管理人から
アゲハ蝶のメスは、その眼で葉の反射光の波長を測定して、
若い葉を見極めてとまる。
お次は足についている化学センサーの出番だ。
その葉に危険な物質が含まれていないか、食べても大丈夫かどうか、確かめる。
そしてようやく卵を産み付けるのだ。

生まれた幼虫にとって、最初の食事になる葉は、柔らかさが大事だ。
歯が立たないような硬い葉では噛むことができず、まだ弱々しい体で、
どこにあるかわからない柔らかい葉を捜して這い回ることになってしまう。
自分にあった詰碁とは、この柔らかな葉のようなものだ。
たとえば、りなちゃんが『発陽論』に取り組む、というのは○である。
すでに丈夫な歯と、根気強さが備わっているのだから。
しかし、私が『発陽論』を開いても歯が立つ道理がない。
だから、『ポケット詰碁200』なのであり、『強くなる手筋』なのであり、
『初段合格の死活150題』なのである。
幼虫にとって柔らかい葉が、それを育むのであり、
私にとってやさしい詰碁が、棋力を伸ばすのだろう。
ついこのあいだまで、タイゼム1級で、ヒイヒイ言いながら打っていたのに、
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