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超大型ハリケーン・アイクはガルベストンとヒューストンを直撃したあと、勢力をカテゴリー1に弱めながらも北上、そして東のほうへと去っていってしまったのでした。被害はどんなかというと、ニューオリンズを襲ったカトリーナと同じくらい。ガルベストンはほぼ壊滅状態。オースティンには避難住民がたくさん来ていて、未だに1500人以上も残っている。電気が通じてないので、戻っても、何もできないのだ。もちろん水もまだ引いていないので、住める環境ではない。とてもお気の毒。でも、避難命令に従って避難してきた人たちはまだいい。「な~に、どうにかなるさ」と残った人たちは車も使えない、電気もない、もちろん買い物もできないから水もない、今更逃げることもできない。ひたすら救助を待っているらしい。どうして避難しないんだろ。そういう人たちを助けるために警察から何からみなやはり残らなければならなかったらしい。少し学んで欲しい。オースティンはというと、ま~ったく何もなかった。少しだけ風が出てきたな、くらいで、雨も全然降らず、快晴!でも、嵐を予定していたからみな何も出かける予定は作っていなかったので、どの家庭もみな暇そう。それでうちも子供たちが退屈して結局、キャットとマックスを呼んで、遊ばせた。その後、お父さん・お母さんもジョインして一緒にうちで夕食を食べた。ちょっと拍子抜け。でも、何も来なくてよかった、と考えよう。
September 16, 2008
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とにかくその事実を知ってからというもの、秘密を漏らしてはいけないということが頭にあったので、ずっと「王様の耳はロバの耳」状態で、ビッグスターがこんな身近にいる事を誰かに言いたい!でも、言ってはいけない!と、ずっとずっと葛藤し続けました。まさに映画道場!(ちょっと違うけど。この場合、映画俳優の秘密をもらすという悪魔的心と戦う道場。) さらに、私だって、映画ファンだ!ぜひそのロケ現場を見てみたい!と思ったけれど、やはり撮影は昼間。フルタイム勤務の私には無理。だったらデイケアでブラピかアンジーだけでも!しかし、私はお迎え係なので3時半なんかに帰るのは到底無理。そこで、旦那にお願いしてみた。「ねえ、しばらく(子供を)降ろすほうやっていい?」旦那「...、(魂胆が見え見えだな、という顔をして)いいよ。でも、僕は夕飯作りたくないからね。」説明しよう。うちは迎え係が夕飯を作ることになっているのだ。もちろん、私はOKした。しかし、うちの子たちは朝の準備が遅い!!どうしてもデイケアに着くのは早くて8時半くらいになってしまう。そのころにはもうブラピはいないのよっ!もー!でもあるとき、ブラピの噂の姿にそっくりな人に遭遇。帽子をかぶってサングラスして。「ん??!もしかして!」と思い、遠巻きにまじまじと観察してけれど、どうもダサい。髪も写真のように短くないし色も違う。背も高くないし、絶対違うと思う。仮にあの人がそうだったら私はがっくりだ。映画俳優はオーラが立ち上っていなければ!するとこれまたある日、旦那があるサイトを送ってきた。それにはなんと!うちのデイケアや、オースティン内でブラピが撮影しているところを撮った写真が載っていた。つまりパパラッチにはもうすっかりばれちゃっているということだ。ちょっと背筋が寒くなった。うちのデイケアにも来ていたなんて!でも、そのときからもう律儀に黙っていることがバカバカしくなり、会社の同僚などにちょっとずつ気にせず教えるようになった。もちろん同僚たちの反応はみな、「えええ~?!ブランジョリーナが!?」と超驚きでした。そうこうしているうちに撮影も終わったようで、ブランジョリーナ家はイタリアへ旅行へ行ったり、その後双子出産のためにと選んだフランスへと行ってしまったのでした。え?私は結局目撃できたのかって?... できませんでした。きっとミーハーは心ばかりで、修行が足りなかったのかも。残念。でも、セレブとニアミス、セレブと同じドアノブに毎日触っていたのね~、などと思うようにして自分を慰めることにしました。次男Mはその後オムツもすっかり取れて、今はザハラちゃんのいたクラスに通っている。もうおそいよ~!(完)
September 12, 2008
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ひや~、テキサスはすごいことになっています。巨大ハリケーン アイクがもうすぐ上陸するからです!カトリーナのときはカテゴリ4で強かったけど、アイクはカテゴリ2。たいしたことないんじゃないの?と思うのですが、これがでっかい。カトリーナよりでかい!テキサスを飲み込むサイズ。現在の予測コースとしては、明日の夜ガルベストンから上陸、ヒューストンに向かって北上し、土曜日一杯かかってダラスのほうへ抜けていく。とてもゆっくりなハリケーン。車だとヒューストン・ダラス間は3~4時間ですから、それを一日かけて移動するってまたなんてのんびりな。カテゴリ2というのは、台風でいうと「非常に強い台風」と同じらしい。風速は44メートル以上。 オースティンが左上のほうにちょこっと見えますね。コースは今のところヒューストン直撃コースを辿っています。しかし、車でたった2時間半しか離れていないオースティンにも影響はあるはず。ただヒューストンのように海抜が低くないので、被害は少ないだろうと。しかし、既に今日湾岸地域やヒューストン方面から避難してくる人がたくさんいて、明日は大渋滞が予想されている。会社にいきたくな~い。お願い、休みにして~。でも、うちの会社はぎりぎりまで絶対休みにしないことで有名なので、だめだろうなー、やっぱ。学校は既に明日休校または半ドンで帰らせることを決めた。親のほうも頼むよ~。土曜の日本語学校は避難民のみなさんの宿泊所のために校舎を提供するためこれまた休みにすることを決定。私も今日帰り際、避難民をのせたスクールバスを何台もみた。昨夜スーパーにいくと、水やパンなどはほとんどなくなっていた。いくつかの航空会社は欠航を決定。朝のうちにガソリンスタンドに行って満タンにしてきた。万が一のための備えだ。早くいっておかないと避難してきた人が入れようとするのでなくなっちゃうのだ!それに携帯も充電OK。ああ、あとはどうか買ったばかりのこの家が風とかで木が倒れて壊れることのないように祈るだけ。
September 12, 2008
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あー、答えをいうのも時効になったくらい時間が経ってしまった。すみません。でも、でもね!言い訳かもしれませんが、悲劇が2度もおきたから仕方なかったんです。実は2度とも半分以上書きかけたのです。ところが、間違ってEnterキーかBackボタンかを押した瞬間、全部消えてしまったのです~!!それで、やる気をなくして今に至ってしまいました。楽天のせいです。(責任転嫁)では、3度目の正直と行きましょう。しばらくたったある日、旦那がこんなことを。「あの手紙のこと、覚えてる?誰の子供が来てるか、わかったみたい。」へえ、誰?(それでは答えです。)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓「アンジェリーナ・ジョリーだって。」な、なに~~~~~~~!うっそぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!「ということは、ブラッド・ピットってこと?」「そうらしいよ。チャドが見たんだって。」す、っすす、すっごーーーーーーーい!うちのデイケアにブランジョリーナが!?http://www.celebitchy.com/10344/brad_and_angelina_have_good_daycare_in_texas/詳しくはこの記事(英語)を参照のこと↑。尚、これはイメージ画像。でも、私の知ってる限りのことを下には書きましょう。旦那の同僚、チャドさんは娘さん3歳を同じデイケアに通わせている。それでそのクラスになんと、あのザハラちゃんが来ているそうな!そのクラスってうちの次男Mがオムツがとれればいけるクラスじゃないの!M、がんばれ!オムツさえとれれば、君もセレブの子とクラスメートだ!と、邪念たっぷりの母親。他にはパックス君4歳もその上のクラスに連れて来てるそうだ。(まさに上の写真のとおり)チャドさんの話によれば、ブラピは毎朝8時~8時半ごろきて子供をおろし、3時半ごろ迎えに来るらしい。主にブラピで、アンジーは妊娠中なこともあり、ブラピの都合がつかないときだけ来るらしい。ブラピはハンチング帽(っていうんだっけ?)を目深にかぶり、サングラスをして登場するらしい。こんな感じ。http://justjared.buzznet.com/2008/02/28/brad-pitt-tree-of-life/この写真は本当にオースティンで撮られたもの。さて、なぜにオースティンにあの二人が?実はブラピ、このときオースティン郊外の村で映画Tree of Lifeを撮影中だった。それで、撮影中も普通の子と同じ生活をさせたいと考えた二人はパックス君とザハラちゃんをうちのデイケアに、マドックス君をフランス系小学校に通わせている。どちらも全国系列のスクールなので、入学手続きは一回やればOKなわけだ。でもどちらの学校も、撮影場所からは結構(ほんとうに結構)遠い。一体どこに宿泊しているのやら。ダウンタウンの高級ホテル?それとも、案外うちの近所に家を借りていたりして!想像は膨らむ。(しつこいけど、つづく)
August 28, 2008
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今日はめずらしい芸能ネタです。はじめに言っとく。すごいよ。私の人生にこんなこともあるのか、つーくらいすごい。でも実はこれは時効の話。3月あたりの話だからもうフレッシュではない。でも最初は口止めされていたのだ。誰にって?デイケア(保育園)に。さ、クイズ1。なぜでしょう。そして、クイズ2。誰に関するネタでしょう。では、ことの背景から。話は2月あたりに戻ります。(1月末だったかなー?)ある日デイケアに迎えに行くと、息子らのCubby(小さな棚)にデイケアからのお手紙が。 「皆さんご存知のとおり、当センターは各地に支所を持っているため、仕事の関係で各地を転々とされるご家族にも対応しております。 近々、某有名人のご家族がオースティンに滞在することになり、お子様をしばらくの間当センターで受け入れることになりました。 このご家族は一般人と同じような教育と生活をお望みです。どうか皆さんもご協力お願いいたします。尚、くれぐれも外部にこのことは漏らさないようにお願いいたします。また、セキュリティもきつくいたしますが、何かご不便に感じる、または不安なことがありましたら、ディレクターまでお願いいたします。」とまあ、大体要約するとこんな感じだったと思います。へえ、いったい誰が?もちろん、その手紙には名前は書いていない。ちょうどそのころオバマとクリントンがテキサス州プライマリーに向けて戦いを繰り広げている真っ最中。2月始めにどちらもテキサス入りして選挙がある。ということは、オバマの子供???でも、あの子たちはもう幼稚園の年じゃないし、とすると誰か側近の議員とかの子供?セキュリティが厳しくなるって、センターの周りをSPとかがぐるっと取り囲んじゃったりして?うーん、誰だろう。と、思っていたら、オバマもクリントンもあっという間にテキサス戦を終え、また他の州へ行ってしまいました。センターも特にセキュリティが厳しくなった感もなく、いつもどおりの日々が過ぎていく。そして、手紙から一ヶ月が経ち、私はもうそのことを忘れてしまい、きっともう行っちゃったんだろうな。1~2週間とかの滞在だったんだろうな、なーんて思い始めていました。ところが、そんなある日…。(続く)(く~、知りたいでしょ~!)
August 28, 2008
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日本は12月に公開だそうです。現在も全米興行成績上位です。今回の星はファミリー映画としては5つあげてもOK。危ないシーンもなくみんなで観られます。でも、小さい子にはちょっと理解が難しいかもしれません。ロボット映画なのでほとんど言葉は出てきません。機械が動いているだけですから。でも、全体として環境がテーマだということが理解できるのはせいぜい小学2年生くらいからでしょうか。うちも珍しく家族で観に行きました。家族で映画館へ行けるようになったなんてうれしい!もちろん、大声で笑ってもいいような映画だったので行けたわけですが、今回笑っていたのはどちらかというと大人の皆さんでした。ジョークが大人向けなのです。舞台は未来の地球。ゴミがあふれて住めなくなってしまった地球。人類は700年前に地球を見捨てて、巨大宇宙船アクシオムで生活することに。その間、ゴミ処理ロボットたちが清掃し、きれいになったところで人類が戻ってこようという計画だった。ところが、700年経った今でも動いているロボットはたった一台、WALL-E(ウォーリー)だけ。ゴミは全くなくなる気配もなく、ウォーリーはひたすら処理を続ける。そんなある日宇宙から人類が送った環境検査ロボットEVE(イヴ)がやってきます。イヴは生物の住めなくなった地球になんらかの生命の兆しがないか調べる指名を帯びており、定期的に何台かが送られてきます。ウォーリーはイヴに「一目惚れ」。宇宙へ帰っていくイヴを追いかけてウォーリーも地球の外に!着いた宇宙船には変わり果てた人間たちの姿が…。もっとたくさんあらすじをご紹介したいところですが、日本未公開なので、ここまで。出てくるロボットたちはとても人間くさく、この映画を面白くしている要因となっています。宇宙船にいる人間たちも、もちろん極端な未来像ではありますが、私たちが精神を強くしていかないと、ああなるのも全くあり得ない話ではないと思わせます。ゴミだらけの地球も十分あり得る話です。この映画はジョークであちこち笑わせながらも、真面目なメッセージを持っています。その辺が小さい子供には難しいところ。うちの子供たち(もうすぐ6歳と3歳)もロボットが出てきて動いているという部分・部分は楽しく理解できているのですが、全体の未来への警告メッセージはわからず終い。映画館のあちこちから、「ママ、どうして……なの?」「あれはね、…」という親子の会話が聞こえました。あとで大人たちがそのメッセージを解説してあげることが大切です。これ、DVDではなく大画面で観ることをお勧めします。アニメですが、久しぶりに大画面推奨。なぜかというと、ゴミにまみれた広い地球、大宇宙、そして巨大アクシオム、などなど、色々な壮大さを味わうことができるからです。アカデミーが好きそうなテーマなので、来年、アニメ部門で受賞狙える(狙ってる?)と思います。
July 14, 2008
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そしてやってきたクロージング(最終契約)の日。本当は最初の仮契約から7日後という約束だったのに、買い手側の文書ができあがっていなくて、今日か明日かと待っているうちに4日も経ってしまった!その日はもう月末の最後の平日。私たちの前の家に対する次のローン支払日は翌月1日。ということはこの日までにローンをなんとかカタをつけないと、たった一日遅れただけで翌月分を払わなければならなくなる!ぜーーーったい、今日中にクロージングしないと!この日にクロージングすると言っておきながらしなかった場合は本当は契約違反。3000ドルの件もあって、うちの旦那は怒り爆発。「あっちのエージェントは結局7日間でクロージングなんて最初から無理だって知ってたんじゃないか?遊ばれてるような気持ちになる。本当にキャンセルしちゃうよ」と、うちのエージェントに言った。そうしたらその日のうちにできるようになった。もーーー!!普通クロージングにはエージェントが立ち会う。ところが、急に決まったせいもあって、うちのエージェントは来なかった。しょうがないけどちょっと見捨てられた感じ。確かにエージェントは立ち会うだけでサインもなにもしなくていいんだけど、もう売っちゃったからあとは勝手にやって、という態度にもとれる。でも、このエージェントには売値の3%、そして買い手側のエージェントにも3%をコミッションとして私たちが払うことになっているので、最後の締めくくりとして来てくれなくて、がっくりした。買い手ほどではないが、売り手側もいろいろな文書にサイン。もう手が疲れちゃうよ。しかも法律用語のオンパレードだから、タイトルカンパニー(契約書類を準備して売買手続をしてくれる会社)の人が簡単に説明してくれないと全然理解できないでしょう、私の英語力程度じゃ。そして、最後に前の家の鍵と、ガラージドア・オープナーをタイトルカンパニー側に渡すときが来た。私はそのときちょっと鍵を握り締めた。そしてあの家のことを考えて、センチメンタルに。私たちの初めての家。私の初めての持ち家。子供たちの初めての家。子供たちが今まで育った家。緑いっぱいの庭。カルデサックのみんな。カルデサックで車の心配をすることもなく遊べた子供たち。その他、楽しかったこと、うれしかったこと、大変だったこと、etc.もうこれを渡したら本当にあの家に戻れなくなる。入れなくなる。ちょっと寂しい。でも、一息ついて、やっと「バイバイ」と言って、渡した。これでめでたくあの家は売れたわけだ。クロージングも無事終わり、旦那と外に出てから、「おめでとう、やったね」と握手とハグをした。鍵を渡すとき、センチメンタルになったことをいうと、「そうだね。でも、あの鍵は買い手の人たちがすぐに変えちゃうから、捨てられるだけだよ。どうでもいいじゃない。」なーんてことを言う! パーンチ!!そういう問題じゃないでしょ!鍵という物質に未練があるわけじゃなくて、鍵に詰まった想い出のことを言ってるんでしょ!!すると、「でも、(家で撮った)ビデオもあるし。(想い出は見られるでしょ)」アンパーンチ!!バイバイキーン!!というわけで、3回に渡った前の家のその後はこれでオシマイ。ちゃんちゃん。
July 10, 2008
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Aはその一週間のうちに家の検査をし、出してきた依頼はこの二つ。1. 屋根にヒョウが当たって薄くなっている場所があるので、業者に見てもらうこと。(でも検査業者のレポートにはそれほどひどいレベルではない、とある。)2. 家の隣に作ってあるコンポストを取り払うこと。害虫発生の懸念ありだから。これを出してきたのは金曜日。土日と休みでもちろんいろいろな業者も休み。しかも火曜日にはクロージングの予定だったから、まず1.は確実に無理。しかも、屋根業者に見てもらうだけで保険を使うことになる。車の保険と同じで一度保険を使うとそれだけで翌月からの保険料が毎月高くなる。だから、そんな見てもらうだけの理由でこの先ずっと保険料が上がるのは嫌。よって却下。2.はこのコンポストは結構大きい。コンポストといっても枯葉や雑草を集めた山。やはり自分でやってほしい。却下。でも、それでは感情的にかわいそうかなと思ったので、1000ドルあげるから全部自分でやってね、ということに。すると!3000ドル払って、との返事!!なんでこんなことに3000ドル?たいしたレベルじゃないダメージの屋根に3000ドル?それって屋根を全部張り替えたときに払うくらいの値段。旦那は怒った。それで、うちのエージェントに「キャンセルしようかな。今キャンセルしてもうちにはペナルティないよね。Bさん取っても問題ないし。」といったら、それを買い手のエージェントに伝えたのか、即効第2の返事が返ってきた。それは、「買値を2000ドル上げて買うから、やはり3000ドル払って」というもの。つまり、私たちとしては差し引き1000ドル払えばよいということ。売値は上がって得したような、やはり3000ドル払うから、損しているような、複雑な気持ち。でも、さっさと売りたかったので、OKを出した。<つづく>
July 6, 2008
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今のうちに引っ越してから、早いものでもう2ヶ月経った。前の家はどうなったのか。売れました~!!しかも売りに出してから即効4日後にオファーが2つも来た。なので、売り手(私たち)側の不動産エージェントが双方に、「ライバルオファーが来ているからベストオファーを出してみてください。」と吹っかけることもできた。すると、双方が最初のオファーよりいい条件(値段も交渉内容も)で出してきた。買い手A:ダラス地域に住む50代後半らしい夫婦。買値は売値ぴったり。でもクロージング(最終契約)はたった1週間後。他に家の保険(400ドル)を支払って欲しいとの条件。買い手B:一人暮らしのお医者さん。買値は売値より2000ドル高い。クロージングは通常の1ヵ月後。家の保険は支払わなくてよし。さて、あなたならどちらを選ぶ?全米的に不動産業界不振の続く昨今、うちのエージェントはこんな売り手においしい状況はめったにない、と興奮気味。私たちが選んだのはA。1週間後にクロージングなら、その家の来月分のローンを払わなくて済むから、Bと結果的にはそれほど変わらなくなるし、1週間しかないので、家の修繕をしなくていいから。(もう修理のために当てにできない業者とのやり取りをしたくないもん!)しかも、エージェントの努力で保険の400ドルは支払わなくていいことになった。でも、Bはバックアップとしてとっておくことに。Aに何かあったときはBを選びますよ、とBに伝える。<つづく>
July 3, 2008
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今日午前中は水道工事やさんに来てもらった。これだって昨日メッセージ残したのになしのつぶてだったけど、今朝もう一度電話したら通じたので即きてもらった。直してもらうのは、ユニットバスの蛇口の水漏れ冷凍庫につなげるアイスメーカーの蛇口の水漏れ洗面台の空かなくなった栓の3点。水漏れはいずれも「ぱたっぽたっ」と5分から10分に一度落ちる程度。でももういなくなった家だから、ほうっておくと、落ちたところを誰も拭くわけではなく、いつも濡れているわけで、水の染みができてしまう。それで今回直してもらうことに。でも、アイスメーカーの水漏れは今まで気づかなかった。どうしてかというといつも冷凍庫につながっていたから。引越しで冷凍庫を外してみて、何日か経って家に戻ったとき、「あれ?なんか床が濡れてる?」と気づいたもの。壁にも水の染みがついてしまい、そこもペンキ屋さんに塗ってもらったけど、このままじゃまた染みがついてしまう。それで急いで水道工事の人に直してもらうことにした。3番目は簡単に直った。1番目も簡単に直った、かのように見えた。しかし、信用しない私。(うーん、アメリカに慣れてきた。)テストしてみる。するとしばらく、ぱたぱたが続いた。それで工事のヘクターさんに、「まだ落ちるよ」というと、しばらくは管の中に残っている分の水ができってしまうまで、雫が落ちるんだよ、というので、しつこく10分くらい見ていた。するとまだ落ちる。ヘクターさんは、そのうち止まるから夕方まで待ってみて、と。2番目もワッシャーを変えただけ。実はこれは応急処置で数ヶ月しかもたないよ、とのこと。でも売っちゃう家だから、壁を壊して配管から全てを入れ替えて何十年と持つほどの工事をしている余裕はない!よって応急処置を選択。それに一度冷凍庫につないでしまえばもう問題ないわけだし。こちらも応急処置後、様子を見てみたら、また「ぽたっ!」直ってないよ、というと、バルブがちゃんとしまっていなかったみたいで、ぎゅーっと締めてみた。そしてもう一度様子見。両方とも夕方に見て直ってなかったらあとは壁を壊しての大工事しか手はないとのこと。絶対そんなのやだ!だって一つの場所500ドル以上だってよ!!今回の工事代は半額にするから、とはいうけれど…。旦那に夕方見てもらったら、漏れてなかったみたい。ほんとかな。旦那も信用できない私。明日行ってチェックしなくちゃ。今日の合計額は約240ドル。出費じゃ。水道やさんが帰ると同時に庭師の皆さん到着。私は会社に行ったので、どんな庭になったのか見なかったけれど、終了してからお金を払いに行った旦那が見た裏庭は!!すっご~くきれいになっていたんだって。見違えるほど。明日いってみよーっと!あまりに感動して旦那は請求額550ドルに対して50ドルのチップまで払ったとさ!!おい、出費控えてよ!
