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大規模修繕竣工後はアフター保証期間があります。対象となる部位は、保証期間中に不具合を指摘をすると無償で補修してもらえます。
組合が黙っていると対応してくれないので自主点検を行います。
人間が作業しているものなので、完璧なものはありません。きちんと点検すれば、必ず不具合は少なからず見つかります。
流れとしては・・・
全戸にアンケート配付(バルコニーは各戸が調査をし指摘をもらう)
↓
アンケート集計
↓
管理組合による自主点検実施(コンサルタントも立ち会います)
↓
アンケート+点検指摘事項について補修依頼
↓
施工会社による補修
↓
管理組合による完了検査実施(コンサルタントも立ち会います)
↓
検査時指摘個所補修
↓
完了報告書受領
になります。
大規模修繕契約時にアフター時の取り決めしないと対応をしてもらえない場合もありますので、しっかり確認し、必要があれば契約に盛り込みましょう。
アフター点検や検査時の管理組合立ち合いは持ち回りの理事がやる場合もありますが、イダケンは大規模修繕時にかかわった理事や専門委員会のメンバーが同席することを推奨します。
無償補修の対応になるのは大規模修繕の契約範囲のみ。工事発注の詳細を知らない持ち回りの理事会では、適切な指摘や検査を行うことが難しいからです。
保証期間中は施工会社が無償で手直しを行ってくれますが、保証が終わると、すべて管理組合負担で修理を行わなくてはなりません。
アフターをきちんと行わない=管理組合財産に損を与える
ことにつながります。
時間をかけて建物を見て回ると、日常管理の不備が見つかることもあります。
普段時間をかけてみる建物を見る機会は中々ないので、この機会にしっかりと状況を確認し、不具合は施工会社へ、管理状況は管理会社へ是正することで、適切な管理を実現することができます。
【御礼】
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