嬉しい。サムアップだ。どのくらい掘って、土はどうしたらいいかなど色々聞いてくる。それがまたうれしい。


4軒すべてに庭がなく、土そのものが忌避されている。
 お父さんがそうなら、興味がある息子もそうなるだろう。しかし、まったくスペースがない。庭に土のない家は、販売会社の販売モデルになっているようで、この会社の手掛ける家はこみんなそうなっている。
 今になって、少々後悔しているのかもしれない。

家の中ではこんな小さな命が息づいている。







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最終更新日  2023.09.10 07:41:54
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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