新発想ビジネスヒントフォーラムWEB2.0

新発想ビジネスヒントフォーラムWEB2.0

2005年07月31日
XML



バスク語は、スペインとフランスにまたがるピレネー山脈西部のバスク地方に

50万から100万人程度。ほとんどはバスク語の他にスペイン語またはフランス語
を話すバイリンガルである。

周りをラテン語に起源を持つロマンス語の言語に囲まれているにもかかわらず、
バスク語はスペイン語やフランス語はおろか、世界のどの言語とも異なる、
極めて独特な言語である。そのため、インド・ヨーロッパ語族言語を話す民族が
ヨーロッパに入ってくる以前から話されていた言語であると考えられている。
比較言語学上、孤立した言語に分類される。(Wikipedia)



フランシスコ・ザビエルがバスク人だったというのは知らなかった。
皆さんは、ご存知だったのであろうか。
わたしには、途轍もない話だと驚くばかりである。

学生叛乱期に、敗走へ転化しつつあった極左主義者たちが片思い半ばでフィリッピン
の新人民軍や、南米のツパマロス、そしてIRAなどとならんで、バスク祖国と自由 (ETA)
という武闘主義セクトを数え上げ、願望投射的に彼らの身勝手な世界同時革命の実現根拠として
謳いあげていたりする。そんな機関誌の紙面に躍る記事をなんどもみかけた。

バスク国民党 (PNV)の一部、過激派セクトが武装闘争を開始していたのも事実だと思うのだが、


日本の往時の極左蜂起屋さんたちときたら、ロシアボルシェビキのような歴史の浅い蜂起主義者
の後継者みたく騒乱を演じてきたが、もともと見通しも確たる基盤を築くでなし。案の定威勢が
悪くなったからとて、ご都合で国内外の既成組織や戦線に擦り寄りしようなどという愚かしい
ばかり。結局のところあの赤軍派のように、北朝鮮へ遁走しては首領様の手先に転げていったり、
アラブ赤軍とは聞こえがいいけれども資源拡張目線で一種の田中角栄の特務機関か、隠れ傭兵の
ような存在になりはてた。

しかし、バスク人らの方はといえば付け焼刃な学生左翼の迷走などではなく、民族の誇りを
立派に示し続けてきたらしい。武装闘争も辞さずというのも事実そうなのだろう。もともと
スペインやフランスが、勝手にかれらのあずかり知らぬ処で「潜在国家」的な存在として
理解も認知もせず、断わりもなしに不意打ち同然に自国領へ編入をしてしまったに過ぎない
という。コロンブスらが、よそから侵入したあげくアメリカ大陸発見などと臆面もなく宣言


これは自分の独断にすぎないが、バスク人はたぶんケチな極東の学生叛乱期のサヨク趣味に
納まるような半端な民族じゃあなかったのだ。そもそも国家を、いちども形成する意思ももたず
国土を札束で売り払うことを魔の所業と忌み嫌った。どこぞの元叛乱学生が、NTT株で懐を
潤わせようが、先祖伝来の土地家屋を売り払ってビジネスだと胸張り、周囲に腐臭を放ちながら
も無頓着で、平然と過ごしていられるというど鈍い感性の持ち主に堕ちようが、彼らの方では

から讃えられる事を生涯の誉れとし続けている。

彼らは、悠久の過去から国家を必要としなかったし、これからも本当は必要とはしないが
放置すればフランスや、スペインがわずらわしく国境線を村の上に落とし込んでくる。
それがフランコであろうが、ドゴールであろうが、迷惑なものは迷惑だとようやく自治権を
獲り、州政府を確立した。昨日のマルクスボーイのなれの果てが、いかように金満家に化け
ようとも、度台較べるのが失礼というものなのだろう。

お節介にも、1549年に日本にキリスト教の宣教にやってきたザビエルが、そんな国家を
国家とも思っていないバスク人だったというのは、なるほど司馬遼太郎が面白がるだけの
事はありそうに思う。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年07月31日 21時32分15秒
コメント(4) | コメントを書く
[お山に雨が降りまして] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: