新発想ビジネスヒントフォーラムWEB2.0

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2007年03月26日
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「石川県って、まずいところに地震が行くんだねえ。」
スカイプで、たまゆら1/fの旦那がのたまわく。
いや、石川県に限らないだろう。


地震語る前に、みなこれを読んでおきなされ。

以下、 大型原子炉の事故の理論的可能性及び公衆損害に関する試算 といわれるもので、既に「古典の域」の書面だ。プリントアウトして精読されよ。そうだなあ、自分が中学生か、高校時代か。当時もはや電力会社は、この認識を持っていた。半世紀近く秘匿してきたわけでもなく公開情報になっていたはずだが、世間は関心を抱かなかったわけだ。





かなり小規模な原子力発電所の事故を想定して、その被害推定をしている。

これがなんと東京オリンピックの時代で、すでに被害総額一兆円規模だというのである。
いま、大規模災害がいったん生じれば日本国が債務超過どころか、世界の最貧国になっても不思議がないほどの被害規模になるのは必定である。


アメリカですら、政府機関がとりまとめた報告書で原子力発電所での事故が発生すれば軽く10万人ぐらいが死亡すると述べている。被害総額は、数十兆円規模を下回らないというのだ。人口密度を考えると、日本では壮絶な規模の被害になるのは予想できる。







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スリーマイル島から、チェルノブイリのあいだに7年。むしろこの間隔が狭くなりつつある。20年前に日本では、33基ぐらいしかなかった。ところが、いまや55基もある。また、1万回に1回の事故を想定していたスペースシャトルが、25回目で大事故を経験した。つまり、8年間なにもなかったら、そろそろだと思って身構えよう。



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最終更新日  2007年03月26日 23時09分41秒
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