May 13, 2008
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さて!待ちに待ったペンキ屋さんと庭業者はやっと来てくれました!!ペンキ屋さんは日曜が母の日なので、その日は半日だけにさせて、と言って来たので、お人よしの私はいいよ、と快諾。いい仕事をしてもらいたいから、怒ってばかりの態度だと、適当にされちゃ困るもんね。それで、土日と飛んで火曜日にしてもらうことに。今日は日曜日、1日半で内装をやってすっかり見違えるように美しくなった前のうち!こんなにピカピカなら私がもう一度住みたいくらい。ヒビも埋めてもらってすごく新しく見えます。火曜日は外装。パワーウォッシャーという超強力な水スプレーで外の壁を洗います。そうすると雨でできた染みとか蜂の巣のあととかがきれいになくなります。私はというと前庭をきれいにしてみました。植木をきれいに切りそろえたり、花を植えたり、と一日中かかりました。ところが、…昨日の気温は華氏95度!ぴんと来ない方には、摂氏35C!!朝方は曇っていたので仕事も進んだのですが、午後になると私の手も鈍りがち。一杯一杯水を飲んだのに(どれくらい飲んだかというと1ガロン半。4リットル以上です。)、トイレにも行く気が起こらないくらい。つまり全部汗として出て行ったわけですね。もちろん、ときどき日陰で休んだりしましたが、恐れていたことが。午後あたりから軽い頭痛がして、お、ちょっと危険、気をつけなくちゃ、と思っていたら、花も植えて、最後の仕上げにMulch(木くずの根覆い)を3袋撒いたところで、頭痛が最高潮に。そのうち水を飲んだだけで吐き気が。まずい、熱射病になっちゃった。ちゃんと麦わら帽子もかぶって水も飲んで万全を期していたのに、あああ、と、しょうがなく仕事を中断。車の中に横になって休んだ。でも吐き気はどんどんひどくなる。6時半に旦那が子供たちと前のうちに来る。庭業者と打ち合わせのためだ。庭業者はもちろん遅れて到着。でも、なんとか7時前に来た(ような気がする)。旦那が打ち合わせで裏庭に行くので、私は車から降りて子供たちと車庫にいた。というか、車庫のダンボールがひいてあるところに横になって死んでいた。すると雷が。子供たちはあまりの雷のすごさに泣き出す始末。横になっている私の上に次男、横に長男べったりと張り付いて、二人の体温の暑さでもっと熱射病がひどくなったような…。庭業者は月曜に来てくれるとのこと。(って、当てにしてないけど。) 気を取り直して、話題チェンジ。母の日でしたね。母のみなさん、今日は、今日だけは!大切にしてもらいました?うちの長男は学校で作ってきたビーズと毛糸のネックレスと賞状みたいなもの、をくれました。次男からは何もなし。たぶん、金曜早退したからでしょう。旦那からは、今日私が自分で決めて買ってきたMerrelの靴。家計が一緒だから、勝手に買ってしまいます。どうせ、頼んでも私の好きなものを買ってくれるわけじゃなし、靴だと私が合わせることになるから。みなさんは?
May 12, 2008
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昨日も今日も私は会社に行かなかった。昨日はカーペットやさんがくるからで、今日はMが熱を出したから。先週の今日引越したわけで、今日でこの家に来て1週間。やったことをまとめるとこうなる:5月2日(金) 1.会社休んで引越し 2.ペンキ屋さんが前の家の壁やドアの色あわせにくるはずだったが来ない…。 3.セキュリティシステム業者が来てどこにどんなシステムをつけるか打ち合わせ。 4.TV・インターネットのAT&Tが来てインストール。5月3日(土) 1.長男Sを日本語補習校に送った後、前の家の掃除。この日の12時に買い手候補がもう見に来るというから。 2.電気屋さんが新しい洗濯機をインストール。 5月4日(日) 今の家の荷解き。5月5日(月) 通常勤務開始。子供の日だが、こいのぼりも兜も今年は出さず終い。だって、どこにあるかわかんないんだもーん。5月6日(火)~7日(水) 通常勤務。荷解き。ペンキ屋さんがやっと色を合わせに来る。9日にペンキ塗り決定。5月8日(木) 1.セキュリティシステムのインストール。半日かかる。 2.本当は引越し前に終わっているはずだった新しい家のカーペット張替え。ほぼ半日で終了。引越し前には絶対間に合うといわれてたのにカーペットの入荷が遅れたからだって。 3.午後一で保育所から電話あり。次男熱を出す。旦那医者に連れて行く。 4.カーペットインストールの間、私はうちで仕事。夜も日本と電話会議。 5.ところでこの日来るはずだった庭業者は来なかった。 6.それに、タイルやさんも来なかった。今の家のお風呂のタイルがカビだらけで入るのも気持ち悪いので、タイル掃除やさんにピカピカにしてもらおうとした。ところが見積もりに来るといっておきながら来なかった。 7.不動産やのカメラマンが勝手にうちに入ってウェブサイトに載せる宣伝用ビデオと写真を撮っていった。実はこれは金曜日にわかった。元々は金曜日に撮ると言っていたから連絡したらもう撮ったと。まだ庭とかきれいにしてないのに~!来週撮り直しをしてもらうことに。5月9日(金) 1.次男の看病。熱は昨日のうちに下がっていたが、元気がない。腹痛を訴えるが、下痢をするわけでも吐くわけでもなし。ぐったりとただただ床に転がっているだけ。 午後になって「ウォーターうんこ」というので、「???なんじゃそれ?もしや下痢?」とトイレに連れて行くと案の定ものすごい下痢。「下痢って言うんだよ」というと、「げりうんこ?」「そう、げりうんこ」 その後覚えた「げりうんこ」を使って2回ほど教えてくれた。そしたらケロっと治った。 2.次男が寝ている間荷解き。ダンボールは半分くらいに減ったかな。 3.この日来るといっていたペンキやがまた来ない!!!いい加減にせえよ!怒って電話すると「バンが壊れていけなくなった。明日土曜に必ずいく」 ホントかいな!? 4.2時から保育所で長男の卒業式。パーティをする。私も行くはずだったが、看病でいけなくなり、旦那だけ出席。ごめん、長男S。 5.この日も庭業者は来なかった。 6.そういえば、朝いちで前の家の粗大ごみをサルベーション・アーミー(要らないものを再利用して他の人に提供する機関)に取りに来てもらった。この日来るとはいっていたがまさか朝いちとは。というわけで明日は5月10日(土)。 ペンキやは来るのか?庭業者は?赤字のところは約束どおりに事が運ばなかったことを示しております。実はこれだけじゃない!他にも引越し前に:今の家に売り手が置いていった粗大ごみを業者が取りに来るというから待っていたら、来なかった。結局今もそのごみは車庫にある。売り手が全部修理終わった、というから見に行ったら2つほど終わっていなかった。実はこの庭業者、2軒目。1人目はメッセージを残したが返事なし。2人目はこのとおり来るといっておきながら来ない。など、「この日に、この時間に」などと言っておきながら来なかったり、約束と内容が違ったり、と当てにできないことが、アメリカはほんとーーーーに多すぎる!!これはアメリカに来てから毎度毎度経験していることで、始めはいちいち起こっていたけど今は結構慣れてきた。しかし、これだけポカやスカが1週間に集中していると、いい加減こっちも堪忍袋の尾が切れる!日本がきちんとしすぎてるんでしょうね。アメリカに限った事ではなく他の国が普通にルーズなんでしょう。 日本は交通機関も時間通り来るし、洪水だって地震だって、這ってでも会社にたどり着くビジネスマンが要る限り、日本の仕事にルーズはないでしょう。いいなー、日本は。(そりゃね、日本にだってちょこちょこっとズルしたり騙したりする業者はいるでしょうけどね、そのレベルがこちらとは違う!仕事中もしっかり監督していないとひどいときは物を盗んだり壊したりする人もいるので信用できない)もう、あと10年は最低引越ししたくないわー。
May 10, 2008
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私はとても疲れている。万年いつも疲れているが、今は特に疲れている。理由はお引越し。5月2日大安に別の家に移りました。といってもお隣の町内に引っ越しただけ。街は変わっておりません。引越しの理由は、いろいろある。1.子供たちのためにいい学校のある学区に移る。長男は今年秋から1年生なんです。2.アッツイ テキサス。もっと日陰の多い、直射日光の差さない庭のきれいなおうちに移りたい。3.おもちゃが散乱していても、お客さんが入ってきてすぐ見えないところにおけるスペースが欲しい。4.州外から泊まりにくるお客が多いうちなので、そのたびに子供たちが子供部屋を明け渡さなくてもいいように部屋がもう少し欲しい。5.主寝室が台所や食堂、リビングから離れている家が欲しい。お客(主にうちの義父母)が朝起きて食べだすときや、子供が早起きしたときに結構がちゃがちゃうるさいもので。6.手入れする時間がないから、庭が適当に狭い家がよい。(前の家のが広すぎた。)これが主な理由。細かい条件はもっとあるけれど、長男が小学校に入る秋には間に合うように引越したかった。それで急いで探してカスをつかむといやなので、ゆっくりと去年の6月から時間をかけて探し続けた。みつけた家はほぼ理想どおり。2001年築。上の条件も全て揃っている。見つけた瞬間、「これよ、これ!」と思った。結構これが嫌、あれが嫌という旦那も「うん、いいね。」即決でオファーを出した。アメリカの不動産売買は新築でない限り入札制だ。売り手は予め売値を提示。気に入った買い手はそれに対して、こちらの買値を提出(オファー)。買値は売値より高くても安くても構わない。要はそれを売り手が受けるかどうか。今は買い手市場なので、うちも提示値より安く出してみた。もちろん、この時点でとっても人気ありそうで、他にも入札してくる買い手がいそうな場合は、高く値段を出した人が勝ちなので、その辺が見極めどころ。うちはこの家が市場に出て一日目で目をつけて、2日目にオファーを出したのでまだライバルの買い手はいないだろうと判断。結構強気で下げてみた。すると売り手は少し歩み寄った値段を提示。(カウンターオファーという。)なので、こっちもまた少し歩み寄った値段を提示。更にあっちも少し下げて、…。と、やっている間に1週間が経つ。あちらの狙いはのんべんだらりと日を延ばして、その間にもっといい買値をつけてくれる人が現れるのを待っているわけだ。そうはいかせない、とこちらも「明日中に返事をくれること」と条件をつけることもできる。そして、やっと売り手側が「じゃあ、この値段でどう?」とくる。こちらも、「それなら、手を打ちましょう」と同意。小額の手付金(オプションマネー)を渡す。その後、1週間くらい家は市場から一時的に抜ける。その間に買い手は家の検査をする。検査業者がちゃんといて、2時間以上かけて目を皿のようにして、いろいろ壊れているところや直したほうがいいところを見つけてくれる。買い手は検査の結果が気に入らなければ、オプションマネーはパーになるけれど、オファーをキャンセルすることができる。気に入れば、買い手は本格的な手付金(アーネストマネー)と共に、「こことここを直してください。」と売り手にお願いする。売り手は「これは直すけど、これは直しません。」と直す項目を選んでくる。最終的に契約日までその間2~3週間くらい。その間に売り手は修理を終わらせる。契約日の1・2日前あたりに買い手は修理の結果を点検。満足いけば契約日となる。契約日は膨大な量の契約書にサイン。手が痛くなるほど。頭金の小切手を渡して、それが現金化されたら晴れて鍵を受け取る。というわけで、3月末にこの新しい家を見に来てから、4月末まで約一ヶ月、こんな経過を辿って、5月始めに引越しをしました。4月中旬からは荷造りとの戦い。しかし小さな子供二人が途中で「遊んで~」と邪魔するので、基本的に子供が寝てから毎晩2時間くらいずつやってきた。ところが全然終わらない。それで最後の1週間はほとんど夜2時までかかって寝ずの荷造りとなった。しかも旦那も私も仕事が忙しくその後1時間は家で仕事していた。引っ越してからはもちろん、荷解き。全然すすまーーーーん!まあ、こっちは急ぐ必要はないけれど、何がどこにあるかわからなくなったので、やれ、「あれ、スプーンはどこ」「おしりふきがない!」と毎日ものを探すのに必死。未だに家の中にはダンボールが散乱。さて、次は前の家を売りに出すので、今一生懸命「美しくみせよう作戦」を展開中。壁を塗りなおしたり、ヒビを直したり、徹底的にお掃除したり、庭も雑草を取ったり、と大忙し。この騒動、まだまだ家が売れるまで続きそう。あー。
May 9, 2008
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いよいよ私のフライトも明日ポートランドに行ってきます。出発時間は朝の8時25分。旦那たちと同じフライトです。だから空港には2時間前には到着の予定です。しかし、今日はその便はキャンセルにはならず1時間半の遅れの末、無事出発。アメリカンに電話したら予定では明日飛ぶことになっているそうな。もしキャンセルならもう前もってどの便が明日検査に回されるかわかっているので、キャンセルと書いてあるんだって。どれどれ。あ、ほんとだ。私のはON TIMEとあるけど、他のにはCANCELLEDとなってる便もあるぞ。ということはホントなのかも。アメリカンはそうはいっても結構信用できないからなー。他の会社の便にはご希望なら変更料無料で変えられますよ、とのこと。でも夕方以降出発の便にしか空きはないそうだ。うーん、だったら明日私の便が飛ぶことを祈って、行ってみるか。だめなら、しょうがないもんね。で、長く読める本を持って、ラウンジでゆっくりバンド演奏でも聞いてコーヒーでも飲もうっと。(オースティンはライブミュージックの都の別名を持っていて、どこにいってもバンドが演奏しています。)さて、どうなることやら。無事飛ぶことを祈っててください。(というわけでしばらくお休みです。え?いつもと変わらない?…そ、そっかなぁ…そんなことないと思うけどなぁ…)
April 11, 2008
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今朝、パパ、長男S、次男Mを空港まで送っていった。8時25分のアメリカン航空に乗るためだ。つまり、チェックインのため6時50分ごろ降ろしたわけだ。眠かった…。「じゃーねー」と別れ、少し行くとTV局のバンが何台も止まっている。その横では各局レポーターの人がカメラに向かって話している。なんだろ…。今週の土曜はパパの大叔母さんにあたる人の米寿のお祝いをポートランドでやる。それに出席するため、仕事の忙しい私を除く3人が一足先に出発。私は金曜に出発の予定。さて、会社に着いてメールチェック。すると会社の旅行課からこんなメールが:「4月8日、アメリカン空港は航空局の命令により適切なワイヤ作業を…うんぬん(中略)…そのため、MD-80型機の運行を全てキャンセル、または遅延しました。」(興味のある人は、詳しくはアメリカン航空のサイトを見てね。)え~!!早速チェックするとパパたちが乗るのもMD-80。キャンセル?しばらく仕事をしても何も電話はこなかったので、きっと遅れただけで乗れたんだろうな、ラッキー、と思っていたら、11時45分ごろパパから電話。あれ、経由地のシアトルに着いたのかな、と思ったら、「ちが~う!!」と怒りの声。「まだ、オースティン。ばかアメリカンのせいでMD-80が全部キャンセルになったんだ。」あらら、、、しかも、「今やっと代わりのチケット取れて、今夜7時20分発のコンチネンタルになったよ。」え~!!ポートランド到着は深夜11時50分。テキサス時間だともう午前1時50分。実家に着くのは2時半ごろ?気の毒な…。かわいそうな子供たち。で、それまでどうするつもりなの、と聞くと、うちには戻らずそのままダウンタウンにバスに乗っていって、児童館で遊ばせるとのこと。お昼寝とかはバスの中でさせる、と。というわけで、パパは早朝から夜中まで子供二人の面倒をみることに。ああ、私にはできない。(私でなくて良かったー。)←鬼。夕方パパがまた電話してきた。「今から空港に入る。ところで僕たちTVに映ったかも。NEWS 8をみてみて。」ウェブサイトのストリーミングサイトで見てみた。どうせ、ちらっとカメラの後ろを通りかかったとかでしょ、と思ってみたら、う、うつってる~!うつってるぅ~~~!しっかり映ってる!インタビューされちゃってる!http://www.news8austin.com/content/news8cast_video/(Austin Bergstrom travelers cope with cancellationsが3つありますが一番下のやつの横にあるビデオカメラアイコンをクリックね。最初コマーシャルがしっかり流れます。次男を抱っこしてインタビュー受けている人がうちの旦那です。きっとこれ24時間くらいで期限切れて見られなくなるだろうね。ま、私の旦那と次男に興味のある人はみてください。うさぎの春子さーん、英語の聴き取りにいいよ!なはは。)何回もリプレイして笑いながら(←鬼)観ちゃった。ごめん、だんな。だって、家族がテレビに映るとか、ちょい通り過ぎるだけ、とかならよくあっても、あんなにしっかりインタビューされて名前まで出ちゃってるのを見るのは初めてなので。しかも、次男が、あの次男が!!おとなしくマイクに手も出さず、邪魔もせず、レポーターのマイクが行ったり来たりするのをただひたすら目で追っているのを見たらおかしくて。さて、金曜の私のフライトもMD-80。どうなることやら。金曜までのフライトのチケットを持っている人はノーチャージで変更してくれるらしいけど、他の便へ変更しようにもどんなルートも全てMD-80を使っているから、無駄。しょうがない、金曜を待ってみるか…。
April 10, 2008
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ひっさしぶりでーす。(ほんとにいつもこれ言ってるな。)怠けてましたー。すみましぇーん。あまりにも書くことがありすぎて、どれから書いたらよいかわからず、とうとう何も書かず終い。(こら)で、今日はレインメーカーです。DVDで見ました。マット・デイモンが主役。ジョン・グリシャムの法廷ものです。最近旦那が友達からグリシャムの本を数冊借りてきて、はまっており、そのつながりで観ることになりました。なんでレインメーカー?と思って調べたら、ネイティブ・アメリカンの魔術師で雨を降らせる人のことなんだそうです。弁護士も何もないところからお金を降らせるというわけです。ロースクールを出たばかりのルーディ(マット・デイモン)は、法律事務所にも就職できないまま、バイトしながら司法試験のために勉強中。もうどんなところでも就職できればと、藁にもすがる思いで悪徳弁護士ブルーザー(ミッキー・ローク)の事務所に入れてもらう。まもなくブルーザーは逮捕され、同僚デック(ダニー・デヴィト)と共に事務所を設立。司法試験に無事受かるが、弁護士免許はまだ下りていないにもかかわらず、ルーディは無料法律相談で受けた依頼をこなしていく。その中には、白血病の息子の保険申請が保険会社に却下され、泣く泣く息子を死なせる目にあった母親の訴えがあった。巨大保険会社の敏腕老練弁護士団に一人で立ち向かうルーディ。さて、勝敗はいかに…。面白かったです。最初法廷ものの英語ってどうなんだろう、ほとんどわからないんじゃないかしら、と心配していました。これの前に観た「Michael Clayton」は英語がものすごく難しくてあまり面白くなかったので(英語がわかっても大して面白くないという話も…)。でも結構いけました。弁護士って弱いものを弁護する正しい人というイメージがありますが、悪人側を堂々と弁護する人も必要なわけです。何度か保険会社側が訴訟を「戦争」と言っていましたが、正にそのとおり。法廷とは間違っている相手を正すというよりは、どんな汚い方法でも勝ってなんぼ。そして勝ったからといって、お金をどのくらい絞り出せるかによって、勝った側も結局は負けになるかも、という勝敗ゲーム。お金のない弱小弁護士事務所が、知恵を働かせて後半どんどん挽回していく流れは見ものです。★★★★☆
