SKYLIFE

2007.03.13
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おなかが減った。

まぁそれはいいとして。

そういえば明日は期末の二日目だ。

………。

まぁこれもおいておこう。

「風が冷たいね」

「そうだね」

ここに、二人居る。いや、人間が。

一人は「風上の瞬」といい、一人は「真紅の凛」という。

瞬は、ノートをみていた。凛は、爪をいじっていた。

瞬は想った。

家にかえったら、寝よう。

明日テストだけども。

凛は想った。

どうやって親に言い訳しよう。

今日の朝の不機嫌な理由を。

この二人は、ひとつだけ共通点があった。

「おやが嫌い。学校も嫌い。眠い。」

瞬「明日のテスト、どうするの。」

凛「言わないで。頭がもげるわ。」

瞬「…。」

凛「今アタシを軽蔑視したわね」

瞬「いや別に。」

凛「あ、そう。ところでそういう瞬はどうなの?」

瞬「言わないで。留年というゲンジツが襲ってくるから」

凛「そっちも大変ね」

瞬「そっちもね。」



二酔人経綸門答   その弐




メロスは激怒した。

「何故この世にはてすとがあるのだ!!」

首相の阿部ちゃんは言った。

「教育の為だからさ」

メロスは今一度激怒した。

「何故この世に教育などという反吐がでそうなものがあるのだ」

首相の安部ちゃんはいった

「優秀な人間を作るためだからさ」

メロスは今一度激怒した。

「何故優秀な人間をつくらなければいけないのだ」

首相の安倍ちゃんはいった

「日本を救うためだからさ」




二酔人経綸門答   その参


どうしてこの世の中はこんなにも複雑で、ムゴいんだろう

この世界を作ったのは誰なんだろう

万世一系の旅を経て何を得ましたか皇太子よ

ちょっと複雑な家庭だって

めちゃくちゃになった生徒委員会室だって

毎日殴られ続けるかよわき男子生徒だって

教師はただ泣くばかりの荒れ果てた教室だって





誰も救ってはくれないじゃないか





自分が生きている理由って何?


そう聞かれて、僕は声が出なかった。

でも、そんなのはまだ考えなくていいだろう。

明日のテストのことだけ考えてればいいんだろう。

所詮義務の中で生きる僕たちは

永劫政府のかごの中に居るんだろう。

メロスが激怒した理由だって

首相の安倍ちゃんはわからないじゃないか

風が冷たく流れる

蝉はコンクリートに頭を出すことさえ禁じられ

紅葉は橙の黄昏を見て死んでいき

雪は解けていく。

この世に終わりなんかないじゃないか

こんな世界で僕らは生きていかなくちゃいけないのか






「風が冷たいね。」


「そうだね。」



「僕たちはどうしてこんな終わり方しかできないんだろう。」



「いいじゃないか。終わらない世界よりはマシさ」



「明日のテスト、どうする?」



「別に。僕は帰って寝るよ。」



「そう。なら私は買っていたCDを聞きまくっちゃおうかしら。」



「いいんじゃない?     おやすみ。  また明日。」




「おやすみ。  また明日。」



”明日”が僕らにありますように。



END
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Last updated  2007.03.19 11:30:57
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