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Jul 18, 2023
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カテゴリ: カテゴリ未分類
本当に許せません。。。


あまりにも自分勝手な理屈で、多くの命と夢を奪ってしまいました。。。

犠牲に遭われた方々、親族の方々、3年経っても、傷も癒えていないだろうし、時間も止まったままかと思われます。。。

3年前、京都の八幡から東寺に通っているなかで、えらい救急車や消防やら、大騒ぎで。。。

テレビをつけると、信じられないニュースが。。。

京都のほこり。。。好きな作品がたくさんあって、アニメを再び見だしたきっかけの、けいおんも。。。
勤務体系など、他と比べて、ものすごくしっかりしてて。。。

希望でした。。。




たくさんの命と夢、希望が奪われて4年。。。


京アニ放火事件から4年 追悼式 生前の絵本のアニメ化進む





「京都アニメーション」のスタジオが放火され、社員36人が亡くなり32人が重軽傷を負った事件から18日で4年です。跡地では遺族や会社の関係者による追悼式が開かれ、祈りをささげました。
亡くなったアニメーターが生前に描いた絵本がかつての同僚たちによってアニメ化されることになり、制作が進められています。

4年前の7月18日、京都市伏見区にある「京都アニメーション」の第1スタジオが放火され、社員36人が亡くなり32人が重軽傷を負いました。

平成以降に起きた殺人事件としては犠牲者の数は最も多くなりました。

殺人や放火などの罪で起訴された青葉真司被告(45)の裁判員裁判はことし9月5日に初公判が開かれ、来年1月25日に判決が言い渡される予定です。

事件から18日で4年となり、スタジオ跡地では亡くなった社員の遺族や京都アニメーションの八田英明社長ら会社関係者など160人余りが出席して追悼式が開かれました。

追悼式は事件が起きた時刻の午前10時半すぎから始まり、全員で1分間の黙とうを行いました。

会場の祭壇には「追悼」の文字とともに36本のひまわりの花が飾られ、出席した一人一人が献花し、亡くなった人たちに祈りをささげました。

式典のあと八田社長は「本当に優秀な仲間を一瞬で失ったことは痛恨の極みで、悲しみが癒えることはありませんが、それを背負ってしっかりアニメーションを制作する場所をつくっていきたい。裁判は公明正大にしっかり行ってほしい」と話していました。

現在も復帰できず療養を続ける社員も
京都アニメーションには事件当時、176人の社員がいましたが、このうちおよそ4割の社員が事件に巻き込まれました。



事件でけがを負った社員の中には、治療を経て会社に復帰した人もいますが、現在も復帰できず療養を続けている人もいるということです。

離れた場所からファンが祈り
現場のスタジオ跡地の最寄り駅のホームでは、近くに住む人などに配慮して離れた場所から祈りをささげるファンの姿がみられました。

大阪 守口市から訪れた介護職員の60歳の男性は「亡くなられた方はどれだけ苦しかったか、また、志半ばで道を断たれた悔しさもあると思います。アニメを楽しむ人間として『ことしも楽しみましたよ、来年もアニメ楽しみますよ』という思いでお祈りしています」と話していました。

YouTubeで追悼動画を配信 視聴は18日限定


動画でははじめに1分間の黙とうを呼びかけたあと「『仲間たちに恥じない仕事をしよう』。そう自分たちを鼓舞し、1日、1日を積み重ねることで本日を迎えました」という会社からのメッセージが表示されます。

このあと遺族や同僚などからの追悼のメッセージが紹介され、遺族の1人は「あなたたちの仕事は、アニメーション作品として、エンドロールの名前と共に後世に遺り、はるか先の世代の人々へも感動を与え、心を癒やし、勇気を与えることでしょう。あなたたちの技術や情熱は、京アニ社員に引き継がれ、今後も素晴らしい作品を作り続けていくことでしょう。あなたのような娘がいたことが自慢です」と記しています。

また、会社のスタッフからのメッセージには「時々不意に、皆さんにもう会えないという事実が、耐え難い寂しさとして自分の胸を締め付けます。けれど皆さんが残してくれた『想い』は確かに自分たちを勇気づけてくれています。だから、作り続けること。成長すること。皆さんが積み重ねた『想い』を必ず守り、いくつもの作品として形にしたい。これからも見守ってください」と記されています。

この動画は京都アニメーションのYouTubeの公式チャンネルで18日に限って視聴できるということです。

亡くなったアニメーターが描いた絵本 アニメ化進む
亡くなったアニメーターの1人、木上益治さんは「AKIRA」や「火垂るの墓」など数々の名作に関わり、高い画力で制作の要として京都アニメーションで活躍していた当時、61歳で亡くなりました。

木上さんは20代のときに、子どもの魔法使いが自分の心の弱さと向き合いながら成長していく「小さなジャムとゴブリンのオップ」という絵本を描いています。



事件から4年、この絵本のアニメ化が動き始めています。

17日は都内にあるアニメの制作会社に木上さんの元同僚や作品に共感したアニメーターたちが集まり、アニメの設計図となる絵コンテを元に作画の担当を決めるなど、打ち合わせを行いました。