March 26, 2008
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バレンタインはいかがでしたでしょうか。アメリカは女性が主役。男性たちはバラの花束を贈ったり、ディナーに連れて行ったりと、がんばります。そんなわけでこちらに住みだしてからというもの、その習慣にあぐらをかいて、いつももらう側に徹していましたが、今年はうちの男性3人に小さなプレゼントをしました。長男S:ライトニング・マクイーンのミニカー(ラジエーター・スプリングス版。見た人にはわかるね)次男M:マクイーンの彼女、サリーのミニカー旦 那:テニスのリストバンドとガムいずれも5ドル以内の商品です。(けちー)ま、私は本来もらう側ですから。ミニカーはいずれも既にあるものですが、マクイーンは次男のもの、サリーは長男のものだったので、どちらもお互いのが欲しくていつも喧嘩になっていました。なので、いい機会だとそれぞれ買ってあげました。旦那は当然テニスきちがいで、リストバンドが一つしかなかったため、ほしがっていましたが、まあ、必須ギアというわけでもないので、いつも買いそびれていました。なので、今回買ってみました。みんな喜んでくれました。よかった。で、私は何をいただいたかというと、長男S:ラブレター(ちゃんと郵便で届きました。デイケアで書かされたもの)と花をつけたボールペン次男M:紙皿にMの写真が張ってあるもの。旦 那:バラ一輪&赤ワイン用グラスX6です。6個なので、グラスは私に、というよりはうち用に、といったほうがいいようなプレゼントになりましたが、以前からうちにはシャンパンと白ワイン用グラスしかなかったため、嬉しかったです。これからは赤ワインを飲む姿も様になりそうです。しかも、シャンパングラスと同じシリーズの商品をわざわざ買ってきてくれたそうです。ありがとう。Sのラブレターは笑えた。基本的にこんな感じ。(もちろん英語)「I love you, Mommy. I love your food. I like you better than deer.」は?最後のは何?鹿よりママが好き?なぜ、と聞くと、「だって、鹿よりすきなんだもん。」との回答。よくわからん。今年、ちょっと違っていたのは会社。なんと、日本人男性2人から義理チョコをいただきました!さすが駐在員は違う。こっちにいるとこっちのやり方に感化されるのか。それとも、うち1人がこちらに赴任したばかりの若手君だったので、その上司とともに「よろしく」の意味をこめた挨拶がわりか。はたまた、先週あったリストラで暗~くなってしまった職場を励まそうというその上司の配慮か。(そう、リストラがあったんです。これについてはまたの機会に。暗くなるんだ。)いや~、嬉しいじゃありませんか。
February 14, 2008
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最近、Mの言葉の発達が早い。ついこの間まで何にもしゃべらないなー、と思っていたら、今は発音は悪いながらも結構いっぱしの文章をしゃべるようになった。でも、ほとんど英語。やはりお兄ちゃんもうちで英語を話しているのでどうしても同時期のSの日本語率と比べると、圧倒的に英語優勢。日本語は不思議なことに「~しちゃった!」という表現のときだけ出てくる。あとはおしっこ、うんこ、ねんね、などの単語。考えるに、多分英語には「~しちゃった!」というニュアンスのある表現がないからでしょうな。過去形を使いますからね。やっちゃった、という感覚を強調したいときは日本語のほうが彼的にしっくり来るのでしょう。英語のほうは、サ行の言葉がうまく発音できないけれど、文章で話す。例えば、 I wanna help. I wanna eat. I can do it. I can't hear it. This broke. (ディシュ ブローク、と聞こえる。)などなど。おかげで最近彼とのコミュニケーションもスムーズに。Sまでわかるようになったので、もちろんまだまだ喧嘩のほうが多いけど、それでも二人はよく遊ぶようになった。Sは最近Mのいうことを通訳してくれる。Mが何言ってるかわからないときはSが, I think M said XXXXX.というので、へえ、よくわかるねぇ、と感心してしまう。さて、うまく発音できないのはサ行だけではない。その他で特におもしろい発音は うぉこピンクイズ:何のことでしょう。ヒント:某ディズニー映画のキャラクターの名前である。さあ、わかったかな。第2のヒント行きましょう。映画は、Carsである。もうわかったかな。第3のヒント:そのキャラは赤い。もうわかりましたね。そう!ライトニング・マクイーン です!それがどうして「うぉこピン」になるかって?ライトニングは省略して、マクイーンの部分がどうしても言えなくて、うぉこぴんになっちゃうのです。MはCarsが大好き!それでマクイーンのミニカーをいつも、機会があればほとんど一日中握り締めている。離すのは学校にいる間と寝る間だけ。トイレに行くときもマクイーンは連れて行かれ、食卓にも茶碗の横にマクイーンが鎮座、お風呂にもいっしょに連れて行って入るし、ときどき寝るときもいっしょに寝る。そして、マクイーンの次にはサリーが好き。サリーはもちろん、「しゃりー」と発音。そして一人遊びまでこんなふうにする。(マクイーンとサリーを手に持っているM)「ハイ、しゃりー」「ハイ、うぉこぴん」「ハイ、しゃりー」「ハイ、うぉこぴん」(以下、永遠と二人の挨拶だけの会話が続く。)うぉこぴんが視界から消えようものなら、さあ大変。「Where'd うぉこぴん go?」2分くらい探してみつからないと涙目で、「うぉこぴーん!」と必死。そんでもってお兄ちゃんが持っているのを見ると烈火のごとく怒り出す!「NOOOOOOO!!! MY うぉこぴん!!!」(そして喧嘩が始まる。)とにかく、うぉこぴんさえいればMは幸せ。いつになったらマクイーンになるかな。
February 6, 2008
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すっかりご無沙汰です。何をしていたのかというと、ステロイド注射で去ってくれたかと思った花粉症でしたが、その注射をするのが結局遅かったんですね。重症の鼻炎になってしまっていて、その治療に2週間くらいかかってしまったんです。あの注射後、しばらく楽だったんですが、また右半分が副鼻腔からこめかみ、そして頭にかけて、ととても痛み、さらに副鼻腔の痛みが上あごに至り、奥歯4本くらいが痛みだす始末。最初かかりつけの医者へ。すると「ああ、鼻炎になっちゃったのね。じゃあ抗生物質出しておくから。それが効かなかったら次は虫歯を疑ってみてね。それでだめなら戻ってきて」というので5日間それを飲むが全く改善せず。なので今度は歯医者へ。でも、歯医者さんでもレントゲンには怪しい影も写らず。ところが、歯医者さん曰く「でもね、ほらここに副鼻腔の下の方が写ってるんだけど、白く曇っているよね。だからまだ鼻炎が残っているんだよ。もっと強い抗生物質を出してもらったら?」といわれ、また医者へ戻る。ええ?抗生物質って強さがあるの?知らなかった。最初のが効かないほど強い鼻炎って本当かな。ここで、頭の中にふと最近マダムねここさんから聞いた、お友達の方(顔の腫瘍だった!)の話と、長男Sのクラスの先生がやはり脳腫瘍2個持ちだった!とわかった話がよぎった。どちらも花粉症だと言われつづけて結局腫瘍とわかったとのこと。まさか、私も腫瘍???ちょっと怖くなって先生にCTスキャンしてもらえないか聞いてみた。「…うーん、でもね、お金で命を量るわけじゃないけど、CTってとっても高いの。2000ドルとかなの。1~2週間スキャンが遅れただけで腫瘍がどうこうなるわけじゃないから、とにかくまずは他の治療を試してみて、それでだめなときやってみましょうね。その場合でも最初は普通のレントゲンからよ。」アメリカだなー。また、保険と相談の話だよ。こちらはかかりつけの医者というとファミリープラクティスといって、日本のように外科とか内科とかに特化されていず、歯以外はなんでもござれのお医者さんなんです。産婦人科検診もできちゃうし、ちょっとした検査なら眼もいけるし、とにかくありとあらゆる窓口みたいなものです。そして、これ以上は専門医でないと治療装置や詳しい検査装置がないから、というときは専門医を紹介されます。そういうの、最初はどうなんだろ、と思っていたのですが、考えようによってはいい制度です。だって、私のあらゆる診断記録をこのお医者さんが全部持っているので、ああ、あのときこの薬のんだからこれはだめね、とか、前回の○○の数値はこうだったから、このくらいの増加は問題ないね、とか、あらゆる方面のデータを持っているので助かるな、と思うときがあるからです。でも、レントゲン装置などはない。なので日本なら初診で即レントゲンになるのにアメリカはまずお金と量りにかけて、レントゲンまでする必要あるか?がスタートとなります。日本は逆でとにかくまず調べる。早期発見があるかもしれない。ないかもしれないからやらない、のではなく、あるかもしれないからやる、の姿勢です。というわけで、お医者さんは「そうね、前回ステロイドが効いたから、もう一度別のタイプのオーラル・ステロイド試して欲しいの。」「でも、前回の注射は6-8週間効くんじゃなかったでした?私まだ2週間しかたってないのに。」「あれはアレルギーを抑えるという面では効いてると思うわ。だってアレルギーの症状はないんだよね?」「はい」「じゃあ、抗生物質は昨日で終わっててもあと5日間は体に残っているから別の抗生物質を試すのは意味ないと思うの。だから今は起きてしまった炎症を抑えることに集中するために、もう一つ別のステロイドを試すのが次の手段だわ」で、ステロイド、試してみた。確かに薬の説明書(この説明書が長い!でもよく読まないと怖いのでいつも処方された薬の説明書は全部一字一句読んでいます。)にはアレルギーや鼻炎を抑えるとも書いてある。翌日嘘のように痛みは消えた。もちろん歯の痛みもない!すごい!ステロイド!超強力!ある意味、怖い!いいんだろうか、これで。例えば本当に腫瘍があったとして、そういう場合はステロイドで痛みがなくなるとかはないんでしょうかね。とりあえず、1週間の処方が切れてから、また先生に報告がてら聞いてみよう。怖い!くせになりませんように。
February 4, 2008
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皆さんは、花粉症ですか?私は医者に「ばっちり立派な花粉症です。」とまるで花粉賞でもいただいたかのように診断されたスギ花粉症患者です。始まりは日本だった。あれは確か渡米する1年前。母と弟がとてもつらそうだったのを横目に「いつかなるというけれど、私はまだまだ。ラッキー」なんて笑っていられたのもつかの間、その後すぐなってしまいました。日本では眼の痒さ、喉の痒さ、が主だった。眼は裏まぶたがこんもり盛り上がるほど腫れて、喉も「誰か私の喉に手を入れて思いっきりかきむしって~」とお願いしたいくらい、痒かった。鼻水も結構出た。しかしテキサスに来て日本のような背の高い杉がないことに気づく。あるのは主にオークとエルム。にんまりする私。これは楽勝ジャン?!と。しかーし!甘かった…。11月終わりになると、あれ?なんか喉がカユっ!それに、く、く、くしゃみが、は、ハクション!と、止まらん!ハクション!おかしいなー。なんで11月?それに杉ないのに。同僚に聞いてみた。 「杉?あるよ、たくさん。見てごらんよ。あれが杉。」 ???ど、どこ?ハクション!ん??あ、あああああ~~~!指さされた木を見ると、木と言えるか言えないほどの高さ(大体人間の身長くらいから高くてもその2倍くらい)の木が。 でもよく見るとしっかり葉っぱは杉だぞ!今まであまりにも小さいのでまさかあれが杉だとは思わなかった。日本のとは違う種類の杉なのね。しかも、冬が東北の春先くらいにしか寒くならないテキサスのシーズンは11月後半から2月後半。1月がピーク。道理で変だと思ったよ。そして今はその1月。今年は当たり年らしく、今日もラジオでこんなことを言っていた。「いやー、スギ花粉症の方はここ2週間というものかなりつらいらしいですね。」ほんとほんと!「杉を伐採すれば解決するのではないかという意見がありますが、どうですか。」と専門家に振るアナ。専門家は無情にも「いえ、全然効果はありません。解決にはなりませんね、どうしてかというと…」 どうして、どうして?その肝心なところで「ママー、見てみて、あのね、このブロック…あ、ああー、M!だめ、壊しちゃ!ああー、ママー、Mが僕が作った飛行機のレゴ、壊したー!!!ぎゃー!」なんだよー!とっても大事なところだったのに、邪魔したなー!もー!ということでなぜだめなのかは聞けず終い。(なぜなのかご存知の方は教えてください。)さて、当たり年の今年、私はちょっと違っていた。サンタフェ旅行から帰ってきて1月2日が仕事始めのはずだった。張り切って出かけようとしたら、朝ものすごい頭痛が…。オースティンに帰ってきてからというもの、鼻が詰まってズビズバ状態。鼻呼吸ができず、口をあけて寝るものだからときどき喉が苦しくなって、しかも息もできなくなって、夜中何度もおきる。きっとそういう連日の寝不足もたたったか、と思いつつ、それにしても鼻炎性の頭痛だな、こりゃと頭痛薬(アセトアミノフェン)を飲む。効かない。じゃあ、イブプロフェンでどうだ!効かない。偏頭痛?偏頭痛薬はどうだ!効かない!もうこの辺でベッドから起き上がれないほど体が機能しなくなっていたので、会社はお休み決定!3年前の嫌な記憶がよみがえる。3年前の10月も実は同じように色々試したけど全くどれも効かず、結局「髄膜炎」という脳の病気とわかり、即入院したのだ。(いやー、頭痛を止めるためにくれたモルヒネが効いてふわふわーっといい気持ちだったわ~)とにかくまた髄膜炎だったら一大事!すぐ医者へ。すると、「アレルギーですね。」え?ほんと?でも私今までアレルギーで頭痛まで行ったことないんですけど。「だって、その鼻水と鼻詰まり、オースティンに帰ってきてから始まったでしょう?だからその前からだったら細菌性鼻炎も考えられるけど、そうじゃないし。それに熱もないし、髄膜炎ではないね。今年はかなり花粉ひどいそうだからきっとそのせいだよ。」そんな…。半信半疑ではあったが、医者の勧めるとおりに鼻腔の腫れを抑えるというステロイド注射(6-8週間くらいもつ)を(この年になってお尻に)うち、鼻水がゆるくなる薬を飲んだら、あら不思議。治りました。今までステロイドは怖いなー、習慣性があるからなー、と避けていましたが、今回のように息が出来なくて割れんばかりの頭痛に悩まされる当たり年ならやってもいいと思わせられました。あー、つらかった。 この他にもオースティンはありとあらゆる花粉が飛び交っており、 全米一のアレルギー都市と言われるほどです。たぶん暖かいから一年中何らかの植物が花粉飛散時期を迎えているのでしょう。花粉症のあなた、要注意です。この時期観光するならアレルギーの薬をご持参ください。
January 16, 2008
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実は元旦は私たちの結婚記念日。今年で8年経ちました。でも子供が出来てからは子供を誰かに預けない限り、どこへもいけなくなりました。なので、年末年始の忙しさもあって、ま、今年もおめでとう、自宅で乾杯で終わり、みたいな寂しい記念日が続いていました。今年も元旦はそんなわけで淡々と過ぎ、翌日から出勤。(とはいっても私は出勤するつもりがスギ花粉アレルギーのためひどい頭痛に見舞われ、ダウン。3日から出勤したのですが。そのうちこのアレルギーについても書きますね。)どこへも行かずに1週間以上がたちました。そんなある日、息子たちを預けているデイケアのあるお母さん、デブ(カタカナで書くと笑えるけど、Deb、つまり Debra です。)が、こんなことを言い出しました。 「うちで子供たちのプレイデートしない?」 Play Date: つまり遊び相手、どちらかのうちで遊ばせるわけです。(この言葉は結構新しい英語なんだそうです。旦那たちが子供のときはなかったと、義理母が言ってました。しかもアメリカでしか使っていない。)デブは実はあのキスしちゃったキャットのお母さん。キャットはうちの長男Sのクラスメート。それだけでなく、キャットの弟マックスは、次男Mのクラスメート。だから4人ともぴったんこの遊び相手。「絶対いいと思うのよね、みんな友達だから親がかまわなくても勝手にそれぞれ組みで遊んでてくれると思うし、それぞれの組みを邪魔したりしないだろうし。」なるほど。「だから、今度うちに呼びたいんだけどどう?なんなら明日の金曜日とかうちで夕飯たべさせるから、あなたたちどこかへ行って来れば?」 !!!!!えーーーーー!いいんですか?!というわけで、 急遽旦那と金曜夜のデートとなりました。ちょうど結婚記念日のディナーができるじゃない!ということで思いっきり高級レストランへ行くことに。行ったところは、Fonda San Miguel. ここはザガット評価でExcellent。まずは、二人でドリンク、Mojito(モヒト)を注文。私のはオレンジとストロベリーなどが入っているものでとてもおいしかった。アペタイザーはセビーチェという生魚のレモン漬け。これはちょっとがっくり。私たちはセビーチェが好きでメキシカン料理はどこへ行っても必ず注文します。ここのはこれまでの一番ではなかったな。スピナッチサラダはおいしかった。しかし、気を取り直してメイン。私はCAMARONEZ TIKIN XIKという海老料理。マーケット価格としか書いていなかったのでドキドキしながら注文しましたが、それほどでもなくてホッ…(ああ、私って小市民。)海老をグリルして特製チポートレソースでピリッとさせて食べます。んー、うまい!旦那はその日のスペシャルRELLENO。(なのでサイトのメニューには出てきません。)おいしかった(そう、もちろん私も味見した。へへ)。ここのレストランはレシピ本まで出しています。ウエイトレスさんが見せてくれました。写真もたくさんあっておいしそう。こういう高級レストランのウエイトレスさんは本当にトレーニングがしっかり出来ていて、どんな質問にも答えられます。よくそこまで知ってるナーという細かな解説が滑らかに出てきます。何度も何度もテーブルをチェックしにきてくれるし、そりゃー、チップのためでしょ、と思いたくなるような上辺だけの態度には見えない、心からのサービスを感じさせる人たちです。だからまた行きたくなるんです、そういうところって。いくら料理がよくても店員さんが態度悪かったり知識が低いと、もう行きたくなくなります。およそ3時間ゆっくりと食事と久しぶりの夫婦の会話を堪能し、子供たちを迎えに行きました。時間は10時。みんなすっかり寝ていました。もちろん最初からそれを想定しパジャマも準備してありました。もっとゆっくりしてきていいよ、と言われていましたが、その日はデブたちに預けるのが初日ということもあって、ちょっと遠慮してその時間。実は結構大変だったのではないか、もう懲りたといわれたりして、とちょっと心配していたのです。デブと旦那さんのジェイは、子供たちの様子を教えてくれました。Sはとても礼儀正しい子で、楽だった、ご飯もいっぱい食べたし。Mはあまり食べなかった。一度だけ汽車を投げたので「モノを投げないんだよ」といったら、眼を丸くしてすぐおとなしく言うことを聞いた、と。基本的に4人とも仲良く予想通りそれぞれの組みになって遊んでくれたので、全く手がかからなかったわよー、と。こんなに簡単なベビーシットは初めてだった、これならまたやりたいわ、と。うっく、デブとジェイ、ありがとう。もちろん次回は私たちがキャットとマックスの面倒を見るから遠慮しないで何かあったら連絡してね、と言いました。嬉しいなー。
