昨日は通院の日。いつものかかりつけの医院に行ってきました。僕が今服用している薬は4種類。そのうち、一日2錠飲んでいる薬が2種類あるので、一日に6個の薬を服用しています。朝夕に1錠ずつ飲んでいる2種類の薬のうちのひとつが「ペルサンチン L」という薬です。
この薬は、腎臓が悪くて尿たんぱくが出ている場合に処方されるもので、尿たんぱくを減少させる効能があります。主な薬効としては血液をサラサラにするということです。というか、血液をサラサラにすることにより、腎臓にある糸球体の中で血液が滞りなく移動するようになり、結果として老廃物も滞りなく排出されるということになります。
さて、この血液サラサラの機能ですが、血液がサラサラだということは血液が固まりにくいということなので、一旦出血すれば、血が止まらない・・・ということになりそうです。
ということは、脳溢血とかくも膜下出血とかになった場合に、血が止まらないので、まずいことになるんじゃないかと思って、かかりつけの医師に聞いたところ「まぁ、そういうことだね・・」だとのこと。
起こるかどうかわからない脳溢血やくも膜下出血をおそれるよりも、日常生活の上で、腎臓から尿たんぱくが漏出することを防ぐほうが大切ですから、まぁ、仕方がないってことなんですね。
「血液サラサラ」が「血液ドロドロ」よりも良いということは、わかりますが、あまりに「サラサラ」であっても、場合によっては良くない現象が起こってくるということですね。
薬には副作用というものがあるということなのですが、あるものを抑えれば、別のところに影響が出てくるということです。薬に限らず、物事がすべて思いのままに行くなんてことは無いわけですから、犠牲にしなければならないことが生じるのはやむを得ないですね。
まぁ、昔からよく言われているように「あちらを立てれば、こちらが立たぬ」ということですね。ということは、なんでも欲張らずに、ほどほどで満足することが大切なのかもしれません。
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