ことし中に15分ほどの長さの作品を完成させる予定だということです。

アニメ化は中国のIT企業が募集した文化や芸術関係のコンペティションで企画書が選ばれたことから実現したということで、公開はこの企業のウェブサイトで予定されているほか、制作チームではいずれは国内でも上映会などを開きたいとしています。

木上さんの元同僚で作品の監督を務める本多敏行さんは「この絵本には他の人を思いやる心や、自分と違う存在を排除せずにむしろ近づいて仲よくしようとする姿勢が描かれている。こうした木上さんのメッセージを伝えられる作品にしたいし、今の時代にすごく必要ではないか」と話していました。

青葉被告の裁判は9月5日開始 判決は来年1月25日の予定
青葉被告の裁判は、京都地方裁判所でことし9月5日に始まり、およそ4か月半後の来年1月25日に判決が言い渡される予定です。

公判は、32回の期日で行われ、関係者によりますと、裁判所と検察、そして弁護側が詳しい審理の内容の調整を続けていますが、主に刑事責任能力について審理が行われる予定です。

9月5日の初公判では、起訴された内容を認めるかどうかを聞く罪状認否などが行われます。

翌日から被告人質問が始まり、まず検察官が主に質問し、今回の事件を起こした動機などを問います。

その後、被害者参加制度を利用して被害者の遺族が被告に質問する機会が設けられます。

遺族が傍聴できるように、法廷内に60席以上が確保される見通しです。

そして、9月下旬から10月にかけて検察側の証人尋問が行われ、犯行を目撃した人や京都アニメーションの社長、それに、消火や救助にあたった消防の職員が証言します。

10月には、起訴される前後に被告の精神鑑定を行った2人の医師に対する証人尋問が行われます。

検察の論告や弁護側の弁論は多くの刑事裁判では1回ですが、今回は、責任能力と量刑などを分けて、2回予定されています。

1回目は11月上旬で、検察の「中間論告」と弁護側の「中間弁論」が行われ、その後、裁判員と裁判官は、非公開で「中間評議」を行い、責任能力の有無や程度について結論を出します。

2回目は12月上旬で、量刑を含めて検察の「最終論告」や弁護側の「最終弁論」が行われ、結審します。

その後、裁判員と裁判官は、非公開で「最終評議」を行い、判決は来年1月25日に言い渡される予定です。

責任能力に関する「中間評議」の結果もここで初めて明らかにされるということです。

事件から4年 遺族や友人は…
事件から4年を迎えるにあたって、遺族や亡くなった方の友人がNHKの取材に応じました。

横田さん父親 初めて取材に応じる「仕事と会社が好きな子」
事件で亡くなった横田圭佑さん(当時34)の父親は事件後、初めて取材に応じました。

横田さんは京都アニメーションでアニメ制作の進行を管理するマネージャーを担当し、映画「響け!ユーフォニアム」などでチーフマネージャーを務めていました。

父親は「自慢の一人息子でした。生前は仕事内容について詳しく話すことはありませんでしたが、本当に仕事と会社が好きな子でした。関わった映画のチケットを渡してくれ、必ず観に行っていました。マネージャーというポジションは大変で、辞めてしまう人も少なくないと聞きましたが、息子は誇りを持って全うしていて周囲からも頼られていました。もっと息子の仕事のことを知りたかったです」と話しました。

事件から4年となることについては「時間がたったなと思います。だからといってつらい気持ちに変わりはありませんが、一念発起の思いでことしは初めて現場で行われる追悼式に出席します」と話していました。

一方、裁判については「傍聴には行きません。裁判は被告がどのように罪を償うかという結論を出すところで、われわれが真実の中に入り込む余地はないと考えています。何より、何をしたところで息子が帰ってくるわけではないので、司法にまかせたいと思っています」と話していました。

石田奈央美さん母親「裁判早く開かれていれば」
石田奈央美さん(当時49)
事件で亡くなったアニメーターの石田奈央美さん(当時49)は、鮮やかな色使いに定評がある京都アニメーションで、主に色彩の設計を担当していました。

石田さんの母親は「4年がたち、娘の部屋の遺品も整理していますが、写真が出てくるともう何を言っても本人は帰ってこないのだと思いむなしくなります。亡くなるまで娘の仕事には干渉してきませんでしたが、事件のあと大勢の同僚から『とにかく描くのが早く、きれいで正確な仕事をする人だった。石田さんのペイントは誰にもまねできない』と仕事ぶりを聞きうれしかった。事件に巻き込まれ、無念だったと思います」と話しました。

裁判については「傍聴に行きたいとずっと思っていましたが、この4年で家族が体調を崩し、それもできなくなりました。せめてもう少し早く開かれていれば裁判を直接聞けたのにと残念に思います」と話していました。

武本さん父親「被告に裁判で語ってほしい」
事件で亡くなったアニメーターの武本康弘さん(当時47)は「らき☆すた」など数々の作品で監督を務めるなど、アニメ制作の中心的な存在でした。

武本さんの80歳の父親は「何年たとうと息子が帰ってくることはなく、傷が癒やされるということは全くありません。息子が生き返るなら喜んで死にたいと今でも思います。本当に残念です」と話し、事件当時から気持ちは変わらないということです。

