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イダケンが住んでいる分譲マンションは野村が管理しています。
今年築10年目を迎えますが今のフロントマンは確か6代目か7代目。今のフロントマンは少し長めですが、基本的に2年も経たず担当が交代している計算になります。
顧問契約をしている大手S社の二つのマンションでは、最近2年も経たずにやはりフロントマンが交替しました。交替してくれとイ言う組合の要望はありません。
契約先の他物件を見ても、大手であればあるほど、担当のローテーションが早い気がします。
管理会社選定の際には、担当予定者の経歴等も評価対象としていますが、どんな優秀なフロントマンを担当につけてもすぐに交替するのであれば、評価に入れる意味がないのかな・・と思ってしまいます。
イダケンは管理業界に15年ほど身を置いています。
管理会社時代は約10年間フロントマンを務めていましたが、一つ一つのマンションの個性を知り、個性に合わせたノウハウを十分にいかせられるのは短くても3年、長ければ5年ほどかかるなと思っています。
管理会社の引き継ぎは事務的です。
新旧担当者が同時出席するのは1、2回。ひどい時には、同席なしにいきなり新任の担当者が、しかも単独で現れることもあります(上席者も立ち会いません!)
デベ系の管理会社は、「よく一番自分たちが親会社が分譲したマンションを知っています」。と自信を持ってアピールしますが、掘り下げて話を聞くと、あまりにも契約先マンション個別の過去の経緯を理解しないことについて驚かされます。
長くフロントマンが在任すれば必ずしもメリットが出ると言う言う訳ではありませんが、1-2年のスパンでコロコロ担当者が変わるのは問題があります。
管理組合は持ち回りで1年総入れ替えで執行部たる役員が入れ替わる。補佐する管理会社も1-2年のスパンで担当者が替わる。
よほど引き継ぎや継続性を担保するためのシステムがなければ、マンションはうまくいくわけありません。
ブログ記事でも何度も書いていますが、管理会社は吸収・合併が盛んで、企業のMEGA化が進んでいます。
大手と言われる管理受託戸数10万戸の管理会社の、全国の分譲マンション管理戸数シェア率は約50%です。
業界団体の役員の大部分は大手と言われる管理会社から派遣されています。
1年任期総入れ替えの業務の継続性が困難な管理組合。次から次へと担当を変えていく管理会社。この構図だから、分譲マンションの管理がずさんになるんだとイダケンは感じています。
【お知らせ】
イダケン事務所では2014年10月13日(祝日)に新宿にてマンション管理セミナーを開催します。
テーマは「理事会運営力UP」です。
任期、人選、引き継ぎ、合意形成等でお悩みの方。
セミナーで勉強したことにより活路を見いだせるかもしれませんよ!
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