January 13, 2008
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邦題「ダイハード4.0」だそうですね。(その「.0」ってなに?次は4.1とかにでもするわけ?)典型的なハリウッドアクション大作映画です。アクションだけでいったら5つ星。娯楽映画としては★★★★☆。でも4作目なのにがっかりさせられませんでしたよ。次から次へと繰り広げられるアクション。CGをたくさん使っていますので、「ははは、まっさかー」というシーンがこれでもかと登場。ジョン・マクレーンは不死身度に貢献しています。サイバーテロの話。今の世界、大いにありうる話でしょうな。いかにコンピュータに頼りきっているか、思い知らされます。こんな風に電気も衛星通信も全て取り上げられたら、世界は麻痺どころじゃなくて石器時代にもどりますね。自分の生活の中にローテクでアナログな部分を少し残しておいたほうがいいな、と感じさせました。しかし、ブルース・ウィリスはつるっぱげになったなー。最初は髪があったんですよ!年月を感じる。相変わらず悪態をつきながら立ち向かっていきます。笑えます。旦那なんてずっと笑ってたもんね。でも、終わっての旦那の一言「長い。」そう、これ結構長い映画です。130分。それにしてもマギーQは美しい。あのスタイル、声、肌のはり、どれをとっても女ぼれいたします。(好みでしょうけど。私は好き!旦那は好みじゃないんだそうだ。)アメリカ人とベトナム人のハーフなんだそうだ。ハワイ育ち。きれー。でもこんなきれーなキャラだけどマクレーンにぼろくそ言われます。そこがまた面白かった。さて、5作目つくるんでしょうかね。もうブルース・ウィリスのライフワークみたいになってきましたからね。今回くらい面白いなら、作ってもらっても結構ですが、がっかりさせられるようなものができると嫌なので、この辺でやめて欲しいものです。
January 7, 2008
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遅ればせながら、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。毎年毎年レイジーなブログにもかかわらず、いつもお寄りいただく方々、本当にありがとうございます。今後とも変わらぬご愛顧を。さて、年明けて今日は自慢から…。といってもお料理の出来る人たちにはたいしたものじゃないんですが。実は初めて自分でお節を作ってみました!!もちろん、鯖とかロブスターとか、数の子だとか生サーモンだとか、そういう生で贅沢な品は全くありません。(つーかここでは手に入らない。入っても目の飛び出るくらいの高額商品です。)でも、地道にうちで作れるものとか手に入るもので3段重を作ってみました。じゃ~~ん!去年はお友達でお弁当やさんをやっている人からお節を買いました。もちろんそれにはちゃんと日本から取り寄せた生もの系が入っていて、本当においしかった~。また食べたい。でも、今年は旅行から帰ってきて(おお、これもアップしなくては)、大晦日まで時間があったので、毎日少しずつ作ってみました。これが結構簡単。…いや、思ったよりは簡単でした。まあ、少しずつ作ったせいもあると思いますが、そんなにストレスを感じませんでした。さて、なぜ私たお節を作るか、それはずばり、お正月3が日に楽をしたいから!というモノグサな理由からです。お恥ずかしい。でも、でも、アメリカは1月2日から出勤なんです!だから、帰ってきて夕食作らなくてももう出来てるって思うだけで本当にストレスが減るんです。だから、お節をいっぱい作っておいて、毎日ただいま~、はい、すぐいただきま~す!といけるっていうのは本当に天国のような話なんです。不純な動機でしょうか。おめでたいから作ろうとか全く考えてない私。でもまあ、日本へのノスタルジアもちろっとあります。やっぱお節あるとお正月の雰囲気でるよねー、と。でも第一の動機は作りおき。ははは。今年もこんなモノグサな話題から始まりましたが、よろしくお願いします。
January 4, 2008
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あー!今、達成感でいっぱい!それはやーっと、年賀状を出したこと!海外から年賀状?なにそれ?と思いました?それがねー、あるんですよ、ネットでデザインして注文すると年賀状を出してくれるサービスが。クレジット決済にすれば海外からでもOK。便利な世の中になったわー。こちらは年賀状というよりクリスマスカードの習慣のほうが圧倒的に強いのでクリスチャンじゃないうちも、普通、Merry Christmasとは書かず、Season's Greetingsとか、Happy Holidaysと書きます。そうするとどんな宗教の人に送っても無難です。それでそういうカードを日本にも送ったりしていたのですが、封書ですから、しかもカードですから割高です。それにやはりクリスマスに間に合わせるとなると11月末あたりからカードを書き始めなければならない。ぐずぐずしているとあっという間に時間は過ぎ、もう12月中旬、なんてなっちゃいます。それじゃあ、お手製の紙で年賀状を、とも考えましたが、不精な私はそれも1年しか持ちませんでした。こちらにも写真などを入れてはがきにしてくれるサービスもありますが、干支とか年賀状っぽいデザインもない。エコを意識し、全てeカードにしちゃうか、とも少し考えたけど、それももらった人の中には理解を示さない人もいるだろうと、親しい人以外は却下。そんなこんなで結構海外にいると年賀状を出さなくなる人が多い。でも、日本の友達や親戚と疎遠になったりしがちです。最初はまあ、それも別にいいか、なんて思っていたのですが、やはり返事はこなくてもケジメかな、という気持ちがあり、未だに何かしらのカードは出しています。で、今年も12月中旬になってしまったので、年賀状を出すことに。すると、上記のようなサービスを発見!これは使える!早速注文しました。あとは元旦に届くようにあちらで発送してくれるそうだ。いいなー。楽チン。しかも、ねずみデザインのはがきにアップロードした写真までつけてくれる。ネットがあると物理的な海外との隔てってほとんどなくなりますね。すごい。
December 17, 2007
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お歳暮をいただいてしまった。「お歳暮」という名前のものじゃないけど、いつも年末に、というかクリスマスに今年もありがとう、とプレゼントをくれる夫婦がいる。それは、あの白血病のニコラス君の両親。ニコラス君といえば6月に白血病と診断されて以来、入院・退院を繰り返し、肺のリンパ腫がみつかったり、と色々な山と谷を乗り越え、現在は医療がもっと進んでいるヒューストンの子供病院に入院中。幸いなことに型が一致したお父さんから骨髄をもらい、移植。その後大きな問題もなく、来週早々には退院の模様。その後しばらくは定期的な病院通いが続くので、まだまだヒューストンを離れることはできない。お母さんはずっと病院につきっきり。お父さんと妹はオースティンで暮らしているので、離れ離れ。こんな風に大変なときなんだから、今年はお歳暮をやめてもいいのに。しかもいただいた品がこんなの!非常に申し訳ない…。うちはときどき色々な人からの食事を持っていったり、妹さんを預かっていっしょに遊んだり、とちょっとしたお手伝いだけをしているが、大して大きなお手伝いをしたわけではない。ワインが4本も入っています!!カリフォルニアワインの父と言われるRobert Mondaviブランド。結構お手軽価格のワインですが、4本ともなると、「ええー!」って感じで、驚いた。来年も出来る限りのことはしてあげたい。あーあ、話は変わるけど年賀状とクリスマスカードかかなきゃなー。暇ないよー。こっちってクリスマスカードだから今週中あたりになんとかせねば、つかないのよねー。もうこうなったら「うちクリスチャンじゃないし…」を言い訳にNew Year Cardにしちゃおうかな、今年は。
December 12, 2007
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今日は会社で何かといっしょに働くことの多いデイビッドの写真展に行った。ディビッドは実はオーランドに行ったときのブログで「同僚(25歳の男の子)」として登場しました私のダンスダンスレボリューション仲間。彼の本業(?)はフォトグラファー。自分のグラフィックデザインの会社も持っている。奥さんと友達と3人で立ち上げた会社。そっちだけでもやっていけるようだけど、保険とか色々なことでやっぱり会社員してたほうが安定するらしく、うちの会社で最初パートタイム、今はフルタイムの正社員として働いている。だから、写真のほうは副業になった感じ。今回は初めての写真展。友達経営の小さな喫茶店で展示。風景画が多い。どれもとてもきれい。私の好きなのがたくさんある。友達だからぜひ買ってあげたい、と値段を見ると、一つ$90、3つで$230とかする。おお…手が出ない、と思っていたら、デイビッドが、「友達割引で安くするよ」という。とはいってもきっと$60とかだよね、と思っていたら、「$20でいいよ」まじ!?半端じゃないすごいディスカウント率!「だって、僕今はフルタイムで働いているから、別にこれで暮らしているわけでもないし、そんなにがめつくお金取らなくてもいいから。」とのこと。ありがとう、デイビッド。君は善良ないい若者だ。私のいいダンス仲間だ。ということで、トスカーナ地方を旅行したときに撮ったという、まるで葉祥明のアートのような、丘に家が一軒だけある写真を買った。窓のない殺風景なトイレに飾らせていただきます。(←悪い?)きっとトイレからその風景が見えるような気がするから。
November 30, 2007
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一週間の出張から帰ってきました。行ったところはフロリダ。しかもオーランド。でも一日中会議やらクラスやらでせっかくのオーランドも観光といった感じではありませんでした。それでもなんとか夜に出かけていって、おみやげを買ったりできましたけど。今回はなんと、私の初のアメリカ東海岸なんです!まさか最初がここになるとは思ってもみませんでした。NYとかワシントンあたりかと。しかもオーランドだからここは子供と一緒にくるんだろうな、と思っていたんですが、まさか私一人でくるとは!飛行機からのショット。見づらいですが、ななめ横に走っている線はハイウェイ。海のまん真中をこんなに長い橋が通るなんて。地震のない国ならでは?(でもハリケーンのときはどうなんだろ。まあ、写したこの辺はフロリダの西側だからハリケーンはあまりこないのかもね。月曜の夕方に到着したので、ホテルについてすぐ夕飯の時間。ホテルで一人きりで高い食事もなんですから、コンシアージュの人に相談して、ダウンタウン・ディズニーへ行くことに。本当はナイト・チケットでも買えばちょっとだけでもアトラクションを楽しめるかなと期待していたのですが、コンシアージュ曰く、もったいないよ、とのこと。でもダウンタウン・ディズニーなら入場チケットも要らないし、レストランもあるし、買い物もできるし、映画館もクラブもある、夜中の2時まで遊べるよ、とのことなので、行ってみました。まずはおなかぺこぺこだったのでBongo's Cafeで食べた。ここはグロリア・エステファンがプロデュースしたところ。一人だったので待ち時間なくすぐ座れた。食べたのはこれ。Chuletas de Puerco - Grilled pork chops marinated in garlic topped with seasoned grilled onions served with moro rice and sweet plantains. - $17.95レッドビーンズで炊いてあるので要はこのご飯、米はロンググレインなれど、お赤飯です。引き裂いたポークの上にしこたまたまねぎが乗っています。おいしかったか、といわれれば、まあまあ。(日当で食べるんなければ海老とかもう少し豪華なものを頼むんだったけど…。)その後ぶらぶらとショップ回り。シルク・ド・ソレイユやディズニー・クエストなどのナイトアトラクションもあったんだけど、もう始まっていたり、予約が必要だったり、結構高かったりと、やはりやめておきました。ショップだけでもたくさんあるのでそれだけで観るものいっぱいといった感じ。なかでもレゴのお店はひやー、レゴってこんなに色々あるの?っていうくらいたくさんパーツがおいてありました。お店の外にはレゴで作った大きな作品がごろごろ!例えばこれは「アウトドア家族」(←私が命名。) もちろん犬までレゴ。そして夜遅く閉店(11時)まで、クリスマスショッピングやらおみやげやら買い物を楽しみ、11時半にホテルへ帰ったのでした。自分へのおみやげは「シンデレラ時計」!私の前の腕時計は車庫に落としてしまって忘れていたら、旦那が車で轢いてしまい、悲惨な姿に。なのでこの機会に買ったのでした。ひとめぼれです。ブレスレットのようで、普通腕時計はミッキー、ミニー、ティンカーベルくらいしかないのですが、シンデレラは初めてなんだそうです。とても人気で私の時計が最後の2個のうちの1個でした。かわいすぎ!さて、ここで旅のアドバイス。こんなに夜遅く女一人でタクシーで帰りました。別に危険は感じませんでしたが、乗る前に現金が十分ない人はカードが使えるか確認してから乗ったほうがいいです。カードで払おうとするとイヤーな顔をする人がいます。乗る前にカードだけどいい?というと「カードマシンがうまくいかないときがあるんだよね、あはは」とか「うーん、現金ないの?」とか行ってきますから、そういう人はパスです。 私が泊まったホテルはJW Marriott Grande Lakes。ディズニーなどのメジャーアトラクションから15-20くらいしか離れていません。タクシーだと$25-35ドル(チップ含まず)あたり。部屋は会議レートだったのでそれでも安いほうの216ドル(+税金)/泊!自分じゃ出せないなー。いや、豪華なホテルでした。なんとなく程度に流れるプールがあって大人も子供も無料の浮き輪でふーわふわ。ぐるり2周してみました。途中滝があったり、子供にも安全な浜辺のように浅瀬になっているところとか、砂場やプレイエリアもありました。もちろんレストランやバーも隣接。カクテルを飲みながら水につかることも可。私が着いて最初の3日間は熱帯という感じで「むっ」と湿度も高く、プールには最適でしたが、その後がくっと気温が下がり長袖を2枚着ていても肌寒く感じるほどに。2日目にクラスをとったのですが、この日(10月23日)はなんとスペースシャトル・ディスカバリー号の打ち上げ日。クラスのみんなが先生に頼み込んで打ち上げ時間(11時38分)に休みを入れてもらいました。ホテルからケネディー宇宙センターは40マイルほど離れているそうですが、フロリダは山もなく平坦なので、ちゃんと見えました!!なんか役得した感じ。仕事に来たのに。おほほ。 無事シャトルが打ち上がったので観ていた人たちは歓声をあげ、拍手。ちゃんと上がったのを見たらやっぱり私もほっとしました。会議も終わり、最終日の木曜日夜は、主催者側が出席者をユニバーサルスタジオに招いてくれました。なんとIslands of Adventureを貸切り!!通りにバッフェを作って食べられるようし、大スクリーンにミュージックビデオを流し、みんなが踊れるところを作り、4つのライドももちろん無料乗り放題。私は実は落ちる系がだめ。いつ何が起こるか予測できないからです。なので、フリーフォールはパス。しかし、The Incredible Hulk Coasterは2回乗ってしまいました。だって待ち時間なしですよ!しかもタダ!!(ああ、いい響き。)リンクのところでビデオ観られますからね、すごいですよ。終わったら頭ががんがんしました。左右に頭が終始振られるので。帰ったらカイロいかなくちゃ、と思うくらいガンガン。いっしょに乗った同僚も終わったらしばらく頭痛いといってました。怖かったけど、見えている分安心して楽しめました。(変ですか?)その後、The Amazing Adventures of Spider-manに。これもビデオありますから観てください。3Dとバーチャルリアリティーを駆使して、実際には落ちたりしないのに高層ビルから急降下、スパイダーマンもにゅーっと飛び出てきたり、水をかけられたり火を放たれたりと、こういう何が起こるか読めないものが苦手な私は絶叫しっぱなしでした。終わったら、もう少し乗っていたら吐いたな、ってくらい気持ち悪かった。しばらくは水を飲んで、ふらふらしていました。そして、なぜか同僚(25歳の男の子)はゲームセンターのダンスダンスレボリューションにはまり、タダで遊べるのをいいことに何度も何度も挑戦。私もダンスは苦手なので今まで敬遠ぎみだったこのゲームに、同僚が「僕も下手なんだ。練習しない?」というので、やってみました。2人で対戦するモードで。結果休み休み合計3回も!!!対戦して、帰りに私のふくらはぎが痛んだのは言うまでもない。ちなみに勝ったのは私!他の人がやっている間見ていたら、突然スパイダーマンが!!終わって振り向いたこの二人は、もちろんびっくり!この夜ホテル行きのチャーターバスは朝1時まで30分毎に出してくれていましたがダンスダンスレボリューションで疲れ果てた私は11時半でお開きとしました。次の日はチェックアウトして帰途へ。またアドバイス。オーランド国際空港は、観光客でいっぱい。セキュリティゲートもたくさんあるのにものすごい長蛇の列になります。早めにチェックインして早めにセキュリティー内に入りましょう。どうしても入る前に色々お店があるのでまた買い物したくなるのはわかるのですが、ね。うちに帰ってきたら息子たちはお土産をもらって大満足。長男にはスペースシャトルの模型、次男には叩くと「いたい!」と声をあげるCarsの車をあげました。