裁判については「体力的な問題もあって何度も行けませんが、判決だけは行きたい。4年の間に被告の考えも変わっていると思います。なぜあんなことをやってしまったのか、悪いことをしたと思っているのか、現在の気持ちを裁判で語ってほしい」と話していました。

武本さん友人 追悼動画を見て祈り
武本さんの友人は京都アニメーションが18日に配信した追悼動画を現場近くで見て、祈りをささげました。

武本さんの高校時代の同級生の三木紀明さんは、事件前には年に1回ほど武本さんを含めて仲間で集まり交流を続けていたといいます。

三木さんは現場のスタジオ跡地の近くに住む人などに配慮して離れた場所にある橋の上で京都アニメーションが配信した追悼動画を見ながら祈りをささげました。

三木さんは「追悼動画を見て事件が起きたことに慣れてしまっている自分がいると感じ、また仲間と思い出を話したくなりました。年に1回ほどでしたが、会えばその時を一緒に楽しめる仲間でした。裁判が始まっても武本くんが帰ってくるわけではないので見守るしかないです」と話していました。

渡邊さん母親「受け入れられるときは来ない」
事件で亡くなった渡邊美希子さん(当時35)は京都アニメーションで背景画の責任者である美術監督を務め「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」など多くの作品で高い評価を受けてきました。

事件のあと母親の達子さんは犯罪被害者への支援の大切さなどを訴える講演活動を行ってきました。

達子さんは「4年たった今も、別のことに集中している時以外は常に娘がそばにいるような気がしています。亡くなったことを頭では分かっていても、受け入れられるときは来ないんだろうなと思います」と話しています。

裁判については「できるかぎり傍聴したいと思っています。十分に審理が尽くされた上で判決を出してほしい」と話していました。

亡くなった男性の父親「命の尊さ訴えられる裁判に」
事件で亡くなったアニメーターの男性の高齢の父親は「事件から4年がたっても、悔しさや悲しさは深まる一方です。いまだに息子の写真を見てどうして逃げられなかったのかと話しかけることがあります」と話し、今も気持ちの整理がつかないということです。

裁判については「なぜ36人の命が犠牲になったのか、事件を起こした被告の心情や胸の内を明らかにしてほしい。同じような事件で犯罪者、被害者が二度と出てほしくない。そのためにも命の尊さを訴えかけられるような裁判になってほしいです」と話していました。

アニメーターの遺族のコメント
事件で亡くなったアニメーターの遺族は、事件から4年を迎えることについて、「(家族を失った)欠落は変わりません。しかし故人が共にいると信じ、前に向かおうと努力しています」とコメントしています。

また、9月から始まる裁判については、「本裁判は、被害者たちの到底やりきれぬ思いと長い時間を経て辿り着いた機会です。報道機関の方々におかれましては、裁判に臨む遺族や被害者の権利を守るため、裁判開始までは過度な報道を控え、静かに見守っていただきますよう、切にお願い申し上げます」とコメントしています。

法要続ける僧侶「多くの人に事件のことを忘れないでほしい」
現場から4キロほどにある興禅寺の住職藤澤めぐみさん(55)は、月命日に現場近くで個人的に法要を続けているということで、18日も事件が起きた時刻の午前10時半すぎに手を合わせました。

藤沢さんは、息子を亡くした現場にはつらくていけないという母親の声を聞いたことがきっかけで、法要を続けてきたといいます。

藤沢さんは「まだ4年しかたっていないと感じていて、多くの人に事件のことを忘れないでほしいです。被告には事件に巻き込まれた方たちがこれからどんな作品をどんな思いで作ろうとしていたのか、一生懸命がんばっていた人たちの命の重みを感じてほしい」と話していました。







昨年のニュース

京アニ放火事件から3年で追悼式 社長「36人の遺志をつなぐ」
2022年7月18日 15時31分

「京都アニメーション」のスタジオが放火され社員36人が死亡、32人が重軽傷を負った事件から18日で3年です。現場のスタジオ跡地では遺族や会社の関係者による追悼式が開かれ、亡くなった人たちに祈りがささげられました。

3年前の7月18日、京都市伏見区にある京都アニメーションの第1スタジオが放火され社員36人が亡くなり、32人が重軽傷を負いました。

18日で事件から3年となり、スタジオ跡地では亡くなった社員の遺族や京都アニメーションの八田英明社長ら会社の関係者などおよそ120人が出席して追悼式が開かれました。

追悼式は事件が起きた時刻の午前10時半すぎから始まり、全員で1分間の黙とうをしました。

会場の祭壇には「追悼」の文字とともに36本のひまわりの花が飾られていて、出席者一人一人が献花し、亡くなった人たちに祈りをささげました。

式のあと八田社長は「月日が何年たとうと気持ちはいささかも変わりはないです。なぜこんな事件が起きたのかずっと考え続けていますし、本当に申し訳ない気持ちです。きょう、ご家族の皆様にみんなを守れなかったことについておわびの気持ちをお伝えしました。引き続き作品を作り続けることが会社にとって大事なことだと思っていますし、それが36人の遺志をつなぐことだと思います」と話していました。
京都アニメーション 社員の状況は
京都アニメーションには、事件当時176人の社員がいましたが、このうちおよそ4割の社員が事件に巻き込まれました。

