新発想ビジネスヒントフォーラムWEB2.0

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2007年02月12日
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以前から気がかりで、実行したかったが出来なかったのが大津市立図書館での調べ物。昨日は、2連休を利用してやっと予定のアクションが取れた。守山空襲の資料を文献レベルで洗おうと思ったのである。さっそく大津市立図書館へ電話。守山市立図書館は休館日だった。

大津市立図書館は、長浜の図書館に比べても古色蒼然とした古い建物だけれども図書館の胆力、技倆というものはその「はこ」の大きさや景観ではないのは自明である。いかに検索力が高いか、だとかねてから思っている。その点、こちらの大津市立図書館は、侮れない。

毎回、調べ物では事前に電話をいれてスクーターで走る。
館内で、敏腕のサーチャー顔負けで司書の専従者がてきぱき蔵書を洗い出してくださる。参考文献の取り寄せなど、大阪府下の地方図書館からも見事に取り寄せを実行していただいた事例もある。以前、話題にした「五月の七日間」というアメリカのミステリーの翻訳が届いた時は感激したものだ。今回も期待は大きい。


なんと、半時間もしないうちに到着した大津市立図書館には蔵書の中で可能性濃厚なものを十冊近く候補としてご用意いただけていた。これが凄い打率だったので、仰天した。


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守山空襲は、どうやら過去の呼称では「守山駅列車掃射事件」とされていたらしい。これはひとつの知見だ。さっそくこの記事検索のキーワードでもりやまのミニコミ誌の記事掲載が拾えた。しかし今なおWEB上では、私以外にこの空襲を追いかけている者はいないように思える。


もっと驚いたことがある。


あの松浦総三、早乙女勝元のシリーズ刊行物「日本の空襲」第六巻の手記の中に、母親が殺されかけた空襲と同じ戦闘機による襲撃を受けた方のものがあるというのである。なんという凄いサーチ力だろう。ここまでくるとgoogleよりも、大津市立図書館司書の属人的な技倆のスゴさが際立ってくる。



初めて知った。母親の記憶とは違い、母親についての殺人未遂者はグラマンF4ワイルドキャットの搭乗員だったのだ。12機もの編成で、3度にわたって守山駅上空で非戦闘員への殺戮を繰り返した。


「人は、戦争で死ぬために生まれてはこない。 」2004年5月5日


「捜せるのだろうか? 」2005年7月04日
↑クリックでジャンプします。

「7月30日守山空襲」2005年8月08日
↑クリックでジャンプします。

「滋賀県新知事の裁量だのみ」2006年7月10日
↑クリックでジャンプします。

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最終更新日  2007年02月12日 09時29分23秒
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