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Wednesday, January 10, 2023 晴れ 北北東の風平均風速3.0 12.1℃ 2.3℃ 午前4時起床。 息子と二人、朝ごはんを午前6時に食べ終えました。写真は妻の心尽くし。卵焼きとシシャモ。苺が甘かったです。 今日、彼は上京します。コロナウィルスに罹患しなければ、5日前に出発でした。帰省中、蟄居だったとはいえ、在宅の伸びたのは、それはそれでよかったかと。社宅に一人布団をかぶって療養するより、母親に上げ膳下げ善をしてもらった方がいいに決まっていますから。 午前7時前、空港行バスの停まる大手前に送りました。見送った後、今回の帰省、果たして積もる話の出来たか否か。うーん、微妙です。 午前7時半出社。午後9時前退社。 夜に会議のあって、遅くなりました。重要案件にほぼ決まりのついてよかったです。ところで私、8日にあった出初式には出ましたが、出社して仕事をするのは今日が初めて。日中、溜まった決済とあれこれ協議のあり、慌ただしかったです。おかげで正月ボケの頭がシャキッとなりました。帰宅してシャワー。妻と娘の「お帰りなさい」が嬉しかったです。その娘は、今週末に上京です。今夜を含め、あと4晩一緒出来ます。 戻ります。夜の会議前に、野菜とローチキを食べました。と言うことで当て無しの夜のお勤め。ちなみに昼も野菜とローチキでした。今日の一句冬将軍葱を凍らせ高笑い今日のランなし今日の酒サッポロ黒ラベルレギュラー缶1 薩摩白波正味5勺今日の音楽なしネタ切れにつき、今日の写真は元日の各紙です。一面の見出しは朝日以外すべて横書きでした。それはそれとして、各社、この日の1面は渾身です。世相、時代を反映し、暗い内容一色。嫌な感じでした。
2023年01月10日
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Monday, December 26, 2022 晴れ 西の風平均風速2.5 12.5℃ 3.5℃ 午前4時起床。 午前8時前出社、午後9時半退社。 日中、報告やミーティングがありました。夕刻、難儀な案件が飛び込んできました。それに時間をとられました。内容は勿論かけませんが、情状を排して毅然、が肝心の部類です。写真は午後6時を過ぎて食べた食事です。今日は昼もこの手でした。 腹ごしらえをしたのには理由があります。今夜もUNIONとの交渉あってのことでした。回を重ねましたが、首尾よしとはなりませんでした。不如意。主張を理解してもらえませんでした。家路の足が重かったです。 帰宅して風呂。午後10時半、気持ちを切り替えるため、当て無しのお勤めをしました。チビリの間、妻が今日あったこと、したことを機関銃のよう。午前は父を病院に連れて行った、耳が遠いので医師との会話がちんぷんかんぷん、要点を聞いて、彼の耳元で大声。93歳で猶、お墨付きの検査結果だった。午後は、父の夕食準備をし、先日摘んだセンリョウを友人知人宅に配り、それを終えて義母の買い物手伝い、その後、実家で料理をし、水入らずの夕食を食べたとのこと。うーん、彼女は忙しい。愚痴っぽい話を聞くと、ウイちゃんが不味くなりますが、今日は感謝の言葉しかありませんでした。 先日12月24日付け西日本新聞のコラムに「土記」というのがあります。伊藤智水専門編集委員が執筆。「戦後77年の暮れ方」と題し、「今年は戦後77年。明治維新から敗戦までが同じ77年。近代日本の始まりから、亡国の谷底を折り返し点として、戦後日本もはるばる同じ歳月を経てきた」と書き始めます。最後のところを以下に引用します。 「43兆円の大軍拡決定に、他ならぬ自衛隊将官OBたちが各メディアで困惑と懸念を述べている。例えば『身の丈を超えている。全部本当にできるのか。やっていいことなのか』」と紹介、さらに「自衛隊は創設以来ずっと定員割れが続く。そもそも膨大な装備を扱う人が足りず、少子化は加速。それで誰が、誰を、どうする。ところが、世論は防衛費増に賛成多数。敵基地攻撃能力についても、定義・運用・効果が分らないのに、やはり賛成多数。こうして戦後77年は暮れていく。この軌跡は、戦前の77年と不気味に重なる」 うーん、マーク・トウェインの言葉「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」ではあります。 が、その辺り、半可通の私は、伊藤氏の主題から逸れ、文中に引用のあった書籍・福間義昭「司馬遼太郎の時代」中公新書に惹かれました。幕末・維新から日露戦争が舞台の彼の小説に、幸福で楽天的な英雄たちの物語が多いという内容だそうです。伊藤氏は、司馬を高度経済成長期のビジネスマンに偶像視されたと持ち上げました。続けて、松本清張を司馬に対比させ、彼の「昭和史発掘全9巻」を引き合い、2・26事件をとことん嫌悪したことをして、半ば嫌われた作家と位置づけます。続けて「司馬と清張という異質の国民作家が同時代に並び立ったのは、両雄と気構えをともにする分厚い国民意識があったからだろう」と纏めます。このことをして、今の有り様を嘆くのでしょう。 「司馬遼太郎の時代」この本は買いです。読んでみたいな。一方の「昭和史発掘全9巻」は拙宅本棚にあります。福岡在住のSさんに山のよう、貰った本箱の中に入っていて、すでに読了。私は読んで、うーん、五味川順平の長編「人間の条件」のほうがいいな、そう思いました。なにせ、五味川のそれは小説ですから。 写真は本棚の「昭和史発掘」です。 余談です。復職して2年近く、全国紙4紙、ブロック紙と地方紙各1紙をななめ読み。好きというか、惹かれるのは毎日と西日本です。日経は義務感からということで。今日の一句大根を干し痩せさせる細腕が今日のランなし今日の酒バーボン2ショット 白波お湯割り1正味5勺今日の音楽チャイコフスキー ピアノコンチェルト1番 リヒテル、カラヤン、ウィーン響今日の写真は俳句歳時記です。右の「新年」を手にする時期となりました。
2022年12月26日
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Tuesday, December 13, 2022 快晴 西の風平均風速2.5 16.0℃ 8.3℃ 午前4時起床。 午前7時半出社、午後6時半退社。 株主代表の会議は今日から小会議に。午前午後ともでした。時間が押しました。今夜は酒の出る会合が入っていました。午後6時からでした。それに遅参。途中参加のため、短い挨拶をしました。初対面の方々と名刺交換。書くこと能わずですが、知らない世界の話を聞き、蘊蓄の引き出しが増えました。 家路は代行運転。帰宅は午後9時半でした。風呂を浴びて酔いが生殺し状態。ブレッドバーボンを抜栓。ケンタッキーの甘口タイプ。一舐めし、バタンキュー。 書くことがないので、日経文化欄から。回顧記事、先週は美術、文学、音楽と続きました。今日は映画でした。私、今年は一度も映画館に行かなかったです。今日の記事に取り上げられた新作のうち、観たのはAmazonPrimeにあった「ドライブ・マイ・カー」のみ。作品を個別批評していましたが、それらの感想はなんとも言い難し。筆者は、総じて「新作の不振」を懸念、若者の映画離れが映画界のマーケット縮小をもたらし、足の遠ざかるを招く、負のスパイラルを危惧していました。それとは別、制作現場のハラスメントが浮き彫りになったこと、岩波ホールの閉館、加えて崔洋一、ジャン=リュック・ゴダールの鬼籍入りを書き留めていました。余談です。制作現場のハラスメントをして、「血と骨」の梁石日が作品「シネマ・シネマ・シネマ」を勃然、思い出しました。映画界、実際、仕事でその世界を垣間見たこともあり、梁の小説と併せ、さもありなん、そう思いました。今日の一句火曜日のメモを見返し溜息か今日のランなし今日の酒生小1 黒霧お湯割り1 冷酒300ml バーボン1ショット今日の音楽なし今日の写真は抜栓のブレッドバーボン。コーンウィスキーは庶民の味です。
2022年12月13日
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Tuesday, June 14, 2022 雨 西の風平均風速1.2 21.0℃ 17.6℃ 午前4時起床。夜来の雨は止みませんでした。午前7時半出社、午後5時過ぎ退社。写真は弊社5階、私の部屋からのショット。普段、元越山の稜線が見えるのですが、今日は雲に隠れて認めること能わず。梅雨本番です。 仕事の方は年恒例、年4回開催例の大会議、6月バージョンが始まりました。出番は殆どありませんが、缶詰です。 午後5時半帰宅。何だか目がしょぼしょぼ。風呂に浸かりました。早めに夕食。今夜は玉蜀黍ご飯でした。 おかずはあり合わせの擂り身や鯖の味噌煮に加え、胡瓜にアカモクをのせたもの。これ、さっぱりがいい感じです。 ネタ切れです。先日、目にした新聞記事のことを。6月11日のNIKKEI+1、「暮らしの探検隊」に漢字のことを書いてありました。内容は 常用漢字の数は2136。しかし、紐解くと中国の「漢語大辞典」によると、約6万。後漢の時代は9000余りだったが、魏、宋、明、清、時代と共に増え、現在に至っている。しかし、その中国であっても、常用は約2500。台湾では4800程。 うーん、6万字か。凄いなぁ。あれこれ、思ううちに、果たして頭の中にある語彙、その数はどれくらいなのかなぁ?ふと思いました。今日の一句落梅の熟れたる酸や梅雨覆い今日のランなし今日の酒ノン今日の音楽なし今日の写真もネタ切れ。手に取った吉村昭「星への旅」新潮文庫。短編6作が収められています。どれも引いてしまうような筋書きです。中でも「少女架刑」肺炎で死亡した16歳の少女が献体に出されます。切り刻まれた後火葬、骨になり納骨堂に納まるまでを、なんと、死んだ少女の目線で描いているのです。死後に幽体離脱、その意識は斯くありきなのか。死んだらどうなるのか?それに悩む人は、一読あってよいかと。 それにしてもです。吉村昭、この手のものもありとは。
2022年06月14日
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Wednesday, January 12, 2022 快晴 西北西の風平均風速2.7 8.5℃ 1.3℃ 午前4時起床。 午前7時半出勤、午後5時半退社。 バタバタした一日でした。時折ポッカリ半日、時間の空く日もあります。しかし、年の明けてから此の方、30分刻みが続いています。飛び込みの案件が多いです。弊社、営業部が13あり、入れ替わり立ち替わりです。頭の切り替えが必要です。 愚痴めいたことを書きました。写真は昼に食べたローチキと林檎、それにスムージーです。相変わらずのメニューです。夕方になると腹ぺこになります。今日もそうでした。 こちらは晩ご飯の当て。ということで、お米は朝ご飯の時だけ。晩ご飯は米粒の代わりに米ジュースを飲みはしますが。 前後します。次の写真は帰宅途中の空です。ビルの中に仕事でして、外の様子は知る由もなしでしたが、今日はよく晴れたようでした。このマジックアワーに雲一つありません。よって空腹と寒さに走る気力なし。 今日の一首 老父母の世迷いに傷む家族あり何をするかな吾も傷めり 今日のラン なし 今日の酒 熱燗1合 芋焼酎日向木挽きお湯割り正味1合 ウィスキー水割り1 今日の音楽 なし 今日の写真は地元紙・大分合同新聞に掲載の記事です。佐伯にある製材所のことが載っていました。島根県松江市にある国宝松江城にある北惣門橋が老朽化。破損が目立ち始め、掛け替えることに。縦60cm横40cm角、長さ7~8mの杉材が17本必要とのこと。よって大木の調達力に秀でる山口林業所に白羽の矢が、という内容でした。その材、地上7mの高さで概ね直径70cm必要とのこと。父の山にもその大きさのものはありますが、真っ直ぐ通ったものとなると、そうそう見つかるものではありません。さすがの山口さんも集材に苦労したとありました。うーん、素晴らしい。時間をとってその材を見に行きたいな。 ちなみに拙宅のこのテーブルも山口林業所で割いて貰いました。鉋とサンダー、それにポリウレタンを塗ったのは私です。
2022年01月12日
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Monday, November 15, 2021 晴れ 南の風平均風速2.0 20.0℃ 7.1℃ 午前4時起床。新聞休刊日の朝は肩すかしを喰ったよう。 午前7時半出社、午後5時過ぎ退社。帰宅後、何だか疲れました。ランは止しておこう。背広を脱いで風呂へ。ゆっくり湯船に浸かりました。 冷酒を舐めていたらピンポーン。荷物が届きました。消火器が届きました。拙宅のそれ、既に使用期限を過ぎていました。一昨日の防災訓練で消火器のデモあって、それを思い出したのです。モリタ製消火薬3Kgの定番品。値段は6ラー(3,600円)でした。 夕食を済ませ、書斎に本を開いていて、ん?気配を感じました。大きなアシダカグモが壁をそろり。うーむ、でかいなぁ。これだけ成長するには家中のゴキブリを沢山食べてくれているんだろうな。感謝感謝。 さてもネタ切れです。もうブログをやめようか、そんな気持ちになることも。しかし、折角続けているのですから、少し無理をしても。ということで、新聞から引きます。 私、新聞の読書欄が好きです。各紙を読むことのできるようになって、日経のそれが一番充実していると思います(主観です)。その中にコラム「活字の海で」というのがあります。今日はそのことを。11月13日付けのそれが採り上げたのは「マツダ新報」です。自動車メーカーのマツダとは無関係。東芝が東京電気という社名だった頃に製造の電球「マツダランプ」を宣伝のPR紙です。月刊とのこと。この雑誌に「大家として名を成す作家の小説や随筆が残る」とありました。紙中に文芸欄を設け、掲載したのでした。井伏鱒二、佐藤春夫、小川未明の名を挙げていましたが、その数全部で100名を越えているとも。記事は「作家としてまだ独り立ちできていなかった若手作家にとって、企業紙への寄稿は生活費を捻出する手段の一つだった」と結んでいました。ウェブサイトで見ることが出来るとのこと。調べたらありました。こちらです。幾冊かをサーフィン。いい感じでした。 でも、なぜマツダ新報なのか。これも調べました。その電球を発明・製造の米会社(後にゼネラルエレクトリックに買収される)が「マツダランプ」と命名。東芝がその会社の承認を得、ライセンス製造・販売していたとのこと。なるほど。ちなみにその「マツダ」は、元の会社がゾロアスター教の最高神アフラ・マズダー (Ahura Mazdā) から引いたとウィキにありました。ゾロアスター教徒言えば、仏教の守護神・阿修羅と同じです。大日如来もこの系譜です。なるほどなるほど。ランプは光、衆生を照らすことを役目としているからなのでしょうか。妙に納得しました。 今日の一句 水鳥の風に逆らい冬めきて 今日のラン なし 今日の酒 冷酒1合 今日の音楽 ブラームス 交響曲2番 クナ ミュンヘンフィル 今日の写真は取れた美錠です。時計は安物ですが、薄く、気に入っています。汗ばむ季節を過ぎると、こちらに代えます。明日はベルトを新調しよう。