会社によりますと、ことし4月にはおよそ15人の社員が新たに入社し現在は事件前よりも多いおよそ190人の社員が在籍しているということです。

事件でけがをした社員の中には会社に復帰している人もいますが、現在も復帰できずに回復に向けて療養を続けている人もいるということです。
慰霊碑の建設を検討
現場のスタジオ跡地は建物が解体されたあとは周辺がフェンスで覆われさら地のままとなっています。

関係者によりますと、今後、慰霊碑の建設に向けて新たに遺族と会社側の代表が参加する検討委員会を設置し、月に1回程度のペースで具体的な話し合いを進めるということです。

18日の追悼式であいさつをした遺族は、慰霊碑の建設について「事件当初よりさまざまな話し合いを行い、生きた証しを残したい未来につながっていく形で残したいという願いを多くの家族が持っていることを確認してきました。慰霊碑の在り方については関係の皆さまの納得がいくように慎重に検討していきたいと考え、会社や関係自治体の皆さまとも相談しております」と話していました。

また式典のあと八田社長は「慰霊碑については従前から検討していますが、町内会の中に跡地があり地域の安寧が大事なことだと思いますので、慎重にみなさまのご意見を聞きながらやっていきたいと思っています」と話していました。
遺族「悲しさはずっとある」
亡くなったアニメーターの高橋博行さん(当時48)の父親が取材に応じ「悲しさはずっとあり、悔しさで涙することもある」と今も変わらない苦しい胸のうちを明かしました。

高橋博行さんは京都アニメーションで長年キャラクターが使う道具などを描く「小物設定」と呼ばれる仕事を担当してきました。

人気作の「けいおん!」や「響け!ユーフォニアム」では緻密な描き込みが必要とされる楽器の作画などを担当し、ファンの間では京アニ作品に欠かせない存在として知られていました。
父親の高橋喬造さんはこの3年間、毎日、博行さんのことを思いながら折り鶴を折り続け、その数は1000羽を超えました。

喬造さんは「生きているかぎり区切りはつけられるものではない。悲しさはずっとあり、博行の写真を見ると話しかけたくもなるし悔しい思いで涙することもある」と話しました。

そのうえで「事件を起こす前に何か防げた方法があったんじゃないかとずっと考えていて、事件の前の日の状態に戻りたい気持ちが強くなる」と語りました。

また現場の跡地で慰霊碑の建設に向けた検討が進められていることについて、喬造さんは「手を合わせられるところができたらいいなと思うし、博行が夢を持っていた何かの証しがそこに残ればいいなと思っています」と話していました。
遺族「何らかの形で妹の記憶をきちんと残したい」
30歳で亡くなったアニメーターの鈴木沙奈さんの姉が初めて取材に応じ「何らかの形で妹の記憶をきちんと残したい」と今の思いを語りました。

鈴木沙奈さんは平成23年に京都アニメーションに入社し、人気アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」や「Free!」の原画を担当するなど数多くの作品の制作に携わりました。

沙奈さんのことを応援してきた父親の哲さんと伯父が去年、相次いで亡くなり、思い出について話す機会が少なくなったことで姉は沙奈さんの記憶を残したいと考えるようになったといいます。

沙奈さんの姉は「事件がだんだんとすぎ去っていっても自分にはすごい傷痕が残っていて、いまだに私の中で整理がつかない出来事の一つです。この3年は本当に苦しかったという思い、それだけです。何らかの形で妹の記憶をきちんと残し、誰かがたどりたいと思った時に確認できるような準備をしなくてはいけないと思いました」と話しました。

沙奈さんについては「幼いころからアニメが大好きで、電車の中などで合間をみつけてはいつもデッサンをしていました。絵を描いているときの背中がとても印象的で、本当にその絵しか見えていないというような形で机に向かっていました。妹はとにかく仕事に真摯(しんし)で打ち込む姿勢がすごかった」と振り返りました。

そのうえで「妹に対する前向きなことや慕ってくださった周りの人たちへの感謝の気持ちを伝えたい。そして妹には『私もちゃんと自分の人生を生きて、目の前のことに取り組んでいくからね』と伝えたい」と話していました。
友人がスタジオ跡地近くで祈り
事件で亡くなった武本康弘さん(当時47)の高校時代からの友人は現場のスタジオ跡地から少し離れた橋の近くで京都アニメーションが配信した追悼の動画を視聴し、祈りをささげました。

武本康弘さんは「らき☆すた」や「氷菓」といった作品で監督を務めるなど、京都アニメーションでアニメ制作の中心的な存在でした。

高校時代の同級生の三木紀明さんは、年に1回ほど武本さんを含めて仲間で集まっていたといいます。

三木さんは事件のあとから、携帯の待ち受け画面を武本さんたちと一緒に撮影した写真にしているということです。

三木さんは「この3年、ふと思い出したときに彼にいつでも会えるのではないかという気持ちが続いています。彼が仕事をしていた場所を身近に感じたくてここに来ましたし、この近くで本人と話をしたかったなと思いました。今後も京都アニメーションの作品を見ていきたいです」と話していました。
追悼のための動画配信 遺族や同僚らからメッセージ
追悼式に合わせてファンや一般の人向けにユーチューブの京都アニメーションの公式チャンネルで、追悼のための動画が配信されました。

