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八街市にはかつて帝國陸軍の飛行場がありました。10年以上前にその跡地を探しに出掛けたものの何も見つからずに帰って来た思い出があります。昭和16年3月に下志津陸軍飛行学校の分教場として八街市朝日区から富里市四区に渡り八街飛行場が建設されました。 この施設は陸軍航空隊偵察機乗務員養成のためのもので、いわば軍の飛行学校でありました。本隊の下志津陸軍飛行学校の跡地は現在陸上自衛隊下志津駐屯地となっております。ちなみにここの管理人は社員教育の一環としてその下志津駐屯地に一泊二日の体験入隊をしたことがあります。旧軍の痕跡を探索してみたかったのですが、そんなことが許される雰囲気ではなく行進訓練ばかりさせられていました。基地内の芝生の広場のような場所を「滑走路」と呼ばれていたのは、下志津陸軍飛行学校の名残なのでしょう。あと、87式自走高射機関砲に乗せてもらいました。閑話休題。戦況が悪化した昭和19年3月には当施設は訓練施設から実戦部隊である「下志津教導飛行師団」に改編されます。当部隊において使用されていた機体の一つに「百式司令部偵察機」があります。当機は帝國陸軍の数ある航空機の中でここの管理人が最も好きな機体であります。特に3型がお気に入りでして、機首から尾翼まで流れるようなシルエットは他の日本軍機にはない美しさです。タミヤのプラモデルはこちらさて、本題の八街飛行場ですが、平坦な下総台地上に建設されていました。戦後、食糧増産のために農地化されてしまったため、遺構は少ないです。現在は畑、住宅地、工場等になっています。昭和22年、米軍撮影の空中写真。出典:国土地理院ウェブサイト (ここの管理人が編集加工した)跡地の一角に「陸軍司令部偵察隊の碑」 が建立されています。https://maps.app.goo.gl/ULaYkSBRpRxqmJHr5その裏面。かつてこれを探しにきて見つからなかったのも道理で、このように生垣で覆われていてよほど注意深く探さないと通り過ぎてしまいます。こちらの道路がかつての滑走路跡だそうです。ここを優美な百式司令部偵察機が離着していたと思うと感無量であります。https://maps.app.goo.gl/oC32ShmV7EXjNK7h9
2024年01月29日
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またもや送信所めぐりです。我が家にて在京中波AM局の中で最も聴きにくいのがニッポン放送です。送信所は同じ千葉県(直線距離約70km)なのにです。信号強度が低い上に、夜になるとフェージングも強くなり何も聴こえなくなってしまうこともしばしば。そんな恨めしい送信所、遠くから眺めたことはありますが、今回は間近に迫ってみます。場所は千葉県木更津市椿318https://maps.app.goo.gl/zGdaA8jv98rEvfGGA田園が拡がる低地に位置しています。鉄塔は3基あります。支線が張られている2基は送信用空中線で大きい方がメイン、小さい方が予備らしい。自立型タワーは有楽町からの受信用とのこと。敷地内はソーラーパネルが敷き詰められております。さっそく間近にて受信。こちらもアッテネータオンでフルスケールです。こんなにクリアなニッポン放送を聞いたことはありません。出力は100kWでかなり強力です。この受信機AOR AR8000は一応中波受信用のバーアンテナを内蔵しているものの、壊れているのか断線しているのか判りませんが、全く機能しておりませんで、中波はほどんと聞こえません。それがフルスケールで聴こえるのは感動的であります。さらに驚いたことに、車に取り付けてある自作カーナビ用アンプからニッポン放送が聞こえてくるではありませんか。いわゆるアンプIというやつです。ならば高調波も出ているはず、と思い、2倍3倍の周波数に合わせてみたところ、やはり聴こえておりました。100kWなら当たり前でしょうか。
2024年01月27日
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この送信所も昔から来てみたかったスポットの一つです。ラジオNIKKEIは私がBCLをやっていたころは日本短波放送という名称でした。当時、アマチュア無線技士免許取得のための講座番組をやっていて、ここの管理人はそれを聴取して勉強したものです。アシスタントは当時人気絶頂女子アナ、大橋照子さんでした。当送信所から我が家からは直線で55kmほどしか離れていないので、良く聞こえてよさそうなものですが、混信やフェージングが多くて、当時から北京放送やモスクワ放送に負けていました。短波は近ければ良いというものはありませんね。場所はこちら当送信所は千葉県長生郡長柄町の市津湖畔の丘陵地帯にあります。 大きな鉄塔が2本ありまして、そこに空中線が張られております。こちらには予備を含めて6基のアンテナがあるそうですが、なんだかよく判りません。メインはダイポールアンテナとのことですが、アマチュア無線で使うようなものではなくて結構複雑です。丘陵を整地せずに自然地形をそのまま使っているのが興味深いです。アンテナは空中にあるので地面はどうでもいいということでしょうか。鉄塔を下から眺めたところ。パラボラアンテナも設置されております。直下で受信してみました。古い受信機で恐縮ですが、JOZ2(6.055MHz)、JOZ6(6.115MHz)共にアッテネータをオンにしてもフルスケールです。混信もフェージングもありません。こんなにクリアにラジオNIKKEIを受信できたのは初めてであります。ただ、強力過ぎて音声が歪んでしまっております。両局とも出力は50kWとのこと。
