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エレベータがあるマンションでも低層階の居住者さんが頻繁に使う共用階段。
新築時に防水モルタルの使用だと床面が亀裂だらけだったり、塩ビシートを貼っても接着が甘くベロベロに剥がれてきたりと、一回目の大規模修繕時には改修を検討するマンションが多いです
写真は塩ビシートが剥がれてきている階段です。
ここに水が入ると床面が膨らみ、歩行に支障が出ます。
剥がれがひどいと、再接着するのが困難なので張替えをすることになります。
既存の塩ビシートを全て剥がしてから新しいシートを替えをしますが、貼る面の下地を調整したり、ウレタン防水をかけたりと、剥がしてからすぐ新しいシートを貼れるわけではありません。
貼り替えの途中に、雨が降った場合滑って危険です。そこで踏段の滑り止めをギリギリまで残しておきます。
安全への気配り、住みながら大規模修繕を行なう上で、とても大切なことです。
滑り止めの金物は撤去し、滑り止め付きの一体化した塩ビシートに張り替えます。ウレタン防水(端のグレーの部分)を終え、踏段部分を貼り終えました。
ぐっと高級感が出ます。
手摺の下の部分は以前は塗装を塗っているだけ。防水性能がなく、ひび割れを伝って下に漏水をお越していました。この部分にはひび割れを補修、手摺元にシーリングを施工し、ウレタン防水を塗布しました。
美観を良くするだけではなく、折角工事をした部分は一日でも長く性能を維持したい。そのためにイダケンは施工状況をしっかりとチェックします。
http://www.11kanri.com/daikibo.html
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