2021年11月15日
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Wednesday, October 27, 2021 快晴 西南西の風平均風速2.1 21.9℃ 10.4℃ 午前4時起床。写真は食べた朝食です。卵かけご飯。胡瓜の一夜漬けをホリホリ。これに味噌汁が付きました。さあ今日も一日頑張るぞ。 午前7時半出勤、午後5時過ぎ退社。 終日ミーティングや会議。私、デスクワークは殆どありません。 毎日、いい話とそうでない話が持ち込まれ、それに対応が仕事です。午後5時を過ぎて一息。部屋のブラインドを押し広げた先に、元越山の稜線が広がりました。街が夕日に染まり、嗚呼今日も一日終わったな。 今日はいいことのあって家路につく折、気分がよかったです。その勢いを借り、着替えてラン。走り終えて風呂。汗を流してプシュッ。写真はありませんが、今日の当てはカツとじ。焼酎甲類と冷酒を交互、軽く流しました。 さてと、ネタ切れの日が続きます。仕事のことは書くこと能わずだし、朝晩手にする本もつまみ食い、身につきません。一日のうちで印象に残るのは新聞に載るあれこれの記事だけです。と言うことで今日も紙面から。 写真の通り、読売に「中国の農村、結婚難深刻 一人っ子政策で男余り 男女比10対1、多額結納金も壁」とありました。「農村の若い女性の大半は都市部に働きに出ている」「農村での結婚を望まない女性が大半」「多額の結納金に加え、住宅や車を用意するのが一般的」「農村の1人当たりの可処分所得は30万円なのに、結納金は最大3560万円」・・・。記事は男性余りの一因を「一人っ子政策、跡継ぎとして男児を優先し、女児の中絶や出産直後の遺棄」と記述。本当なら凄まじくも哀れです。後段に習政権の講じる今現在の対策を書いていますが、それは読んでのお楽しみ(とまではいかないか)。 今日の一句 明星のキラリ光りて秋の宵 今日のラン 5km 今日の酒 札幌SORACHIレギュラー缶1 冷酒1合 芋焼酎お湯割り正味5合 今日の音楽 NHKFM N響定期生放送 ベートーベン 交響曲5番 ブロムシュテット 今日の写真はこれまた新聞記事です。ハムは新庄で決まり。それをしてではありませんがプロ野球、パリーグの優勝はオリックスに決まりました。最終盤まで縺れ、それに金満の絡まなくて、個人的には気分がよかったです。
2021年10月27日
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Tuesday, October 26, 2021 快晴 西北西の風平均風速3.1 21.8℃ 12.3℃ 午前5時起床。 午前7時半出社、午後5時半退社。 写真は出勤時の沖田付近から彼方に霊峰尺間嶽を望むの図。標高645m、ここに祭られる尺間大権現は心願成就、家内安全、商売繁盛、大漁満足、学業成就、厄除、縁結び、即ちオールカマーです。初詣の時期は賑わうと聞いています。それにしても気持ちのいい朝でした。 木立川を横目にパチリ。写真には映っていませんが、今月初めに飛来し始めた水鳥が沢山目につくようになりました。冬の使者を見ると、いよいよの感です。弊社、クールビズは今月いっぱいで終わりですが、私は先週末からネクタイを巻き、上っ張りを着て出勤しています。 仕事のほうは相変わらずです。仕切りのいいものもあればそうでないものも。悩ましいです。そんな中、ロビーにOBの方(先輩でもありますが)や友人の姿を見かけると懐かしく、声を掛けたり掛けてくれたり。わずか数十秒の久闊ですが、それに癒やされます。 帰り、弊社1階ロビーに設けられた期日前投票所に寄りました。投票を済ませましたが、そこにも会社の先輩を数人。お元気そうで何よりでした。ここは今週末まで毎日、しかも午前8時半から午後8時までの長丁場。お疲れ様です。 余談です。玄関を出たところに、新聞社のアルバイトさんかな、メモを持って出口調査の方と思しき人が立っていました。私は声を掛けられませんが、投票先の質問をしているのでしょう。数日後に掲載されるであろう選挙戦後半の情勢分析に使うはずです。 帰宅してランの格好に。懐中電灯を持っていつものコースを走りました。空に星が順番、瞬き始める下に汗をかきました。ジェット機の点滅を見つけると、なぜか遙かな気分になって、遠くへ行きたくなります。稀に人工衛星のゆっくり動く点を見て取れますが、これには気持ちを動かされません。 汗を流した後は夜のお勤め。冷酒を舐めた後、芋焼酎のお湯割りを2杯。今夜の当てはもう終わったと思っていた茄子です。煮浸しが出てきました。無防備だったためちょっと・・・。 ウィークデーはネタ切れです。他所の褌を借りてきました。 数日来、朝日に「日本経済の現在値」という特集が組まれています。今日のテーマは教育費。ざっくり要約すると次の通りとなりましょう。「幼児教育から大学卒業まで全て国公立の場合は1078万円、全て私立なら2533万円。近年授業料が上がり、多くの家庭が無理をして費用を捻出。老後資金を貯められない親が少なくない。そこまでするのが学歴社会の厳しい現実。それには理由あり、大卒に比べ高卒の生涯賃金は6千万円少ないから。加えて可処分所得の低い世帯は、子の進学調整(進学を諦め就職させること)を行わざるをえない」 記事は続けて教育に対する政府支出の方向性を批判しながら、親の所得が教育格差へと繋がり、世代を超えて連鎖するという悪循環を防げていない、と結びます。最近いわれている「親ガチャ」論しかりです。日本経済、そのような話になってしまうの現在値ではあります。執筆の榊原記者、いい切り口でした。 余談です。拙宅の場合を振り返ってみると、二人の子どもは高校まで公立。妻共々それまで勉強しろとは一度も言ったことがありません。放し飼い。進路も自由選択。娘が音大、息子が私立理系。二人が在学の折は、毎年クラウンの新車を買うような思いをしました。振り返ると、まさに記事の通りではあります。あっ、二人は高額の奨学金を借り、それぞれ就職後、既に返済を終えたようで、彼らも彼らなりに頑張ったことも書いておかねばなりませんが。 今日の一句 朝露の玉の揺れ落つ高菜の葉 今日のラン 5km 今日の酒 冷酒8勺 芋焼酎のお湯割り正味1合 今日の音楽 ブラームス 交響曲1番 ベーム ウィーンフィル 今日の写真は新聞広告です。何とも妙な内容です。何を言いたいんだろうか。 次のページにこうありました。「クレイジーで、行こう」とは、長いものに巻かれるな、飼い慣らされるな、ということなのでしょう。 なるほど。
2021年10月26日
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Monday, July 12, 2021 曇りのち晴れ 北東の風平均風速1.8 30.9℃ 23.7℃ 午前4時起床。私、床を離れて先ずこれを1缶、飲み干します。霊芝飲料「喜喜萬年(キキマンネン)」です。大分県臼杵市にある「うすき製薬」の製品です。 話が飛びます。 20代の頃、酔って辻占いに手相を見てもらったことがあります。見立ては、40代になって内臓系の大病を患う、でした。不惑の歳になって、そのことをふと思い出しました。内臓系の大病というと、癌を連想。私、癌の家系です。占いの指摘を避けるにはどうしたらよいか。煙草は吸ったことがないので、止めるも止めないもありません。その折、たまたまでしたが、悪性腫瘍に萬年茸が効くと言われていることを知りました。依頼20年余り、これを毎日愛飲。味はアロエやゴーヤの苦みに似ています。価格は30本入りで10ラー(6000円)ほど。お陰様かどうかわかりませんが、その手の病には今のところ無縁です。ただ、60歳までのうちにガンになる確率は7%。10人に1人以下ですから(出典・東洋経済記事)、霊芝飲料の効能はこれからかと。 戻ります。すぐさま血圧測定。それを済ませて書斎に、の毎日です。 午前6時半、家を出ました。昨日、交通安全の幟を立てた交差点に襷と旗それに帽子の3点セットを纏いました。安全協会の皆さん約20名ほどが一緒に立ちました。半分の時間を残し、お先に失礼。会社へ向かいました。午前7時半、席に着くのが日課です。 終日、判子押しとミーティング。夕刻、部下と某社訪問。帰宅は午後7時。帰る早々、妻に固定電話の調子がおかしいと言われ、それに取り付きました。何のことはない、接触不良でした。走る時間を逸しました。チャチャッ、筋トレしたあと、少しの散歩。写真は木立の中心部にある鎮守の森「熊野神社」です。変哲なしの風景ですが、鳥居の前の氏子社中幟と穂の出そろった稲。原風景と言えば原風景です。 ゴーッという音の聞こえ見上げたらコントレイル。上空はまだ西日が射しているのでしょう、南西に向かう機体の白さが殊の外でした(望遠撮影)。 シャワーを浴びて午後8時夕食。今夜のメインはコロッケ。拙宅、菜園に出来た馬鈴薯が山とあります。先日は肉じゃが。今日はこれ。さてもたかがコロッケされどコロッケ、手のかかりますが、面倒を厭わずの彼女に頭が下がります。手前は茄子の揚げ物。 もちろん連日の揚げ浸しもありました。 サラダは、玉葱スライスの上に胡瓜の細切り、大葉を散らしています。 この料理には「べんりで酢」という商品をかけます。私はドレッシングよりこちらを好みます。 毎度、自慢話ですが、上の茄子やコロッケ、輪切りの玉葱揚げや胡瓜、殆どが菜園に穫れたものです。土の恵みは有り難いです。 今日は白霧のストレートを流しながらツールを観戦。途中寝落ち。バタンキュー。今日の一句氏神が蜩聞いて酒を飲む今日のランなし今日の酒白霧2合今日の音楽ネマニャ・ラドゥロヴィチ Bachオムニバス 今日の写真は日経文化面に連載「装丁の美十選」の最終回。武田泰淳の本を取りあげていました。装丁が型絵染の人間国宝芹沢銈介。その魅力を絶賛のコラムです。 嬉しくなりました。というのも、知人に彼の愛弟子、福岡・大牟田に在住の型絵染作家・河野康子氏がいるからです。Iさんを介し十数年前に知遇を得たことがきっかけ、毎年、彼女から賀状が届きます。前にも紹介したことがありますが、以下に再掲します。どうですか、この図柄。泰淳の装丁、芹沢の系譜に連なっていることを見て取れます。
2021年07月12日
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Monday, June 28, 2021 曇り 24.0℃ 20.1℃ 午前5時起床。午前7時過ぎに家を出て、午後7時前に帰宅の毎日です。今日もそうでした。夕刻、着替えてラン6km。週末は酒浸りでした。今日、その毒を絞り出しました。汗を流して夕食。ノンアルで晩酌時刻を乗り越えました。 ツール・ド・フランスが始まりました。今日から7月一杯、テレビの前に寝ずの番。釘付けです。今年は誰がマイヨ・ジョーヌの袖に手を通すのか。興味津々です。あっ、来月に始まる大相撲には惹かれますが、プロ野球はもういけません。その理由、説明するのもノン。嫌です。(カープ最下位) さてもネタ切れです。今日は新聞の記事から。先日、6月12日の日経に「大学運動部に学業基準」の見出しを見つけました。運動部に所属する学生が活動に入れ込むと、単位不足になりかねない。スポーツ一辺倒で学業が疎かにならないよう、という狙いがあるようです。記者は理解を示すものの、識者はガバナンスやリスク管理の必要性を指摘していました。 そのことをして、思い出したことがあります。大学相撲部に属した男が鳴り物入りで大相撲に入門。トントン拍子、大関になりました。週刊誌は放っておかず、彼の特集を組みました。卒論は「多国籍企業論」だったそうです。ところが後日、その論文の分量は原稿用紙半枚分であったことが明らかになりました。うーむ、たったそれだけの枚数(分量)で多国籍企業を論じるとは、流石文武両道の天才です。
2021年06月28日