2024年01月26日
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中学生の夏休み、読書感想文の課題図書として読んだのが、純愛小説の金字塔である「野菊の墓」伊藤左千夫著でした。正直言うとその時はあまり面白くかったのですが、その数年後、松田聖子主演映画「野菊の墓」を観た時ははからずも涙してしまいました。私もその頃は色気づいてきたということでしょうか。さて、その主人公「政夫と民子」像が作者、伊藤佐千夫の生家近くにあるのを最近知って見学して来ました。場所は山武市殿台にある伊藤左千夫記念公園内にあります。https://maps.app.goo.gl/tjXZugPtig4ZeXRH6こちらがその像。民子の顔は松田聖子に似せてあるのかと思ったいたところ、そうでもありませんでした。ただ、雰囲気は小説、映画の通りです。実はこの辺り、かつて仕事でよく来ていたのですが、この像の存在を全く知りませんでした。
2024年01月25日
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ZZR1200のドライブスプロケットが摩耗したので交換します。実は数か月前、交換しようと部品を用意して作業始めたところ、エンジンスプロケットナットがどうしても外せず、先延ばしにしておりました。サービスマニュアルには「リアブレーキをかけて外せ」とあるのですが、人にリアブレーキペダルに乗って貰って固定し505mmのスピンナーハンドルで当該ナットを回すと車輪がロック出来ずずるずると動いてしまって外せないのであります。ネットを見るとインパクトレンチでないとダメ、みたいな情報が散見されます。ところが、ここの管理人はインパクトレンチを持っていないので、前述の通り先延ばしにしていた次第です。 どこかでインパクトレンチのレンタルがないか探していたところ、我が家から50kmほど離れた某ホームセンターで貸出しているのを発見しました。少々遠いのですが、それを借りてやってみます。それがレンタルのインパクトレンチです。ハイコーキ「WR36DC」です。 電源が36Vでかなり期待できます。料金は1泊¥1500でした。ソケットは付いていないのでこれは自分で用意しました。とりあえず、リアブレーキをかけずに外してみます。なんと約1秒インパクトさせただけで呆気なく例のナットは外れてしまいました。恐るべしインパクトレンチ!さて、新品を取り付けますが、サービスマニュアルには「アウトプットシャフト等にローコルオイルを塗布せよ」とあります。ローコルオイルとはエンジンオイルとモリブデングリスを10:1で混合したものだそうで、こんな感じで作ってみました。新品の取付完了です。締め付ける際は人にリアブレーキペダルに乗って貰ってトルクレンチで締結しています。今回、交換した部品。ナットは再利用できますが、そんなに高いものではないので、交換しておきました。古いドライブスプロケットです。これで約63000kmほど走行しています。本当はドリブンスプロケットとチェーンも同時交換するのが理想的ではありますが、大金になってしまうので、今回はドライブスプロケットのみで済ませました。
2024年01月23日
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N-WGN号のタイヤローテーションをやったついでにエアウェイブ号もやっておくことにしました。エアウェイブ号には車載応急タイヤがあるので、こいつを使ってやって行きます。何のトラブルもなく完了しました。この応急タイヤ、N-WGNと締結穴が同一らしい。N-WGN号もこれを使えば、アクロバティックな方法をしなくても安全な方法でできたみたいです。
2024年01月20日
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12か月点検、最後の作業は足回りの点検です。前タイヤを外して足回り、ブレーキを点検中。何の問題もありませんが、少々ブレーキ鳴きをしていたので、パッドグリスを塗布しておきました。後輪も点検中。こちらも問題ありません。N-WGN号は電動パーキングブレーキなので少々複雑です。今回、同車両では初めてのタイヤローテーションをやってみました。N-WGNにはスペアタイヤが搭載されていないので、交換するタイヤの2か所を同時にジャッキアップしないといけません。ここの管理人は貧弱なジャッキアップ機材しか持っていないので、少々アクロバティックな方法で実行してみましたが、事故もなく無事成功しました。これにてN-WGN号の12か月点検は終了です。