動画でははじめに1分間の黙とうを呼びかけたあと、遺族や同僚のスタッフなどから追悼のメッセージが紹介されました。

このうち遺族からのメッセージとして「あれから3年…あなたのことは時間が止まったままです。ふとしたときに、あなたのことだけで心がいっぱいになり『会いたい!抱きしめたい!』と涙があふれてきます。この悲しみに終わりはなさそう…無理に乗り越えなくていいんですよね。あなたを想い、泣きたいときには泣き、きっと今は仲間と共にアニメ作りをしているのだと思い、いつでも側にいて見守ってくれていると思っています」と記されていました。

この動画は京都アニメーションのユーチューブの公式チャンネルで、18日限定で視聴できるということです。



〈事件から今日で3年〉京アニ放火事件 九死に一生を得た社員が明かす仲間と犯人への思い「よくも壊しやがったなって…」

「週刊文春」編集部17時間前
 2019年7月18日、京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオが放火され、36人が死亡した事件から今日で3年。現場となった同スタジオでは追悼式が開かれ、約120名の参加者が犠牲者を偲んだ。

“平成以降最悪”の放火殺人事件を起こした青葉真司被告(44)。2020年5月には殺人などの疑いで逮捕されているものの、公判はいまだ始まっていない。なぜ、凄惨な事件は起きてしまったのか。事件を報じた「週刊文春」の記事を再公開する。(初出:週刊文春 2018年8月1日号 年齢・肩書き等は公開時のまま)

◆◆◆


 京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオが放火され、36人が死亡した事件。当日、2階にいたが、飛び降りて九死に一生を得た社員が、安否不明の仲間への思い、犯人への憤りを「週刊文春」に語った。

「作っているものが若者向けのエンターテインメントだから、若い人が多いんです。結婚したばかりで、子供が生まれたばかりの人もいました。仕事でももちろん付き合いはありましたし、休みの日があれば映画を観に行ったり、何人かでチーム組んで慰安旅行にも行ったりしました。みんな仲の良い連中ですよ。

 仕事に対しては確かに厳しいですけど、人間の部分に関しては、社訓にもあるんですが『人としてちゃんとあろう』と。仕事の厳しさをしっかり押さえつつも、人と人のやりとりなんで、そのあたりのことも大切にしていきましょう、という考えでやっていました。僕自身、幸か不幸か助かりましたが、よかったとは言えません。僕よりうんと若い子が亡くなっているのが多いのが、いたたまれないですよね……」

 犯人に対してはこう憤る。

「やっぱり、何を考えているのかわからないので、おそらく僕が理性的になってなんやかんや言ったって、当人の耳には届かないかもしれませんけど、社会のすごい歪みみたいなものを感じますね。ちょうど『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝』という作品を9月に公開するんです。その作品がようやくキリがついたかな、という時期で、(20年1月公開の)本編の前に短編の映画を作っていた。その劇場版に関しては、もうまさにこれからエンジンかけてやってかなあかんなというところだった。京都アニメーションとしても非常に珍しい取り組みでね、世界と日本と、日本語版と英語版の吹き替えを同時に公開して、世界の皆さんに楽しんでもらうっていう一発目の企画だったんですよ。それをよくも壊しやがったなって。

 みんなコツコツと仕事をしていて、アニメって地味な作業なんですよ。そういう人間に対して、どえらいことをやったな、っていうのがあります。彼(犯人)が快方に向かうことを、正直祈っております。で、然るべき法の下で、ちゃんと裁かれることを期待しています。やったらやりかえすっていうのはキリがないですから。法治国家ですんで、その下で罰を受けてほしいです」




2年前のニュース


「2年過ぎようが、思いは変わらない」 京アニ八田社長が会見、会社再建への決意示す

7/18(日) 16:09配信





記者会見会場に入った京都アニメーションの八田英明社長(18日午後3時50分、京都市下京区)

 2019年7月に京都市伏見区の京都アニメーション第1スタジオが放火され36人が死亡した事件は18日、発生から2年となった。京アニの八田英明社長が同日午後4時から市内で記者会見し、「2年がたとうと、思いはいささかも変わりはない。悲しみは一朝一夕にぬぐい去れない」と事件からの月日を振り返った。現在も被害に遭った社員数人がリハビリ中と明かす一方、「気持ちを一つにして日々作品を作っていく中で、ちょっとずつ前向きに進んでいる」と再建にかける思いを語った。



 会見の中で、八田社長は癒えることのない悲しみと向き合いつつ、昨年9月に公開された「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」や今月放映が始まったテレビアニメ「小林さんちのメイドラゴンS」にも触れ、京アニの再建に向けて歩みを続ける決意を示した。

 事件は19年7月18日午前10時半ごろに発生。3階建て延べ約690平方メートルが全焼し、社員36人が死亡、32人が重軽傷を負った。

 京都府警は20年5月、スタジオ内にガソリンをまいて放火したとして、自らも重いやけどを負って入院していた青葉真司被告(43)を殺人などの疑いで逮捕し、京都地検が同年12月に起訴した。初公判の時期は決まっていない。