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Tuesday, January 21, 2020 午前4時起床。晴れ。 夜明け前に新聞が届いています。手に取って天声人語に原民喜の名前を見つけました。彼の「翳」という作品が、先の土日にあったセンター試験の国語に使われたことと、読んで「心が揺さぶられる」と書いてありました。それを読んでみました。不安の時代に翻弄される青年が主人公、滋味に富み、考えさせられる作品でした。そのことをして人語子は、高校の現代国語が論理国語と文学国語の選択制になって、前者が「実用的な文章を扱う」ようになると、深い文学や評論に出会う機会が減ってしまうのではないか心配しています。その通りかもしれません。 がしかし、私は余計なお世話とも思います。国語は意思の的確な表現、契約の手段です。授業はその基本を担うだけでよいかと。文学作品は芸術であり、現代国語の教壇に、鑑賞の仕方までを受け持たせるのは如何なものかと。加えて、私の経験ではその辺り、既に中学で終えているかと。所謂「よい本」を読み、感じ、それについて語ることはいいことだ、ということは正論です。しかし、そのことを理由に「出会う機会が減るを憂う」というのは飛躍かと。その部分は、高校の授業で扱うのもいいけれど、本来、若者の興味・向学・向上心に依るべきです。聖書マタイ伝に「求めよ、さらば与えられん。尋ねよ、さらば見出さん。門を叩け、さらば開かれん」と書いてあります。論理国語とは違い、文学との邂逅、作品との対話について、私は与えられるものではなく、自ら求め、訊ね、門を叩くものと考えます。現代国語が文芸のニュアンスを含み、その世界は、求めなくても教科書と授業で与えられるほうがよいとの人語子が弁、ちょっと違うんだよな。誰がどんな本を読んでどう感じ、何を思うか、そんな個人的なことに、正論・教条的なスタンスで態々首を突っ込むまなくてもいいと思うんですが。文学・芸術に「出会う機会」は、求めたら十分過ぎるほどあるのが昨今です。人語子の考えは余計なお世話かと。もちょっと強い口調で言うと、わかりきっていることをことさら持ち出して、大袈裟に論(あげつら)うペンに感じます。朝日を気障ったらしいと言う人がいますが、それはこういうところだろうと私は思います。気に障った人がいたらごめんなさい。 午前はずっと書斎に。タンポポが咲いたとか、ヒバリが飛んだとか、春の兆しがラジオに流れました。写真は拙宅梅林の枝です。蕾が膨らみました。 昼に食べたお好み焼きです。キャベツの始末がせいか、それがたっぷり入っていました。 こちらは間引いた菠薐草です。瑞々しい。まだこの程度ですが、これからどんどん大きくなります。 午後は家の壁塗り。手の届くところを2/3残していました。その半分に3時間を要しました。終えて、まだまだ先は長い、高いところはどうしようか、梯子は嫌だし、思案です。作業中、溶剤を吸わぬよう気をつけていましたが、どうしても避けることが出来ません。加えて、気づかぬうち、目に見えない飛沫が顔に付いたのでしょう、ヒリヒリし始めました。作業終了。陽の傾いて着替えました。写真はランの途中に写した陽射しです。ほこりっぽい空気にそれがはっきり見て取れました。途中、Yコーチと出会い、そこから併走。 帰宅して風呂。今日のお勤めは焼酎。当ては真鯛の腹身。塩焼きです。 こちらはチヌのそれ。何れも昨日塩を打って寝かして置いたものです。いい気色になってバタンキュー。今日の一首尾根筋を夕陽が辿る春の日の緩みし空気今も悲しき今日のラン8km今日の酒白波お湯割り2 ウイスキー1ショット ジン1ショット今日の写真は干し大根です。先日、これをスライスしました。それを干しての量です。大根は水太りです。もう一枚はヘリコプターです。木立の上を幾度も低空旋回していました。機体に日の丸がありました。自衛隊のそれでしょう。何をしているのかな。
2020年01月21日
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Tuesday,July 3,2019 午前3時半起床。終日雨。南九州、特に鹿児島は大雨。大変なことになっています。当地大分・佐伯はその雨雲から逸れて例年の空模様。ブロ友各氏の心配を感謝ですが、今のところ特段のことはありません。 閑居。読書。骨のある本でした。乙川優三郎「蔓の端々」。これ、お薦めです。 続いて映画を2本。「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」と「俺たちは天使じゃない」。前者は薬中毒の若者が猫の存在に救われるというノンフィクション。10点満点中5点といきたいところですが、猫の可愛さを加点して6点。後者はロバート・デ・ニーロ主演。30年前の作品につきデ・ニーロが若い。ショーン・ペンもです。デミ・ムーアも美しい。娯楽映画。10点満点中5点。 余談です。映画「ボブ~」に、主人公が雑誌「BIG ISSUE」を路上販売して糧を得ようとするシーンがあります。issue?、問題?、何なのなだろう。調べてみました。ウィキによると、ホームレスの社会復帰に貢献することを目指すとする企業があり、その会社はイギリス発祥、世界各地でホームレスのみが販売することの出来るストリート雑誌を発行、その雑誌名とのこと、なのだそうです。日本でも主要都市圏で売られているとのこと。そういえばそのような雑誌のあることを新聞で読んだことがあるような気が・・・。続けてウィキは、それがどうしてホームレス救済なのかということを雑誌の販売システムで説明。最初、販売を希望する者は1部350円のそれを10冊、無料で受け取ります。完売すれば3,500円。次からはそれを原資に1冊170円で仕入れ、販売する毎に1冊当たり180円の実入りとなります。取り扱う内容はオールジャンルですが、民主主義礼賛がベースにあるようです。今度、都会に出向いたとき、1冊手に取って見よう。 午後、母からTELあり。明日、診察がてらの薬貰いに病院へ連れて行って欲しいとのこと。そのことをして、老父母の今後を妻と話しました。内容が横道に逸れ、妻本人の私に対する小言を聞く羽目に。一言で言うと、私が夫としての役目を果たしていない、そう言われ、返す言葉がありませんでした。具体的な内容をここに書くとまずいので止めにしますが、結婚し、一人の人生を引き受ける(こう書くと上から目線ですが、妻の言に「この人に賭けて」というニュアンスが含まれていたので、敢えてこの表現を用いました)ことの大変さを思い知りました。彼女、吐露するだけ吐露したらケロリ。言い過ぎたと思ったのか、写真はニコニコしながらこさえてくれたパスタです。先日こさえたトマトソースを使ってあります。美味かった。今日の一句雨空に映画を掛けて憩う杣今日のランなし今日の酒アイラモルトストレート1ショット 冷酒2合 白ワイングラス1今日の写真は7月3日付け朝日新聞夕刊に掲載の記事です。大分には夕刊がありません。デジタル朝日の会員なので閲覧可能。亮さんのホームグランド・釧路の赤横が載っていました。なんと「居酒屋・花」のママさん登場。見出しは「酒場で 2,019参院選 戦後74年 北方領土は近くて遠いまま 北海道・釧路 赤ちょうちん横丁」。私、亮さんにその店へ案内して貰いました。根室で買った花咲蟹を皆で食べました。美味しかったなぁ。
2019年07月03日
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平成30年8月24日(金) 午前4時起床。晴れ時々曇り。湿度の高い蒸し暑い一日でした。夕刻、会社の勝手口を出たときになって初めて「むっ」。それを感じました。 午前、昨年1年間、部下だった社員に階段の踊り場ですれ違いました。工務部門に働く技術員S君たちでした。外から戻ったのでしょう、作業服の背中に汗が滲んでいました。お疲れ様。それをして外の残暑であろうことは判っていましたが、窓際管理職の私は終日エアコンの効いた社内です。申し訳ないという少しの気持ちと、自分もかつては1年中バイクに乗って酔散の営業で浜廻り、若い内は頑張れ。そういう思いも半分でした。ぼんやり考えました。私も現場に出たい。写真は昼に食べたキーマカレー。妻が昨晩こさえてくれたものです。電子レンジでチンしてね、そう言って持たせてくれました。給湯室は各階にあるのですが、レンジは私の座るフロアーの一つ上の階にしかありません。それが面倒、冷たいまま食べました。それでも美味しかったです。 南瓜を漉したスープも添えてありました。こさえるのは大層面倒なのに。これは保温容器に、でした。暖かかったです。感謝感謝です。 前後します。朝、玄関を出る折り、目にとまったキリギリスです。トノサマやショウリョウに増しての親近感があります。アリとキリギリスの物語をしての思いです。蓄え後に備えるという観念のない杣夫です。水産学を学ばず、酔散学を勉強しました。字の通り、飲んで散財。漁師気質、所謂「宵越しの銭は残さず」です。次の日、海に出たら魚がうようよ泳いでいる、銭が泳いでいるんです。それを獲ればいい。でも、そんな生活を続け、いよいよ、出漁できない年齢になりました。後悔先に立たずです。写真の虫に身を重ねる杣夫ではあります。 その日暮らしは旦那だけじゃーないぞ、飼われる儂の身にもなってみろ、何をそんなに塞いでいるんだ byトラ。 さても書くことがありません。そこで新聞に対する意見を一つ。このところ「障害者の法定雇用率を中央省庁が水増しした疑いがある」ことを大きく報じています。法が障害者を一定割合以上雇用することを義務付けているのに、一番に守るべき国がそれを誤魔化しているからです。 従業員全体に占める障害者の雇用割合を、民間企業、国・地方公共団体、都道府県教育委員会のそれぞれで定めています。定められた雇用割合を達成できない事業者は未達成割合を人数換算し、1人当たり5万円の納付金を納めないといけません。しかもこの納付金、未納だと延滞金がつきます。不正により逃れると罰則もあります。 そのような義務を課しながら、国自ら「水増し」して数値をかさ上げ、難を逃れようとすうる姿勢が頂けないのです。 さて、ここまで書いて本題を。新聞はこの雇用率アップを「水増し」と表現しています。しかし、縷々書いたよう、事業主に厳しい条件で納付金を課す制度をこさえながら、自らは縛りをクリアしたかのような操作、これは断じて「水増し」という表現ではなく、「誤魔化し」という用語をもって報じるべきです。 「水増し」と「誤魔化し」では、恣意の度合いに差があるように思えます。Weblioによると「水増し」は「実質はないのに見かけだけを増やすこと」とあり、「誤魔化し」は「都合の悪いことを隠したり、相手に分からないようにすること。あるいは、質問などについてまともに答えないで、うやむやにすること 」とあります。悪巧みの色は「誤魔化し」の方が濃いです。よって、本ケースの場合は水増しという表現よりも「誤魔化し」を使う方がよいと思います。向こう側に謀のあるような気がしてなりません。 偉そうなことを書きました。そもそも自分が誤魔化して生きてきた人間ですから、上記の当事者、気持ちはわからんでもないです。余談です。子どもたちの夏休みが終わる頃です。私は小学校の折り、してもいない宿題をしたことにして新学期を迎えていました。チェックの甘い先生もいましたし、始業式の日、家に追い返されたこともありました。それでも宿題をしなかったなぁ。何が何とかなるのか判りませんが、なんとかなるもんです。今日の類語「水増しする」 下駄を履かせる、盛る、粉飾する、誤魔化す、見栄えをよくする、上げ底にする、かさ上げする 以上は数量を実際より多く見せかけるときに使うことを念頭においてのものです。ものごとを大袈裟にの時は次のような表現になります。 はったりをかます、法螺を吹く、大言壮語、大風呂敷、尾鰭をつける、誇張する、豪語する、大口を叩く、大仰、広言するちなみに「誤魔化す」の類語は以下の通りです。 化かす、まやかす、謀る、瞞着、いかさま、騙す、惑わせる、丸め込む、惑わす、いんちき、欺く、誑し込む こうしてみると、先の国が省庁の「水増し」はどう考えても「誤魔化し」と表現すべきでしょう。今日の一句シロッコが狗尾草を揺らしけり今日の酒日向木挽3合今日の写真は花2題。1枚目はトレニア。勝手口の先に咲いています。花言葉はひらめき、温和、愛嬌、可憐、可憐な欲望、大切な人のそばで、だそうです。なぜだかさっぱり判りません。次はオミナエシかな。終わり間近の百日紅下に満開です。
2018年08月24日
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平成30年7月2日(月) 午前4時起床。曇り時々雨。バラバラという音が聞こえそうな飛沫でした。台風の影響でしょうか、強まったり弱まったり、風の舞う一日でした。写真はゴーヤジュースです。リンゴ、バナナ、小松菜、レモンが混じっています。今後、ヨーグルトや蜂蜜、豆乳の混じることもあります。今日から夏一杯、1週間のうち4~5日、これだけが朝ご飯です。 午前はデスクワーク。途中、出資する会社の件でミーティング。先行きが難儀です。午後は取引先で会議。顔出しだけでした。写真は昼の弁当です。カツとじでした。 真っ直ぐ帰宅。雨の上がったところでランシューズを履きました。キャノンG15をビニール袋にくるんで出発。毎度変わり映えしませんが、以下にその切り取りを。1枚目は稲穂です。昨日の写真写りが悪かったので再度掲載。穂の出る直前です。台風の風に吹かれて白穂にならなければいいが。心配です。 葦高の山は上半分が雲の中でした。山の向こうは米水津湾です。豊後水道から吹いてくる湿った南風が両線を越えて垂れ込めます。 こういう天気です。餌となるトンボやバッタは葉陰に休んでいるのでしょう。狩りのできない燕が手持ち無沙汰でした。 家に戻りました。大風に備え、妻が野菜のあれこれを支柱に固定していました。それを手伝わずにシャワー。ブルーチーズを白ワインで流しました。読みさしの笹本良平を手に取っていたら、これが出てきました。さっぱり系は焼酎ロックがよろしい。それを流しました。 人参シリシリです。ツナと卵とごま油を使っています。これもいい感じでした。 うっ、茄子の煮物です。早くも食傷気味。 メインは餃子。食べ終えて、食卓の椅子に座ったままこっくり。舟を漕ぎました。 月曜日はネタ切れ。その折は備忘録の中から拾うのがよいです。 新聞紙面には惜別欄があります。他界した人の蓋棺録です。朝日6月30日の夕刊、そこに初代鹿屋体育大学長の名がありました。4月8日心不全で死去、97歳だったとのこと。氏は市民スポーツやレクリエーション活動を日本で普及させた牽引役だったそうです。 話は跳びます。私、平成29年9月30日(土)のブログに学徒出陣のことを書きました。上京し、神宮球場で六大学野球を見たときのことです。隣に新国立競技場建設中でした。立ち並ぶクレーンにそれと判り、そこが戦前、神宮外苑の競技場であったことを思い出しました。現実は目の前に白球を追う学生、応援のチアガール。弾ける若さと歓声の場内は平和の象徴です。そのことをして同じ神宮外苑の70余年前のことがだぶりました。方や戦地に向かう学生の雨中行進。両方とも同じ世代であることの不思議さではありました。話を先に進めます。その出陣学徒壮行会、東条首相の檄に東大生が美文調の答辞を返しました。「生等(せいら)もとより生還を期せず」と決意の程を述べました。戦局傾く中、双方のやりとりは、聴く人を酔わせるものでした。しかしその学生本人は戦地に行かず、終戦を迎えました。内地に留め置かれたようでした。そのことが物議をかもしました。「生還を期せず」という言葉と引き換えに難を逃れたのでは、という批判がくすぶりました。戦後、このことに関し、本人は貝になりました。彼こそが江橋慎四郎氏です。数奇な運命といえば数奇です。朝日はこれを「終生背負った経歴」と書いています。確かに重い経歴ではあります。さてもの鹿屋です。そのまちには海軍航空隊の基地がありました。特攻機が出撃の過去があります。生き残った氏は、平和の時代、そのまちの土を踏んだ時、何を思ったのだろう。今日の類語は休みます。今日の一句粉黛の右に左に並び居り今日のラン5km(1km歩きました)今日の酒白ワイン1グラス 焼酎2合今日の写真は蝶の交尾です。ランの折、見つけて写しました。
