神経内科医の徒然診療日記・コロナの時代

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takamatsu0224

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Sep 30, 2016
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カテゴリ: 医学関連
研究を行ったのは、星城大学の竹田教授らです。健康な約7000人の高齢者を5年にわたり追跡し、どのような特徴を持った人が認知症を発症しやすいのかを調べたものです。

 その結果 新聞を「読んでいない人」は、「読んでいる人」に比べて1.51倍認知症になりやすかった と報告されています。

【参照】 http://www.seijoh-u.ac.jp/wp-content/uploads/2016/04/20160427ninnchishorisuku.pdf

 もちろん新聞が唯一の要因というわけではなく、ほかにも認知症発症に関係する13の要因が竹田教授らの研究で報告されています(例えば「仕事を持っていない人」は、「持っている人」に比べて認知症になりやすいなど)



予防医学研究者・医学博士。 ( ) Campus for H共同創業者。1981年 広島県生まれ。東京大学医学部卒業、ハーバード大学公衆衛生大学院修了。「人がより良く生きるとは何か」をテーマとして研究し、常に「最新」かつ「最善」の健康情報を提供している。専門分野は行動科学、ヘルスコミュニケーション、統計解析等。

著書に「 疲れない脳をつくる生活習慣


コメント:長く投稿していないと却って記録しずらくなるものです。また、再開してみますが、以前のように毎日の記録は難しいかと思います。


高齢社会では認知症の増加は必然でしょうし、予防するためにも新聞は読みたいものです。

今年は何かと多忙で、患者さんの看取りも 3 件になりました。


亡くなられたのは高齢の在宅患者さんで、 94 才の女性は、朝に家族が見たら亡くなっていたと連絡があった慢性腎不全、心不全、老衰の患者さん、 89 才の女性は認知症が進行して、嚥下障害、誤嚥性肺炎で在宅での看取りを頼まれた方でした。


84 才の男性は、脳梗塞後遺症で在宅で、訪問リハビリ、訪問看護も受けながら、訪問診療を約 10 年間してきた患者さんでした。看取りは、訪問看護ステーションにもお願いしていたので穏やかに亡くなられました。

開業医は、高齢社会では在宅医療は必須でしょうし、看取りを頼まれることも多くなって


います。看取りは精神的・肉体的につらく訪問看護ステーションとの連携が大事です。






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Last updated  Sep 30, 2016 11:58:16 AM
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DUGAとも @ Re:頸性めまいその2(頸部自律神経系)(06/24) 私もこの目眩かもしれません!効果的なス…
takamatsu0224 @ Re[1]:ギラン・バレーとジカ、やはり関連(03/08) 大黒町さん >色々新しい病気が出てきて不…
大黒町 @ Re:ギラン・バレーとジカ、やはり関連(03/08) 色々新しい病気が出てきて不安になります…
大黒町 @ Re:睡眠不足でたまる脳内物質が記憶力減退の正体だった。(01/25) これは役に立ちますね。 引用させてくださ…
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