October 29, 2007
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原題「無間道III: 終極無間」です。やっと終局。いや、終極。終わるんだけど無間地獄なんだわ。今回はI・IIに比べると切った張った撃ったが少なく、ひたすら心理を描く作品に徹していました。善き行い、悪い行いの両方の局面から、そして良心の呵責、悔い、陰と陽、などなど、今までかかわった人たちを様々な角度から描きます。前回、仏教とのつながりを知ったので、そういう眼で見ると、なるほど、と頷くストーリーです。どんでん返しは最後まであって、個人的には3つの中で一番好きなほうです。ドラマ的要素が多かった。ただね、時間が過去と現在を行ったり来たりするので、そういうのを追うのが苦手な人(っていますよね、例えば私の妹。ははは)は理解しづらいかも。あらすじ書いちゃうとネタばれしそうだな。でも、ちょっとだけ…。ヤン(トニー・レオン)は死んだが、ラウ(アンディー・ラウ)は自分以外で警察にもぐりこんだ「ねずみ」を探し出し始末するため、落ち着かぬ日々を送っていた。自分がその「ねずみ」を先に探し出して殺すか、それとも自分が「ねずみ」にやられるか…。そしてヨン警部(レオン・ライ)を中国本土の大物シェン(チェン・ダオミン)と接触していたことを知り、ヨンを疑っていく。一方、ヤンが死ぬ間際まで通っていた精神科医リー(ケリー・チャン)に近づき、ヤンの治療記録を手に入れる。そこにはリーのセラピーの間だけ幸福なヤンの姿が。うーん、ここからは書くの、やめとこ。ま、結局誰が幸せだったのか、誰が地獄を行ったのか、なぜそんなことになったのか、が今回のキーですね。★★★★☆
October 16, 2007
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中国語で「無間道II」または「無間序曲」であります。スターウォーズのエピソード1にバックする手法を取っております。こちらも、2から始まって、1にバック、そして3で本当にIIIというややこしい構造。一辺戻ったことによる効果があるのかどうかはわかりませんが、ちゃんと話にはついていけます。ただ、間髪いれないで、1・2・3と見たほうがいいと思う。話、忘れちゃうから。2は1の二人の無間地獄の始まりを描いたエピソード。しかし、今回の主人公二人の俳優(エディソン・チャンとショーン・ユー)は最後までおばさんには見分けがつきませんでした。そっくり!!!(じゃない?お願い、そうだ、そうだ、そっくりだ、と言って!)でも二人ともとても美形だわー。あの若かりし頃の姿がなぜ、アンディ・ラウとトニー・レオンになるかな。いやもちろん、ラウとレオンもいい線行ってますがね。若者二人はとても美しいんですよ。いやー、おばさんはファンになってしまいました。キャスト中国語を英語字幕でみたから、もちろん完璧に演技のうまい下手はわかるまいといえばそれまでですが、でも、言葉じゃなくて、眼の使い方とか表情の出し方とかで演技ってわかりますよね。そういう面で見て今回うまいなーと思ったのは、Iに引き続きアンソニー・ウォン。もう一人今回だけの出演だけど、ほとんど準主役のフランシス・ン。上品な中に冷酷さをにじませるのがすごくうまかった。3部全部に出ている悪役エリック・ツァンもふてぶてしさが全身に現れていてよかったねー。仏教が根底に流れているお話だとは思いもせず観てましたが、オフィシャルサイトを読んで納得。最近キリスト教とかカソリックとかばかりに触れているので、とても新鮮でした。因果応報。悪いことすると自分に帰ってくるよ、が今回のキーでしたね。★★★☆☆
October 10, 2007
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こんにちは。やっと朝晩だけ涼しくなってきたこちら。それでも日中はまだ30度以上。ああ、暑さ寒さも彼岸まで、と思っていられた昔が懐かしい。こちらにくると、「立秋ぅぅぅ~!?なにそれ?」みたいな気候ですから。はい。さて、うちの長男が親に似ず(まじで!!)スケコマシ道をまっしぐらに進んでいるわけですが、また少しそのお話を。それは先週のことだった。幼稚園に迎えに行ったときのこと。同じクラスの結婚の約束をした(させられた?)キャットのことはもうご紹介しましたね。彼女のお母さんにばったり。(つーか、よく会うけど。)すると、お母さん「ねえ、知ってる?うちの娘とお宅の息子さん、公衆の面前でキスしたそうよ!!」私「え?!」お母さん「キャットが言ってたの。S君とキスしたんだって。」私「…。う、す、すみません。そんなことになっちゃって…」お母さん「いいのよ、いいのよ!絶対うちの娘が言い出しっぺに決まってるんだから!」お母さんは特に起こった様子はなく、やるわよね~、最近の子は、程度の反応でしたが、やっぱり一応男の子の母として、謝っておきました。申し訳ない!嫁入り前のしかもたった5歳の娘さんの初キッスをいただいてしまって!これはどうしたものか…。旦那に聞くと前の日にやはりお母さんから話を聞いたそうだ。だったら教えてよ!!びっくりしたじゃん。うちに帰って冷静にSに聞いてみた。夕食の席である。私「ねえ、S、キャットとキスしたんだって?」S「うん。」私「どうだった?」(余計なことをきいてどーする、私!)S「Good」(特になんでもないことのようにサラッと。)私「どこでやったの?みんな見てたんじゃない?」S「In the tree house. Nobody was watching us. Ms.Courtney(先生)didn't see us either.」(そういう問題じゃないだろ!それになんかそんな隠れた場所をわざわざ選ぶって完全犯罪っぽくない?)私「…誰がやろうって言ったの?」S「I did.」(おまえか!!)私「…あのね、そういうことはもう少し大きくなってからやろうね。キャットだって嫌かもしれないし。それにそれを見た人も嫌かもしれないよ。キャットがもし次にやろうって言ってもしないでね。もちろんSもしようって言っちゃだめだよ。」S「うん、わかった。」なんか…、こんなことしか言えないのか私、って感じでした。反省。でも頭ごなしに小さい子のかわいいキスを「だめだ~~~!」って怒りたくなかったし、かといって、やっぱりそういうことはまだいけないと思うし、どうにかやめて欲しかった。確かにそういうことに興味を持ってくる年頃ではあると思う。私も実をいうと幼稚園のとき、キスがはやってて(なぜか一日だけ)、男の子たちが女の子みんなに無差別キスを展開していた日があった。ん?と気づいたときには3人くらいに唇を奪われていた。好きな男の子じゃなかったので特に「ぎゃー!!やられたー!汚い、汚い!」と思ってすぐ手でぬぐって口を洗いに行った私。しかし、Sの場合は一応両思いらしいので、なんかきっと興味本位だったんでしょうけど、一回認めちゃうと何回もしそうだから、どうにか止めないとと思いました。ああ、お願いだからこれ一回きりであって欲しい。2度、3度と続いたら問題になってきそうだし。一体なんていったらよかったんでしょうね。次に何かあったら何といえばいいんでしょう。さあ!あなたなら、どうする?!(って聞いてどうする!)名案募集中。(後日談。一応先生にも聞いてみた。すると、「聞きましたぁ!びっくりしました。私ぜんぜん見てなかったから、気が付きませんでした。今度見たら絶対注意しますね。」お願い!先生、常に目を光らせておいてください!)
October 8, 2007
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去年の映画だったのに、ぜんぜん聞いたことなかった。今回DVDで観たんです。なので全く先入観なしに観ることが出来ました。邦題は「主人公は僕だった」ですが、日本語でも英語そのままのことわざありますね。「事実は小説より奇なり」って。★★★1/2です。結構楽しめました。税務署に勤めるハロルド(ウィル・フェレル)はものすごく几帳面な生活を送っている面白くもなんともない男。恋人もなし。唯一の取り柄は計算がとても速いこと。どのくらい几帳面かというと、毎日同じ回数一つ一つの歯を磨き、同じ時間に寝起きし、同じ歩数でバス停まで歩き、etc.と、とにかく几帳面。そんなある日、彼が何かする度にその動作を描写するナレーションが聞こえてくる。しかもとても美しくすばらしい言い方で。例えばこんなふう。私が今タイプしているわけだが、それと同時に「メルモは打ちつづけた。今回観たこの奇妙な映画をいかに正確に伝えればいいのかということを考えながら。10時になろうとしている時計を横目に見つつ、今は寝るよりも話を伝えるほうが大事だと自分に言い聞かせながら。」なんていうナレーションがイギリス英語で聞こえてくるわけです。おかしいと思ったハロルドはヒルバート教授(ダスティン・ホフマン)に相談。カレン・アイフル(エマ・トンプソン)という教授の教え子でイギリス人悲劇作家がその声の主と判明するのだが...最初、例によってウィル・フェレルなので、当然コメディと思って観ておりました。それにしては大きな笑い場が少ないなー、と退屈になってきつつあったとき、どんどん展開が思わぬ方向へ向かっていって、それでも各所に小さな笑いはちりばめてあって、そしてハロルドは死ななきゃならないのだ、とダスティン・ホフマンが告げるところは一番ぐっときましたね。泣けるというのじゃなくて、ダスティン・ホフマンの言い方があまりにも真剣だったので、このコメディの中で重いところを強調してうまくコントラストを出してるなと、感嘆しました。この小説が完璧であるためには、そしてカレンの最高傑作となる作品なのは確実だから、文学教授として「君は死ななければならない」と真摯に告げたわけです。そして、エマ・トンプソンもうまいなー。ちょっとイってる感じを非常にうまく演じています。どうやって主人公を殺すかと想像しているところとか、人に合うとびくびく気味になるところとか、猫背とか(あれは自分で考えた演技かな、指導かな。)今まで殺してきた主人公たちに申し訳なく思い、罪の意識にさいなまれるところとか…。最後はちょっとだけがっくりしましたが、ま、コメディですからね。こんなものでしょう。日本では今年5月になってから公開したようです。観た方いますか?
September 24, 2007
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なんかシリーズ系のタイトルですが、子供たちに公平にしようかと。。。長男Sも8月生まれ。5歳になりました。彼はもうすっかり英語人。でも、まだマスターできていない言葉や文法が。1.不規則動詞(I cut -> I cutted)2.数えられない名詞(Deer -> Deers)3.不規則形容詞(The best -> The bestest)4.過去完了文(I have heard -> I heard)という不規則系ですね。いいぞ、私、まだ勝ってる、勝ってる。(勝ってどうする。)でも、断然発音類は負けてます。誕生日を迎えて、それまで弟へのプレゼントの嵐に絶えてきた彼も、やっと自分のプレゼントがもらえて大満足。しかも欲しいものがもらえたので、とーってもうれしい。そんな彼。あのエミリーちゃん以来、彼女が絶えません。エミリーの次はブリジット、でもブリジットも別の学校へ行ってしまったので、今はその跡目を狙っていたキャットに彼女の座が行きました。キャットちゃんは実は別に好きな男の子がいたのですが、その男の子も別の学校へ行ったので、うちのSに鞍替えしたようです。学校から帰るときにキャットったらこんなことまで言うのです。「S,I love you. See you tomorrow!」うちのSはそっけなく、Byeとしかいいません。そうしたら昨日こんなことがあったそうな。パパが送っていったとき、教室にキャットのパパもいて、「あのね、二人(キャットとS)が僕たちに話があるって。」という。うちのパパが「へえ、何?」と聞くと、キャットが「私たち、結婚するの」!!!!!キタ~~~~~~~~~!で、パパが「S,ほんと?」と聞くと、Sがふてくされたように、"Fine."(ふぁ~いん!って感じの発音。つまり、「ふん、まあいいさ」みたい。) と言ったんだそうだ。キャットに言い寄られて、仕方なく?大丈夫かしら、S。 もてるのもいいけど、おかーさんは将来が心配だわ。毎晩女の子から電話かかってきたり、泣かせたりとか、最悪孕ませたりとか。。。お願いだからスケコマシにならないでね。 彼はまだまだ子供なので、毎日砂遊びやプレイスケープであそんでいるほうが楽しいわけですが、女の子たちはというと、砂場の横で集まって、今日のネックレスはどうだとかドレスはかわいいだとか、誰が好きとか言ってます。やっぱおませさんだよね。女の子は。キャットなんて今日頭にティアラをかぶってきてましたからね。 これが最近のS(左から2番目)。右にいる女の子は赤ちゃんクラスからの幼馴染のマディソン。この子もSのことが密かに好きなんだけど、超恥ずかしがりやでお母さんにしかそれを言わないんだって。でもこの子も女子校へ入学してしまって今はいない。私はこのマディソンが嫁候補としてお気に入りだったんだけどな。
September 15, 2007
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8月も終わりいつのまにか9月。さすがの灼熱地獄テキサスも朝晩だけ秋の気配(ちょっとだけね、本当にちょっとだけ。)8月は本当に忙しかった。子供の誕生日が二つと、旦那のおばあちゃんの誕生日祝い、オレゴンへの旅行。やはり年々オレゴンへの往復がつらくなってくる。年のせいだな。しくしく。だって、乗り換え混ぜて毎回6時間はかかるんですよ!日本だったらタイの手前くらいまでいけちゃいますよね。なのにそんなに時間かけてもアメリカはどこまでいっても国内なんだよなー。で、まだまだオレゴン旅行のアップが終わってない。おばあちゃんの誕生日の次は、オレゴンコーストへいったのでした。ポートランドから約2時間で、海沿いのかわいい町、キャノンピーチに着きます。ここには小さなかわいいギャラリーやお土産やさんがたくさんあります。ピーチフロントには別荘やホテル、B&Bなどがずらり。リゾート地なんです。なもので、平日以外はいつも予約でいっぱい。もしも予約が取れなかった人は隣町のシーサイドまで行くと結構空いてますので行ってみてください。ピーチは白い砂浜が延々と続き、海に入っても遠浅で、波もそれほど高くなく(でもしゃらららーっと静かってわけでもない)、本当にきれいです。近くにはヘイ・スタック・ロックと呼ばれる大きな岩がある観光スポットでもあります。でも!夏なのに寒い!!風も強いし、午後になるまでヤワな日本人には水泳は無理です。あっという間に風邪を引くこと保証します。午後になっても水は冷たい。勇気を出して入りましょう。濡れても砂だらけになってもいいような長袖と長ズボン必須です。今回いったのは総勢13人(うちの家族4人、母父、弟家族3人、叔母夫婦、従妹、祖母)11時半ごろ到着したので、もう少し気温が暖かくなるまでみんなで地元で有名なクラム・チャウダーのレストラン、Mo'sでお昼を取ることに。注文したのはもちろんクラム・チャウダー。うーん、おいしい!通販もやっておりますよ。ここで、食事後、持参したケーキを囲んで次男の2歳の誕生日パーティをしました。バースディソングをみんなに歌ってもらってすごく嬉しそう。ろうそくの火もちゃんと一人で消しましたよ。その後砂浜に移って、プレゼントを開けました。大好きなカーズ(Cars)・グッズなどをもらってMもご満足。Sは誕生日がもう少し先なので、うらやましそうに「これ、僕もつかっていい?このプレゼントは僕が開けてあげるよ(単に最初に中身が見たいだけ)」と横からうるさいの、なんの。ひとしきり落ち着くと、子供たちは上の写真のように、海岸で水に濡れてもなんのその、砂まみれになってもなんのその、喜んで遊んでおりました。私は普段はいないジジババ達が面倒みてくれるのをいいことに砂浜で寝そべってようかと思いましたが、そうはいかない。子供たちが「ねえ、ママ」「まーまー」と休憩しようと思う母を邪魔します。やはりママじゃないとだめかー。適当に砂でお城だトンネルだと作って、あとは少しだらだらしていました。日帰りの旅なので、5時ごろには出発。子供たちは二人とも車の中でぐっすり。あー、静か。途中、和食レストランで夕食。思いっきり寿司を食べました。西海岸はどこへいってもテキサスよりはおいしい。だって冷凍して運ばない分フレッシュですからね。うまかったー。さて、次男M。あまり同い年の子と比べると話しません。男の子だから言葉が遅いのだね、バイリンガルだからね、と言い訳をする親。でもそれなりに語彙も増えてきましたよ。[日本語] あっち あった わんわん うん うんこ あんぱんぱん(=アンパンマン) ぶーん(=車) だっこ じじ・ばば パパ・ママ ねんね おあよ(=おはよう) しゃっしゃ(=ふりかけ)[英語] No/Yes Jee (=See) Milk Apple Juice Juice More Please Cheese Air (=Airplane) Eye Choo-choo (=train) Down/Up Bye-bye Ba-bac (=Back pack) Ouchee (=Ouch) Go Mine Bear Block Tuck (=truck)こんなものかな。兄Sよりは確実に遅い。彼の同じ時期はもう少し会話が出来ていたはず。ま、一度要領わかるとぴーちくぱーちく話し出すし、もう少し赤ちゃん期が長いほうが、かわいいので私は別にあせりません。Mはなぜかいつも歌います。一人で歌っている。遊びながら。でもいつもメロディは二種類。ひとつは「きらきら星」、もうひとつはタイトルはわからないが、アメリカの子供たちが人をからかうときに使ういやーな歌「なー、なーな、なーな」みたいなアレ。いつもハミングしています。不思議。音楽が好きでハーモニカとか持たせるとずっと吹いてご満悦。他に兄Sとの違いは絵を描くのが大好きなところ。兄は紙と絵の具やクレヨンを渡しても、さささっと書いて終わり。でもMは30分は必ずのめり込む。だから、こっちが忙しくて遊んでいて欲しいときはお絵かき道具を渡します。そうすると楽。きっと芸術系なのね。私の子だわー。(ちなみに旦那系はS。エンジニア系。ブロック渡せば何時間でもいけます。)