2018年07月02日
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平成30年4月4日(水) 午前4時半起床。晴れ時々曇り。夜のニュースが今日も5月中旬並みの気温だったことを報じました。明日は平年近くに戻るようです。 仕事の方は終日バタバタ。幹部会議や内部ミーティング、挨拶回りと書類決裁。バタバタしました。早く巡航状態に持ち込みたいです。写真は訪問先に貼ってあった七つ星のポスターです。昨秋の豪雨被害を被ったJR九州がダイヤ変更。このクルーズトレイン、以前の通過は未明でした。このほど毎週木曜日、12時25分頃から10分間、佐伯駅に停車を始めたそうです。知りませんでした。撮り鉄の方、如何ですか。ちなみにです。下世話な話ですが3泊4日の料金は最低ランクで7千ラー。しかもドレスコード、サンダル,Gパンは禁止だそうです。 今日はまだ明るさの残るうちに帰ることができました。走ろうか。そう思った矢先、庭先に妻の姿。目が合いました。顔に「梅林下の草が伸びた」と書いていました。ネクタイを解き、作業着に着替えました。草刈り機を背負いました。暗くなるまで小一時間、カラスノエンドウをやっつけました。 シャワーを浴びました。プシュッといきたいところですが、週末まで我慢と決めています。赤ら顔を元に戻そうという作戦です。でも数日抜いただけで白くなるはずもないし。借りに赤でなくなったとしても白くはなりません。黒くなるだけです。飲もうかな。いや、まてよ・・・。食事の始まるまで葛藤が続きました。 カープの試合をチェック。追い上げましたが届きませんでした。晩ご飯に腹がくちて眠くなりました。午後9時就寝。 書くことが無いので新聞記事をしての雑感を。 日経に「テスラ株『冗談』で急落」という見出しがありました。テスラ社はアメリカの電気自動車メーカーです。そのCEOが4月1日、自らのツイッターに「テスラは破綻した」と書き込んだそうです。しかも量産の難航している新型車にもたれかかる自らの写真を添えだそうでした。エイプリルフールをしてのことでした。しかし市場は反応。株価が急落したそうです。記事によると、実際、社の生産・販売状況も思わしくないようで、それも相まって経営不安視の声が拡がっていたようで、ジョークが泣きっ面に蜂となりました。まさに「冗談にも程がある」ではあります。翻って自らを顧みた時、嘘つきですし、冗談も下手の杣夫です。失敗も多い。気をつけなければ。 そのことをして、以前、次のようなことがあったのを思い出しました。杣夫の住む木立にNのZ蔵という男がいます。一つ年下、焼酎が専門の大酒飲み。しかも酒癖悪し。集落の家々を飲み歩いていました。以前、夜中、時折拙宅にやって来ていました。ワインを出したら「おっ、なにけ、この酒ぁすぃーのう」と宣いました。この手の夜討ち、地区の主婦連中は嫌いますが、私は微笑ましく、好きです。或る日、ローカル面の死亡欄に彼の名が載りました。ゲッ!死んだか?毎晩鯨飲していたからな。忽ちそのニュースに地区が騒動となりました。通夜は?葬儀の日程は?葬祭場はどこだ?慌ただしい空気でした。半日経って、亡くなったのは同姓同名の高齢者と判りました。なんだ、いかにもZ蔵らしい。テスラの社長と違い、誰のせいでもないですが、これも冗談芋ほどがあるということをして浮かんだのでした。その彼、50代半ばに再婚。子どもが生まれたそうです。すごい。 何だか脈絡のない話でした。 もう一つ新聞種を。日中、某人と話す機会がありました。イルカウォッチングの話から鯨のそれに推移。セントローレンス川河口にシロナガスの群れがいてホエールウォッチングを体験したとの話でした。見物船の船底を潜って舷側に浮上した時、吐き出される息の獣臭がすごくきつかったとのこと。ふーん、鯨の息がそうとは知りませんでした。それをして鯨肉の話になり、生肉は道東でしか味わえない、こちらも知ったかぶりを披露しました。その場はそれで終わり。しかし、後がいけませんでした。テスラ記事の次のページに「南極海の鯨肉陸揚げ」とありました。調査捕鯨、測定を終えたブツが市場に出回るのだそうです。300頭あまりを捕獲、1,000トンの鯨肉が市場に放出されるとのこと。なーんだ、船上処理の冷凍物ではありますが、こうも大量にとは知りませんでした。自慢話はいけません。今日の一句飼い猫の恋や悲しの網戸かな今日のランなし今日の酒ノン今日の写真は知ったかぶりを赤面した鯨肉の新聞記事です。横の本は大分県・臼杵市の魚によるまちづくりの取組をレポート。臼杵市長の讃辞が巻末に載っていました。著者は大分県の水産業改良普及員から国立高等商船の教官に転職した方です。かつて営業に身を置いていた折に知遇を得ました。Drです。いい本でした。佐伯も水産のまちです。読んで励みとしなければ。酔散の儘であってはすたります。
2018年04月04日
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平成30年3月15日(木) 午前5時前起床。晴れのち曇り。夜、雨になりました。暖かい一日でした。 午前は小会議の末席に控えました。明日がメインとなります。それを終えたら一息です。正午過ぎ、TELがありました。Sさんからでした。後一週間ほどで佐伯を離れます。寂しくなります。時々お茶しながらの放談が愉しかったです。電話は引っ越し荷物の整理で出る本を貰ってくれないか。勿論二つ返事。嬉しい話でした。 午後、野暮用があり、ポカ休を取りました。家に戻り、作業着に着替えました。再び軽トラに乗りました。野暮用は荷物運び。軽い仕事でした。午後4時半に帰宅。雲行きが怪しくなりました。梅林下に積んだ薪にビニールを被せました。降り出す前にもう一仕事するか。作業着を襤褸作業着に着替えました。山仕事には普通の作業着がもったいない。家の野良も一緒です。おっとその前にプシュッ。禁断のエキスです。一息ついて草刈り機を背いました。延び始めたカラスノエンドウをやっつけました。新芽です。ホトケノザ含め、ビニール紐の刃で十分でした。茶株の間にも刃先を差し込んでやりました。この作業、無心になることができます。1時間の集中でした。それを終え、刃をチップソーに取り替えました。玄関先のヤブランを始末。シャワーを浴びました。これで言いつかった週末仕事の一つが片付きました。山行き、心おきなくです。写真は家の取付に咲き始めた黄梅(オウバイ)です。 花をもう1枚。父の築山に満開の白木蓮。一部が早くも色褪せはじめました。 書くことがないので新聞から。先日の日経に「女性の人生満足度」と題した記事がありました。リサーチ結果の紹介でした。生き甲斐を感じるために女性が心がけていることはご覧のとおりです。これを読んで妻は何を心がけているんだろうか。訊ねてみよう。 それはそれとして、男女2,000人に訊いて人生満足度を向上させる趣味・レジャーの中身は旅行がトップ、次いでグルメ、音楽が続く、とあります。一昨日、杣夫も満足を得るための手段として音楽、本、映画、酒、ランを挙げました。同じ傾向です。このコラムを読んで益々サンデー毎日が待ち遠しくなりました。翻って満足度の下がる要因の一つにネットサーフィンとSNS。ブログも要注意です(笑い)。今日の一句庭に咲く此岸彼岸の木蓮か今日のランなし 今日の写真は読んだ豊田健次「それぞれの芥川賞直木賞」文春新書です。著者は長年、芥川賞矢直木賞の下読みをした人です。その世界、いい感じです。惹かれます。向田邦子氏のエピソードが面白かったです。ブログネタを仕込むヒントのようなことも書いてありました。これ、先のSさんにいただいた本です。引っ越しにあぶれた本をくれるということですが、こんな本が沢山あるんだろうな。楽しみだな。 幾つか文春新書の紹介がそでにありました。小説読みの杣夫です。どれも読んだことがありません。しかし、そそられます。
2018年03月15日
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平成29年11月13日(月) 午前4時半起床。晴れ時々曇り。 ブルーマンデー、リーマン仕事は午前に内部協議。午後は判子押しでした。今朝の朝礼、予定確認の後、先日聴いたジェンダーのことを話しました。5分間でしたが、長すぎたようでした。月曜朝一の講釈垂れはよくなかったな。 まっすぐ帰宅。帰りの車中で嘉風の負けたことを知りました。残念。着替えて暗い中を40分、歩いたりジョグしたり。ちょっとだけ汗ばみました。曇って星は見えませんでした。明日は雨の予報です。 書くことがないのでポーラ化粧品の新聞広告を。NIKKEIにカラーの全面広告。「美肌グランプリ」と題し、女性美肌ランキングを都道府県別に掲載。大々的でした。一位は富山、次いで石川、秋田と続きました。ブロ友さんの住んでいる愛知は21位、北海道が24位、岐阜は38位、大分はブービーの46位。最下位は武士の情け。それにしても測定方法やサンプリング、その方法が気になるところです。写真のないのが残念です。 新聞ついでにもう一つ。土曜日の書評欄に、月刊誌小説現代が連載を止め、読み切り長編の掲載に特化するとのこと。続き物よりもその方が売れるだろうとの目論見です。これ、いいかも。出張や旅の移動中、手持ちぶさたは持参の文庫本と決まっています。しかし、それを読み終えて扱いに困ります。捨てるのは気が咎めるし。雑誌はdマガジンで済ませるので購入しません。そんな折、読み切りの月刊誌があると助かります。次号に続く、という不完全燃焼を防ぐことが出来ます。ポイしても心が痛みません。小説現代、しばらく休刊し、来年の秋に再出発とありました。楽しみです。でもその折、もう出張は無くなっているわな。退職したらプライベートの旅を増やしたいな。 オマケ。『オックスフォード&ケンブリッジ大学世界一「考えさせられる」入試問題 あなたは自分を利口だと思いますか?』 河出書房 886円 という本の紹介が同じNIKKEI書評欄の隅に載っていました。ネットで調べたら解説に「イギリス流の、ほんとうの賢さとは何か?世界トップ10に入る両校の入試問題ではこんな超絶な思考実験が行われている!さあ、あなたならどう答える?どうしたら合格できる?難問奇問を選りすぐり、ユーモアあふれる解答例をつけたユニークな1冊」とありました。問題を紹介します。ケンブリッジ大学“法学”あなたは自分を利口だと思いますか?オックスフォード大学“物理学”蟻を落とすとどうなりますか?ケンブリッジ大学“コンピューターサイエンス”棒高跳の世界記録はなぜ六・五メートル程度で、なぜ破られないのですか?オックスフォード大学“法学”過去に戻れるとしたらいつにしますか、またそれはなぜですか?オックスフォード大学“哲学、政治学、経済学”あなたはクールですか?オックスフォード大学“古典学”もし全能の神がいるとしたら、彼は自身が持ち上げられない石を造ることができるでしょうか?ケンブリッジ大学“医学”自分の腎臓を売ってもいいでしょうか?ケンブリッジ大学“哲学”精神病質者(しかも、殺人だけが唯一の楽しみである患者)に、自分は好きなだけ人殺しができる現実世界にいると信じてしまうようなバーチャルリアリティを創出する機械を使わせることは、道徳的に問題ないでしょうか?ケンブリッジ大学“社会学、政治学”肥満の人もNHS(国民健康保険制度)の無料医療サービスを受けていいでしょうか?ケンブリッジ大学“工学”なぜ、昔、工場の煙突はあれほど高かったのですか?面白いです。しかし、上記の問題に加えて「誠実は法律のどこにおさまる?」「火星人に人間をどう説明する?」といった珍問も。火星人への説明を考えてみました。私なりの解答です。 いつも隣人の悪口(非難の応酬)を言い、小競り合い(紛争)。時々大喧嘩(世界大戦)し、互い、ボコボコになって仲直りを繰り返すのが人間です。今日の一句明日は雨の匂いのする夜帳今日のラン2km ウォーク30分今日の酒田苑ロック2合 ふなぐち5勺今日の写真はいよいよネタ切れ。仕方がないので玄関に飾る絵です。郷土の誇る新文展無鑑査、菅一郎画伯の色紙。いい感じでしょう。(この写真、前にも載せたことがあるかもしれません。そうだったらご愛敬ということで)
2017年11月13日
