はるさめのひとりごと

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2024.12.21
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カテゴリ: 読書
年の瀬が近づき「もう1冊くらい中国語の本を読まないと アセアセ」と謎の焦りに
苛まれて色々迷った結果、巴金の《爱情的三部曲》を読むことにしました。

《家》に激ハマりした過去を持つ私。巴金先生の代表作の一つと言われる
《爱情的三部曲》はやっぱり押さえとかないといけないよね~と思って。

この《爱情的三部曲》はという三篇の中編小説から構成されています。
三篇に共通する登場人物が何人かいて、作品ごとに主人公が入れ替わります。


表紙は印刷ではなくエンボス加工によって文字を浮き上がらせたデザイン。
イラスト(?)は意味不明。



でもブログにはこんなに詳しく書けないわ~(;^_^A

まずは 《雾》。 主人公は周如水という文筆家兼翻訳家
彼は夏を過ごすためにとある海辺のホテルを訪れますが、そこには面識のある女学生
张若兰 ​​​​が滞在していました。

二人の仲はひとつ屋根の下(?)で過ごすうちに深まっていきますが、 周如水は
複雑な家庭の事情を抱えていて、その上超のつくくらいの優柔不断な性格のため、
なかなか 张若兰 に告白することができません。

ここらへん、読んでいて私もイライラ(-"-)。周如水のこの性格は同じ巴金の作品《寒夜》の
主人公・汪文宣に似てますね。とにかく「決断」ができない!

で、結局は待ちくたびれた女性の 张若兰 の方から 周如水に告白するんですけどね。

昼休みにコンビニおにぎりを食べながら「結局はハッピーエンドなのかな?」と思いながら
フンフン♪と読んでいたら、告白を受けた周如水の返しが衝撃で、思わず

「は?!( ゚Д゚)」

と結構な大声が口から出てしまい、隣の席の同僚をびっくりさせてしまいました。
未だに「これ喜劇じゃないの?」と本気で疑っています。コントとしか思えない。。。

次は 《雨》。 これは周如水の友人・吴仁民が主人公。
性格は周如水と違ってはっきりしています。

最近妻が亡くなり、親友の陈真も交通事故で死んでしまい、
ちょっぴり沈んだ日々を過ごしている吴仁民。

彼は陈真の墓参りに行った時に出会った女性・熊智君と付き合い始めますが、
そのタイミングで現在不幸な結婚生活を送っている元カノ玉雯が彼に急接近してきて
奇妙な三角関係が始まりそうになります。

そこはきっぱりした性格の吴仁民。玉雯をサクッと拒絶しますが、その結果。。。

みたいなストーリー。

個人的にはこの《雨》も個人的には

「あらら( 一一)」

という感想でした。
熊智君の最後の行動が唐突すぎて。

で、最後の 《电》。
繁体字だと《電》なので、出版当時はこの三部作はのタイトルは「雨」の部首で
統一されていたのよね。

このタイトルの意味は

​的确像几股电光接连地在空中闪耀

と「序」に書いてありました。
訳すの面倒くさいので字面で想像してくださいね(;^_^A

いちおう主役は李佩珠という女性ですが、彼女が属する革命運動の団体の仲間が
次々に登場してきて団体の活動の中でいくつかの恋愛関係が発生します。

《雨》の主人公・吴仁民もこの 《电》 に登場します。そして李佩珠と恋仲になります。
実はこの吴仁民、《雨》のラストで「もう恋愛はこりごりだ~(*´▽`*)」ってな気持ち
になっていたはずなんですけどね。その気持ちはきれいさっぱり忘れたみたいよ。

ところで、この 《电》 はちょっとシリアス。革命運動をすすめていく中で多くの
仲間達が捕まり、銃殺されたり、拷問されたりします。
ラストも、なんだか明るい未来が見えないような終わり方。

読み終わった後、「李佩珠、なんとか生き延びて欲しいな~。」
と願わずにはいられませんでした。


というわけで、以上で巴金 《爱情的三部曲》の紹介というか感想終わりです。

で、で、最後に絶対言いたいのが

​巴金の作品はお手本のような文章で
めっちゃ読み易い(^-^)!​


ってことです。中国語学習者のみなさん、巴金を読もう!

って私が最近気づいただけで、この事実はみんなさんご存じの常識?
巴金の良さに気付くのが遅すぎたわ~とめっちゃ後悔しています。





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Last updated  2024.12.22 07:39:01
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