September 13, 2007
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今回のポートランド訪問は旦那の祖母の米寿祝いだったわけですが、もう年なので何も物は欲しくないという本人の意向により物のプレゼントではなく、義理父提案の「俳句プレゼント」となりました。つまり、こうです。おばあちゃんにまつわるエピソードを盛り込んだ俳句を考えて、招待客が一人一人読み上げ、あとで本にしてプレゼントする。俳句。。。5・7・5のあれです。でも、英語!!なんです。 英語だと例えばこんな風になります。 What are you thinking?これで5.つまり音節で数えるわけです。これは英語が第2言語の私にとーっても不利です!!(って別に勝負するわけじゃないんですが。)いやー、考えました。日本語でも難しいのに、英語だよ。そりゃーみんなは顔は日本人だけど、頭はアメリカ人だから簡単だわさ。私はコテコテの日本人だからね。そう考えたら、ちゃんとした日本語のリズムで5・7・5を聞かせてあげたくなりました。オリジナルの俳句のよさをわかっていただこう!日本人魂が疼きます。そして、日系人の皆さんは誰も「米寿」という言葉も、なぜ88歳でお祝いなのかも知らないだろうと、前説も加えることに。親族のみなさんが続々と考えた俳句を披露。中には4つとか考えてきた人も。読み上げながらウルウルしている孫までいる。さて、私の番。う~、緊張。果たして私の英語の俳句が通じるのか。まずは解説から。お祝いする理由を知ってる人~と聞いたら、やはり「しーん」。一人だけ「はい、はい、私知ってるわ!」と手をあげたお方が。ダイアンさんという白人の奥さんでした。なんとネットで調べてきたんだそうだ。感心、感心。そこで、その他の皆さんに「米寿」「八十八」と書いた紙を見せて、これこれこういうわけでお祝いするんです、と説明。「だから、88歳はこれからもっともっと広がる人生をお祝いするんですよ」といったら「おおー!」とみんな感動していた。よかったー。そして、ついに私の俳句ご披露。Handball SushiEighty-eight-year-old Grandma'sTenderheartedness これは日本語にするとこうなる。(もちろん、これも読み上げた。) 手まり寿司米寿の祖母の温かさ実は英語のほうは4・8・5と字足らずと字余りでお恥ずかしいのですが(しかも季語も入っておりません)、他の人も結構適当にやっていたので、ご愛嬌ということで。。。日本語のほうから考えたもので。意味としては、いつも私がオレゴンにいくと、私が食べたいだろうと、このおばあちゃん手まり寿司を握ってくれてごちそうしてくれるのです。 なので、いつも感激していたのです。それなのに、「本当は寿司ってこんな形じゃないわよね。へたくそなのよ。ごめんなさいね。」とまで誤ってくれるのです。「いいえ、手まり寿司っていってそういうお寿司もあるんですよ。」というのですが、オーセンティック・ジャパニーズの私に出すお寿司としては恥ずかしいと思っている様子。そこで、いつもの感謝を込めてこの俳句にしました。さて、読み終わったあとのみなさんの反応は。。。しーーーーーん。あ、あの、発音わるかったでしょうか。単語の選び方自然じゃないとか。当然、日本人だから複数考えてきてると期待して次の俳句を待っている?日本人なのに字余り・字足らずとは何事か、とがっくり?それとも前説が長すぎて、肝心の俳句が霞んだ??とにかく、その沈黙に耐えられなかったので、即次の人の番へ回しました。 俳句がすべて終わったあとでみんなから「解説ありがとう。いつもお祝いしてきたけど、なぜなのか知らなかったよ。やっとわかった。」といってもらえて嬉しかったです。ほっ。俳句は「?」な出来だったかもしれないけど、とりあえず終わってよかった。おばあちゃんにも「どうもありがとう。88歳はとてもいい年だってわかって嬉しかったわ」とコメントもいただき、良かった、良かった。レストランの一室を貸し切ってやったこのパーティ。88年の人生を振り返るスライドショーやクイズをやって、とても楽しく終わりました。長いパーティに耐え切れなくなったうちの次男Mとその従妹のMちゃん。レストランの外の水車を見学してご機嫌。
August 21, 2007
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やっと疲れがとれたところで更新。旦那の実家、ポートランドにいってきました。なんか毎回片道6時間の旅はほとんど海外旅行なので疲れます。時差もあるしね。2時間とはいえど、結構大変です。帰ってきてから子供は9時就寝だったのに11時まで寝ないでしょ。だからこっちの時間に戻るまで親も大変なんです。今回は何をしてきたかというと、メインの目的は旦那のおばあちゃんの88歳、つまり米寿のお誕生日祝いです。本当は10月生まれなのでものすごい繰り上げ祝いなんですが、そうしないと子供たちの学校が始まってしまうので、みんな集まれないということで8月にもってきました。で、ちょうど次男Mの誕生日(8月4日)も重なってダブルでお祝いでした。それはちょっとおいといて…。今日は帰ってきた兵隊さんのお話。ポートランドの隣町にTigardという町があります。そこ(の基地?)出身の兵隊さんがアフガニスタンから帰ってきたということで、次男Mの誕生日の朝パレードがありました。沿道にはそれなりにたくさんの人が駆けつけ、みな"Thank you!!" "Thank you for protecting our country!!"とアメリカの小旗を振り振り、出迎えました。すると(ここからはミリタリーファンの方必見?)こんなのやこんなのが続々と目の前を通っていきます。中には退役軍人のおじいさんの乗ったジープとか、ぜんぜん関係ない「ミス・○○」なんてのも通っていきます。これも関係ないののひとつ。ハーレー同好会の人たちらしい。(手前の黄色いシャツはうちの長男S)そして最後のクライマックスはやはり、主役の帰ってきた軍人さんたちです。沿道の人はみんな椅子に座ってみていた人たちも立ち上がって、大きく拍手をし、そしてまたサンキューの連呼です。まるで凱旋行進かのように、堂々と歩いていく軍人さんたち、そして国を守ってくれている人たちに敬意を表す人々を見ていて、なんだかじ~んときました。じ~ん、というのは泣くとかじゃなくて、感動というのとも違い、説明するのが難しいのですが、ある種の感慨とでもいいましょうか。戦争のない国に生まれた私が、戦争のある(戦争をいつもしている)国に来て、実際に戦地へ行った人をこんなに間近に見るというのは初めてだったのです。テレビのニュースだけで見ている感覚とは違い、戦いを体験してきた人が目の前を歩いていく、そしてそれを拍手で迎える国民が隣にいる、という現実感というのでしょうか。平和なアメリカにいると日ごろ戦いが彼地で行われているという感覚が全く沸きません。ほとんど対岸の火事です。それがいきなり目の前に持ってこられたというか、やはり「戦い」は現実に今起きていることなんだ、と思い知らされたというか。不思議なじ~んでした。今年同僚(女性)の息子さんが高校卒業後即アーミーに入隊。訓練が終わったと思ったらすぐイラクへ派遣されることになりました。高校時代の恋人と先週末小さな結婚式を挙げ、もうすぐ出発です。同僚はあまり素直に喜べない、どっちかというと悲しい、とこぼしていた結婚式。戦地へ出発=戦死と決まったわけじゃありませんが、いつも最悪のことを考えてしまいますよね。考えられますか?自分の息子がこうなるなんて。日本にいたら確率はとても低いですが、こういうのアメリカでは結構周りであることなので、こういうことで未だに「アメリカだよな~」と考えてしまう私です。ブッシュよ、お願いだから徴兵制度始めないでくれ。息子を戦争なんかに出したくないよ、私は。
August 15, 2007
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やっと、下まぶたの内出血もどうにか消えてきて、厚化粧をすれば隠せるくらいになってきた。あとは、右目のほうもワイン色っぽいシャドウでカモフラージュすれば、かなりイーブンに見えるので、結構みんな今週「Wow! It's completely gone!」とか「You are restored.」などといってくれるほど、青たんはわからなくなった様子。よかった~。そのお祝いにってわけでもないけど、まだフィットネスクラブにもいけないので、夜なんだかTVばかりみちゃって不健康なので、おしゃれにワインを楽しむことに。私は白ワイン派だ。冷やして飲むのか好きだから。それに甘いしね。赤ワインは甘いタイプのものしかあまり飲まない。というかめったに飲まない。だって結構強いし、飲むとすぐ眠くなっちゃってその日の夜が無駄になるから。でも今回はめずらしく赤ワインをかってきた。それが、これ↓ジョルジュ・デュブッフ ボジョレーヴィラージュ 2006ボジョレーと聞くとヌーボーが合言葉ですよね。でもこれはヌーボーじゃないんです。つまりNEWじゃない。去年出た段階ではヌーボーといえないのか、と突っ込みを入れたくなるが、その辺は私にはわからん。(DreemTreeさんあたり、この辺ご存知ではないですか。ご存知のかたは教えてください。)このジョルジュ・デュブッフのブランド、どのボトルをとってもラベルがとってもおしゃれ!!ぜひ検索してみてください。きれいですよ。今回は試飲会をやっていて、そこで飲んだら、赤ワイン特有の渋さの残らないスムーズな喉越し、SHIRAZ的な(ってSHIRAZなのかな)フルーティな味、でも決して甘いわけじゃないので、わたしのように家事のあとのひとときに、ブリーをつまみながらいただくのにはとてもいいワインだ。しかも価格も結構お得。適度に冷やしてもおいしい。(実際裏ラベルにも「少し冷やした場合は軽めのお食事によく合います。」と書いてある。まさにそのとおり。(そう書いてあったのをみつけたのはチーズを食べ終わってからだった。私は正しかったのね!!)ちょっと優雅な夜を過ごしています。むふふふ。
July 19, 2007
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負傷しました。ここ一週間というものかなり辛かったです。どこに負傷したかというと、顔面どんなケガかというと、打撲もう少し場所を特定すると、頬骨。でも、見ためは眼のケガに見えます。どんな風になったかは実際にのちほど見ていただきましょう!!そうです!初公開!私の顔(の一部)! でもまずはお話から。。。 それは日曜の朝だった。低血圧の私は、朝の家事がちょっと一息ついてコーヒーのんで、それでもまだ眠いので、ソファで上向いて横になってごろごろしていた。横には子犬のようなかわいい次男Mが遊び回っていた。 するとMがソファによじ登ってきた。そしていつものように「まま~」と甘い声を出して 私に飛び乗った!! がっつーーーーん!!! いたぁーーーーーーーーーーーーーいいいいぃぃぃぃっっっ!! 今、いいいい、今、 みしっ!!! って言わなかった?なんかものすごく痛いんですけど??? 私は泣いた。声をあげて泣いた。声というより、悲鳴をあげて。 ぎぃや~~~! な、なななななな、なんかどんどん左の顔がふくれあがってくるんですけど???なんか丸いボールみたいなころころしたものが頬骨あたりにあるんですけど????? そばにいた旦那がすぐ氷を持ってきてくれた。(すごいぞ、旦那。これも長年の訓練の成果だね。前はこの敏速さはなかった。「あーあ」とかいって見てるだけだった奴だもの。) ボールはどんどん硬くなる。しかも大きくなる。気になる。。。だって、私だって女だもの。薬師丸ひろこがWの悲劇で「顔だけはやめて!女優なのよ!」と言っていたが、女優じゃなくても顔は止めてほしかったよ! 旦那に鏡を頼んだ。おそるおそる鏡を見る。 !!!!!!!!!! (初公開まであと、2秒!) あ、その前に。 *** 心臓の悪い方は御注意ください *** *** ホラーの嫌いな方も止めておいてください *** *** 血に弱い方もどこかへいったほうがいいです *** では、、、(ちょっと恐いので解像度を下げてお送りします) ぎゃ~~~~~~ ああ、今何人か「うわっ!!!!」っていった気がする。(どうせだったら、恐い音楽でも流せばよかった) だ、だれ??この人だれ?私じゃないわー! 。。。ちなみにこれはその日の午後、数時間たってからの写真。解説しよう!Mが私の頬骨に愛のヘッドロックをくらわし、頬骨にできた巨大血豆がその大きさに耐え切れずとうとう破裂。その結果血が下まぶたのほうにうつってきたのだ!それでまるであしたのジョーみたいになってしまったのだ。 ちなみにこのひとが犯人のM どうです、この面構え。おむつ一丁ですが極悪人です。 もちろん犯人さんはおでこにケガひとつしていません。 それから一週間というもの、私は会社にサングラスをしていった。中で仕事をしているときも、会議をしているときもサングラスははずさなかった。 はずせるか~~~! でも、おかしいのが、「どうしたの?」と聞いて来る同僚にかくかくしかじかで、と説明すると、大抵の人は既に子どもを持っている人たちばかりなので、「あー、私もあったわ~」「おなじよー、私も青あざできちゃったわ」と、自分のエピソードを話し出す。 つまり、あれですか。子育てにこういう負傷はつきものってこと?親として通らなければならない道なのね。くすん。 この青たん。いまだに痛い。小さなボールちゃんが残っているのでゴーグルもできないから水泳もできない。まさかサングラスしてヨガクラスとかいったら、なにもの?とおもわれるだろうから、それもいけない。 あー、御嫁にいったあとでよかったわー。 皆さんも、お気をつけて。
July 16, 2007
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ニコラス君のお見舞に行ってきました。ICUからも出ることができて、さらに今まで入院していたところから真新しい病院に昨日全員移ったということで、その新しい病院へ行ってきました。いや~、この病院、コンピュータのデルがお金だしてるんですよ。なので、名前も「デル チルドレンズ メディカル センター」といいます。金持だ。しかもでかい!壁には Strictly Pediatrics直訳しますと、「完全小児科」「絶対小児科」つまり、小児科だけなんですね。なんかそんな書き方しなくてもただのチルドレンズホスピタルでいいじゃんね。玄関入ってすぐのロビーには、ピタゴラスイッチみたいなこれまたでかいアートがあって、ボールがころころと転がっては鐘をついたり、動物が揺れたり、とものすごい仕掛けだったので、大人も観ていて飽きませんでした。途中、本当に子供だけが対象ですって感じの売店と、子供が楽しめるプレイルームとか中庭とかがあって、工夫が感じられました。ニコラスの病棟は4階北。個室です。入ると結構元気で、いつも見ている通りのニコラスがそこにいました。うちのSと見るとにっこりとして、Sの名前を呼びました。おみやげに持っていったレゴを早速開けて二人で遊び始めました。つきそっていたお父さんによると、鼻づまりは最近ひどくて抗生物質などを処方してもらっていたが、あまり改善せず、日曜の朝に胸の痛みを訴えるようになったので、ERへいったとか。お父さんはそのとき、「明日まで待てばいいのに、そんなおおげさな」と奥さんのことをちょっと思ったそうです。朝の時点では起きてすぐ妹とけんかしていたりして結構元気だったので。しかし、血液検査の結果白血病とわかり、しかも急に呼吸困難になり始め、血圧も下がり、親でさえ面会謝絶になったそうです。そのときの恐さといったらなかったそうです。もしこのまま。。。と考えると。でも、早速始まった治療に反応がよく、どんどん白血球カウントが下がっていっているので、今週木曜に退院だそうです!!!信じられますか。これがアメリカです。日本なら白血病でたった2週間たらずで退院しますか?鼻づまりも実はアレルギー性鼻炎とかではなく、白血病からくる何かで鼻に通じる管が腫れていたため、狭くなり、詰まってしまったそうで、治療を始めた途端、すっかり詰まりがなくなったそうです。退院後は感染症に対して抵抗力がないため、少なくとも半年は幼稚園にはいけません。自宅療養と通いで直します。おかあさんは職場では課長クラス。でも子供のためにこれから半年は休むようです。どんな休みのプログラムを使うのかはわかりませんが、きっとそのうちの3ヶ月は家族介護休暇を使うと思います。これは自分、または家族のメンバーのために使える制度で、私も出産後使いました。出産のため日本は別に育児休暇がありますが、アメリカは介護休暇も同じ制度を利用するため、例えば家族のために3ヶ月休み、その後一年以内に出産しようものなら、すでにその年の分は使ってしまっているので自分のためにこの制度は利用できないことになります。この制度のメリットは、休暇をとっている間は自分の仕事が保証されているということです。休暇後も差別なく、元の仕事に戻れます。もちろん、その後の昇進などにもひびかない、はず、です。はい。お父さんは取締役ではありませんが、社長クラスから数えたほうが早い位置にいる人なので、そう簡単には長期の休みをとることができません。それでも今週いっぱいは休んで、ほとんどパニック状態の家族の生活を支えました。聞くと結構悲惨です。幸い今週は(ニコラスの)おばあさんが手伝いにきてくれていますが、高齢のため、とりあえず家のこまごまとしたことはやってくれているものの一人で車で買いものにもいけず、これまた高齢のおじいさんがヒューストンで一人で待っているということなので来週一度帰ることになりました。そうすると、お父さん一人が妹の送り迎え、ごはん、洗濯、お見舞、仕事となり、とてもそんなことは無理。妹のためにも家の方はできるだけ普通の生活をしなくてはならない。ごはんは私たち友達が順番にもっていくとしても、洗濯とかその他のこまごまが溜ってくるようで、今週はとてもめちゃくちゃなようでした。そして、3歳の妹がこんなことをいいだしたとか。「ママ、私、病気みたい。。。」両親ともに、これを聞いたときはショックだったそうです。つまり、お兄ちゃんであるニコラスに全ての注意が集まってしまい、病室に来る人来る人みな、お兄ちゃんにプレゼントを持ってくる。妹の眼にはお兄ちゃんはいたって元気。なんでお兄ちゃんばかり毎日ママといっしょに寝られるんだろう。なんでママはうちに帰ってこないんだろう。。。。と映るわけです。病気になればママももどってくる。もちろん、最初は病気だといったのは嘘でした。でも、今日なんと本当に熱を出してしまったのです。しかも精神的な熱じゃなくて、本当に風邪をひいてしまった様子。木曜にはニコラスが退院してくる。それまでになんとか妹の病気を治さないとだめなのです。ということで今日からママがうちに帰って妹の看病をすることになりました。もちろんママは夜も妹といっしょ。ママの存在って大きいですね。ママってこんなにかけがえのない存在なんです。でも、でも、。。。私は思わざるを得ませんでした。私の友達であるそのママのことを。確かにニコラスのことも心配です。でも、私にはもっとその彼女のほうが心配。倒れてしまわないだろうか。私の思った通り、彼女は病気にもっと早く気づいてあげられなかった自分を責めているようです。そしてもしかすると自分のあげたものやしていたことが少しずつ原因になっていたのではないか、と考えてしまっているとか。旦那さんにも医者にそんなことはない、これは体が勝手につくり出すものだから、あげたものとかが原因ではないといったのですが、彼女はまだ本当にそうだろうか、と色々考えてしまっている様子。私もネットで調べて、そんなことが原因ではないことはしっていたので、そうじゃないよ、彼女のせいじゃないよ、と私も調べてわかったよといってね、と伝えておきました。そして悪いことに、彼女のお母さんも最近癌とわかりました。ニコラスと同じ日にキモセラピーを始めました。ダブルでショックです。この世で一番愛している人の二人が同時に癌。彼女にはまだ会えていないので、励ますことができません。彼女に会っても涙が出るだけかもしれません。何もいえなくなってしまうかも。だから、そのうち手紙でも書こうかと思っています。私はあなたのことを考えているからって。