京アニ再起へ アニメ・映画の新作次々、音楽フェスも

7/19(月) 11:00配信






「劇場版 Free!―the Final Stroke―」前編のクリアファイル付きの鑑賞チケット

 36人が死亡した京都アニメーション第1スタジオ(京都市伏見区)の放火殺人事件は18日で発生から2年が過ぎた。今月は、亡くなったクリエーターの後を引き継いだ新作テレビアニメが始まった。秋には新作映画が公開され、初の音楽フェスも開かれる。徐々に再生の道を歩む京アニに、ファンも期待を寄せる。

 朝日放送やTOKYO MX、テレビ愛知などで7月、「小林さんちのメイドラゴンS」の放映が始まった。

 メイドに姿を変えたドラゴンと、人間との交流を描いたホームコメディーだ。ほのぼのとした日常の中、ドラゴンから見た人間社会の奥深さや、異なる種族の共存といったメッセージも織り込まれている。

 2017年に放映された「小林さんちのメイドラゴン」の続編だ。京アニによると、前作は事件で亡くなった武本康弘さんが監督を、渡辺美希子さんが美術監督をそれぞれ担当した。

 今作では監督を石原立也さん、美術監督を落合翔子さんが務め、武本さんは「シリーズ監督」としてクレジットされている。

 京アニの八田英明社長は18日の会見で、「メイドラゴンは武本康弘監督として作り上げ、2期についてもほぼ構成もシナリオも、武本くんの腕で完成していた。シリーズ監督はクレジットとして当然のことだと思う」と話した。

 石原さんは番組サイト(https://maidragon.jp/2nd/)に寄せたコメントで「引き継がせていただくなら私以外にはいないだろうと、そういった想(おも)いもあり」と心境を明かした。

 さらに「以前、武本さんも話していましたが」として、相いれない異種族が「それでも一緒にいる、そういった束(つか)の間の時間を描いている点が根底にある」と、作品が大切にしている点を説明している。

 9月には、京アニの新作映画「劇場版 Free!―the Final Stroke―」前編が公開される。事件後に完成、公開される映画としては20年9月公開の「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」に次いで2作目だ。

 水泳に打ち込む青年たちの青春と絆を描いた人気シリーズの最終章で、クリアファイル付きの鑑賞チケットが販売中だ。

 新作のキャラクターデザインを誰が担当したかは未発表だが、過去のシリーズのキャラクターデザインは、事件で亡くなった西屋太志さんが務めていた。

 11月20~21日にはロームシアター京都(京都市左京区)で、「KYOANI MUSIC FESTIVAL」が開催される。「京都アニメーションファン感謝イベント」としては5回目で、初の音楽フェスとなる。「感動を未来へ」をテーマに開く音楽ライブイベントになるという。

 八田社長は18日の会見で、「ファンがあってものづくりができています。多くのパッケージを購入いただいたり、メッセージをいただいたりすることに大変感謝しています」と話した。(華野優気、後藤泰良)

■京アニ応援する会、事件後立ち上げ「考えない日はない」

 「京アニのことを考えない日はない」。2年前、フェイスブックで「京都アニメーションを応援する会」をつくった医療法人職員の福浦憲之さん(65)=京都市右京区=はいう。京アニに魅了されて10年以上という大ファンだ。最近の京アニの動きに、「再建の道を着実に歩んでいる」と喜びを感じている。

 2010年ごろ、軽音楽部の女子高生たちを描いた深夜アニメ「けいおん!」を偶然見て魅力にとりつかれた。学生のころのなじみの場所が写真のように精緻(せいち)に描かれていた。自身も学生時代にバンドをしており、監督がたまたま同じ大学の後輩だったことも、作品への共感を高めた。

 今月放映が始まった「小林さんちのメイドラゴンS」は心待ちにしていた作品だ。「事件で制作が途絶えていた作品の一つ。オープニングのテロップに武本康弘さんの名前があった。犠牲になった同僚の遺志を引き継いで作品を完成させたんだなと感慨深かった」

 新作映画「劇場版 Free!―the Final Stroke―」前編にも期待を高める。「事件後にスタッフを代えて完成させた作品がどう仕上がったかが楽しみ」

 毎日、京アニ作品を見ることを欠かさない。「京アニは見る人に夢と希望を与えてくれるアニメーション会社。もっと多くのアニメーターを育て、多くの作品をつくり、日本アニメの中核に戻ってきてほしい」。いつもそう願っている。(高木智也)



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3年前書いてたニュースなど


「けいおん!」制作スタジオで爆発音 油?まいた男確保

なんで、京アニに放火を!!!
被害の少ないことを祈ります


「けいおん!」制作スタジオで爆発音 油?まいた男確保
2019年7月18日11時35分




煙を上げて燃える京都アニメーションの建物=2019年7月18日午前11時30分、京都市伏見区、朝日新聞社ヘリから、水野義則撮影
 18日午前10時35分ごろ、京都市伏見区桃山町因幡の「京都アニメーション」の第1スタジオから煙が上がっていると、複数の近所の人たちから119番通報があった。市消防局によると、少なくとも重症9人と中等症6人の負傷者が確認されており、ほかにも多数のけが人が出ている。京都府警は、ガソリンのような液体をまいた男を確保した。男もけがをしており、病院に運ばれたという。府警は放火事件とみて調べている。