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平成29年10月30日(月) 午前4時半起床。昨夜、久しぶりに酒を抜きました。眠りが浅かったです。幾度も眼が覚めました。ウトウト感の続いたような感じを覚えました。日中は青空がのぞきましたが、黒雲が多く、肌寒かったです。出勤までの時間、薪ストーブを焚きました。薪の熱で沸かしたドリップケトルの湯を注いで未明の珈琲を楽しむ至福。ブルーマンデーを向こうに押しやってくれます。こういう折はモーヤンの音楽がいい。 その10月、今日が30日、明日は晦(つごもり)です。長かったクールビズが終わります。明後日からネクタイ出勤です。 終日リーマン仕事。今、朝礼は週1回です。セクションに二つのチームがあり、それぞれに朝一のミーティングがあります。出しゃばってその時間を喰うわけにはいきません。月曜日だけにしました。台風被害如何、先週の会議対応へのお礼、交通安全励行、インフルエンザがはやり始めたので予防接種を一考されたし、APUで世界報道写真展開催一見の価値ありなどを話しました。気の利いた話はできませんでした。 仕事を終えてまっすぐ帰宅。着替えて薪を居間に運び込み、それから走りました。スタートからウエストライトを点灯。宵月が煌々でした。足下は暗かったですが、木立を囲む標高数百メートルの稜線は膨らみ始めた月に照らされ、はっきりそれと判りました。ランは汗ばんだだけで終えました。風呂に入ったあと、土佐鶴を引っ掛けました。 日曜日の日経文化欄に恩田陸氏が「栞の救出」と題したエッセイを寄せていました。切り口が素敵だったのであらましを紹介します。 栞が好きだ。旅行先で見つけたら必ず求める。机の引き出しがそれで一杯になった。それでもつい買ってしまう。最近、洋服の値札を栞にするのがブームという。それもいい。旅先で読む本には失くすといけないので気に入りは使わない。チラシや包み紙を代用する。読書、以前は一晩に1冊読み終えたが、歳をとって、読みかけを置くことが多くなった。栞は挟んだまま。そうして日が経つと、栞に「早くここから出してくれ」と訴えられているよう。一方、挟んだ栞の少し天に首を出している姿もいい。人が電車で本を読んでいて、降りる駅だと気づいてハッとし、栞をサッとはさんで立ち上がる姿は好ましい。あれこれ書いて結局、自分は本を読むのが好きだと思う。読んでいると猫が膝に乗ってくる。邪魔をしたくなるのは、動物が読書の世界から引き戻そうとする勘なのだろう。作者との対峙は没頭だ。読書する人間は昔から画に多く描かれたが、その理由を判る気がする。翻ってパソコンの中の文字は味気ない。本とは似て非なるもの。のっぺりだ。画面に向かう人は絵にならない。さてと、今の仕事も一段落しそうだし、挟まった栞を助け出しに行くとするか。 どうですか。いい話でしょう。共感しました。私の読書、彼女に近いものがあります。読んでいてソロリ、猫が膝も同じです。今日の一句待月に照らされ浮かぶ元越よ今日のラン4km今日の酒日本酒2合今日の写真はコードレスイヤホンです。息子が不要と、送って寄こしました。取説をまだ読んでいません。使うと便利なんだろうな。
2017年10月30日
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平成29年9月11日(月) 晴れのち曇り。午前5時起床。目は4時に開いていました。布団の中で読みさしの本を終えて、ipad。週刊誌流し読み。メインの記事は飛ばします。本と映画のところを中心に。新聞各紙も週一取り扱いますが、そそられる書籍とシネマ、私は週刊誌の方に軍配を揚げたい。写真はそれとは関係ありません。出勤時、駐車場から弊社勝手口への途中に咲いた朝顔です。このブルー、得も言えぬ浅き、而して深き青。 今日は色々ありました。終えて疲労感あり。帰宅してとっておきの酒を開栓。生酛大吟醸福智屋でした。日中の澱が溶けていきました。Kさん、ありがとう。美味しかったです。 書くことがないので違和感を覚えたことを以下に。今日のスポーツ報知9/10(日)21:55配信はなんとも妙な記事でした。少し長いですが、以下に引用します。 先発の小笠原慎之介投手(19)が6回7安打1失点と粘投し、勝利投手の権利を得て降板したが、7回に救援陣がつかまった。志願の2軍調整から20日ぶりに復帰し、4年ぶりの50試合登板を達成した2番手・岩瀬仁紀投手(42)が松山に同点2ランを献上すると、3番手の又吉克樹投手(26)が2死から西川に決勝適時打を浴び、今季37度目の逆転負けを食らった。 今季5勝目をフイにされた小笠原は「勝負所で抑えられたので良かった。四球が多かったのですが何とか抑えられた」と、コメントに一定の満足感をにじませた。 しかし、そんな19歳左腕を「(負けたのは)慎之介のせい」と激怒したのは武山真吾捕手(33)だった。2回、カーブの制球が利いて無死一塁からエルドレッド、安部、バティスタを3者連続三振に抑えたが、それが“間違いの元”だった。 武山は4回、安部に同点打を浴びた直後、小笠原を「オマエ、何やってんの? そんなんなら自分で(配球を)やっていいよ!」と叱り飛ばしたという。「アイツ、きょうはカーブがいいからって、カーブばっかり投げたんです。チェンジアップのサインを出しても、内角への直球のサインを出しても首を振る。だから試合前半で布石が打てなかった。そのシワ寄せが岩瀬さんに来た」とベテラン捕手は、いら立たしげに振り返った。 序盤に主力打者の内角を攻めて内角を意識させることで、終盤に「空いている外角」(武山)で料理しやすくなる。たとえ先発投手が降板しても、その布石は救援投手陣に引き継がれる。しかし、この日は小笠原の“わがまま”で、その伏線が張れなかったと、武山は力説した。 果たして、7回に岩瀬は、先頭・丸にカウント3ボール1ストライクから、内角の直球を2球続けて簡単にファウルされた結果、四球を選ばれた。続く松山には内角のスライダーを右翼席ポール際に運ばれた。武山は「岩瀬さんは(布石を打ち直すために)『1球どこかで内角に突っ込まないと』と思っていた」と打ち明ける。しかし時すでに遅く、序盤に内角を攻め切れなかったことで、厳しい球を躊躇(ちゅうちょ)なく「松山に踏み込まれた」というのだ。 「きょうに関してはアイツ(小笠原)は前半、いなかったに等しい。自分で(配球を)やるなら、リリーフに迷惑かけず、最後まで投げろって話です」と武山の憤りは収まらなかった。小笠原とすれば登板3日前、近藤投手コーチからカーブの投球法を教わり、それが奏功したと手応えを感じていたことだろう。しかし、その“若気の至り”が、日々の結果に現役続行の是非が左右される岩瀬を悲劇へと導いてしまった。 こういうの、ありなんですかね。どうもいただけないな。ベテランの武山捕手、19歳を相手に八つ当たり。何か思うところがあったんでしょうか。それとも岩瀬投手への忖度なんでしょうか。9回を通じ、配球の組み立てに工夫があるのならあるのでしょう。この話、ダックアウトルームのミーティングで、ならわかります。外に向け、こんな発言の飛び出す中日、来年が思い遣られます。加えて、それをこともあろうに相手記者が報知です。「若気の至りが、日々の結果に現役続行のぜひが左右される岩瀬を悲劇へと導いてしまった」はないでしょう。打たれたのは岩瀬、結果はこれだけです。今日の一句独酌の香住の酒よ若狭湾今日のランなし今日の酒極上甘露3合今日の写真は夜の静寂です。一枚目は玄関引き戸上のヤモリ。バッタを捕まえパクリの図。狩りはこうしたものです。よく見て下さい。ナイスショットでしょう。次は梅林下に咲いたニラ。直立不動が無体を寄せつけません。背筋の伸びた姿勢がよろしい。
2017年09月11日
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平成29年8月24日(木) 午前4時半起床。快晴。最高気温は34℃でした。湿度が高いため、体感はそれ以上。不快指数は100近いはず。釧路の亮さんが札幌、東京と途中下車しながら飲み歩いて日本縦断、週末は、博多にやって来ます。こちらの蒸し蒸し感、酒でたっぷんたっぷんになった体には応えるだろうな。 写真はそれと関係ありませんが、出勤前、庭先に植わった観葉植物です。鉢にあったものを妻が此処に移植。毎年、目が出てこのような葉を見せてくれます。 終日、デスクワーク。リーマン仕事を終えた後はまっすぐ帰宅。道中、今日も走るぞ、そう考えながらカープ戦をラジオで聴きました。家近くに至り、父の栗畑や茶の生け垣に雑草の伸びているのに目がいきました。よし、除草剤を撒こう。思い立って、野良着に着替えました。ラウンドアップを100倍に薄めた液15リットルのタンクを背負いました。左横についたレバーを動かし、タンク内に圧をかけます。すると、噴霧ノズルからシューッと出ます。この散布を2ラウンド。粗方を終えたら真っ暗になりました。この仕事、週末にと考えていました。これで週末の博多行き、「心置きなく」です。 さて、最近、会社内に小さなトラブルやミスが目立ちます。原因は「怠慢」と「ぼんやり」です。困りものです。お客様に迷惑をかけたり、弊社のブランド(既に地に落ちたの感もありますが)を傷付ける恐れだったり、場合によっては会社に損失を与えたり。 そのミス、発覚したら速やかに解決することは勿論です。しかし、肝心のことは、なぜそのような「事」に至ったのか、です。原因を詳らかにし、防止策を考え、繰り返し徹底しないと、後を絶ちません。顛末書を求め、折に触れ、朝礼で注意喚起するのがよいです。それを面倒くさがりしないのが弊社の社風です。而して「事」が繰り返されるのです。 今日の案件、異なるフロアでのミスでした。それが火の粉となって私の部下たちに降りかかりそうになりました。取り急ぎの繕いをしました。今後、先に書いた「面倒」を垣根を越えてしなければなりません。苦言はそれこそ面倒ですが、避けていては進歩がありませんから。 私、かつて弊社の運営する航路部門を担当した折、運輸安全マネジメント制度を知りました。一つの事故には300のヒヤリハットがあります。ヒヤリハット情報をベースに未然防止活動をPDCAサイクルにより継続的に行っていくという手法です。この面倒はまさにPDCA。役立ちます。明日、嫌事を前向きの内容に置き換えて、そこの部門の管理職へ伝えます。 それにしても組織は人です。あれこれ苦言を呈したら、その人たちがどう思うか。そのことを考えると、やっぱり嫌なものです。人の心の内は推し測れません。あーあ、面倒臭いなー。 「ぼんやり」のことを書きました。ついでにも一つ。 先日、ぼんやりの時間、朝日新聞地域面紙面ビューアーを眺めていました。8月17日木曜日の地域面紙面「第2東京」に「朝鮮陶工の足跡たどる」の記事がありました。その内容は以下のとおりです。 文禄・慶長の役の際、陶工たちが半島から連れてこられました。彼らは佐賀・有田の地で陶磁を始めました。それが今の有田焼、なのだそうです。この6月下旬、新宿・大久保にある高麗博物館で、往時の陶工たちが故国を偲んで行った催し「山登り」を再現したことも書いてありました。佐賀・武雄の「山深い窯の跡地には無数の陶器破片が小山のように積み重なって」、「伊万里には880基の陶工たちの墓標をピラミッドのように寄せ集めた無縁塔」があるそうです。高麗美術館の関係者が、朝鮮陶工たちの苦難を想い「歴史や事実を知ることが、真の和解や共生への第一歩だ」話したとも。御意です。 ところでこの記事を読んで思い当たることがありました。私のまちにもそれに関連の過去があるのです。豊後波越窯跡です。このことは前に書いたことがあります。朝鮮半島を攻めた時、戦功あって後に佐伯藩主となった毛利高政が陶工の一部を引き受けました。佐伯市堅田・波越に波越窯を構えたという話です(ここでいう毛利は毛利元就の毛利とは直接の関係はありません)。 波越窯のことは別府大学文学部史学・文化財学科・上野淳也準教授が詳しく調べています。それによると、関ヶ原の戦い以降、高政が佐伯に転封となってすぐ築窯されたようです。その後、1630年代に入り、毛利家に跡目争いに端を発するお家騒動が生じ、窯のある堅田地区はお上に召し上げられ、天領となりました。上野先生は、同時に窯も閉じられたと書いています。 400年も昔、朝鮮半島を離れ、異国の地大分・佐伯に住まわされた陶工たち。往時の渡海はどんなに厳しかったろう、言葉の通じぬ苦労は如何ばかりだったろう、日々の糧はあったのか。それでも30年の期間は土地に馴染むに十分だったのか。そして、その拠りどころも閉鎖。それ以降、彼らの軌跡は調べても記録にありません。 往時です。帰国することなど出来ようはずがありません。流浪となったのか、市井に紛れ、溶け込んだのか。そんな彼等のことに思いを寄せると、胸に迫るものがあります。やるせなさ、哀しさ、無常、それらが混在して何とも可哀想です。大げさですが、先の大戦でドイツがユダヤ人に、日本がアジアの人たちにしたそれぞれの仕打ちをして感じるものに近い感じです。 私、波越窯の近くをよく通ります。今度、足を止めて、空を仰いでみます。周囲の景色は変わっているでしょう。しかし、空は変わりようがありません。陶工たちの見たと同じ空が広がっているはずです。 余談です。高麗博物館は、在日の書画家・申英愛氏が朝日新聞の「論壇」で「連行慰霊塔と朝鮮美術館建設を」と呼びかけたことを機に2001年、開館したそうです。日本と朝鮮半島の歴史や文化を学ぶ拠点だそうです。東洋史の一部を切り取るような展示があるのかもしれません。訪ねてみたいな。今日の一句この空を異邦の人も仰ぎけり今日のラン無し今日の酒むぎ焼酎田吾作2合今日の写真はオムニバス。1枚目はこのところ飲んでいるその田吾作。日田・老松酒造謹製のむぎ焼酎。先の豪雨で福岡・朝倉とともに被害を被ったのが大分・日田です。少しの支援にと求めました。5リットルペットです。飲み干すのに何日かかるか。妻のこさえた紫蘇おにぎりです。片付けの終わって猶夜なべ仕事。明日の弁当になるんだろうか。もう1枚、手に取った本です。流行作家の短編が収められています。それぞれが珠玉です。
2017年08月24日
