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『昆布茶と塩麹』

『昆布茶と塩麹』

2016.12.06
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皆様こんにちは。

「154億円」・・・これ、何の数字かわかりますか?
昨年(2015年)に「オレオレ詐欺」「振り込め詐欺」でだまし取られたお金の総額です。

以前このブログでも書きましたが、
運送業界で働いているときに、怪しいと思う案件をいくつか目にしました。
最初、無料か、すごく安い金額で商品を送り、2回目以降は、「どう見てもその値打ちはないだろう」と言うような商品を、不当に高い金額の代金引き換え宅配便で送りつける。それが定期購入という形をとっている。

受け取り主が、送り主に「購入しない旨」を伝えると、送り主から逆に、1時間以上にわたって恫喝されるんだとか。 最後は根負けして、渋々、「今回限りですよ」と言いながらお金を払う。それがもう数か月も続いていると・・・。(これは受け取り主のおばあちゃんから話を聞きました)
こっちも何とかしてあげようにも、それ以上はお客様のプライベートに関わるために手出しできず、
「警察に相談したほうがいいですよ。」とお勧めしたことがあります。
彼女は一人暮らしでした。

今、東京への一極集中で、地方は若者の人手不足が出てきています。
地元に置いてきたあなたの両親が、老後を穏やかに過ごすための大事なお金を、どこの誰かわからない犯罪者にだまし取られています。それも、数万円どころか、数十万、数百万単位で。
自分の生活が忙しいと、なかなか親のことまで(特に遠方ならなおさらです)目が行き届きませんが、それでいいのでしょうか?

犯人は孤独な老人を狙います。
高齢者世帯を狙います。
なぜなら孤独な老人は、情報が少なく、相談相手もそれほど多くないから。

出かけるのを億劫がり、交友範囲が狭いのは益々好都合です。
自分の犯罪の発覚が遅れるか、またはバレないからです。
だから、犯人たちは
孤独な老人を格好のターゲットにし、自分の言い分を認めさせ、お金を巻き上げるのです。

マスコミは「高齢者はお金持ちだ」と世代間の対立を煽ります。
国やいろんなサービスも、証券会社も高齢者からお金を引き出そうと躍起です。株の資産運用にも「子供NISA」なるものができました。
・・・そこ、世代間対立するところでしょうか?

寿命は誰にもわかりません。

高齢者がお金を持っているのは、自分の老後に心配があるからです。
・・・なぜ?どんな心配?
いろんな理由があるでしょうが、

一番多い理由の一つとして、私は
「自分の病気やいろんなことで子供に迷惑をかけたくない。」からではないかと思います。

帰省すればお小遣いをくれたりします。・・・教育に良くないという声もわかります。
だけど、かわいい子や孫に喜んでもらいたい。
離れて暮らしている年寄りは寂しいのです。
だから子供や孫の関心を、お金や物で自分のほうに引こうとしているに過ぎません。
そこ、気づいてあげましょうよ。・・・親はいつまでたっても親なのです。

しかも、戦後の貧しい時代に生まれ育ち、高度経済成長で馬車馬のように働いた世代です。
子供の時からおやつの時間があり、ご飯もお腹いっぱい食べられ、修学旅行は海外、大学の卒業旅行も海外・・・などという今どきの若者とは違います。
1ドル360円の時代です。海外へのお金の持ち出し金額も決まっていたのです。
そんな事情を勘案せずに、一方的に責めていいものでしょうか?

普段から、親子のコミュニケーションがあれば、話しやすい雰囲気があれば、離れて暮らしていても異変を察知しやすくなります。
何もない平時に、わざわざ電話をするような話なんてない。と思うかもしれませんが、
携帯やメールでのやり取りになるかもしれませんが、それでも十分です。やらないよりははるかにマシではないかと思います。

親子がずっと疎遠だったら、おかしいと思っても相談しにくかったり、何かあるのでは?と口をつぐんだりしますが、
時々でもコミュニケーションがあれば、おかしいと思った時に親から相談しやすくなります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「子供叱るな来た道じゃ 年寄笑うな行く道じゃ」 という格言があります。

これは

「子供叱るな来た道だもの、
 年寄り笑うな行く道だもの、
 来た道行く道二人旅、
 これから通る今日の道、
 通り直しのできぬ道」

・・・という妙好人の歌から来ています。

昔、印度のバラナ国に悪法があった。
男が六十歳になると、
子供から一枚の敷物を貰って、
その家の門番にならねばならぬというのである。

その国に、女房に早く死に別れ、
極貧の中を男手一つで、
二人の子供を育てあげた男がいた。
もう彼も、六十歳である。

まるで独りで成長したように思っている長男は、

〝敷物を捜して父に与え、門番にせよ〟

と弟に言いつけた。
孝行な次男は途方にくれたが、
物置小屋から一枚の敷物を捜し出し、
それを二つに切った。

「お父さん。まことに申し訳ありませんが、
 兄さんの言いつけです。
 今日から家の門番になってもらわねばなりません」

溢るる涙を押さえながら、その一枚を父に与えた。


「お前はなぜ、その敷物全部を与えないのか」
・・・兄は弟のやることが、どうも腑におちない。

「兄さん、家にはそんな沢山敷物はありません。
 たった一枚しかないものを、
 全部お父さんに使ったら、
 後で要るようになったら困るじゃありませんか」

「後で必要な時に困る?そんな物、誰が使うのかい」

兄は益々不審に思う。

「誰でも何時までも若いのではないのです。
 もう一枚は兄さんの分ですよ」

「なに!おれがそんなものを使うことがあるというのか」

「それは兄さんが六十になった時です。
 敷物がなかったら、
 兄さんの子供が困るじゃありませんか」

「ああ、おれも子供に門番にさせられることがあるのか」

愕然として非道に気づいた兄は、
弟と共に立ちあがり、
この悪法打破に成功したという。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

残念ながら、今、一人で大きくなったように思っている若者や大人がどんなに多いことか。

保育園建設に反対するご老人、
親の介護はしたくないという若夫婦、
私だって、若いころは親を疎ましく思ったこともありました。
でも今、子供を持つ身になって、親の心配や気持ちがよくわかります。

誰しも平等に年を取ります。
もう少し、人生というものを考えてみましょうよ。

だまし取られた154億円。
悔しいけれど、このお金を取り戻すことはできません。
しかし、この事実に気づき、皆ができる範囲で行動を起こせば、
今日よりも明日、明日よりも良い明後日、今までよりもいい未来にすることはできると思うのです。





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Last updated  2016.12.08 09:29:08
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