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カテゴリ: 防災・防犯

ニ週連続の記録的な降雪!びっくりですね。

車窓から雪景色を見ながらブログを書いているイダケンです。

平時には想定できないトラブルがマンションで起きています。

1.落雪被害:屋上(斜めの屋根)に積もった雪が落ち、下の駐車車両を破損させた

→地下駐車場の浸水被害と同じ考え方であれば、共用部分保険の適用は難しそうです。管理組合の責任はどこまでか?が問われますが、天災クラスの大雪+雪下ろしができるような場所ではないことを考えると、損害責任までおよぶかは疑問です。

2.エレベータ冠水:屋外に面したエレベータが積もった雪が扉からなだれ込み、下にある制御機械に水浸しになった

→台風等の強風時にありそうな事故です。台風時の吹き込みと同様ならば、共用部分保険の適用は難しそうです。エレベータ会社の修理は高いので大きな出費になりそうです。

3.敷地内通路に積もった雪に足を取られ、骨折事故

→雪かきをしないで数日間放置していれば、管理組合に責任は追及される可能性ありそうですが、そうでなければ個人責任になると思います。大雪の予想がでれば、エントランス付近にスコップを置き、居住者が協力して雪かきできるようにすることが必要です。

今回のように20年に一度と言われる大雪が続くこともあります。

以前の記事にも書きましたが、トラブルをなるべく少なくするための対策は必要です。


雪かき用スコップ(スノーダンプ等も必要)、融雪剤の購入

共用部分や敷地の使用について、天災時保険適用や管理組合責任についての組合員周知

等が考えられます。

大雪が降った後すぐに、ホームセンターに足を運んでも、除雪用品は売り切れで手に入りません。

組合員への周知が不十分であると、事故が起きた時に組合責任範囲をめぐって揉めることがあります。

皆様、雪かきで腰を痛め内容に気をつけてくださいね!

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最終更新日  2014.02.15 08:59:46


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