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行ってきました~映画4回目!
まだ4回か・・・まだまだだな。
まだ全然足りない。
私の愛はこんなものではないはず・・・。
映画館にはもう何回も行ったので、もう道も分かってるし、
そんなに急がんでも朝一番間に合うわ~・・・とトロトロしてたら、
上映開始10秒前に劇場に駆け込む羽目になりました。
係の方がドアをしめようとしているところに突っ込んで行って・・・恥ずかしかった;
・・・わぁ。前回もだったけど、回りほとんど若い子だ★
私これ一番年上だったらどうしよう・・・;
さてさてさて。 やっぱり・・・面白いもの。この紅桜編。
今回映画で何回も反芻して、改めて思います。
紅桜編は、やっぱり凄い。
これ、どの辺りを指して「ベタ」っていうんですか。わたしは最初漫画で読んだ時、「こんな凄いもの観たことない」と思いました;
だって・・・ 勢力図とか、めちゃめちゃ複雑で難しいじゃないですか。
っていうか、 一体いくつ主体があるんですか。
万事屋・・・と言っても、銀さん、新八くん、神楽ちゃんは個々に動くし、
鬼兵隊・・・の中でも、似蔵さんの勝手なアクションがあったりして、
組織内部で更に個々が動くし、
そこに桂さんと、エリーを筆頭に桂さんを慕う攘夷志士が居て、
春雨が居て、
それでいてストーリーをまとめる刀鍛冶兄妹が強い思いで話を回し、
今回に居たっては、真選組、神威兄さんという
描かれていなかったけど居るはずだった主体まで描くという・・・。
それぞれがそれぞれで、「好きなように動いて」ベタなんですよ。
こんなの・・・ベタとは言わないもの。
この話自体、「ベタ」な王道アクションストーリーなんです・・・が、
違うんですよぉ!
話の始まりが違うんですよぉ!
攘夷方面の主要キャラクター (銀さん、桂さん、高杉さん)の 人生軸、方向性、勢力図を決定づけるための話 ・・・なんです。
ここから考えてあるんです。・・・多分。
その方針に、おそらくですが、
史実土方さんのエピソード・宮古湾海戦・「回天」からイメージを作った
、
(軍艦を敵軍艦に付けて乗りこむという有名な闘いです^^)
映画並み王道アクションストーリーを肉付けしてるんです。
つまり、考え方なんですが、「王道」をやるために作ってるんじゃないんですね。
少なくとも、銀さん、桂さん、高杉さんの方向性だけ明確に示すことが出来れば、この話でやりたかったことは「成功」なんです。
三人の方向性を映す鏡として、刀鍛冶の兄妹が登場します。
源外さんの祭囃子エピソードも、基本同じなんですが、
この時はまだ、桂さんは「静鑑」といった具合に・・・迷ってました。
この紅桜編では、鉄矢・鉄子と二人作り、
その二つの方向性の対関係・・・から、
高杉さんと銀さん&桂さんの敵対へと流れ込みます。
↑これだけで・・・そうとう複雑な話になることは必至です;
だって、 全員の方向性を描くための話
・・・なんですから;
全員の方向性を描かなくちゃいけないんですから;;
でね。
うん。
・・・そのうえ、 それぞれの「勢力」の内部までしっかり描かなきゃなんですよ。
高杉さんは鬼兵隊。
桂さんは、仲間の攘夷志士。
それでもって、銀さんは万事屋です。
ここまで描かなきゃ、人間がどういう環境下で、何を考えて生きてるか分からないじゃないですか。
・・・って口で言うのは簡単なんですけどね;
それを一つのエピソードの中にぶち込むなんて、普通やろうとしないですって;
本当にどっから考えたのかなぁ~・・・と思うのですが、
空中軍艦船というドラマチックシチュエーションに向かってるのに、
「攘夷組のそれぞれが置かれている状況」をひしひしと伝えるようになってる
んですね。
・・・例えば、消息不明の桂さんや、大けがした銀さんに対して
回りがめちゃめちゃ心配するじゃないですか。
すっごい愛の中に居るな~~って、もうすっごく伝わってくるじゃないですか。
そこの、 「一度負ける」という王道ストーリーを踏みながら、