2024年01月19日
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カーバッテリーキャップを着脱する専用工具(コインドライバー)を購入しました。これなら回せるはずということで、再挑戦です。まずは件のキャップを覆っているプラスケーブルをどかします。厄介なことにケーブルはバッテリーフックボルトと白いプラスチック部品で結合されています。前回はこいつの外し方が判らなくてどけることな出来なかったのですが、オープンスパナを下に差し込んで持ち上げれば外せるらしい、という情報を得てやってみました。情報通り簡単に外せました。プラスターミナルも緩めて少しずらします。この時、ターミナルを完全に外してしまうとECUやらオーディオ等がリセットされてしまうので、接触を保ちながら慎重にずらしました。矢印が今回購入したコインドライバーです。専用工具だけあって簡単に回すことが出来ました。なめてしまったキャップを少し修正しておこうとしたところ、分解してしまいました。ご覧の通り三つの部品からなっております。こんなもの分解する人は少ないでしょう。靴用接着剤を塗り込んで軽く修正しておきました。この製品はパテの様な使い方も出来ます。あとは補充液を投入して元に戻せば完了です。電装品のリセットも起きていませんでした。
2024年01月18日
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スパークプラグを点検します。スパークプラグにアクセスするにはエンジンの上に乗っかっている吸気系樹脂パーツ(チャンバー?)を外します。これは上に持ち上げるだけで引き抜けます。ダイレクトイグニッションコイルが現れました。N-WGN号はエアウェイブ号と違ってDOHCなのでスパークプラグはシリンダーヘッド直上に刺さっており、大変作業しやすくなっております。1年前の車検時にも着脱したので、固着はしておりませんでした。約19000km走行でこんな感じです。電極に問題はありませんが、ネジ部の汚れが気になります。エアウェイブ号も同様でしたが、最近の車ってこんなもんなんでしょうか。あと、矢印部分に褐色の汚れのようなものが3本ともあります。この現象はたまに見かけますが、何かと思って調べてみると、これは「コロナ汚れ」というそうで何の問題もないそうです。コロナ汚れについて問題なしということで、3本のプラグは再利用します。続いてバッテリーをチェックしたところ、一つのセルだけ液がやや減っていました。最も端のセルなのですが、その上に太いプラスケーブルが覆いかぶさっていてアクセスしにくいです。強引に大き目のマイナスドライバーでこじ開けようとしたらナメてしまいました。無理なことをして失敗するのはここの管理人の得意技であります。ロアラインを下回ってはいないので無理に補充しなくてもいいのですが、なんとも気分が悪い。そのうち専用工具(コインドライバー)を買おうかと思っております。
2024年01月13日
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ここの管理人も携わった茨城県中世城館跡総合調査の成果報告会として、このほど「茨城城郭サミット」が開催されます。日時 令和6年2月10日(土) 12:30~17:00場所 笠間市立笠間公民館大ホール 入場無料今回は県央・県西編で来年度は県北・県南・鹿行編を常陸大宮市で開催の予定。参加者全員に「茨城県中世城館地図-県央・県西編-」が進呈されるそうな。興味のある方はどうぞご参加ください。茨城大学のページへ茨城県教育委員会のページへ笠間市のページへ
2024年01月12日
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エアウェイブ号の車検が終わったら今度は家族のN-WGN号の法定12か月点検です。手始めにエンジンオイルとオイルフィルターの交換をしました。N-WGN号のドレンボルトとオイルフィルターは両者ともエンジンの前方にありまして、比較的作業しやすいです。今回はジャッキアップ無しでやってみました。両者とも外しました。オイルは1年前に交換し、走行距離は約6000kmですが、まあまあ汚れておりました。今回投入するエンジンオイルはホンダ純正「ウルトラネクスト」であります。いつもこれを使用しております。毎度思うのですが、粘度が低くあまりにサラサラでこれでいいのか、と不安になってしまいます。はい完了しました。オイルフィルターはモノタロウブランド(マレーシア製)です。N-WGNとエアウェイブのオイルフィルターは共通でして、融通が効きます。ドレンボルトパッキンも同様です。
2024年01月09日
