SKYLIFE

2007.03.19
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川が流れていた。

清潔な川だった。

僕は誰かと一緒にその川に足を入れている。

「そうだね」

行く川の流れをこの足は感じている。

「ねぇ、こんな冷たくて清潔な川なら、ペットボトルに入れたお茶とか、」

「冷たくなるだろうね。」

「いや、あの私の言いたいことを先にいわないでもらえる?」

「ごめん。それ以前に、自動販売機でなにか買おうか?」

「そうだね。じゃぁミルクティー頂戴。もちろんホットで。」

「アイアイサー」

他愛の無い会話をしながら、僕たちは遊んでいた。

そして、僕らは買ってきたミルクティーを大きな石で固定して

冷たくなるようにしてみた。

「行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて
久しくとどまりたるためしなし。」

「何、いきなりどうしたの」

「なんか、こういう川とかを見ていると不思議な気持ちになるんだよね」

「ふぅん」

「流れていく水は絶えずせっせと違う水になる。
そしてここにある水はもうその水じゃない。」

「なんだか私たちの人生みたいね」

「いや、あの僕の言いたいことを先にいわないでもらえる?」

「ふふ。お互い様よ」

時間が流れ行く中で、僕らの命はとてつもなくちいさなものなのかもしれない

それこそ現れては消え、消えては現れるうたかたに似ている。

人が生まれる不思議と死んでいく不思議。

その答えはきっと“時間”しか知らないだろう。

でもその大きな時の中で、僕が存在していることを

少し喜んでいる自分が居る。


END
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Last updated  2007.04.08 21:34:56
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