新発想ビジネスヒントフォーラムWEB2.0

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2005年08月23日
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カテゴリ: 汝自身を知れ。
良識、モラル・・・
本当に考えさせられます。
自分の良識とモラルは自分のものだからわかるものの
複数形になっていく場合の良識だのモラルだのが全然見えなくなる・・・
個別の価値観のせいか?!
それでも納得がいかないことが多い・・・
ちいちいぱっぱさん
(2005/08/23 11:18:19 AM)




司馬遼太郎の「街道をゆく/オランダ紀行」にふれて、はじめて司馬のそれらの
シリーズの視野の凄さがわかった思いがした。できれば、直接それらにあたって
いただければと思う。それまで、
の話
に愕然とする思いがあったり、排水機場や鳥屋野潟をめぐって低湿地をそれ
こそ手作り同然に水田に変えて行かれた這うような労苦を司馬自身が立ち尽くす
ように目撃してまわったシリーズの回なども痛烈な思いが湧いた。それにもまして
オランダ紀行には、強い触発があったという気がした。

実は、人権問題の基礎にオランダという国の成り立ち、すでにその萌芽があったと
いう事は平素よほどの歴史通でもなければ意識されることはないように思う。


なぜ、オランダは繁栄したか、それは自由があったからだ。

 17世紀の最盛期に生きたスピノザの言葉である[2,p101]。
オランダは、オレンジ公ウィリアムの私心なき自由への志を中
心に結束して独立と自由を勝ち取り、繁栄を実現した。

 しかし、その後は「ペイラントの自由」を振りまわす商人や
ブルジョワ政治家が、同盟国イギリスを怒らせ、国内の分裂抗
争から、急速な衰退を招いた。

 「オレンジ公の自由」がオランダの独立と興隆を築き 、「ペ
イラントの自由」
が分裂と衰退をもたらした。自由にもこの二
つの種類があること、そして国家の命運はそれらに大きく左右
されることをオランダの盛衰史は教えている。

 オランダは、その後、共和制から君主制に移行する。現在の
王室はオレンジ公ウィリアムの子孫である。オレンジ家は代々
ウィリアムの私心なき自由独立への志を継承し、国家に奉仕し
てきた。その精神はまさに国民統合の象徴にふさわしい。
                    「国際派日本人要請講座」



少々、長いがぜひこの講座のメールマガジンを通読願いたい。高校時代の
世界史の復習になる。あのスペインに代表されるカトリック教圏に対して
新教国オランダが、その勢力を打ち破り、その後大英帝国によって勢力を
塗り替えられるという壮絶なドラマが進展する。その時代に、オランダが
なにゆえ大英帝国になり損ねたのかという歴史の謎にもつながる話題として
有名な、 「ペイラントの自由」 と呼ばれる矛盾にみちたあの法と権利をめぐる
緊張が、いまにいたるわれわれの良識とモラルの煩悶にまで貫かれた轍を
つくっているように思えるのだ。

法と倫理を結ぶ結束帯に希薄な人間関係が、なし崩しに信仰ならぬメデアの
奔流へたやすく委ねてしまえば、国家の命運すら揺らぎかねないという我々の


海岸線の思想と言う言葉とともにこれをみるととたんに潮の香り
がしてきました。
フランス語で「低い国」といいますがそのとおりですね~
私は山育ちで、でも残念ながら山猿といえるほどでもなく新潟の海岸線
まで1時間ちょっとのところですが、やはり海岸線の思想というのは
どういうものなのか全然分かりませんね~
こちらの新聞に群馬県の上野村に住む内山節という人の書いたものが
連載されてますがその人の書くものは「山の思想」というような感じが
しますから、そういう意味で海岸線の思想というのが具体的にどういう
ものか興味がわきます。
                     マリィ ジョー ♪さん
                   (2005/08/23 08:24:01 AM)




「海岸線の思想」をネット検索を行うと、驚くべきことに 「海岸線の思想」 が登場する。
ほかならぬこの楽天日記である。それはさておいて、ここでハッタリめいて海岸線の思想
をことさら神秘化してみせたいわけでもなく、そんな半可通の知ったかぶりはけして得策
ではない。そもそも、海岸線の思想を口にした森崎和江の思いは、この日記で取り上げて

にとりあげてきた、どこか普遍的な内容を踏襲しているに過ぎないもののようだ。


オランダは堤防の町でもあります。スパーンダム(Spaarndam)には、堤防に裂け目
があるのを発見し、一晩中指でふさいでこの町を洪水から救ったハンスブリンカー少年
の像があります。この逸話はアメリカ人のMary Mapes DODGEによって小説化され、
日本でもマンガ化されています。「Denis&淳子のフランス便り」


オランダは、国土が海よりも低い。


小学生でも知っている、身をもって堤防の決壊を決死の覚悟で守ったHans Brinkerのあの
エピソードが如実に語り継ぐように、「世界は神から与えられたが、オランダは人間が作った」
という誇らしい近代の足跡は描写する言い回しに透かしてみられるように、やはりわれわれ
一人ひとりの気高い精神と肉体でしかささえきれない特有の質を帯びているように思う。

それが、思想語としての「対幻想」から森崎和江感じ受け止めた感覚の意味世界
とどこかで符合するのであれば幸いに思う。





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最終更新日  2005年08月25日 21時56分56秒
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