 京都アニメーションは「京アニ」の愛称で知られ、「けいおん!」「涼宮ハルヒの憂鬱(ゆううつ)」「響け!ユーフォニアム」などの制作で知られている。建物は3階建てで1階付近から煙が出ており、取り残されている人も複数いるという。近所の人から「1階で爆発音がした」との119番通報もあった。

 現場は京阪電鉄宇治線の六地蔵駅から北に約100メートルほどにある住宅街の一角。






京アニ火災 死者33人に 確保の男は一時埼玉在住

本当に悲しくてしょうがない。。。
日本のアニメ界を支えていた、みんなに夢を与えていた、多くの若い命と夢と希望を、一瞬で。。。
ニュースや記事をみるたび、アルハレや放課後ティータイムが聞こえるたび、号泣してしまう。。。

本当に許せない

夢と希望で入社して頑張っていた犠牲者と親族の方々のことを思うと、ほんとうにつらい。。。

ブラックが多かったり勤務時間むちゃくちゃだったりの多い業界で、京アニは、勤務時間もしっかりして、社員契約だったせいで、犠牲者が多かったとも。。。

犠牲者の御冥福を、お祈りいたします。。。



本当に許せない。。。


京アニ火災 死者33人に 確保の男は一時埼玉在住
2019.7.19 00:10社会事件・疑惑




日が落ちてからも続けられる京都アニメのスタジオの捜索=18日午後7時25分、京都市伏見区(安元雄太撮影)

 18日午前10時半ごろ、アニメ制作会社「京都アニメーション」(本社・京都府宇治市)の京都市伏見区桃山町因幡にあるスタジオから出火、3階建ての建物が燃えた。京都市消防局はこの火事で33人の死亡を確認したと発表した。ほかに35人が負傷し、京都市内の病院に搬送された。うち10人が重傷という。京都府警は、スタジオでガソリンのような液体をまき火を付けた男(41)の身柄を確保。男は放火を認める趣旨の発言をしており、放火殺人事件として調べている。

 警察庁によると、放火事件の犠牲者数としては平成以降最悪。男は顔や胸の付近にやけどを負っており、市内の病院に搬送された。府警は男を逮捕しておらず、男の身元について明らかにしていないが、京都アニメーションの関係者ではないと説明している。捜査関係者によると、男は一時埼玉県に住んでいたことがあるという。府警は男の回復を待って詳しい事情や動機を聴く方針。

 府警によると、男は液体をまき、火を付けた後に逃走。スタジオから約100メートル離れた路上で座り込んでいたところを、京都アニメーションの従業員が確保し、警察官に引き渡した。「死ね」と叫びながら放火したとの目撃情報もある。

 現場付近からは数本の包丁やハンマー、カバン、ガソリンの携行缶、台車などが見つかったという。台車で携行缶などを運んだ可能性がある。現場近くのガソリンスタンドでは18日午前、携行缶を持ってガソリンを買いに来た男がいたとの情報もあり、関連を捜査している。

 府警によると、出火時、スタジオには従業員ら75人がいた。府警は死亡が確認された33人について、12人が男性、20人が女性、1人は性別不明だったと明らかにした。発見場所は、2人が1階、11人が2階、1人が2階から3階に上がる階段、19人が3階から屋上に上がる階段だった。


 総務省消防庁は18日、職員ら5人を現地に派遣した。市消防局と連携し、建物の構造や多数の死傷者が出た経緯を調査する。

 平成以降の放火事件としてはこれまで、20年10月に大阪市浪速区の個室ビデオ店で客16人が死亡した事件が最悪の犠牲者数だった。

 燃えた建物はアニメ制作の現場の第1スタジオで、京阪宇治線六地蔵駅のすぐ北の住宅街。火事は午後3時20分ごろに鎮圧された。


京アニ火災 「パクリやがって」「死ね」液体まいた男が叫ぶ ズボンには火がついたまま… 
2019.7.18 14:49社会事件・疑惑





火事が起こったアニメスタジオで消火活動にあたる消防隊員=18日午後、京都市伏見区(永田直也撮影)
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 京都市伏見区桃山町因幡の「京都アニメーション」で18日に起きた火事で、ガソリンのような液体をまいた男が京都府警の警察官に確保される際、「パクリやがって」と叫んでいたことが現場周辺の住民らへの取材で分かった。府警によると、男は「死ね」と叫んで建物内に入ってきたとみられるという。男は市内の病院に搬送されており、府警が放火の疑いで調べている。

 府警によると、男は液体をまいた後に逃走。京都アニメーションの男性従業員1人が追いかけていったところ、まもなく路上でへたりこんだ。

 男が確保された現場近くに住む女性によると、インターホンが鳴り、外に出てみたところ、Tシャツにジーパン姿の男が玄関横のガレージ付近に仰向けで倒れていたという。足から血を流し、ズボンには火がついていたので介抱していると、警察官が来て、男を確保。「どうしてやったんだ」などと問いかけると、男は怒った様子で「パクリやがって」と声を荒らげたという。