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ここの管理人はバイク用の中華製安物電熱グローブを所持しております。極寒の冬の時期に乗るには重宝しておりますが、一つ不満があります。それは温度調整機能のようなものがなく(後述)、熱過ぎることがあることです。仕方ないので、そういう時は手動でスイッチをオンオフしております。これを走行中にやるのは危険なので、温度調節できる回路を作ろうという魂胆です。いきなり完成品です。本当はもっと小型のケースに収めたかったのですが、ちょっと大きめのタッパーしか調達出来ませんでした。回路図です。555を用いてオンオフするデューティ比を変化させて温度調節する仕組みです。それは2MΩの可変抵抗で行いますが、右に振り切るとほぼオン100%、左に振り切るとオン8秒、オフ8秒になります。スイッチングには2SK4017を使用しています。当該電熱グローブは最大2Aほど流れるので、こんな小さなFETで大丈夫かと心配したものの、2SK4017の最大ドレイン電流は5Aもあるので大丈夫でした。触っても常温のままです。555への電源には820Ωの抵抗をかまして10Vほどかかるようにしています。なぜかというと、XLR200号にはこれまた安物中華レギュレータを搭載しており、555の耐電圧18Vを超えてしまうこともありそうなので、念のためにこれで電圧を下げております。バイクに実装した様子。タッパーはマジックテープでハンドルに固定しました。さて、当該グローブには温度調整機能はないと前述しましたが、当回路実験の際に当回路+グローブに流れる電流値を計測していたところ、意外にも温度調整が搭載されていることを発見しました。電源オン時は約2A、しばらく経過すると約1A。またしばらくすると2A、1Aと繰り返します。これが温度検知して切り替えているのか、あるいはタイマーで切り替えているのかは判りません。どういう方法でそれを実現しているのか気になるところではありますが、熱過ぎることがあるのは事実です。近々、遠出する予定があるので、こいつの効果のほどが楽しみであります。
2024年01月08日
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土浦自動車検査登録事務所に行ったついでに茨城放送土浦中継局に寄ってみました。当施設は茨城県県南へ茨城放送の電波を中継するための送信施設です。土浦市上高津の台地上にあり、周波数は1458kHz、出力1kWです。北総の我が家では時間帯にもよりますが、水戸本局(1197kHz)と大差なく聞こえています。さて、この土浦中継局、2024年2月より半年間停波し、問題がなければそのまま閉局してしまうそうです。停波する前に実物を見ておきたく出かけてみました。入口と局舎です。看板表札の類は一切ありません。かなり年季が入っておりまして停波もやむなしという感じです。空中線の様子。巨大な垂直の鉄塔を三方向の支線で支えております。アマチュア無線技士の私としては空中線の形式が気になるのですが、これは鉄塔そのものをエレメントにした1/4λバーチカルアンテナなのでしょうか。放送局の空中線を間近で見るのは初めてなのでよく判りません。給電部の様子。局舎から延びているのが給電線?。支線の付け根。さすがにごついです。空中線近傍でカーラジオをつけてみますと、フルスケールで受信できます。地方AM放送局はどこも財政が厳しいと聞いております。このような巨大施設を見ると中継局を維持管理するのは大変だと実感できます。FM補完放送へ移行しつつありますが、これもやむなしといったところでしょうか。
2024年01月07日
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本日、土浦自動車検査登録事務所へエアウェイブ号を持ち込んで車検を受けてきました。1月4日なので当該車検場はガラガラであります。来ているのはほとんどユーザー車検です。今回心配だったのは、サイドスリップと前照灯です。先日、トーイン調整を素人仕事でやったのと、前照灯レンズ内側に曇りがあったからです。検査の結果、全て〇で一発合格でした。現地にいたのは約40分でした。何か一つでも×が出ると焦るものですが、一発合格だと実に呆気ないです。頂いてきた車検証は小さいやつです。検査標章を貼る位置はかつてのルームミラーの裏側あたりから「運転者席側上部で、車両中心から可能な限り遠い位置(前方かつ運転者席から見やすい位置)」 に変更されています。
2024年01月05日
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前回のリバウンドストップダンパー交換の際、ワイパー付近の樹脂パーツも取り外しました。この未塗装樹脂パーツ、以前、白化したのでその手のケミカル製品で施工したものの半年くらいしかもちませんでした。今回、外したついでにまた黒復活を試みたいと思います。処理する前の白化した未塗装樹脂パーツ。なんともみすぼらしい。今回、ケミカル製品は使わず、トーチで炙ります。はい、綺麗に黒復活しました。このやり方は知っていたものの、樹脂を溶かしてしまいそうで躊躇っていました。実際にやってみると案外簡単にできました。しかも安上がりだし。これでどのくらい持つのか気になります。ちなみにこの作業、車検とは無関係です。(白化していて車検に落ちることはない)
2024年01月01日
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