July 2, 2007
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先週末土曜日は友達の40歳の誕生日パーティでした。この人は2月に40歳を迎えてやはり盛大にパーティをした人の旦那さん。奥さんが湖でのクルーズパーティを企画しました。今回も大人だけのパーティなので、子供たちはおうちでベビーシッター(これも私たちのお友達夫婦)とお留守番です。6時に出発。ボートは岸辺に並ぶ豪邸を見ながら、ゆっくりと進みます。あいにくとこの日は雨が振ったりやんだり。一階はエアコンつきなので、みなここで食事を食べたり、バンドの音楽を聴いたりして、楽しみました。おいしい料理でした!バンドも前回の人たちと同じだったので、私の好きな音楽をまた演奏してくれたし。後半はスライドショー。友達の赤ちゃん時代から今までを20分にまとめて見せてくれました。顔が娘さんにそっくりで、娘さんのルーツはここだね、ってみんなで言ってました。雨があがったので、2階のデッキにあがってみました。意外なほど濡れていなくて、風を受けながら、暮れなずむ景色を楽しみました。今回はクルーズパーティだったので、客たちも前回ほどフォーマルではなく、私たちもちょっときどったハワイアンをテーマに花柄のドレスとアロハをきて行きました。みんなに祝福されてとても幸せそうな旦那さん。企画したパーティが無事終わって、これまた幸せそうな奥さん、と何もかもが幸せで、招待客たちもみな笑顔で船を下りました。… そして、翌朝。彼らの息子のニコラス君が入院したのでした。胸が痛い、とおきだして、日曜日だったのでERに連れて行ったところ、血液検査の結果、なんと…急性リンパ性T細胞性白血病ニコラス君は生まれたときからのSの仲良し。彼らがうちの近くに引っ越してきてからは食事に呼んだり、一緒に遊んだり、プールに入ったり、ベビーシッターをお互い引き受けたり、と家族ぐるみで付き合っています。なので、それを聞いたときはとてもとてもショックで、以来ずっと沈んだ気持ちです。インターネットで調べたら、8割の人は治るらしいけれど、それでも心配です。ほうっておけば4ヶ月くらいで死に至るそうです。あんなに幸せそうにしていた夜の翌朝にそんなことがあって、二人はその日なにも食べられなかったそうです。以来ニコラス君は小児病院に入院してキモセラピーと放射線治療を受けだしたそうです。薬のせいか、胸の痛みもなくなり、結構元気にしているとのこと。退屈を紛らわせるために他の友達とおもちゃや本を買って奥さんに渡しました。(ICUにいるのでまだお見舞いはできないのです。)最初の一ヶ月はずっと入院。その後2年以上にわたる根気のいる治療が続くのだそうです。…彼らの友達はみな同じくらいの年齢の子供のいる親ばかり。彼らの心痛はどんなにか、と思うと本当に胸が張り裂けそうで、昨日、おとといと私もずっとそのことばかりを考えて、眠れませんでした。まだ4歳なのに、とてもつらい治療を受け続けなければならなくなるニコラス。本当にかわいそう。熱が出たわけでもなく、血が出たこともないのであざでも判断できず、単になんか常にたんが絡むな、というくらいだったし、元気だったので何も誰もそんな重い病気が隠れていようとは思いもしませんでした。でも、デイケアの先生曰く先週末はなんだか元気がなかった、疲れているようだった、とのこと。もし、これが自分の子供なら気づくでしょうか。しかもアメリカの小児科につれていっても、「熱がある」→「熱さましを飲ませて様子を見てください」「たんが絡む」→「結構たんが絡んだままの子供っているんですよ。機嫌がいい限りは大丈夫」といわれるだけで、絶対に発見が遅れる。SやMが何かを訴えても、親として「でもなんかいつもと違う」と気づくことができるのだろうか…。とてもとても不安になりました。そして、ニコラス君とその家族がとても心配でたまりません。私たち友達家族はみんなで順番に食事を持っていってあげることにしました。病院との行ったり来たりで夫婦も憔悴している様子。3歳の妹がいるため、普通の生活も保っていかなければならず、できる限りのサポートはしていこうと思っています。アメリカには白血病患者のための闘病記をつづっていくウェブサイトサービスがあります。白血病だけじゃなくて長期の病気患者のためのサイトだと思います。たぶん、病院から紹介されたのでしょう。そこにぽつり、ぽつりと奥さんが更新を始めました。こういうサービスって便利だなと思いました。だって、病名をきいて打ちのめされているところに、いろいろな人が次から次へと「どう?大丈夫?」と説明を求めるわけで、そのたびに同じことを説明しなければならず、家族としては大変だと思うのです。それがここを見ればなんでもわかる、というふうにしておけばいいわけですから。このサイトには訪問記録もあって、みんな激励の言葉を残していきます。本当に、本当に、ニコラス君が助かることを強く願っています。そしてまた元気にSと遊んでほしい。がんばって。
June 28, 2007
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反抗期は終わったのかと思わせるほどとてもいい子なときもあるかと思えば、親を切れる寸前まで怒らせるほどまだまだ反抗期のS.そんなSの最近のお言葉。ある日私が白いインド綿の涼しげなロングスカートをはいていました。床に座ってSのおもちゃを直していると、向かいにいっしょに座っていたSがこんなことを言い出しました。(以下Sはすべて英語。私の返答はすべて日本語)S「ママ、そのドレスきれい。ぼくそういうの好きだよ」私「ありがとう!きれいでしょ。ママも好きなんだ」S「あのね、ママ、ここ(と、自分の股間に腕をはさむようなしぐさをして)ね、開かないように注意してね」私(ぶーっ!!何言ってるの、この子?と、吹き出しそうな私)S「あのね、開くと中が見えちゃうから、開かないようにね」なるほど。きっといつもデイケアの先生に女の子が言われているのを見て、私に言ってみたんだろうなあ。だって、ロングスカートだから、この時点でも私の股間が見えていたわけではありませんでしたから、見えている私に現場指導したというわけではないもんね。私「ありがとう。うん、気をつけるね。そうだよね、見えちゃいけないよね」というと、コクコクと頷くS。吹き出しそうなのを必死に堪えながら、ママを大事に思っていてくれているんだろうなー、と嬉しくなりました。............さらに、翌日。夕食時のこと。その日あったことをレポートするS。これは単語がおもしろかったので英語でそのまま書いてみましょう。S: Mama, today, Hayley started taking off her clothes, and she almost took off her underpants! (ママ、今日ね、ヘイリー(女の子)が服を脱ぎだしてね、下着まで脱ぐところだったんだ!)私「えええー?!本当?(あの、かわいこちゃんのヘイリーが??)どうしてそんなことしたの?」S: I don't know. She almost show her ... "private". And then, she was laughing. (知らない。ヘイリーったらその…「あそこ」までみせちゃうところだったよ。でね、ヘイリー、ワハハって笑ってたの。)私「へー、それは大変だね。先生にだめって言われたんでしょ?ヘイリーだけだったの?」S: Yeah. Also, Conner and XXXXX (名前忘れた)did that, too.(うん。他にコナーとXXXもやったんだ。」私「あらら。それを見て、Sはどう思ったの?男の子たちはみんな見てたの?」S: I didn't like it. All boys were unhappy about it.(ぼく、嫌だったな。他の男の子もみんな嫌だったよ。)ほんとかいな!!みんな楽しんで笑ってみてたんじゃないの?つーか、その話、実話?このごろSはよく作り話をするので、これもそうじゃないのかと半信半疑。だって、ヘイリーってそんなことをするような子にはとても見えない。お姫様とかが大好きな女のこっぽーい子。とても突然服を脱ぎだすなんて行為は似合わない。それにしても、私は新しい表現を習いました。「プライベート」です。そうかー、そんな風に言えば卑猥に聞こえないんだね。これから使わせてもらいます。S先生。勉強になるわー。
June 23, 2007
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邦題:ホリデイ日本へ里帰りしたとき飛行機の中で観ました。ま、その程度で十分の映画でした。とはいっても、子供の面倒を見ながら横目でちらちら見たり、途中連続で見られなかったりしたところは、次回上映を待ってまた同じシーンを見たりしたので、100%観たとはいっても、断片をつなぎ合わせた感じでしたが、ストーリーは読めたので、それでOKでした。キャメロン・ディアスが出るので、またきっと尻軽女の話だろうなと思っていましたが、やっぱりそうでした(^^;) でも、ちょっといつもと違っていたのは結構真剣にお付き合いするところと、相手が子持ちのジュード・ロウだったこと。私、ジュード・ロウって好きじゃなかったのですが、この映画みるとおでこの髪が後退しつつあるにもかかわらず、「すてき!」と思っちゃいました。キャメロンを見つめるあの眼の表情といったら、チャーミング以外の何ものでもありません。あんな眼で見つめられてみたい。しかし、ジャック・ブラックはなぜこの配役に選ばれたのかぜんぜん理解できません。いやきっと堅実、まじめな役を、真顔をするとすごく厳しく見える彼だから選んだのかもしれませんが、あの人、コメディ俳優ですよ!いつもはとんでもなくおちゃらけた役しかしません。もともとコメディアンだしね。どうしても観ていて、今にも冗談を言い出すんじゃないか、何かやらかすんじゃないかとこちらにコメディを期待させます。だめだなー。それともあれかね。ジュード・ロウとキャメロンの美男美女がくっついて、かたやアメリカではケイト・ウィンスレットと「まさか」ジャック・ブラックがそう簡単にくっつくわけなかろう、と思わせるための作戦ですかね。総合評:普通のラブコメです。★★
June 12, 2007
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ほ、邦画であります!!!アメリカにいながら邦画!でも劇場でみたのではなく、ビデオ。会社から無料で借りられるのです。今回の日本里帰り中、家族で一泊旅行をしたのですが、行き先はスパリゾートハワイアンズ。前「常磐ハワイアンセンター」です。そこを舞台にした映画ができたということでいつか借りようと思っていました。そうしたら、会社に早速入ったので、即ゲット。面白かったー!東北弁も結構みんな上手に使えてますね。ぱちぱち。しかし、昔は炭鉱だったとは知らなかった。常磐ハワイアンセンターのころから名前だけは知ってましたが、あんな背景があったとは。実話に基づいた映画って面白い。簡単にあらすじ:炭鉱閉鎖に伴い、温泉を生かした町おこしをしようとする住民。考えたのはハワイアンリゾート。でも、炭鉱一筋で生きてきた住民と、新しい道を行こうとする住民とのぶつかり合い、裸同然の衣装だけど、やってみようとフラダンスに希望をつなぐ少女たち、男に媚びない「自分で生きる新しい女性」松竹歌劇団出身バリバリダンスインストラクターが、相互に絡み合って、なんとかオープンにこぎつけるまでのお話。今でもあのダンスの先生は教えつづけているというから驚き。女の子たちの(というか、女優さんたちの)フラダンスの上達ぶりにも驚きます。裏話を読んだのですが、本当にみんなフラダンスはど素人だったそうで、何人かバレエなどの経験はあったようですが、動きがぜんぜん違うそうで、かえって覚えているバレエの動きが邪魔になってしまうそうです。それで撮影の合間を縫ってフラダンスばかり練習したのだそうだ。南海キャンディースのしずちゃんまで本当に上手です!!プロってすごい。私が個人的に好きなシーンは男風呂に松雪さんがどなりこんでいくところ。面白いです。あと、椰子の木を町中のストーブで暖めるのは実話なんだそうです。なんか最後ほろりときました。女の子だからですかね。(あ、今文句言った人、だれ?私はまだ女の子よ!!)★★★
June 3, 2007
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帰ってきて復活第一弾のブログは映画評です。 しかも子供の映画(一応)、Shrek 3。いやね、シュレックがここしばらくの間でみた唯一の作品ではありません。何を観たか一応リストしておくと、 The Bourne Supremacy The Holiday(飛行機の中で観た)DreamgirlsCatch and Release (これも飛行機の中)The Pursuit of Happiness つーわけで、結構観ているのですが全くアップする暇ありません!!!旅行の準備だ、時差ぼけだ、帰ってきて仕事に追いつくだ、なんだかんだと全く。なので、そのうち書きますので請うご期待。普通シュレックみたいなアニメはよほどの事情がない限り映画館で観ないのですが、今回はなんと、長男Sの赤ちゃんクラスからのクラスメートであるアレックス君の5歳の誕生日パーティの一部として映画が組み込まれていたので、ありがたくも引率の親たちも観ることができました。最初にポップコーンとジュースとキャンディーのセットを買って(もちろん、これもアレックスのうちで購入してくれた)、子供たちはみんなで並んですわり、ワイワイと初めての映画館に大興奮。 そして暗くなり、予告が始まる。例によって結構長い予告。でも子供映画前の予告なので、これまた子供向け映画の予告だから、会場の子供たちはみんな大笑い。この当たりはまだいっしょに連れて行った次男Mもおとなしく観ていた。そして本編。実はうちは1も2もみせていない。私は2を観ていない。なのでなんのことだかわからないだろうな、と思っていたが、知らん振りしてシュレックとは、という説明もなしで連れて行った。果たして面白がるものかどうか。しかも物心ついてから初めての映画館だから、暗さや大画面や大音響を怖がったりして…とちょっと不安だった私。ところがなんのなんの。子供たちはもう大ウケ!大爆笑!夢中で大画面にくぎづけ。 大満足の様子。…ところが、M。やっぱ君にはまだ早すぎたよな。予告でかなり時間がかかっていたので本編が始まって半分も行かないころからしきりと「Go, Go, Go」と言い出した。つまり、「外に出ようよ」といってるわけ。おとなしくご命令に従わないと大声で泣き出すこと必至なので、ささささーっと外へ連れて行く。廊下に出ても何も面白いものはありません。ちょっとしたゲーム機とかあるけれど、Mは相変わらず「Go, Go, Go」と外を指差します。外に出たら中に入ってこれないんだよ!!だめ!絶対だめ!しょうがないので、くるくるーっとホールを回って適当に歩かせ、少ししてまた戻ってみる。子供がたくさんきているので、他にも「おしっこ」休憩で親と出て行く子供の結構いた。だから途中入退出は別に誰も気にしない。そしてラスト近くになってまた「Go, Go, Go」。いいかげんにしてよー。えーん、結構ママはこの映画楽しんでいるのにー。というわけで、ちょっと穴があきつつ鑑賞したシュレックでありました。では感想。大人でも十分笑えます。そして超豪華声優陣を思い浮かべると、楽しさ倍増します。今回一押しシーンはシュレックの活躍などではありません。シュレックはどちらかというとこれに比べたらかすんでさえ見える。それは、白雪姫をはじめとするプリンセス陣の活躍です。「バラクーダ」の音楽に乗せて、痛快に敵を倒していきます。また、白馬の王子様が皮肉なことに間抜けな悪役です。このとことん美男美女をコケにするストーリーがまた楽しい。簡単にあらすじをご紹介:「遠い遠い国」の国王が亡くなったため、国を継ぐことになりそうなシュレック。でも怪物であるシュレックは自分には王座はあわないと正統な後継ぎを探しに出かける。ところが、みじめな生活を送ってきた白馬の王子チャーミングが現れ、シュレックの留守中に国が存亡の危機を迎える。囚われた妊娠中のフィオナ姫や王妃たちは…。 子供の映画とは言えど、大人にだけわかるジョークがそこかしこにちりばめられているのでとても笑えます。特にバックに流れる音楽が親御さんの世代には懐かしいものばかり。いい選曲でした。★★★
May 22, 2007
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久しぶりの実家生活も今夜が最後。家族も親戚も別れを惜しんで明日の新幹線の見送りまで皆来てくれるそうだ。ありがたや。。。でも、、、余計に別れがつらくなる。きっと明日は涙でぼろぼろになるだろう。泣かないで、笑って、またすぐ会えるって思って明るく別れようって、母は言うけど、一番先にホームで泣き出すのはいつも母だ。そしてもちろん次は私。とてもとても楽しい里帰りだった。特に次男Mにとっては初の日本、そして長男Sは七五三もやったから、思い出深い里帰り。相変わらずの家族、でもめったに会えない孫たちに最初てこづっていたけど、ようやくなついてもらって、孫たちととても仲良くなった両親。今ではおじいちゃん・おばあちゃんに話しかけるのにすっかり日本語が出てくるようになったS。そして、きた時は言えなかったのに、今は「じぃじ、ばぁば」と言えるようになったM。みんな、みんな、いい思い出。私が幸せでいる姿を見るのが一番幸せだって、両親は言った。はい、私は今とても幸せです。アメリカに家族や昔からの友人は居なくて一人だけだけど、なんだかんだ言ったって、優しいだんな様、次男にたたかれてもやり返さないようになった、お兄ちゃんS、活発で、見ているものをはらはらさせるけど、かわいいMこんな3人に囲まれて居るから、私は頑張れます。大丈夫、これからもっと幸せになるから、どうか心配しないで。だからどうか体を大切に。私も二人が健康で仲良い姿を見るのが一番幸せ。これからは、スカイプでも話せるし、大丈夫、世界は近くなるよ。そしてめまぐるしく変わる日本よ、しばしのさようなら。また来るね!今度会うのを楽しみに。。。