 「ガソリンをまいた」「ライターで火を付けた」などとも話していたという。


京アニ火災 確保の男「小説盗んだから」供述
2019.7.19 09:50社会事件・疑惑




放火火災で多数の従業員らが犠牲となった「京都アニメーション」のスタジオ=19日午前8時29分、京都市伏見区

 京都市伏見区桃山町因幡の「京都アニメーション」で18日に起きた火事で、火をつけたとして、現場で確保された男(41)が、確保時に「小説を盗んだから放火した」という趣旨の供述をしていたことが19日、捜査関係者への取材でわかった。



京アニ火災 「数年前から『死ね』などのメール」京アニ・八田英明社長が明かす
2019.7.18 19:24社会事件・疑惑




報道陣の取材に応じる京都アニメーションの八田英明社長=京都市宇治市の京都アニメーション本社前

 京都市伏見区桃山町因幡の「京都アニメーション」で18日に起きた火事で、同社の八田(はった)英明社長が、京都府宇治市の同社本社前で取材に応じ、数年前から「死ね」と記されたメールなど苦情や脅迫が会社宛てに複数届いていたことを明らかにした。いずれも弁護士に相談するなど対応してきたという。

 八田社長は「今回の事件につながるようなことはないと思うが、常に苦情や文句は来るから、対応はしてきた」と話した。

 また、「こういうことになってしまうかも、という危惧はあったが、これだけのことをするとは思っていなかった」とした上で、「暴力に訴えるなんてとんでもない。怒りしかない。日本のアニメーションを背負っていく人たちが傷つき命を落とすなんてたまったもんじゃない」と怒りをあらわにした。


京アニ火災 広がる衝撃、アニメ文化「損失は計り知れない」
2019.7.18 22:00社会事件・疑惑




白煙を上げて燃える京都アニメーションのスタジオ。手前は京阪六地蔵駅=18日午後0時13分、京都市伏見区(本社ヘリから、鳥越瑞絵撮影)

 「京アニ」の愛称で、国内外のファンに親しまれているアニメ制作会社「京都アニメーション」(京都市伏見区)。地方に拠点を置きながら、世界的なアニメーターを育み、日本が誇るアニメ文化を牽引(けんいん)してきた。その影響力は業界でも屈指だっただけに、スタジオで発生した放火事件での衝撃が広がっている。

 文芸評論家で「平成最後のアニメ論」などの著書がある近畿大学非常勤講師の町口哲生さんは、京都アニメーションを「世界に影響力をもつ、日本のアニメ文化の粋を集めたような存在」と評する。トップレベルのアニメーション監督も所属しており、「世界のアニメの消失にもつながるような事件に強い怒りとショックを感じる」と声を震わせた。

 アニメ研究で知られる明治大大学院の氷川竜介特任教授によると、かつてのアニメ業界は、スタジオや作り手が東京に集中しており、外注会社やフリーランスのアニメーターに頼る部分も大きかったという。

 だが京都アニメーションは地方に拠点を構えることで自社雇用のスタッフを抱え、アニメーターの待遇を改善。安定した働き方に裏打ちされた作品は高いクオリティーを誇り表現を革新、日本のアニメを変えた。「京アニはデジタル全盛の時代でも手作り感を大事にしていた。人材が失われたことによる損失は計り知れない」と話す。

 アニメに造詣が深い経済アナリストの森永卓郎さんも、「アニメ作品は、大変な作業の末に成り立っている。(スタジオは)アニメーターたちが努力を重ねた“基地”。なんていうことをしてくれたのか」と言葉を失った。

京アニ火災 「胸が痛くて」アニメ関係者らからも悲しむ声
2019.7.18 19:36産経WEST

 京都市伏見区にあるスタジオで火災が起きた「京都アニメーション」は人気アニメーションを数多く手がけ、日本アニメ界のトップブランドとも称される制作会社だ。ツイッター上では、アニメ業界関係者からスタッフの安否を心配する声や事件を悲しむ声が次々と上がった。

 「京都アニメーションの皆さま、どうかどうかご無事で」。大ヒットしたアニメ映画「君の名は。」で知られる新海誠監督は、火災発生直後にツイッターに投稿した。 

 京都アニメーションは「けいおん!」や「涼宮ハルヒの憂鬱」「らき☆すた」などの幅広いジャンルの人気アニメを数多く制作。作画のクオリティーの高さから、「ジャパンアニメーション」を牽引(けんいん)する存在として世界的な認知度も高く、業界トップレベルのアニメーターが集結することで知られる。

 「らき☆すた」でアニメ監督を務めた山本寛(ゆたか)さんは「ただ『チクショウ!』と心の中で連呼するしかない。悔しい」と投稿。「けいおん!」の主要キャラクターの一人を声優として演じた佐藤聡美さんは「胸が痛くてたまりません。おひとりでも多くの方が無事であることを切に願います」とつぶやいた。


 京都の高校の吹奏楽部を舞台とした同社制作のアニメ「響け!ユーフォニアム」の原作者、武田綾乃さんは「素晴らしいものを作ろうとしている方たちが理不尽に傷付けられることが悲しいです」と書き込んだ。










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Last updated  Jul 24, 2023 05:58:01 PM
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