新発想ビジネスヒントフォーラムWEB2.0

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2004年08月01日
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愛と死をみつめろ!シリーズ(28)


北野高校から京都大学へ。卒業後いまの会社をつくり戦後草分けの
起業家として、さまざまな経験を語っていただける旧知の方です。
ご年輩ながら、パソコン通信の頃からヘンな奴が好きやねん、とずっと
物陰から見守ってくださっているらしい。メルマガの読者の一人なのかも
しれない。

あと、以前には同年輩には日本フルハップ(旧西日本KSD)
のイトキン氏などがそんな風であったが大阪のニフティーで
ビジネス系フリークの拠点が崩壊をしてからは氏とは立ち消え


それに比してこの社長さんは私と同じように零細事業者として
さまざまな大手企業と丁々発止、干戈交えて戦い続けてきた人。
イトキン氏のように出身省庁から団体の専務理事で楽隠居され
ている人とはやはりモチベーションが違う。私と視点が近いこと
も大きいでしょう。

ひさびさの社長さんの電話口の声をきいて、ピンと来た。


先日も、堀場雅夫らが構成する「目利き委員会」(正確には、京都市ベンチャー
目利き委員会)が、Aランク認定企業にかかげているある事業者を知って驚き
ました。予想されていたこととはいえ呆れてものが言えないわけです。

ほかならぬ堀場雅夫が、わたしに対して赤坂プリンスで「三和銀行が自分
ところにもってきたが、くだらないと一蹴した」と直々に酷評したまさしくそれ。
そのプランがかたちになりその後の諸兄の奔走で米国標準にもなった、その
製品をつくっただけの事業者がなぜに堀場雅夫所属の「目利き委員会」でAランク
認定になるのか。いや、実態はその事業者代表の祖父が創業した大手上場企業
の工場で製造されただけなんですが、、、



この部分を面白がって、反応されたのでした。
世間では分かりきったことを、そこそこ年齢もくっている私が性懲りもなく青臭いことをいって突っ張っているのが笑えるということらしい。

「そらあ、そうや。あんた、当時北野や天王寺でて東大や京大いった人間なんか
いま大手企業で役員や専務、常務、社長になっているのがゴロゴロおる。堀場も
京大やろ。あんな人ら、いまや雲の上の人で君らごとき『ゴマメの歯ぎしり』系
のベンチャーなんか人間やと思ってないって・・・」

「だいたい、実力主義やとか能力至上主義やとか言うてみたってやなあ。あんな
人らは、自分の出た東大やら京大でたクラスの後輩しか可愛いとおもわへんし、
そういう安心感の中でしか気持ちよく後継者にしようという考えあらへんで」

「だから、実力主義で競争させるのもそのあたりの大学でた後輩の中で競争させよ
るんやけれど、君らみたいにそこまでいけへんかったようなタイプが、どんな
ドハズレた凄いことやってもあの人ら黙ってパクルの全然良心傷まへんねん」

「まして京都の人間やろ。わしら大阪の人間と違うがな。眉毛も動かさんと、
平気で片足で潰してポイしよるで。まあ、面白い経験したよなあ。あんたも。
そうか、そうか」




「まあ、そんな連中の正体はそんなもんや」と、折り込んで戦うしかないよとの
暖かいお言葉であります。

そんななか、新発想ビジネスヒントフォーラム時代からの旧い知人S氏からも

が並んだベンチャー支援など血なまぐさいものだという事は相当ひろく知れ
渡っている事のようです。


これは知りませんでした、どうも同じ京都にいても「堀場系ベンチャー」とは
別世界の 旧態依然たるどころに棲息しているようです。

「目利き」というと聞こえはいいが、結局のところパクリのエサを探しているのは
大資本家?! 共通のようで。
小生の知っている かって堀場氏にAランクをもらった電気自動車の卸と制作会社は
「融資面で地元金融から優遇された」とはいってましたが
補助金がほしいの一点張りで、成長は止まったようです。
どうせ社員1-2名の町工場ですが。



昭和の妖怪とよばれた、瀬島龍三を財団の相談役においている稲盛財団やら
なにやらがゴロゴロならんでベンチャー吟味って、ようするに大企業ジュニア
が零細事業者に対して海賊行為を実行するのを後援する「院外団体」みたい


手際よく零細企業から海賊行為やって来い、大手企業の関係者が成長段階直前
になってパクった事業にはAランクで目利きしてやるというのであればあの
北の首領さまとどこが違うのでしょうか?




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最終更新日  2004年08月06日 07時11分14秒
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