あの江原啓之が、個人雑誌を発刊しているらしい。驚くばかりである。
題して、「あの世」というらしい。新潮がチョウチン持ちしてでっちあげた雑誌らしい。
宜保愛子の登場あたりから、霊能者が開けてリベラルな雰囲気を演出しているのは、ひとつには、彼らの存在そのものがテレビという媒体の解体散開期にあるという過程に深くかかわっていると思う。過去つぎからつぎと霊能師を持ち上げては消費してきたのが黎明期以来つとめて小まめだったのがほかならぬテレビという媒体なのである。オーム真理教だって、テレビが徹底的に味をしめた教団だった。カルトであれ、武装ゲリラであれ、稼げるネタにして恥じないテレビというメデアが駆逐されるまでこのような烏雄が今後も輩出してくることは間違いないと思う。
「ある雑誌が、年末年始に放送された江原と細木の特別番組の視聴率を比較する記事を企画しました。この雑誌は取材などで江原にお世話になったことがあるので、一応、江原にお伺いを立てた。 すると江原は霊能師の私と占い師を比べるとは何事だ。くだらない記事を書くなら、今後そちらの雑誌には一切協力しないとカンカンだったそうです。
女性誌は、江原を登場させると売れ行きが一気に5万部増えるといわれる。この雑誌は泣く泣く、企画をオジャンにしたそうです」(マスコミ関係者)
江原が激怒したのは、年末年始の特番の視聴率と無縁ではなさそうだ。実は、いずれも細木に軍配が上がっているのだ。江原はでっぷりと太っていて寛容な印象がある。デンと構えていればいいものを。意外に神経質な人なのだろう。
雑誌などといっても、いきなりゾッキ本必定のようなしろものだが、驚いたのは特集記事の中にあの脳科学者、茂木健一郎が登場して対談をやらかしている。江原の質問に答えるような導入だが、次第に江原の霊能について科学者としての立場から「権威づけ」を演じなければならなくなる。そこで着地点を印象して読み進んでいったが、茂木は面白いことを言っている。ようするに江原の放言、ファンタジーは、脳科学からみても、異議申し立ての余地なしというのである。あの大槻教授とは対極的だ。妄言も電波も、江原系霊能もなんでもアリというのが脳みそだというのである。まあ、それはそうだろうが少々テレビ頻出の茂木先生、江原の電波的影響行使にポリティカルすぎるんでないの?
どちらも炭水化物大好きおじさんのようだ。思想的はもっともっとダイエットされんことを期待したい。
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