一番説明したいところを、これでもかというほど顕在化させて、
更には「後から乗りつける」ドラマチックアクション王道パターンを自然にする
・・・っていうか。
え~・・・どっから考えたんだろ・・・本当に;
いろいろ考えても、 綺麗過ぎて、まるっと回りすぎて、分かんない^^;;
私は、ストーリーというのは、
一つの物事を納得させるためにしかまとまらないと思ってるんです。
ストーリーって、あれもこれも・・・なんて出来ないんです。
やろうとした一つのことが伝われば・・・成功なんです。
一つになっていく話って、「これしかないもの」なんです。
この最たるものが、 『ONEPIECE』
だと思います。
ワンピースって、最終的に全部「ルフィ」にまとまっていくんですよ。
世界も他のキャラクターも、全てがルフィの冒険のために存在しているんです。
・・・これはもう、何よりも強い統制パワーなんです。
で、常日頃思っているのですが、
銀魂って・・・ワンピースと考え方が真逆にある気がするんです。
ワンピースという作品がなければ、銀魂という作品もなかったんだろうな・・・と;
だって、 銀魂って・・・ストーリーで描くものがいっつも一つじゃないんですもの。
特にこの紅桜編なんか最たるもので。
銀さんを描くための話・・・じゃないんですね。
繰り返しになりますが、
銀さんと桂さんと高杉さんをそれぞれ描いて、 その方向性を決定づける話・・・なんです。
・・・やろうとしていることが、欲張りなんです;
そしてその分、基本が複雑。
ワンピースが、話作りの真骨頂・・・もっとも正しくて迷わなくてパワフルな、
まさに 「王道」
だとしたら、
銀魂って、なぜにこんな難しいことに突っ込む!?・・・という 「いばらの道」
だと思うんですよ。
常にこの「いばらの道」ってわけじゃないんですが。空知先生、気分によっていろんな道を自由に行くので^^;
ただ、この紅桜編・・・あとは、柳生編なんかもですが、「いばらの道」です。ものすごい「やること」を詰めてまして、もうどこが王道?っていう・・・;
さてさて。「王道」だろうが「いばらの道」だろうが、共通しているのが、
「面白い」っていうのは、肉付けのリップサービスの部分
ってことだと思うんです。
紅桜編の場合は・・・ ベタに観える部分が、全部リップサービス
というか。
更に、 王道をやっておいて、
そこでいちいち笑いを取ったり萌えり燃えたりするのなんて・・・
リップサービスのリップサービス
っていうか。
こんな話、綺麗にまとまって見えるだけ奇跡ですよ。
それでいて「面白い」なんて、 本当に頭どうなってるんですか空知先生;
・・・こんなもの、週刊連載漫画じゃありえませんってば><!
紅桜編はね・・・もうなんか シーンの重なりが歌ってるみたいなんですよ。
リズミカルで、何重層にもなってて、それが一つの曲になってて・・・っていう。
どこが一番好きか、どこが一番わくわくするか・・・と言われたら、
ラストの船上戦ももちろんですが、それより何より、 中盤!
中盤が好き!ここが一番わくわくする><!!
紅桜の後ろにある影が分かって、
だけどお妙さんの手前、一度鉄子ちゃんを冷たく突き放す銀さんから、
「僕がいくしかない」と意を決する新八くんから、
つかまりながら「お前ら銀ちゃんにボコボコにされても~」と叫ぶ神楽ちゃん・・・
この辺り!!
この辺りがもう本当にたまりません!!
・・・で、ここなんて、一番リップサービスの部分なんですよね;;
もうなぁ・・・本当に歌ってるみたいだぁ・・・。
はぁ・・・ 考えれば考えるほど、
銀魂が光り輝いてきましてどうしたらいいんでしょう・・・。
とにかく、 空知先生は天才 と。
こんなストーリーを週刊漫画で紡がれたら、
読者はこれからどうやって満足していけばいいんだ
ストーリー欠乏症に人を陥れて楽しいかちきしょぉ
・・・っていう;;
とりあえず、行けるだけ映画館に通お;
by姉
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