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2008年09月28日
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シュタイナーにとり、教育は科学ではなく、教育者と子どもを結びつける心のあり方が問題である。若い頃に障害者の教育に当たったシュタイナーは、その経験から、どのような子どもにとっても教育は治療であると信じ、その観点に立って、教育の課題を考えた。本書は、個々の教授法だけでなく、シュタイナーの教育思想の根本をなす人生観、社会観を展開し、教育の問題に新たな観点を提起する。

「今の私たちが、この地上の人生をいいかげんに過ごしてしまえば、次に生まれ変わったときに、二十世紀でなければ体験できなかったことは、二度と再び体験できないのです。

そういう発想の輪廻転生を考えますと、一度生まれてきたときの自分に対しては、できるだけギリギリの充実した人生を送ろうと思わざるを得なくなってきますし、新しい人間関係、新しい社会環境を求めて、ふたたびこの地上に生まれてきたいという衝動にもつき動かされます。

さまざまな理由で障害を背負ってこの世に生まれてきた子供もそのような衝動につき動かされてこの世に生を受けたはずです。

その子たちも今体験しなければ、二十世紀の現在を二度と再び体験できないのです。

シュタイナーは、障害を背負ってこの世に生まれて来た子供の中には、過去の人生において、特別偉大な人類の指導者だった人たちが随分いる、と考えていたそうですが、実際、優れた魂の持ち主がこの世において障害を背負って生きている場合がいくらでもあると思います。」

                                     高橋 巌






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最終更新日  2008年09月28日 20時15分19秒 コメント(1) | コメントを書く
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