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イダケン事務所では、定期的に所内スタッフが全員集まってミーティングを行います。

ミーティング前に、現在大規模修繕工事を実施しているマンションの長期修繕計画作成の確認会を行いました。

まず、技術スタッフが

1)大規模修繕で実施した際のデータをもとに建築工事を実態の金額に近づける。

2)設備工事をイダケン事務所のコンセプト(設計思想)に見直す。

3)管理会社作成の計画との違いが何かを明示した比較表を作成する。

を勘案し、長期修繕計画書のイダケン事務所バージョンを作成します。

次に、マンション管理士(当事務所は会議は原則2名体制で出席)と意見交換を行い、理事会や専門委員会にどのように説明するか協議を行います。この場にはイダケンも参加します。

打ち合わせ後に素案を作成し、委員会で説明。



タイトル・・の内容ですが、管理会社作成のものとイダケン事務所作成の資金計画の差が2・3割違うことがあります。

所員から不安視する声をあがりますが、イダケンは特に問題が生じるとは考えていません。

なぜなら、管理委託費を見直した際に、これまでの委託費と、見直し後の委託費が、競争や仕様最適化により2・3割下がることはざらにおきます。

管理会社が設定したコストや仕様が同様にオーバースペックや割高であれば、長期修繕計画のデータも同じような事象が起きる可能性はあると思います。

高すぎる、過剰すぎるは、企業の思想によって、起こり得る話です。

技術者が見れば、同じ長期修繕計画ができるわけではありません。設計思想や企業思想(売り上げをどのくらいあげたい等)によって、資金計画は大きく変わるものなのです。








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最終更新日  2018.05.13 10:08:34


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