May 8, 2007
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お久しぶりです(って、いつものペースだって?)今、日本に帰国しております。勤続5年のリフレッシュ休暇を使って2週間だけの里帰り。久しぶりの日本でやることといえば、食べること!いやー、食ってます。食いまくってる。せっかくジムにいって体重落としたのに、すっかり元通り。いやそれ以上。ご飯がおいしくて毎回2杯はペロリ。まずいです。そして、もちろん親戚や友人に会うことですが、会い足りません!ぜんぜん時間がない!会えない人、申し訳ない!デモね、ゴールデンウィークだからみなさんも予定がおありでしょうと思い、前々日とかに電話して会える人にだけ会ってます。だってせっかくの大型連休の予定を変更させては申し訳ない。そして今回ひそかに力を入れているのは長男Sの日本語教育です。日本語しかわからないおじいちゃん、おばあちゃん始め、うちの家族の面々と話していて、一生懸命特訓されております。とはいっても自然な形での特訓ですが、上達ぶりはというと、最初こんな感じだったのが、「あのねー、これブロークンしたの。フィックスする、おばあちゃん」今はこうなりました。「あのねー、これ壊れちゃったから、直して、おばあちゃん」(うーん、何回もこの日本語が使えるっていうことはいろんなものを壊してるんだな、長男^^;)頑張れ、その調子!なるべく同じくらいの年の子と遊ばせています。そうするとどうしても一緒に遊ぶために日本語使いますもんね。昨日も友達とその子供たちと会いましたが、友達が「すごいの、発音が英語だから、時々なに言ってるか解らないの。『エレベーターに乗って下に行きたい』ってのが「えっれべいたーで、ダウンする」っていうもんだから。」とのこと。そうなんです。文法が日本語で単語が英語なもんで、わかんないですよねー。こんな感じでどうにかコミュニケーションしてますが、2週間じゃぺらぺらまではいかないよなー。せめて一ヶ月いられるとぐんと上達するんだろうが。(そして英語を話すパパ無しで)そうなの、パパがこっちでも子供と英語で話すもんだからそれも妨げなのよね。日本語で話してくれ。パパはというと、こちらも久しぶりの日本を満喫中。ラーメンだ、電気屋だ、おじいちゃんと卓球だ、サッカー観戦だ、友達とテニスだ、と毎日スケジュールが一杯。しかも久々の春。桜も咲いてる、新緑はきれい、暖かな陽気。私にとってもいい思い出になりそうな日本です。
May 4, 2007
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アメリカ大リーグには日本人が最近ワサワサおりまして、さぞや在米日本人で野球が好きな方は毎日のようにTVで日本人選手がみられるから喜んでおられることでしょう。え、私?…実は野球オンチであります。ルールとかは知ってます。その昔ソフトボールをやってましたし。が、やれマジック点灯だ、どのチームにはどの選手がいるだ、ア・リーグ(?)とナ・リーグ(??)にはどのチームがあるだ、などなど、日本にいたときからほとんど無知。つーか興味なし。私はなぜかプレイするのが好きだけど、見るのは興味ない。だから特に好きなチームもなく、だからこそアンチ巨人であり、父が毎日のように大騒ぎしているのを見て、「お願い!延長にならないで~!私の大好きな○○(映画)がまた流れちゃうじゃないのー!!」とはらはらしておった。ビデオをセットしてもその当時は延長を感じ取って勝手にビデオ録画機能が時間をずらしてくれるわけでもなかったし。映画好きな私はほとんど野球を恨んでいたに近い。で、こちらに来てもちろん、子育てに時間をとられているせいもあって、ほとんどTVも見なくなった。野球放送なんてもってのほか。そして今日カイロプラクタへ行ってボキボキしてきました。先生に「私今週日本に帰るんです。飛行機の中でできるストレッチとかあったら教えてください。」というと、2つほど教えてくれたあと、目を輝かせてこんなことを話し始めた先生。「いいねえ!日本にいくのかあ。僕も行きたいなあ。君、野球ファン?」「?(なんでそうなるの?)い、いえ特に…」「あ、そう。僕が日本に行くとしたら一番の理由は野球だな!野球が見たいんだ。とっても人気あるんだってね。」「はあ、そうですね。一番あると思います。」「イチローとかすごいよね!毎回興奮しちゃうよ。昨日のマトゥダカ見た?」「??マトゥダカ?」「そう!マトゥダカ。昨日どうにか勝ったけど」ここで、松坂ね、とピンと来る私。実はここに来る前に偶然同僚から「昨日の松坂見た?」とゲームの話を聞いていたためだ。どうやら4ホームラン連続で打たれたけど結局チームとしては勝ったらしい。「ああ、松坂ですね。」「あ、そうそう、マツザカ!危なかったなー。いつもの彼じゃなかったな。彼は本当にすごいよ。」「はあ。」「僕ね、イチローがフリーエージェントになったら次はヒューストン・アストロズに来てくれるといいなーって思ってるんだ。どうかな。来てくれるかな?」「どうでしょうね、日本人は日本人の多いところに行くと思うから…」「だよねー、やっぱり、松井のいるヤンキースだろうなあ。あーあ。」いやはや、先生、弾丸のように話す、話す。「日本→野球」で火がついちゃったみたいね。「そんなにイチローがすきなんですか。いや、実はうちにアストロズの今シーズンの広告が先日入ってまして(即効捨てたけど^^;)、マリナーズが6月にヒューストンに来るそうですよ。」「えーーーー!!!本当っっ!?じゃ、僕行かなくっちゃ!」「今ならまだチケット余裕で取れるんじゃないですか?」「あ、それなら心配ないんだ。僕の弟がアストロズのシーズンチケット持ってるから、それで行くよ!あ!しかもその席ってライト側だ!イチローのすぐ近くだ!ああ、嬉しいな。待てないよ。」まるで少年のようだ。既に心はイチローとの出会いを夢見て超うきうき状態。先生、私はたった一言「日本に行く」といっただけでこんなに先生を幸せな気持ちにできて嬉しいです。私もその広告見たときにチラッとイチロー見に行ってみたいな、と思ったけど、子供が2~3時間も耐えられるとは到底思えないので、また次の機会にしよう、と思った。小さな子供がいても見に行っている人っているもんなんですかね。みなさん?
April 24, 2007
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4月ですね。4月といえば、ご入学ご入園。うちのSも4歳でこちらの日本語補習校の年中すみれ組に入園です。ここはいずれ日本に帰国する子供のために、帰国したときに国語の授業についていけるように国語だけを補習するところ。とはいっても7割が永住者の子供。やはり、私たち永住者とはいえど、日本語を子供に身につけてほしい、それにいつ何があって日本に帰国しないとも限らないから、そのときのために日本語は学んでほしい。そんな思いで、うちも入園させたのです。入園前には日本語の指示についていけるのかどうかを見るための日本語面接がありました。なんだかお受験じゃないですがドキドキしました。「お名前は?」から始まって、なんとか最初はこなしていました。ところが何問めかで「好きな色は?」との答えに「ブルー」、日本語ではなんていうの?と聞かれて「…」。このあたりから怪しくなってきました。そしてこれは我が家に残る笑い話になりそうなエピソードがひとつ。先生「じゃあね、ここにバツを書いてください。」S「…(すごく小さい声で)バツ?」先生「そう、バツ」S(黙々と描きだす。)ここで、Xを書くどころか、横長の長方形を描き始めた彼。横で見ていた私も口出しはできないので「なんじゃこりゃ?」と思いつつ見守る。そして長方形のなかにさらに4つの長方形を描いていく。この時点で私はピーんときた。何を描いているかわかったけど黙っていた。そしてSはもうひとつ横に長方形を描いてペンを置いた。先生「…わー、すごい大作だね。何を描いたのかな?」S「…バス…」先生「あ、バスか。…(大きなXの絵を見せて)あのね、バツだよ。バツってこれ。」S「…」 私は心の中で「ぶーーーーっ!!」と吹き出してしまった。やっぱり! バツって言葉をなんだか知らないからバスだと思ってバスを描いちゃったんだな~。そんなずっこけ面接試験も無事通って、祝!ご入園!だったはずだった。ところが、なんか乗り気ではない。クラスの他の女の子なんてもうこのクラスに通うことが楽しくて楽しくて仕方ならない様子。確かに大泣きの子もいたけれど。うちはとりあえず泣いてはいなかったがつまらなそーにしていた。そして先日第2回。もう最初っから「行きたくない、つまらない、いやだ~!」と、(もちろん英語で)ごねていたので、じゃああとでいいところに連れて行ってあげるから、何々をあげるから、などと誘い出し、ほとんど誘拐状態で連れて行き、着いたら「本当にいやなんだ~~!!」と大泣き。車から降りることを拒否!親もこの日は総会に出席しなければならず、時間どおりに入らないと始まってしまう。それなのに車から降りるのにかなり時間をとってしまった。どうにか「ママは今日他のママたちとお話をするって約束してるから、お願い」と説得。わーんわんわん、と泣いているSをクラスへ。みんなはとっくにお遊戯と歌を始めていた。Sは私から離れずべったり。でも、カスタネットを渡されたらやってみたかったのか、とりあえず抱っこ状態から降りてくれて、みんなとカタカタ。次は鈴で、シャンシャン。そしてみんなで長い列になって汽車ごっこ。少しずつ、少しずつ、泣き止んで参加するようになった。そこですばやく隙をみて出てきた私。後ろ髪は引かれたものの、総会へ。大丈夫かなー、と総会の間中気になった。やっと迎えの時間。行ってみると先生が、「最初だけ元気なかったけど、お外の時間になったらとっても楽しんでましたよ。そのあとは大丈夫でした。」と教えてくれた。ほっ。今度は本人に聞いてみる。私「どうだった?楽しかった?」S「うん。」私「ね、大丈夫だったでしょ?また来れる?」S「うん。」ちょっとこの「うん」しか言わない反応がイマイチ不安にさせるけど、しょんぼりした顔じゃなくて笑顔で出てきたので少し安心。何が一番楽しかったか効いたら「カスタネット」とのこと。初めて見る楽器だもんね。カスタネットさまさまだ。 日本語も理解できるけど、あまり話せない、知っている友達も皆無に等しい新しいクラス。月~金で朝から夕方まで保育所で、そこには大好きな友達もたくさんいるけど、せっかく親と一緒にいられる土曜日にいつもより早起きして午前中他の学校に行くなんて、と確かに行きたくない理由はいくらでも考えられる。あんなに大泣きされると、将来的に本人のためにも良かれと思ってしていることでも罪悪感が…。先生はいう。「そのうちお友達もできて楽しみになるようになりますよ」本当にそうなることを祈る。切実に! キーポイントは日本人の子と遊ぶ機会を増やすことかなー。日本語が話せて楽しい!って思ってもらえればいいんだもの。私も努力しよう。
April 16, 2007
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昨日、うちに帰ると郵便配達不在通知が。差出人は「外国」としか書いていませんでした。ということは漢字で書いてあって読めなかったという意味。ふーむ、うちの家族が食べ物でも送ってきたか?と思い、悪くなるものだったらまずいから早くとりに行こうと、翌朝郵便局へ。すると!!!!!ブログで仲良くさせていただいている ちった★ママさんからのプレゼントでした!見てみて~!こんなシックな巾着とハンカチをいただきました。実はハンカチにはちゃーんとイニシャルまで刺繍してあります。作品を見て一言。「すごい、わたしにはこんな高度なの縫えない…」だって、ハンカチなんて2重なんですよ!!表と裏で布が違う!!しかもふちにフリルまでついている!!ちった★ママさん、ありがとうございました。大事に使わせていただきます。心のこもったメッセージまでついていて、読んでとてもあったかーい気持ちになりました。ブログやってると、こんなこともできるんだなーと感動しちゃいました。ちった★ママさん、これからもよろしくお願いします。
April 12, 2007
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邦題もそのままバベル。…。これは、文学のわかる人には意味のある映画でしょう。つまり、文間の読める人ね。しかし、物語の表面だけを追って行く人(ずばり、うちの旦那みたいなエンジニアな奴)にはわからない映画です。なんでかというと、菊池凛子出演シーンが露出多すぎるからです。ほとんど露出狂です。なぜあんなことをしなきゃならんのか、ばーか、みたいに思っちゃう人は理解できていません。菊地凛子さん曰く、「彼女はああしないと引き止められないと思ったから脱いだんです。」なるほど。しかし、ここで「読めない」人の反論:だからってあんなことを聴覚障害者の少女がみんながみんなするわけないだろう?だから、彼女の場合きっとそこまで思いつめていたってことでしょう。何かほかの人のやらないようなことで、咄嗟に相手をひきつける方法、ということであのような手段に出たのでしょう。人間必死なときはどんなことをするかわかりませんからね。しかーし!ここで問題なのは、そのシーンが日本だということです。ここで一気に日本女性はみんなあんなのか???みたいな誤解を招きそうなことです。もうこれは文学がわかるとかそういう問題ではなく、見たままだけを即理解するのが大半の人々ですから、あの印象が強烈に残るわけです。その証拠に私のボス(女性)までこんなことを。「あの日本の部分は要らなかったわね。日本に対して変な誤解をしてしまうわ。」こんな意見はほかにも聞きました。当然の意見だと思います。もう少しなんとかならなかったのか?なんで日本なのか?コミュニケーションの取れない意味は理解できましたが、特に私のような在外日本人は日本が映ると思ってワクワクしてみているので、あんな誤解を与えるシーンを見ると、意味云々の前にとても恥ずかしくなってしまうのです。ちょっとがっくりしました。この映画で好きな部分はメキシコ編です。やはり監督がヒスパニックなせいか、一番身近で正直に作れているせいか、あれは現実に起こりそうなことだな、と思いました。アメリカには不法滞在者を安く雇っている人はたくさんいます。小切手は宛名を書かないで切って、なんてことも結構あります。(つまり、そういう人は銀行口座を持っていないので、持っている人に後日現金化してもらうのです。)不法滞在者なしにはうまく機能しない国になりつつあります。そんなアメリカへの皮肉、そして不法労働者の苦悩がうまく描けています。一番リアリスティック。主役?のブラッド・ピッドのエピソードはこの二つのエピソードおよび銃を撃つ子供のエピソードに比べればかすみます。とってもわざとらしい展開。監督が描きたかった意味はわかりました。でも、正直いってメキシコ編ひとつをじっくりやってもよかったような気がする。ゴールデン・グローブとったので、ちょっと期待してみていたのですが、残念。★★★です。
April 7, 2007
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Mは昨日から(いや潜伏期間もあるからもっと前からですが)ひどい不機嫌です。それは病気だから。しかも、ふたつも!中耳炎 あ~んど ヘルパンギーナ!へルパンギーナは日本ではそんなに発生しませんよね?育児書には載っているけど、実際やった子供の話を聞いたこともない。手足口病ってありますね。あれの口集中型のものです。ウィルスも同じ系統のもの。口の中に超大きな(または小さなのがたくさん)口内炎ができ、飲むことも食べることもつらいため、本人はお腹がすいているので食欲はあっても口にいれると痛むので一口食べては「うぎゃー!」となり、その後2分は軽くのたうちまわってます。そしてまた一口。水もしみる。牛乳とかは比較的しみない、と育児書にありますが、いえいえ、そんなことはございません。ごっくん、うぎゃー!です。長男Sもなりましたが、そのときはもう空腹と軽い脱水症状で、ぐったりと床に横たわっていました。うつろな目で「食べたい、、、でも食べると恐い」とりんごとかを見つめていましたっけ。口内炎なので治るまでの期間は大体1週間。今回は次男M。ふたつの巨大口内炎が彼を襲う!(まじであんなでかい口内炎出たことありません。私の小指の爪くらいあるよ。すごく痛そう)しかも中耳炎も発生したため、抗生物質を飲ませなければならず、それもしみるらしい。朝晩飲ませるときは旦那と二人がかりで、一人が抑えているときに一人が注射器のようなもので無理矢理飲ませる。その図といったらほとんど虐待です。飲ませ終わるともちろんのたうちまわるM。こちとら緊張して抑えているので、冷汗ピッしょりで、息まで荒くなっちゃいます。薬はこれだけではなく、痛み止めのため、イブプロフェンもあげます。これまたしみるらしい。あまりにも可哀想なので、大人用の口内炎の薬を塗ってから食べさせたり薬をあげたりすることにしました。この薬は本当は2歳以下の子供には「医師と相談のこと」となっています。だからものすごーーーく少量を塗ってあげました。するとこれもしみるらしく、最初泣いていましたがその後けろり!ごはんもパクパク、飲物もゴクゴク平気でした。薬はというと今までのトラウマからか注射器をみただけで「ぎゃ~~!」ですが、飲むと「あれ?なんかいたくない」っぽい顔をしてました。その後、「医師に相談」。すると「だめです。まだ早すぎます。あげないでください」とのこと。旦那が電話で聞いたので、それ以上は追求しなかったらしい。私が「なんであげちゃだめなの?あげるとなんか後遺症とか残るって?」と聞くと「知らない」そうな。いつものことながら埓が明かーん。なのでもう一度追求することに。すると「あの薬は麻痺させるので、口内炎をかためて覆う前に喉のほうに唾液といっしょに流れていって喉を麻痺させると、まだ赤ちゃんの力ではものを飲み込んだり吐き出したりする筋肉が弱いので、特に何かを食べる直前につけたりすると窒息したりする可能性があって危険なのです」だそうだ。後遺症とかの心配はないということなので、気を付けてあげる分にはいい、と。ドクターの承諾があったので、堂々と極少量をつけてあげることにした。それだけで食べたり飲んだりできるようになるんだもの。いいじゃない。今日は旦那が会社を休んだ。実はMはいろいろあって先週もちょこちょこと保育所にいかなかったので、そのとき私も休んだ。もう有給残ってないよ。明日私が休むわけにはいかない。しょうがないので、今日はコンピュータを会社から持って帰った。家で夜仕事するか。。。は~。ライオンキングのCDでも聞きながら仕事して、気でもまぎらわそ。
March 27, 2007
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