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平成29年7月11日(火) 午前4時半起床。晴れ時々曇り。 庭にユウスゲが咲き始めました。1.5mほどの高さ、スーッとのびた茎の先に可憐な花をつけています。清楚という言葉が似合います。写真がそれです。今日の夕刻にとったものです。 前後します。このところ、朝ご飯に干物が付きません。こさえた茄子と胡瓜の漬物が減らないからでしょう。それをパリパリ、ムシャムシャ。味噌汁で流しています。今日もそうでした。写真は胡瓜の辛子漬け。これ、実にいいんです。お代わりが進みます。 さて、他所に漏れず大分・佐伯も暑かった。マックス36℃越えの気温だったようです。社屋の中なので、それを感じませんでした。外で働く人たちは気の毒です。申し訳ないような気持ちです。夕刻、リーマン仕事を終えて通用口を出たら、ムワーッ。纏わり付くような空気でした。肌がサラサラの反対になりました。次の写真は帰り、ながめ橋から南西方向の空を写した図です。梅雨明けを思わせるような色合いでした。でも、予報によると明日はまた日本海にある梅雨前線が南下、曇りがちの天気だそうです。帰りの車中で嘉風の勝利を知りました。これで3連勝。明日は鶴竜とです。楽しみです。 帰宅してランの格好に着替えました。カープ戦の中継を聴きながらゼイゼイ。この暑さにヘロヘロ。途中、幾度か歩きました。家が近づいて、JのKやんがチビを連れての散歩に行き遇わせました。彼、シャツのボタンを右左違えている。これがこの人のいいところと言えばいいところです。 今日の夕食はカレーでした。茄子は入っていませんでした。満腹になって珈琲を淹れました。カレーの後はブラックと相場が決まっています。 書くことが無いので新聞記事から。今日のNIKKEI文化欄に大分・佐伯のことが出ていました。写真家野口毅氏の撮る灯台風景がテーマ。明治時代に造られた灯台の造形美を書いてありました。彼1番の気に入りは、豊後水道に浮かぶ「水の子灯台」なんだそうです。その写真が掲載されてありました。しかもカラーです.通常、このページの文化特集は白黒写真です。どうですか、この偉容。すばらしい。佐伯港からだと、瀬渡し船をチャーターするしか、訪ねる方法はありません。 水の子灯台といえば映画「新新・喜びも悲しみも幾歳月」です。ほのぼのとした木下恵介映画です。ストーリーはそれとして、ここ、水の子灯台もロケ地の一つです。他にも幾つかの灯台が出てきます。その中に、函館港の航路標識をメンテする場面もあります。そこは、若い時分に暮らしたまちです。水産学部の学生時代、3年の折り、海洋訓練と称し、函館港内を遠泳したことがあります。もう一度、見たい映画です。今日の一句夕菅は大原麗子思わずで今日のラン6km 暑さでヘロヘロ 熱中症に注意今日の酒ノンアルコール今日の写真は西瓜です。小玉です。数日前に撮りました。もうそろそろかと思いきや、叩いてみたらまだの音でした。不在の時、カラスの野郎にやられないか心配です。
2017年07月11日
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平成29年6月26日(月) 午前4時起床。曇のち雨。曇天が続きます。梅雨まっただ中。どうでもいいことですが、晴れても曇っていても、午前7時に朝ご飯です。香の物が美味しいです。写真がそれです。これをおかずにご飯をお代わりしました。茄子がいい感じでした。 ウィークデーが始まりました。ブルマン野暮用を済ませ、天井の張り替えをしようと床屋を覗きました。混み合っていました。断念。真っ直ぐ帰宅。雨脚が強まったので走りませんでした。シャワーを浴びた後、冷酒を引っかけました。オリックス・樂天戦を観戦。則本はいい投手です。糸を引くようなストレート。ですが、もう少し緩急をつけたピッチングをすべきです。キャッチャーは打たして取るを心がけていると思います。多分、マウンドが首を振るんだろうな。今夜の配球を見てそう思いました。 とその時、ピーンポーン。NのTやんでした。「ウドを穫った。天麩羅にいいぞ」とのことでした。嬉しいな。明日の夜はこれで一杯だな。今日の一句独活眺め雨夜独りもこの緑今日のランなし今日の酒土佐鶴冷酒他計2合今日の写真は大学の広報誌です。同窓会誌共々、年に数回送られてきます。此のショット、判る人には判ると思います。中央ローンと古河記念堂です。 中に「おしょろ丸Ⅴ世」の雄姿を掲載してありました。水産学部の練習船です。3年前に進水しました。「世界でも稀な耐氷構造のトロール船」とあります。「北極海の海氷が大幅に減少し、その影響により地球の生態系が劇的に変化することが予想」されているので、今年ベーリング海と北極海入り口を、来年は北極海をそれぞれ観測する予定だそうです。 余談ですが、数日前、或る方が2009年の朝日新聞に掲載の「おしょろ丸Ⅳ世ベーリング海調査」記事のコピーを下さいました。記者の乗船体験記でした。海外の研究者も沢山参加、国際色豊かの船上と書いてありました。記事のことはともかく、今年から来年にかけての調査は、それに続いてのものなんでしょうか。いい感じです。夢があります。私も乗船したい。 ちなみに学生の折、私が乗ったのはおしょろ丸Ⅲ世でした。当時、学部は北星丸というスマートな練習船も保有。充実していました。こちらにも乗船しました。夏のオホーツク海を観測航海でした。知床半島が蒼かったのを覚えています。懐かしいなぁ。写真は掲載のページです。此の船型を見ると、遙かな気持ちになります。日本に数少ない水産学部、入学の暁には、この船による航海訓練カリキュラムが待っています。三食付きです。官立ですから授業料は他学部と同額ポッキリ。追加負担無しです。しかもアラスカ・ノームに入港します。あのアニメ、犬ぞりで有名な「バルト」の舞台です。 どうですか、読者のみなさん。子どもさんやお孫さんをベーリング海・北極海にやってみませんか。逞しくなって帰ってきますぞ。周りに訊いてみて下さい、問うてみて下さい。学生の折、ベーリング海。北極海に調査で行った人はそうそういませんぞ。 えっ?何だって?「航海訓練」じゃーなく「後悔訓練」?お前なー!
2017年06月26日
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平成29年6月5日(月) 午前2時に目が覚めました。これは魚市場への出勤時刻です。今起き出したら、昼に眠くなる。ちょっとだけ本を読んでまた目を瞑りました。床を出たのは午前4時前。ランブルの豆で淹れた珈琲がいい香りでした。 終日晴れました。渡る風も爽やか。今年は空梅雨なんだろうか。そう思わせる空模様に気もそぞろ。早く帰って走りたい。 午後6時前帰宅。この5月、異動があり、会社を後にする時刻が早くなりました。加えて優秀な部下がいると、管理職の出る幕は殆どありません。写真は自宅に向かう道すがら、沖田から撮った九州百名山の一つ、標高582mの元越山です。ピークは見えません。左の高い頂のも一つ向こうにあります。 さあ走るぞ。着替えました。ランシューズを履いて、イヤホンを耳に挿しました。今日はジェットストリームを聴こうかな。操作をしていて、茱萸の熟れたのが目に入りました。いい感じの赤です。 四辻のS兄宅に咲く紫陽花です。毎年、好い色合いです。深い。 小中尾集落を過ぎて、幼馴染み、KのT君が 作る畑横を通りました。外から中を覗きました。いい感じのトルコキキョウが咲いています。ハウスの中は別世界のようです。 おっ、何ともカラフルな色です。ピエロの服装がイメージ。林の中、一軒家に住む年配女性が育てているんでしょう。その家屋、お世辞にも風情あるとは言い難い、むしろ朽ちかけた感じすらあります。風呂は別棟。薪で焚いているようです。 林道を折り返しました。向津留の中ほどにIさんの水田があります。飼料米の田植えが済んでいました。午後6時半を過ぎてもなお蒼い空です。写真には写っていませんが、南を白い機体がゆっくり西方向へ。折しも聞いていたラジオ、JALの番組に大貫妙子が登場、夜の空港に旅情を感じるというような話でしたから、いい心持ちになりました。 青空ついでにもう1枚。地域おこし協力隊のSさんが畑。先日もアップしましたが、今日はカメラン。取り直ししました。人参の花も素敵です。 イチゴハウスは早くも株分け作業。これから蔓を伸ばして育てます。クリスマスのケーキ商戦にストロベリーは不可欠。それを目指して競争です。 おっ、TのMっちゃんだ。奥さんと散歩していました。白のゴールデンを連れていました。ジョイという名前です。 おーよしよし。撫でたら目を瞑ってうっとり。可愛い奴です。1歳と半年だそうです。犬の大きくなるのは早い。 K林業にさしかかりました。大きな丸太を一寸厚にスライス。何に使うんだろうか。杉のいい香りがしました。 家に戻ったら、父が庭先に。来週、もう一度検査に行く、それを受けて施術するかどうか決める、とのこと。付き添いを頼まれました。写真は蹲の中の蛙です。主人のことを心配しているようです。 もう1枚、甥が世話をしていたマックス。彼は大学に行ってしまい、今は兄嫁が世話をしています。ビーグルですが、太って態なしの図。首回りを掻いてやると喜びます。今日は何とも恨めしそうな目つきでした。 閑話休題、先日、朝日新聞大分版に「古豪復活へ 津久見高野球部の寮復活」という記事が載りました。「津久見高校硬式野球部は1947年発足で、現在の部員は69人。甲子園には88年までに春と夏合わせて18回出場し、67年春と72年夏には全国制覇を果たした。プロ野球界に21人を送り出している」とありました。近年、他に漏れず大分県も私学のチームが台頭、公立校の甲子園出場は厳しいです。過去の栄光、TSUKUMIのロゴ入りユニホームも神通力を失って久しい。ましてや部員寮無しは致命的です。「そこでJR津久見駅そばの4階建てアパート(全8室)の一部を、アパートを所有する後援会役員が『市外通学者のため活用を』と申し出て、後援会が借りて運営することに。先月から部員の受け入れを始めた」のでした。加えて「寮再開に合わせ、アパート1階に飲食店『I』が開店。『栄養面で部員を応援したい』と別の場所から移転してきた。朝夕の食事を提供する。経営者のTさん(59)は「ボリューム満点の温かいご飯を食べさせたい」と張り切る」とも。いい話です。 その津久見高校、隣まちですからよく知っています。野球部関連、私にとってあれこれの中で一番印象深いのは、Yさんのことです。彼は私が木立小1年の時、6年生でした。幼小の目にも野球の上手さがずば抜けていたことを覚えています。野球部のない木立中学を敬遠、市街地にある鶴谷中学に越境入学、バットとボールの3年間を過ごしました。頭角を現し、当時、春の選抜を制し、飛ぶ鳥を落とす勢いの津久見高校へ進学。朝日が記事の通り、72年夏、8番サードで甲子園に出場。見事優勝しました。彼のお父さんと父とは懇意でした。本人を伴い拙宅に優勝メダルを見せに来てくれました。中学1年の私はその重みに遥かでした。Tさんは進学をせず、地元の消防署で消防士として働き始めました。月日は流れ、Tさんのことを忘れました。私は高校、大学、魚市場を経て、地元にUターン。入社した会社のチームに入部。草野球を楽しみました。学生時代、硬式ボールを握りました。軟式転向、ゴム毬のような球に覿面、肩を壊しました。それはそれでいいんですが、ある日、消防署と対戦がありました。驚きました。Tさんがサードを守っていました。近寄って声をかけました。覚えていてくれました。彼の動きは他を圧倒。バットスピードは桁違いでした。このことがあって以来、何かと関心があって、野球部の連中に彼の噂を聞くとも無しに聞くようになりました。よからぬ話が多かったです。本業勤務が疎かになっている、酒に溺れている、ギャンブル・・・。信じられなかったです。ある日突然、彼の訃報を聞きました。自殺でした。どうしてこのようなことになったのか。人知れぬ何かがあったのでしょう。 彼に関連した後日譚があります。彼には男の子どもさんがありました。大学に進学、東都リーグでプレーしました。活躍したようです。ある日、私が野良仕事をしていて、Tさんのお父さんに行き遇わせました。世間話になり、お孫さんのことを訊ねたことがあります。途端、頬を緩め、試合結果を知るため、リーグ戦開催中はスポーツ紙を買う、と返してくれました。お孫さんにはプロ志向が有ったようです。「日本球界には入らず、アメリカに渡ったて独立リーグに所属、シーズンオフは大分・佐伯に戻り、魚類養殖の筏上が職場。鰤に餌をやる力仕事の毎日だそう、果たせなかった父の夢を追う」との新聞記事が毎日に掲載されたことを覚えています。うーん、人の人生、いろいろではあります。身近なだけになおのことです。今日の一句苺苗株分け始めクリスマスジョイを女医笑い飛ばして日の暮れる 今日のラン6km今日の酒冷酒2合 焼酎1合 余市シングル1杯今日の写真は柿です。実を付けました。可愛いです。これ、渋柿です。
2017年06月05日
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平成29年5月31日(水) 午前3時起床。曇のち雨。湿りは僅かでした。陽の傾く前にあがりました。仕事帰りの道中、アスファルトが早くも半分乾いていました。真っ直ぐ帰宅。先に帰宅した妻が鍬を持って草取りをしていました。ご苦労なことです。 着替えて走りました。いつものコースです。耳に所沢の試合が流れるイヤホンを突っ込みました。カープ、今日は大瀬良。勝ったも同然です。ん?林道入り口に蝸牛が。幅2.5mの道を横断していました。路面の乾いて辛そうでした。烏に食べられてはもともこもありません。掴んで向かう先の草むらに放してあげました。 もう1枚、小平の堤防斜面に生えたサボテンです。花をつけていました。こんなところに、と思える場所です。拙宅のクジャクサボテンもまだまだ花が終わりません。この系統、今が時期なんだろうな。その世界に疎い杣夫です。 書くことが無いので今日も新聞から。日経に私の履歴書というコラムがあります。最後の面、左肩に毎日掲載です。功成り名を遂げた方々が、30日前後をかけ、出自に始まり辿った人生を語ります。1年に12人。人選はバランスが取れています。惹かれるのは芸術家、スポーツ人、学者、財界の方、政治家の順。最後のジャンルは自慢話が多く、興醒めです。外国人も年数人登場。書いていてふと思い当たりました。範疇は新聞のページに依っている。これまで登場の方々は政治、経済、国際、企業、スポーツ、社会、文化の括りで分けることが出来る。なるほど。 ちなみに今日で終わる5月はオリエンタルランドの会長兼CEO加賀見俊夫氏でした。TDL(ディズニーランド)やTDS(ディズニーシー)を経営する会社です。テーマパークビジネスの話でした。私、このてのリゾートにはまったく興味なし。場内に入ってみたくもない。しかし、華やかなディズニーの世界を創るための苦労話のあれこれは面白かったです。中でも海の埋立を伴う土地造成には感心を覚えました。漁業権を持つ漁業協同組合との交渉場面が登場しました。若いころ、私も水産の世界に身を置いた関係で、埋立に伴う漁業補償に幾度か関わったことがあります。難儀でした。私が携わったのは公共目的の埋立でしたが、オリエンタルランドのそれはリゾート開発です。さぞかし難儀、漁師の面々と対峙し、理解を得るのは難しかったと思います。いくら漁業補償金を積んだんだろうか。気になるところです。余談ですが、漁業補償の算定式は今も忘れません。A×α×{(1+r)ⁿ-1}/(1+r)ⁿ α:被害率(漁業権等の行使が制限されることにより生じる純収益 の平均減少率 r:還元利率 n:制限期間年数このうちnはマックス30年です。下世話になりました。ということで写真はオリエンタルラドに関連づけてのもの。拙宅居間の壁に掛かってあるミッキーの写真です。妻がTDLに遊んだ折のツーショット。彼女、私の前でこんな顔をしたことがありません。よく見ると、お二人には失礼ですが丘みつ子と十朱幸代をたして二で割ったような感じです。時には顔出しもでいいでしょう。今日の一句足を止めさてもの渡世蝸牛かな今日のラン6km今日の酒冷酒1合 三楽1合 当ては北条氏の娘です(下手な洒落)。今日の写真は仙台土産です。以前、広島の美術館を訪ねた折、禁玉さんへ便りしmした。彼の好きなモディリアーニの絵葉書で。そのことを覚えていて、いつか出張の折ということで三陸名物鱶鰭スープとおまんを送ってくれたのでした。何だか気の毒です。それにしても萩の月、いい感じではあります。美味しかったです。有り難うございました。
