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前回の日記ではタイルの補修方法について解説しました。
http://plaza.rakuten.co.jp/idaken2007ms/diary/201110300000/タイルの補修は足場を掛けてから補修箇所を確認、そこから数量を計算し見積金額を確定する実数精算項目です。
数量を誰が計算するかというと補修箇所を確認する施工会社です。
人を疑うのはよくありませんが・・・
競争により大規模修繕工事を受注した場合利益が少ないので、契約後追加工事を増やそうとあれやこれやと策を講じることも考えられます。
補修箇所の確認を下地補修業者が行う場合は、数量を増やせばそれだけ売上が増えます。
施工会社の監督さんが手を抜いて、業者に任せきりだと過剰な補修範囲が示される恐れがあります。
タイル補修箇所の金額は馬鹿になりませんので、補修範囲が正しいか施主である管理組合がきちんと検査する必要があります。
とは言っても・・・
建築に詳しくない方が見ても、施工会社が示す数量が果たして妥当かわかりません。
ここで、イダケン事務所の出番です。
施工会社が作成した補修図面を片手に、足場にのぼり、補修箇所に間違いがないか細かく確認していきます。
役員さん、修繕委員さんに声を掛け、いっしょに検査を行うこともあります。
写真の現場ではイダケン事務所から二名、役員さん二名で検査を行いました。
写真のタイルに貼っている青いテープは補修箇所
写真下の図面は補修図です。
イダケン事務所は施主を代わりに施工状態をしっかりチェックします!
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