めっきり寒くなってきましたが、日本酒は寒くなってくると温めて飲むのもまた格別です。ということで、今回のお酒は冷やでそのまま飲んでも美味しいし、温めてもまた美味しい「純米酒 臥龍梅(がりゅうばい)」というお酒です。

この「臥龍梅」というお酒は静岡県の静岡市の三和酒造株式会社というところで造っています。
長い木の橋 」というお酒を飲んだことがあり、これがなかなかの良い味わいだったので、静岡県に対するイメージが変わりました。ということで、静岡県のお酒としては第2弾になるのが、この「臥龍梅」です。
そもそも「臥龍梅」というネーミングの由来ですが、「臥龍」というのは「寝ている龍、まだ天にのぼれず、地にひそみ隠れている龍のことで、転じて、まだ志をのばす機会を得ないで民間にひそみ隠れている英雄」という意味で、これは中国の三国志で有名な諸葛孔明が劉備の軍営に迎え入れられる前の状態を言うんだそうです。
「臥龍」は分かりましたが、じゃあ「梅」はというと、こちらのほうは静岡県の生んだ英雄、徳川家康が幼少のころに今川義元の人質となっていた時分に預けられていたお寺に梅を植えたそうで、その梅がその後、立派に成長したんだそうです。
それで、人質として預けられていた徳川家康を「臥龍」とみなし、その臥龍である家康が梅を植えたということで、その梅が「臥龍梅」となったそうです。なんだか、かなりのこじつけのようで良くわかりませんが・・
お酒の銘柄には、それなりのいろいろな逸話があるものですが、この「臥龍梅」の逸話はかなり詳述というか、中国の三国志まで関係しているというのは、なかなか興味深いですね。
さて、肝心のお味のほうですが、純米酒にしては、とてもフルーティが香りがあり、それでいて純米特有のお米の風味も感じます。ヒヤで飲むのも良いですが、僕の個人的な好みとしてはぬるめの燗酒が似合うお酒のような気がします。
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