おうじ屋

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みなみ 優

みなみ 優

2009.06.18
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カテゴリ: おうじの介護日記
訪問介護の仕事で、たまに時間の読めない仕事がある。


昨日、通院の同行で、計4時間15分の介護サービスをした。
だけど、計上できたのは4時間分のみ。
介護保険で適用になるのは準備や実際に車いすをおして病院までの時間。
病院にいる間の時間は、すべて自費扱いに換算される。

この時は、2軒の病院を回って帰るまでが
30分+15分+30分の計45分。
残りの3時間30分の院内介助は自費になる。


15分を30分のサービス扱いには出来ないと言われた。
つまり15分はただ働き。

そして今日は、訪問介護と自費を組み合わせた長時間介護。
寝たきり妻とわずかに動ける夫を一緒に介護するということで、
レセプト上は、妻の自費、夫の介護保険、妻の介護保険……と
区分を変えてサービスを行なう。

20時半を過ぎると、区分が妻の自費になる。
ここでも15分オーバーで家族と交代したとしても
レセプトには20時半までとしか書くコトを許されない。

まあ、たまにはいいのだけれど、毎度確信犯的に15分超過して
家族が帰宅したとしても、それをレセプトに書くのはダメだという。

おかしいんじゃないかといったら、毎回そうだったらまた相談してという。

あんまりお金のコトでグチャグチャ言いたくない。
けど、介護の仕事って「気持ちの優しいいいヒトがやる仕事」だと
勘違いしているヒトが多くて、いろんなところで不条理な目に遭う。

介護の仕事は好き。

事務所だけが悪いわけじゃないけれど、こういうあいまいさや
介護従事者の良心を利用するところに、介護という仕事のダメさを感じる。

だから、いつまでたっても、介護の仕事をする人の意識も向上しない。
それが1番、わたしがこの仕事でイヤな部分だ。
責任持った仕事ができるためにも、良心に頼る仕事のやり方はやめてほしい。


介護スタッフをやめさせない本





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Last updated  2009.06.18 22:18:07
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