車の中だよなあ・・・

そうだよ

どうみても助手席じゃないか・・・

おいおい　運転しているのは・・・

あれ？　女性じゃないか・・

何となく知っている感じだ

というよりも　けっこう知っている感じだ・・・

どうなっているんだろう・・・

何だか嬉しそうな表情を浮かべているぞ～～

もしかして夢？

それとも　現実？

これって　ドライブしているっていうことだよなあ・・・

「楽しかったわね～♪」

えっ？　何のことだろう・・・

楽しいことをしちゃったんだろうか・・・

「そうだね～」

おいおい・・・俺　言っちゃったよ～～

「これからどこへ行こうか・・・？」

「どこでもいいわよ・・・」

「あっ　そう・・・」

・・・・・

・・・・・

このちょっとした　沈黙は何なんだろう・・・

何となく　海沿いの国道っていう感じだよなあ・・・

そういえば

少し前まで　海を眺めていたような気もする・・・

これからどうしたらいいんだろう・・・

ピンチのような

チャンスのような

決定権は　自分にありそうな雰囲気だよなあ・・・

この国道には

ぽつぽつと　ホテルが点在している感じだけど・・・

まさかねぇ・・・

「こんな所　どうなんだろう・・・？」

「えっ・・・　入ります　　か・・・？」

おいおい　まさか　まさか・・・

車は　スピードを落として

左側の　ホテルらしきところに　入っちゃうじゃないか・・・

えっ！　ウッソ―・・・

どうしよう・・・

そんなつもりは

なかったような

あったような・・・

おいおい　一部屋ごとに　車が停められるように

なっているぞ・・・

彼女は　何となく慣れている感じで

車を停めるではないか・・・

そういえば　彼女って

結婚しているんじゃなかっただろうか・・・

いや　そうじゃなかったかも・・・

それにしても

どうして彼女と　こういうことになっているんだろう？

デートの約束をしたような気もするが・・・

おいおい・・・この部屋って

何となく　薄暗くって

狭い感じだよなあ・・・

どうしたらいいんだろう・・・

何となく　落ち着かないよなあ・・・

そりゃあ　そうだよ

思いがけない場面に出くわしてる感じじゃないか・・・

それにしても

彼女は　何となく落ち着いている感じだ・・・

とりあえず　ビールだよな・・・

そうだ　そうだ　自分は運転している訳では

ない感じだし・・・

ところで　自分の車は

どこに　置いてきたんだろう・・・

まあ　いいか・・・

さてさて　どうしたらいいんだろう・・・・・

どうなっちゃうんだろう・・・

彼女は　何となく　固まってる感じがする・・・

さてさて

さてさて

さて

さ

さ？

・・・・・

彼女は　サックス🎷が好きなのだろうか・・・

ボクは　とりあえず　

ロバート・デ・ニーロ主演の映画

『タクシードライバー』を　リクエストしてみる・・・

感謝