2017年05月31日
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平成29年1月27日(金) 午前4時起床。晴れのち曇り。午前6時半、ブログを書いていたら妻が起きてきました。「あなた、今朝の朝ご飯はぜんざいよ。お餅を焼いて頂戴。あなたが二つ、私は一つでいいわ」。ガッテンだ。薪ストーブの熾火を十能で掬い、手炙りに入れました。網の上に丸餅を並べました。しばらくするとプクーッ。膨れました。これを小豆のぜんざいに放り込んで、漬物と食べました。甘さと香の物の辛さのマッチング、悪くなかったです。 このところ、冷たい日が続いていました。今朝は寒が少し緩みました。出勤したら朝陽の射し込んでポカポカ。窓際に机があるので背中が暖かい。午前8時20分、朝礼の始まる毎日です。スケジュール確認が終わったら、1分スピーチです。一日一人。順番です。テーマはありません。自由、言いたい放題です。社会問題や家族の話、自慢や自虐ネタで笑いを取ったり。一日の始まりに一服のエッセンス、よいです。先週から今週にかけては趣向を変え「身だしなみ」の切り口で話をするようお願いしていました。会社で酒臭い息をしてはいけないとか、二日酔いで休むことがあってはいけないとか、赤い目かどうか朝必ず鏡を見るよう心がける・・・。皆面白がって笑いました。だめだこりゃと思いました。ところが先の月曜日、何を血迷ったか行灯が詩の朗読をしました。身だしなみ・容姿・出自・職業・学歴・貧富により偏見・思い込みをしてはいけない旨のことを表現した内容でした。素晴らしいとおもいました。しかし翌日、彼はインフルエンザに罹り、医者に蟄居を命じられました。部下たちは、普段口にしない素晴らしいことを話すからだと言いました。発熱と詩の朗読に何か関連があるんだろうか。 話が逸れました。終日ハンコ押し。午後遅くに会議を一つ。それが終わってデスクに戻ったら若い連中は早くもそわそわ。ははん、今日は花金だものな。私は我慢しました。指を折ってみると、年が明けて都合4回、外飲みでした。新春年始交歓会、つね三2回、先週ははし本でした。よって真っ直ぐ帰宅。妻が帰宅していなかったのでトラにネコカリをやりました。着替えてラン5km。門の鼻橋の袂で、帰宅途中の彼女に行き遇わせました。車窓を開け「今日はコーラスの練習に行く日なの、晩ご飯はなしよ、つね三に突っ込むとばかり思っていたわ」。へい、わかりました。湯船に湯を張ることだけをお願いしました。戻ってザブン。写真は花金を家飲みの図。白波のお湯割りとイエローテイルのピノです。当ては冷蔵庫の奥にあったカリカリに乾いたバケット。包丁を入れたら割れてしまいました。 書くことがないので新聞記事を一つ。今月の中旬、読売だったかに川端康成関連を見つけました。1966年、スエーデン・アカデミーに宛て、伊藤整が川端をノーベル賞に推薦する意見書を出していて、それが公開されたという内容でした。当時、伊藤は日本近代文学館理事長でした。川端もその館の名誉館長。それでもってアカデミーに見解を求められてのかな。このことをして今、もし村上春樹が俎上に上っているとしたら、日本文壇のしかるべきところに同じものが求められているはずです。現在の同館理事長は坂上弘。名誉館長は中村稔。あれこれを邪推したら、面白くはあります。今日の一句餅炙る熾火の色や実朝忌今日の写真はかき揚げ用リングです。いっぺんに二つ揚げることのできるよう、一つの柄にリングが二つ付いたものもあるようです。
2017年01月27日
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平成29年1月4日(水) 午前4時起床。晴れ。外気温2℃。霜降。霧。 仕事始めでした。朝一、社長の訓示がありました。以降はデスクワーク。年末に始末のついたはずですが、思いのほか稟議書が多かったです。 30日の午後出社したものの、ほぼ6連休。新聞が貯まっていました。急いでチェック。見出しの飛ばし読みは毎日の日課です。弊社関連の記事をスキャナに保存します。地元関連の記事で目を引いたのは、大分・佐伯の私学日本文理大学附属高校野球部が沖縄・八重山商工の監督を招き、甲子園を目指すという内容。いいぞいいぞ。 面白そうで面白くなかったのは全農会長と自民党農林部会長の対話。コーディネイターの振りが煽るようなことをしなかったからでしょう。期待はずれでした。 興味を惹かれたのは「平均車齢」が22年連続伸び続け、8.44年になったという内容。新車登録して手放すまでの期間です。新車を購入した人が車検を2回受けたら手放していたのが、3回に伸びたということでしょうか。加えて「平均使用年数」も上昇傾向、12.76年になったとのこと。壊れにくい車になったとありました。ポンコツという言葉がありましたが、町中でそれをあまり見かけなくなりました。確かにではあります。 気になったのは大晦日だったかの日経一面でした。日銀総裁の顔写真とともに金融政策は間違っていないと豪語の見出し。よく言うよと思いました。しかしそのとおり、大発会の日経平均は500円近くの大幅高。各紙がトランプ氏就任や英国のユーロ離脱をして先行き不透明、混迷の時代到来を懸念、不安を滲ませる論調ばかりなのに、どうしてでしょうか。昨年末の週刊紙にアベノミクスをアホノミクスと揶揄する見出しもあったのに。おかしいな。日本は世界一の借金大国です。大丈夫でしょうか。 おっと、経済のケの字もわからない杣夫です。門外漢があれこれ考えても詮のないこと。こちらのほうがいいや。紙面の1ページ全部を使った特別ドラマ企画、日テレ「天才バカボン2」 の広告に目が留まりました。1月6日(金)夜9時からの放送だそうです。写真のないのが残念です。このドラマ、実写です。うなぎ犬は出るんだろうか。楽しみです。 写真は平均車齢を説明する日経「きょうのことば」です。 仕事が引けてホテルNへ向かいました。今夜は地元商工会議所が主催の年始交歓会でした。早めに会場入り。隅の方に席を取りました。まだガラガラでした。 乾杯直前はこんな感じになりました。 代議士、県議、市議、官公庁・学校、各種団体・企業のトップ、商工会、商工会議所の役員・議員。200人あまり。午後6時に始まって午後7時半散会。流石商工会議所です。終了予定時刻ピシャリに終わりました。各人、夜のまち、馴染みの店に消えていきました。私はノンアルコール。ウーロン茶で我慢しました。真っ直ぐ帰宅。野暮用を片付けました。就寝前に一杯引っかけようと思いましたが、折角なので我慢。今夜は星が綺麗だったです。今日の一句今年もとペコリペコリの互礼会着衣初背広もそうと言わしめて屠蘇気分御用始めに居場所なし今日の写真は未明の読書です。ネタ切れにつき、こんなものしかありません。でもこの時間が至福なんです。活字に没頭すると、何もかも忘れます。
2017年01月04日
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平成28年10月20日(木) 午前4時起床。午前5時半過ぎジョグ40分。有明の月が傘を被っていました。ウエストライトを試してみました。使い勝手がよかったです。汗をかいた後、鉄アレイでちょっとだけの筋トレ。その後シャワー。朝シャンは気持ちがよいです。写真は妻の朝ご飯です。無花果は自家製。美容を考えてのことでしょう。糟糠であっても女性です。求めるものは美しさなんでしょうか。ちなみに無花果、私は食わず嫌いです。 仕事はデスクワークとミーティング。今日も仕切りの調子が悪かったです。午前午後にあったお客様案件も不如意。午後7時を過ぎて会社を出ました。このところ、思うに任せません。こんな日は場末の大衆酒場に突っ込み、コップ酒を呷りたい。でも明日のことを考え、真っ直ぐ帰宅。風呂を浴びて酔鯨のぬる燗を。当ては天竺です。グビッ。いい感じでした。 日本酒一合の後はワインを抜栓。茸スパがいい感じでした。それにしても毎日の手料理、妻には感謝です。 さても今日の新聞ではあります。毎日の1面です。新聞広告の日にちなみ、トップ紙面を全面特集。 ページ番号はA。 捲った裏面がB。3面がページ番号1でした。28面がテレビ欄。その次がA、Bと対をなし、C、D面。つまり通常の新聞にもう1枚被せた形なのです。 ただし、A、B、C、D、4面のうちC、D面はアパレルと蒲団の広告。これをして、A、Bも特集とはしてあるものの広告の臭いのする書きっぷりです。読んでみて初見のインパクトとは大違い。なんだ、こんなことか。竜頭蛇尾でした。 新聞の紙面広告をして、思い出しました。何年も前ですが、1ヶ月間、紙面に占める広告の面積を毎日集計したことがあります。全面広告、部分広告を合わせ、大体4割近くを占めていました。多い日は5割に近い。記事を読むというより、広告を購入しているの感ありでした。 昨今、新聞社の経営は冬の時代と言われています。天下の朝日も、先週の週刊ポストに3年で500億以上の減収とありました。広告が命綱なんでしょうか。 でも一方で、どこの新聞とは言いませんが、何年も前、違法出資を募り、首脳陣が逮捕されたあの平成電電の広告を、問題となる前は、平気で掲載していました。誰が見てもおかしいと思う高利回り商品でした。一目で嘘と判る金融商品の広告を、それを承知で掲載する厚顔。事件となって、社会問題となって、その紙は、広告を糾弾記事に変えました。自紙が広告料をもらって被害拡大の片棒を担いだことには、一言も触れませんでした。記事と広告のぞれぞれに携わる社員は、それぞれ別の世界でしょうが・・・。 余談です。翻って弊社も、或る部門の手落ち、失敗、不祥事を、他のセクションが私たちには関係ない、対岸の火事と思う風潮が一部にあります。けれど、1枚看板のもとで働いています。100人中99人がまともでも、1人が失態を犯すと、社外の目は残りの99人も同じに見ます。一事が万事です。毎日の1面をして平成電電、変なことに想いが至りました。今日の一句酒を飲み万事につけて日々閑居今日の写真は、昨日に続いての金木犀。父の家の庭先に植わる1本です。出勤前に撮りました。空の青を強調したかったので、暗くなってしまいました。いい香りです。
2016年10月20日
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平成28年10月4日(火) 午前5時半起床。昨晩もノンアルコール。酒を抜いて2日目。7時間、ぐっすり寝ました。歯茎が腫れて体調今一。その痛みは午後に少し緩和。 今朝もゴーヤジュースを飲んで出勤。これだけでは、昼前になると腹が減ります。この空腹感がよいです。今日はジュースの他に妻が先日こさえた栗の渋皮煮もパクリ。隠し味にワインが効いて、いい味でした。珈琲のないのが寂しかったです。 終日、ミーティング。台風を控えての対策会議や、同業他社へ派遣の職員中間報告がありました。夕刻、懸案協議もあって、会社を出たのは午後7時前。曇ってはいましたが、無風状態。嵐の前の静けさでしょうか。それとも台風の進路が九州の北側に振れたためでしょうか。とにかく、少しでも逸れて欲しい。真っ直ぐ帰宅。今日はシャワーの前に食事。腹が落ち着いて、よし、NHKFMを聞くぞ。今週はマーラー特集。今日はスイスロマンド、マーク・エルダーの指揮で5番を。きらびやかな演奏でした。このオケ、アンセルメ指揮のレコードを何枚か持っています。学生時代、一世を風靡しました。数学者という触れ込みにいかれてしまい、何が素晴らしいのかわからないまま、イメージ先行でアルバムを買った記憶があります。余談ですが、スイスといえばトーン・ハレ。このオケは2年前の春、福岡に出撃、楽しみました。その折、ソリストはあのギドン・クレーメル。至福の演奏だったことを覚えています。さてもマーラーの5番は、来月末、北九州にやって来るパリ管で聴きます。手前味噌ですが、芸術の秋です。 さて、今日の新聞に、通ならずともその名を聞いたことのある指揮者の訃報が掲載されていました。ネビル・マリナー氏、92歳とのこと。以下は上が読売、下が朝日の記事です。どちらもほぼ同じ内容を書いています。映画アマデウスの音楽も担当しました。その通り、モーツァルトが得意のようでした。私のコレクションにも彼のKナンバーが多いです。 も一つ新聞記事を。全国紙3紙を重ねて撮しました。大隅氏のノーベル賞、ブチヌキの取扱は毎日だけでした。取扱にニュース性の物差しを感じます。もっというと、勿体ぶりのようなものが透けて見えます。それはそれとして、文学賞を村上春樹氏が受賞したらブチヌキになるんだろうか。興味のあるところです。でも、彼は受賞しないと思います。予感です。今日の一句台風のぐるり周りて朝鮮か 今日の写真は、新聞ついでということで朝日の「青鉛筆」。「JAL国内線の客室乗務員が、自身に縁のある都道府県の形と地名がデザインされたバッジをつけ、会話を楽しんでもらうという取組を始めた」とありました。搭乗客が彼女たちと会話をすると、記念にその都道府県の形が描かれた、機内でしか手に入らないシールをもらえるとも。 思い出しました。おしゃべりの私です。8月の始め、JALに搭乗した折、スッチーさんに声を掛けました。そしたら、この手のシールをくれたのでした。その時は、私に気があるのかと思いました。そうではありませんでした。この記事を読んで合点がいきました。写真はその折のブツです(再掲)。メモ帳に貼り付けました。よく見ると静岡県です。ふーん、そうなのか。きれいな方だったことを覚えています。
