伊豆高原で小さな宿を営むオーナーの地元情報

従業員との話によると6～7年ほど前に経営会社が変わり，現在は星のリゾートが手がけているとのこと。このオフシーズンに中高年旅行客や海外（主に中国）からの団体旅行客を大勢取り込んでる。その起爆剤となっているのは「雲海テラス」と「水の教会」だろう。旅行客に話しかけると，皆々がこの二つを目指してこのホテルを来訪している。

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空港からの利便性は悪い立地。
周辺には観光スポットや食事処はない。
大自然に囲まれた孤立したリゾートだ。 

早朝4時半，雲海が発生しているか，そして，雲海テラスまでのゴンドラが運行しているかの情報が，客室のテレビで確認できる。そして，ロビーに集合し，ゴンドラ乗降場まで巡回バスで向かう。この日は，天候が良すぎて，雲海は発生していない。それにもかかわらず，大混雑だ。

雲海テラス付プランなどもあるらしいが，僕達は往復乗車券＠1,800円を購入してゴンドラに乗り込んだ。テラスは開放的な絶景を眺めることができ，実に爽快だ。スープなども販売していて，冷たい空気の中で，皆，身体を中から温めている。

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 安藤忠雄氏が設計した
自然との共生をテーマとした教会を
30分間見学できる。
中国からの団体客でエレベーターは混雑。
神秘的な雰囲気に包まれた教会だ。

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夕食はレストラン「hal」でいただいた。
夕食時，混んでいて30分待ち。

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バイキング形式で，記憶に残るような料理は少ない。

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朝食はレストラン「ニニヌプリ」で。
アウトレットのレストランモールのような雰囲気。
こちらもバイキング。

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朝食も特別美味しいわけではない。

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客室はグレードにもよるが広い方ではない。

星野リゾート・社長「星野佳路」氏は，先日のテレビ番組の中で，東北の活性化についてコメントを述べていた。
【1】被災前から疲弊していた原点で問題点を探る。
【2】写真一枚で魅力を伝えること。
【3】自らが旅行をすること。

この「雲海テラス」と「水の教会」はまさに一枚の写真がその魅力を伝え，集客に繋げている典型的な事例だろう。

さて，伊豆ではどうか？

















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