2016年10月04日
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平成28年10月3日(月) 午前5時起床。雨模様。昨晩は床についたのが早かったです。午前0時前に目が覚めました。しばらくぼんやり。思い立ってGYAOで映画を見ました。「私は猫ストーカー」という題名でした。明日のことが気になって、最後まで見ませんでした。二度寝。 朝ご飯はゴーヤジュース1杯。傘を持って出勤。月曜日は朝から役員会。予想はしていましたが、長引きました。昼までの残り時間、仕事が手につきませんでした。午後はデスクワーク。定時過ぎ、会社を後にしました。 昨日、林道を軽トラで走りました。底を擦って、部品が外れかけていました。なんでもガソリンの燃焼後に出るガスを集めるためのボックスだそう。広辞苑を立てにして半分に切った片方くらいの大きさでした。サンテンマイカーに寄りました。若がコロのついたボードの上へ仰向けになり、車体の下に潜ってくれました。忽ち治りました。 午後6時過ぎ、帰宅。妻はまだ帰っていませんでした。走ろうかと思いましたが、本降りになったので断念。このところ、野良仕事ばかりでしばらく走っていません。体が鈍ってきました。せめて汗だけはと思い、何時もはシャワーですが、バスタブに湯を張りました。文庫本を持って長風呂。今日はノンアルコール。右下の歯茎が腫れて鈍痛。プシュもぬる燗も我慢。 あーあ、書くことがありません。新聞纏め読みでもしようか。週末は各紙とも本の特集を組みます。あれこれのコラムも充実。読み応えがあります。その中から日経「こころ」のページを。「シニア記者がつくるこころのページ」と題しています。毎週土曜日に掲載されます。今日は古本にスポットを当てていました。見出しは「立ち止まるための一冊」「書架飾る時代の断片」いい感じです。書評家・岡崎武志氏のインタビュー記事です。古本の楽しさを語っています。私、この方の名を知りませんでした。「読書の腕前」「女史の古本屋」という本を書いているとのこと。記事の中に作家たちの名前が多く登場しました。有名どころは別として、木山捷平、上林暁が地味だけど味わい深いとか、「COM」のこと、倉橋由美子、野呂邦暢、佐藤泰志のことも。COMとはマンガ雑誌のことです。私は知りませんでした。調べてそれと判りました。さても木山捷平、野呂邦暢、佐藤泰志の古本を探し、「立ち止って」みたいです。またぞろ、ヤフオクに手を出したくなりました。写真はその日経記事です。 新聞ついでということで今日の見開きはしらせ。各紙の中折に使われていました。ベッキーの背中といい、このところ両面を使った広告が多いです。ISUZUのコマーシャルです。それはそれとして、この春に名古屋港で見たふじを思い出しました。同じ色をしていたな。南極観測、夢の世界です。この船、文科省と思いきや、自衛艦です。写真は初代しらせのようです。ナンバーが5002となっていますから。遠い昔、低温科学研の人が越冬隊に参加、南極の氷を持って帰り、恵迪寮でそれを使ったロックウィスキーを飲んだことがあります。パチパチ、空気が弾けました。先輩の話によると、なんでも大昔の空気を閉じ込めた氷河だそうでした。一口だけしか飲ませてもらわなかったので、それがそうだとちっとも判りませんでした。今日の一句上林薔薇を盗んで書架に居り今日の写真はトラです。神無月の夏ばて。面白くなさそうです。鰺刺は週末まで我慢だぞ。
2016年10月03日
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平成28年6月27日(月) 午前4時起床。肌寒さに目が覚めました。 午前5時半、日課の散歩へ。以下はぶらりの途中に切り取った写真です。松浦越に太陽がのぞきました。少し朝焼け気味の色をした空でした。予報は雨。案の定、昼前に降り出しました。 ふり仰ぐと珍しい形の雲。彼方の山塊、霊峰尺間は霞んでいました。 父の栗畑です。つい先だっては小指の先ほどでした。早くも腕時計の丸さを凌いでいました。 門の鼻橋にさしかかりました。川面をのぞきました。おっ!スッポンだ。判りにくいですが、丸で囲ったところです。頭は右上に向いています。再生産しているんだな。なんだか嬉しくなりました。 角道まで下り、折り返しました。大溝の疎水を遡りました。あっ!穂だ。穂が出ていました。NのY兄が田んぼでした。知る限り、木立で一番です。白い雄蘂が何とも可愛かったです。 次は水田に映る私の影です。朝日を背にして写しました。頭の辺りは後光が射したような色合いです。 ところどころにこんな旗が立っていました。防除の確認旗でした。無人のヘリコプターが農薬散布をします。操縦は農協の職員でしょうか。一度、触りたいな。 これで朝の写真は終わりです。 仕事の方は月曜日でしたが都合あり。早朝会議は中止。普段通り、8時過ぎに会社へ。終日デスクワーク。間に幾つかの会議。お客様もありましたが、多忙感はありませんでした。写真は午後6時、帰り際に写した新聞です。6月25日付けの各紙一面見出し。毎日と朝日が「縁抜き」です。縁抜きとはカット見出しが一面の右から左までを占めることをいいます。大ニュースの時、こうなります。縁抜きのなんであるかを教えてくれたのは高一の折の担任、徳永先生でした。教壇に立ち、パリ協定を報じる縁抜き見出しの新聞をかざして「これが縁抜き見出しだ、世の中に特別大きな事件が起きたらこの見出しになる、覚えておけ」ベトナム和平がなった時でした。キッシンジャー大統領補佐官は当時、ニュースの顔でした。キッシンジャーも先生も鬼籍に入って久しいです。 先生の言葉が頭に残り、縁抜きに注目するようになりました。その後、毛沢東死去、御巣鷹山日航機墜落、ベルリンの壁崩壊、雲仙普賢岳火砕流、阪神大震災・・・。最近では東日本大震災。殆どが震撼を覚える内容ではあります。 今夜は生産森林組合の総会でした。準備は金曜夜にしておきました。議案は厳しい運営のことを承知してもらう内容でした。木材価格の低迷が原因です。賦課金を掛けることを提案しました。異論が出ましたが、大筋、理解してもらいました。本気で組合の今後を考えていかなければなりません。最近、会社を退職したら、専念してもよいと思うようになりました。難儀ですが、300町歩の森林を上手く管理していくのは楽しみでもあります。発想を変えたら面白い経営ができるかもしれません。 夕飯は午後9時前。遅くなりました。当てはこれでした。茄子は休みのようです。 メインは鹿肉。これは水産研究所に勤務するKさんにいただいたものです。昨年10月、撃ったのをその場で捌いて肉にしてくれました。ほぼ1頭分でした。冷凍し、友人に裾分もしました。時々解凍し、こうやって楽しみました。今日が最後でした。8ヶ月あまり楽しむことができました。ありがとうございました。 今日の一句忽ちの驟雨に追わる鎌鼬龍渓と独歩の想い溝に捨つ今日の写真は「草枕」国際俳句大会実行委員会事務局から届いた封書です。 俳句大会への応募を募るチラシが入っていました。投句してみようと思います。2句1組で1,000円が必要です。ブログにアップしたものはダメのようです。締切は8月末です。いいのができたら温めておきます。
2016年06月27日
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平成28年3月30日(水) 午前4時起床。曇り一時雨。夕方にあがりました。毎朝、鯵の丸干しと味噌汁にご飯です。今日は違いました。珈琲にランブルのシュークリーム、それにリンゴとバナナのスライスにかけたヨーグルト。これはこれでよいのですが、腹に納まったの感がない。朝食はやっぱり米だな。 終日デスクワーク。印鑑を押しました。午後の雨に、絶好の飲み日和を感じて、その気になりました。私も含め、チーム内は曜日を気にせず(明日のことを考えず)繰り出す癖があります。キンノジと目が合いました。帰り間際まで揺れました。しかし、雨が上がり、薄日が差しました。仕方がない、真っ直ぐ帰宅。 林道を走りました。6km。いい汗をかきました。タラノメの穴場に回りました。もう少しでした。土曜あたりが頃合いかな。 シャワーを浴びてウイちゃんを一杯だけ舐めました。続いて白波のお湯割り。当ては分葱でした。これ、昨年秋に熊本・八代、盛高刃物店の当主(義弟の嫁さんが実家なんですが)にいただきました。球磨川河畔の花火大会に招かれ、一泊したのでした。その際、プランターごと頂戴したのでした。湯通しした後、モンゴウイカを混ぜました。これはニシューラーゼのトン様(西野浦のKさん、モイ香先生の釣り師匠)にいただいたものです。絶品でした。妻の腕も上がりました。 メインはおでんでした。里芋も妻がこさえたものです。これはこれでいいんですが、芋ばかりでやがんの。スジが少ないぞ。好物なのに、わざと少なくしているのかな。畜生め。 書くことがないので新聞の囲碁将棋欄のことを。各紙とも競うように載せています。私はルールを知るだけで、解説を読んでも戦局はチンプンカンプン。プロ棋士の深い洞察は皆目見当がつきません。でも、その文章をほぼ毎日目通しします。勝ち負け、優劣とは別に、楽しみがあるからです。「表現の妙」といいましょうか。 棋士は向かい合って無言の勝負です。でも、観戦記者のペンにかかると、盤上に散る火花が手に取るように判ります。繰り出す一手一手の所作、長考であったりつぶやきであったり。茶碗に手を延ばしたり扇子の開き閉じ・・・。笑み、渋面、泳ぐ目・・・。勝負の行方を左右するきっかけ、追い込まれた時の苦し紛れ、果敢の決断・・・。その一瞬一瞬を「表現の妙」で切り取っています。惹かれるのです。 例えば次の写真です。産経に掲載の棋聖戦です。「成績はまさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ」「優勢なはずの行方だが釈然としないまま踏み込んだ」「歩が巧妙な利かし」「仕掛けたワナ」「怪しくなる」「安泰を得る」「際どい寄せ合いでの勝利の方向にカジを切ったのである」「最後の長考に沈む」どうですか。僅か600字前後の文章にこれだけの「表現」があります。一枚の写真は一万の活字に勝るといいますが、この観戦記を読むと、あながちそうともいえません。観戦記者の伊藤能氏、素晴らしい。読売・藤田麻衣子記者のことはまた次の機会に。 今日の一句春宵は芋焼酎と酢沼田なり今日の写真はオリーブオイルのミニチュアセットです。義弟の嫁さんが送って寄こしました。この春、義甥姪は大学と高校に進学が決まっています。よい春になりました。
2016年03月30日
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平成28年2月24日(水) 午前4時起床。曇りのち晴れ。 ウィークデーも半ばになると、何とはなしに明日明後日を乗り切れば週末だという気分になります。染みついたサラリーマンの性(さが)です。今日がそうでした。朝礼で「本日ノー残業デー」を宣し、後はミーティングとデスクワーク。 帰り着いた時刻、日がとっぷり暮れていました。走ること能わず。昨年4月、移動になり、退社時刻が不規則になりました。午後5時半を過ぎて、運動公園へハンドルを切るということになりません。それでも夏の間は何とかなりました。秋、日が短くなって、それを理由に練習をさぼり続けています。いけません。一昨年までは雨の夜も、濡れながら懐中電灯を持ったんですが。歳を取ったということでしょうか。今日も真っ直ぐ帰宅。鯵を買いませんでした。 最近、風呂、酒というルーチンに嵌(は)まった感があります。毎日、何とか抜け出そうと密かではありますが藻掻いています。キーワードはメリハリです。 といいながら、湯飲み茶碗に冷や酒を2杯。晩ご飯は、先日の八丁味噌鍋、その汁で白菜を炊きました。水気が出て、味が軟らかくなりました。絵にならないので写真に撮りませんでした。 書くことがないので、新聞記事からです。日経に載っていたといいながら、キンノジが紙面を見せてくれました。「くらし」面に「達人のワザ」という連載があります。今日の特集は包丁の研ぎ方でした。東京・合羽橋の包丁専門店「かまた刃研社」の鎌田晴一さんという方への取材記事でした。包丁の研ぎに関するインタビューが書いてありました。コツのあれこれです。何時だったか、シミ君夫妻やキンノジやってきて酒を飲んだ日、彼に研ぎの基本を教えました。その折のことをして、今日、彼がこの記事を指しながら「大体同じようなことを書いている」と言ってくれました。嬉しかったです。写真はその記事です。ネットでも閲覧できます。こちらです。それにしても鎌田さん、いい名字です。鎌も刃物です。「研ぐ」という言葉と隣り合わせのような気がして、何とはなしにいい感じです。 今日の一句寒明けの水やよし刃を立てにけり今日の写真は、その日経に見つけた演奏会の広告です。7月です。時期としては狙い目です。ポカ休を取りやすい。
2016年02月24日
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